映画のまとめ 『新幹線大爆破』、とか。 爆発ではありません。三本です。


新幹線大爆破 [DVD]

高倉健,千葉真一,宇津井健,山本圭,丹波哲郎/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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 これわね、
 噂には聞いていたけど、ホントに面白かった!
 今更絶賛するのも恥ずかしいけど、
 邦画でこんな面白いエンタメ映画があるなんて!
 とゆー、
 新鮮な驚きがありました。

 特撮もミニチュアを巧く使ってたし、
 冒頭にある汽車の爆破は、本物の貨物車両を実際に爆破させたロケ撮影で、見事な迫力でした。

 爆弾を仕掛けた犯人グループ、
 それを追う警察、
 何とかノンストップで新幹線を走らせよーと苦心する国鉄、知らぬ間に人質となった乗客。
 それぞれに緊迫したドラマがあり、テンポよく切り替わるのが絶妙。
 若干、乗客の扱いはおざなりだが、(あのロックバンドとかな)
 産気づいた妊婦の顛末などは、
 すっかり油断していたので、ショッキングでありました。

 二次被害を抑えるため、乗客の犠牲もやむなしと判断する政府やら国鉄やら、
 今現在の感覚で観ると、
 衝撃の連続で、アグレッシブな作品の姿勢に惚れ惚れします。
 (喫茶店が火事になった時は、そこまでやるか! とおもいましたが。)

 またこんな邦画の新作を、観てみたいものでございます。


 ホラー…とゆーより、サスペンス・スリラーだとおもふのだが?

 精神に過度なストレスが蓄積して限界を超えると、もう一人の自分、分身が現れる。
 そいつが、バイロケーション。
 ドッペルゲンガーと違うのは、意志があり自発的に行動するトコロ。
 抑圧された精神から生まれたものなので、オリジナルとは反撥する凶暴性をもつ。

 主人公は画家になることを夢見て、
 長い時間を費やしてきたが、結婚してからもその夢を捨てきれずにいた。
 そんなある日、自分と瓜二つのニンゲンが目撃されるよーになり…。

 ネタバレになるのでこの辺にしますが、
 要するに、ドッペルの変型バージョンですね。

 作中の説明がイマイチ腑に落ちないとゆーか、辻褄が合わないとゆーか。
 絵を描いてない時のアイツは何してんの?
 とゆー疑問もあるのだが。
 ま、上手く誤魔化せていると、おもいます。
 本心の幻と、抑制してるオリジナルとゆー対比も、テーマ的におもしろいしね。

 や、一本の映画としてよく出来ておりました。
 『シックス・センス』を越えたとはおもわんけどね。

 で。
 この映画には「表」と「裏」の、二作がありまして。
 わたくしは敢えて詳細を調べずに、表・裏の順に観たのですよ。
 そしたらドッペルゲンガーの話だから、
 そーか、「裏」は反対側の「自分」の話になるのか、そりゃ面白そーだと、期待して観たのですが、
 ラスト五分の結末が違うだけで、他は全部一緒みたいでね…。
 最初からちゃんと観たのに!

 ハッピーエンドか、
 アンハッピーエンドかの違い、ですね。
 わたくしは切れ味が良かった、「表」の方が好きです。

 しかしコレ、
 もーちょいサービスして内容変えてもよかったんじゃないかな…。
 両方お金払って観たヒトは、どんな気分なのだろう?



 スミマセン。
 これは完全に当たりに行ったら、ホロリとやられた一作。
 主演は吉永小百合と、竹中直人。
 監督が堤幸彦。脚本、大石静。

 何も考えずに観ていたが、
 竹中直人が吉永小百合とW主演とゆー時点で、感慨深いものがある。
 あの笑いながら怒ってたおじさんがねぇ…。

 タイトルとイメージから、邪馬台国を研究する学者さん夫婦の話かなーとおもっていたら、全然違くてですね。
 島根のワンマン社長の腕白ぶりを描く前半と、
 邪馬台国研究に本腰を入れる後半の、いわば半々な内容。
 盲目ながら、白い杖を間寛平並にブンブン振りまわす、バイタリティの塊みたいな社長を健気に支える、
 内縁の妻の視点から綴っているのが、本作なのです。
 吉永小百合、イイトコ取りだな、とか云ったらいけません。
 これはたぶん、脚本が上手いんだな。
 悪い印象もチャーミングにおもえるよーに、絶妙なバランスとなっております。
 かるく調べてみたら、
 原作とは別物だし、事実からもだいぶ脚色してあるみたいだし。
 まー、大石静の成果であろう。

 因みに、このワンマン社長の宮崎康平は、
 さだまさしの「関白宣言」のモチーフになったとかならないとかで。
 オモシロいトコで繋がるな、と。


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by y.k-ybf | 2015-07-13 11:45 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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