映画のまとめ 『オールド・ボーイ』、アメリカの。とか、五本。


オールド・ボーイ [DVD]

ジョシュ・ブローリン,エリザベス・オルセン,シャールト・コプリー,サミュエル・L・ジャクソン/ポニーキャニオン

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 ま、説明の必要もないだろー、
 鮮烈な印象が未だ記憶に残る韓国産の映画を、スパイク・リーがリメイク。

 原作は未読なので映画だけの比較になるが、
 ストーリーの大筋は変わってなくとも、
 細かい変更点が微妙に効いて、リメイクの独自性になっているとおもふ。

 いちばん分かり易いのは、
 舞台がアメリカで、主人公のオッサンが白人で、
 20年も監禁される部屋にはテレビがあって、そこには随時ニュースが流されている。
 要するに、アメリカの贖罪を問うた物語だと。
 主人公へ仕掛けられた罰と、監禁の理由が重なるのも、そこへ繋がっておりますね。

 何をしてきたのか。
 そして今、何故こーなっているのか。

 小技の効いた巧いリメイクでしたが、
 韓国のオリジナル版と比べてはいけないとゆーか、
 別物…でもないし…、
 とゆー、
 なんか説明に困る映画でした。

 韓国版は先に観ない方がいいとおもいます。


ホーンティング [DVD]

リーアム・ニーソン,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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 ああ、某ネズミーランドの幽霊マンションを題材にした映画かな?
 とおもたら全然関係なくて、
 63年のホラー映画『たたり』のリメイクなんですって。

 わたくしはその『たたり』を観ていないので、本作のみの感想となりますが…。
 えーと、
 ホラー映画…で、いいんだよね? コレ。
 とゆーぐらい「恐怖」に欠けており、
 屋敷全体がオカルトっぽさ満載してるのに、何一つ「っぽさ」の範疇を越えてないとゆー、
 作っちゃいけないヒトが作ったジャンル映画、の、最適な例となった作品であろう。

 因みに監督はヤン・デ・ポンであるが、
 何も彼だけのせいではなく、
 工夫もない企画や脚本も悪いが、とくにヒドいなとおもたのは、キャスティングだな。
 仕掛け人役のリーアム・ニーソン(覚醒前)はまだいいとして、
 主演のリリ・テイラーは、ホラー映画との相性があまりに悪い。
 ま、これも彼女だけのせいではないのだが、
 何故か、
 全体がファミリー映画然となってしまふのだ。
 虐殺された子供の霊が呼び寄せる、とゆー、『MAMA』と同じよーな設定の話なのにね。

 怪我をした助手を病院へ連れてから一時間で戻る、
 とか云ってたヤツが結局最期まで戻らなかったり、脚本の粗も目立ち過ぎ。

 セットやCGだけはよく出来てる、
 そんなアレだ。


私にもできる! イケてる女の10(以上)のこと [DVD]

オーブリー・プラザ,ジョニー・シモンズ,レイチェル・ビルソン,クリストファー・ミンツ=プラッセ/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 コレは秘密なのだが、
 オーブリー・プラザとゆー女優さんはわたくしのお気に入りで、
 あのおおきな瞳と、
 心底他者を軽蔑して存在すらも苦々しく呪ってるよーな表情が、最高なのです。

 そんなオーブリー・プラザ(なんつー名前だ・・・)が主演の、、、
 100%性的な意味合いしかない下ネタコメディ映画。

 過激とゆーか、度合いを知らないとゆーか。
 やりすぎてセックス・チュートリアルみたいな内容になっております。
 スラングもたくさん出てくるから、勉強になるよ! 何かの!

 おそらく女子向けティーン映画なので、コメディとしてはややウケなのだが、
 貧乳なのに文字通りカラダを張った演技を見せてくれるオーブリーに、
 (今後の活動の心配をしつつ)よくやったと賛辞を贈りたい気分だ。


 伝説のインディアン大酋長の魂と共に黄泉がえり、クソ南部白人野郎をMI・NA・GO・RO・死!

 そんなファンタジックでドリーミーな、リベンジ・ホラー。
 飛躍する展開にポカーンとなるが、
 コレがなかなかアクション映画としても侮れなくて、
 弓やら槍やらトマホークやらを使ったバトルは、フツーに盛り上がる。
 正直、誰に勧めていいのかまったく判らないが、
 B級なイメージを裏切る映画でした。

 あんな前フリで登場するGTOの存在が、ストーリーとまったく関係ないのもフシギでした。


 オランダ産の、サスペンス・ホラー。

 地中に住み、何かから逃げ惑う人々。
 行き着いたのは、
 裕福そうな豪邸の、とある一家。
 主人には叩き出されるが、家族とは次第に距離を縮めて、
 やがて浸食してゆく…。

 とゆー、
 洗脳型オカルトの要素もあるが、
 監督の話だと、
 細かな設定は決めず、想像に委ねてあるそーで。
 確かに、
 見事なぐらい細部は切り落とされており、
 作品のキモは、
 変貌してゆく家族の姿、その恐怖である。
 それも大胆で、緻密とは到底おもえぬ方法で。

 コレをリアルな「洗脳」のプロセスだとはおもわんが、
 滑稽にも見える過程には、様々な恣意が隠されている気はする。

 とりあえず、
 何の役にも立たないシッターは、早急にクビにすべきだ。


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by y.k-ybf | 2015-08-30 10:22 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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