映画のまとめ 『ファイティング・ダディ』、とか。四本。


ファイティング・ダディ [DVD]

ステラン・スカルスガルド/オンリー・ハーツ

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 またこの、タイトル。
 中身と異なっているわけではないが、
 ソフトを供給する側として、コレで売れるとおもっているのだろうか?
 と、疑いたくなるほど、センスの欠片もない邦題だ。

 原題はノルウェーの言葉で、『kraftidioten』。
 恐らく、
 「失踪のために」、とゆー意味。(英題も同様の意味になるので。)

 すべてが雪に覆われる、ノルウェーの小さな街。
 除雪作業の仕事で暮らす夫婦の一人息子が、マフィアの麻薬取引のトラブルに巻き込まれ、殺害されてしまふ。
 真相を知った父親は、
 一人、また一人と、復讐を重ねてゆき…。

 とゆー、
 かなり陰惨なストーリーなのに、
 淡々と進行する復讐劇と、静かに降り積もった雪景色が、
 独特な緊張と緩和を生みだす。

 この映画全体に漂う、シリアスとユーモアの中間ぐらいの曖昧な感覚は、
 初期の北野武作品と通じるモノがあるし、コーエン兄弟のよーな「抜け」もある。

 誰かが亡くなる度、
 追悼みたいに名前がパッと出るんだけど、後半になるとコレがギャグみたいにおもえるから、、、不思議。

 ストーリーは、思い違いから組織同士の抗争にまで展開するんだけど、
 片や、ブルジョワな如何にも都会派の、バカ息子が頭のマフィアで。
 片や、古臭い仕来りを守る、ファミリー感の強いマフィア。
 この対比も、
 じわじわオモシロくなってくる。

 「息子」を中心に、
 三者三様、動き始めるが、
 どれも奪い、失うだけなんだな。


 主演は、「アベンジャーズ」シリーズの、
 蟻の如く働いているのに活躍は映されない男こと、教授役でお馴染みのステラン・スカルスガルド。

 隠れた良作です。


ギャロウ・ウォーカー 煉獄の処刑人[DVD]

ウェズリー・スナイプス,ケヴィン・ハワース,ライリー・スミス/エイベックス・ピクチャーズ

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 ウェズリー・スナイプス主演の、ホラー‥‥西部劇。

 復讐を果たして息絶えた息子を、母親が秘術で甦らせたら、
 殺した復讐相手もゾンビになって甦っちゃって、もう一回やり直し&命も狙われます。
 とゆー、
 二度手間オカルト復讐ウエスタン。
 (ジャンルが変わったのは、気にしないで。)

 まるで少年マンガで連載されるよーな、俺ジナル西部劇なストーリーですが、
 ヴィジュアルは悪くなく、スナイプスの腕利きガンマン姿も上手くハマっております。
 敵側も、
 皮なし筋肉男や、
 トカゲの尻尾でツインテール男、
 トゲトゲ寸胴男など、愉快な連中が揃っておりまして、
 こりゃイケるかな? と思いきや、
 ストーリーが展開するや否や、ぐだぐだに。
 何も考えてない、なまくらアクションの連続に、衝撃ですよ。

 そしたら、元々この映画は06年には作られていて、
 スナイプスの収監と共にお蔵入りになって、
 この度、復帰のタイミングでやっと公開されたと。13年に。

 ま、そんなわけなので、
 そのわりには楽しめたかな、と。


 そんなジャンルがあるか知らんけど。

 何かの映画の時にも感じましたが、
 CGは使い方を誤ると、作品をアニメにしてしまふ。
 マジックとCGの組合せも、
 正直、邪道中の邪道だとおもいますが、今回はハマったんじゃないかな?

 オマエラ、ちっとは仲違いせーよ?
 とは、おもいましたが。


 結局、「アイ」って何なのよ?
 って疑問は放置されましたが、続編が作られるみたいですね。



 アマゾーンでは輸入盤しか見付かりませんでしたが、
 邦題は、『ウイルスハザード』。
 二秒ぐらいで閃いたよーな邦題ですね。

 またそんな映画を観てっ!
 と、誰かに怒られそーな、タイトルだけで判るクソ映画。

 だって観たら面白いかもしれないじゃん(東京弁)!
 と、僅かな期待を頼りに観るわけだが、
 まあ、
 八割、一生観なくても困らない映画だわな。

 とゆー!
 『ウイルスハザード』。
 やっぱりクソ映画だったよ!!

 ある製薬会社が地下の研究所で、
 ワクチンもろくに開発できてない猛毒なウイルスを発見したら、
 たまたま近くに住むババアがその抗体をもっておりまして、
 さあ、どーしてくれよう、と考えていたら、
 孫が友達連れてやってきたので、
 う~ん、皆殺しちゃえ☆!
 と、ババアの家にウイルスをバラ撒き始める、そんなお話。

 酷い。
 酷いけど、
 ストーリーの穴へツッコむ以前に、作りが酷くてね。
 CGで表現されるウイルスが、あまりに幼稚&雑で、
 しかも画像処理に失敗したのか、急にコマ送りみたいになるの。
 他にも突然、画面が暗くなったりして、
 生意気にレーティング対策?
 オレが観ているのは、メイキングか何かか?
 と、散々な気持ちにさせてくれる。

 お腹を撃たれた友人に、
 「俺にかまわず先へ行け」的なことを云われた主人公(孫)が、
 その友人の生死もろくに確認しないで、
 家諸共に火をつけて、ホントに先に行っちゃう、とか。

 そんなお腹を撃たれて重体な友人が、
 正露丸飲んだら治った級にピンピンしてる、とか。

 ババアが死んで、
 「なんかスッキリしたわー」と、非人道なことを口走る主人公(孫)に、
 「それはきっとSA・TO・RI、悟りだわ」と、適当なコトをぬかす彼女、とか。

 (噴飯モノの)見所もたくさんあるので、
 機会があればごらんください。



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by y.k-ybf | 2015-09-30 11:25 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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