映画のまとめ 『ゾンビ・リミット』、とか。四本。


ゾンビ・リミット [DVD]

エミリー・ハンプシャー,クリステン・ホールデン=リード/松竹

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 ゾンビ映画とは、ちと異なる。
 ウイルスに感染するとゾンビのよーになってしまうが、
 ワクチンの接種によりその症状は抑えられ、普通の人間として暮らすことができる。
 しかしワクチンの精製が間に合わず、
 提供が停止されるかも、とゆー噂が流れ始めて…。

 とゆー、
 「ゾンビ」の存在が社会問題の一つとして認識されている世界のお話で、
 これは、なかなか面白い。

 病院はゾンビ化を抑える治療を続けるが、人工的なワクチン開発の目処は立たない。
 一般のニンゲンは感染者の存在を恐れ、差別的な態度や過激な行動を起こすよーになる。

 主人公の女性は、治療を担当する医師で、
 過去に両親をその伝染病で亡くしており、また彼氏が感染していることを公表出来ずにいた。。。

 このシビアな世界観の描写が、リアルでよかったな。
 感染者を守れってヒトと、
 ワクチンをくれってヒトと、
 感染者を殺せってヒトが、混然としており、
 そして悲劇が…、とゆーね。

 わたくしがゾンビ映画に求めるのは、こーした変貌する世界の姿なので、
 その辺、たいへん堪能できました。
 そっちへ行くのかー、ってゆー苦い展開も、これはコレでね。
 ニンゲンの本性わっ! っつー。

 ホント、
 最期の一言で、
 印象がガラッと変わるから、面白いもんですよ。


キョンシー [DVD]

チン・シュウホウ,クララ・ワイ,パウ・ヘイチン/松竹

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 キョンシーと云えば、
 一昔前、日本でもブームとなった中国の妖怪みたいなもんで。
 本作はそのブームの基となった『霊幻道士』の、まさかのリブート!
 そー云われてみると、確かにいろいろ合点がゆく。
 タイトルは『キョンシー(一応、邦題ね。)』だが、ストーリーの中心は明らかに「道士」で。
 しかもシリーズで道士を演じた方々が出演するとゆー、ちょっとしたメタ構造にもなっているのだ。らしいのだ。

 キョンシー・ブームはわたくしもリアルタイムに体験しましたが、
 その時に観ていたモノが『霊幻道士』だったか、『幽幻道士』だったかも覚えていない、
 その程度の思い入れなので、この映画を骨の髄まで楽しむことは出来ませんでした。
 キョンシー目立たないなーとか、
 急にバトルが始まるなーとか、完全に置いてかれる始末。

 しかしあの捻ったラストと、リブートとゆーネタに気付くとまた違う味わいの、
 じつはマニアック向けの映画だなとおもいました。


デッドハング [DVD]

サラ・バトラー,D・B・スウィーニー,マルコム・マクダウェル,イアン・ゴメス,アダム・トメイ/アルバトロス

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 ある大企業に勤める女性役員は、
 同僚の突然な自殺から会社の不正に気付き、上司へ報告する。
 上司の指示に従い、
 一人、会社に残されると、相談役と呼ばれる男が現れて…。

 とゆー、
 とてもシリアスな、サスペンス・ストーリー。

 な・の・だ・が、
 この相談役とゆー謎の男が、フランク・ドレビン級に間が抜けた奴で、
 シリアスなドラマをドタバタコメディにしちゃうのだ。
 上司に呼ばれ、会社に現れた時点から怪しさを隠しきれず、
 守衛には速効睨まれるわ、
 尋問途中に女は気付いて逃げるわ、
 社内だってのに発砲しちゃうわ、
 やっとエレベーターに女を閉じ込めても中に入れないわで、只々、事態を無駄に大きくしてるだけ。
 元々の、同僚の自殺が怪しまれたのも、コイツが上手く処理できなかったからだしな。
 真っ先に始末しなくちゃいけないのは、コイツだろっつーね。
 なんたるドジっ子!

 驚愕したのは、
 どーしてもエレベーターに入れないからって、メンテナンスに電話しちゃうの。

 そ・れ・だ・け・は、しないでくれよ。映画的にもよー。。。


 ラスト、
 唐突なヨットのクルージングにも面食らいますが、
 まあ、なかなかのアレでしたよ。

 アレ。


モーガン・ブラザーズ [DVD]

デイモン・ヘリマン,アンガス・サンプソン/松竹

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 これはアメリカ南部ではなく、オーストラリアが舞台のお話。
 テキサス拉致られ系なんて分類は存在しませんが、
 伝わる方には、これだけで八割は伝わったことでしょう。

 カンガルーとかシカとかの死体を混ぜて作った肥料が評判の、俺たちモーガン・ブラザーズ。
 たまたま見つけたニンゲンの死体(計六体)も混ぜてみたら更に大好評で、
 やっぱニンゲンだわ! 俺たちモーガン・ブラザーズ~♪
 カラッポな頭でフェスに浮かれるバカな若者を攫っては、細かく砕いて肥料にするぞ。
 俺たち☆モーガン・ブラザーズ~♪

 とゆー、
 ホラーコメディ。

 コメディなので表現はだいぶソフトに抑えてあるし、
 テキサス系のねちっこさもなく、カラッとしてるが、日常とは異なるルールの風景に迷い込む恐怖は、十分。
 とくに髭面で巨体のモーガン(兄)は、話がまったく通じない感じがね…、
 や、意外とそこらの農家に…、
 ま、それはさておき。

 ブラックなコメディとして、楽しめました。


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by y.k-ybf | 2015-07-04 22:02 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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