復活のシャマラン。『ヴィジット』、観た。


 原点の小規模ホラーへ戻ってきた本作は、正統POVスリラー。

 長い間(キロロ)、
 音信不通だったおじいちゃんおばあちゃんからのお誘いに、孫二人が映画製作ついでに初訪問!
 それが恐怖のサプライズ地獄の始まりであった…。

 丁寧過ぎて新鮮味に欠けている、
 物足りない、
 との意地悪な意見もあるでしょーが、
 何しろ近作がまるで上手くいってなかった分、
 これぐらいシンプルな作品の方が、リスタートには丁度いいんじゃないかな?
 捻り過ぎは、悪い癖でもあるからな。シャマラン。

 現代っ子の姉弟が、
 馴染みのない老人へ抱く、恐れや戸惑い、反発がストーリーだけではなく、テーマの軸にもなっておりまして。
 母親への「特効薬」や、
 幼い頃に別れた父親への複雑な感情など、間接的な影響で紡いでいる点は、よく出来てるなとおもいましたよ。
 勿論、恐怖の根源でもあるわけだけど。

 それと、
 現代っ子特有のユーモアが、かなり大きな割合を占めており、
 笑える作品にもなっているのが、特徴ですな。
 ま、失笑に近い類だけど、
 これが巧く恐怖へ切り替わるのが、シャマランの特性かと。

 ビックリ箱系のスリラーなのは否定もしないが、
 ある秘密が解かれた瞬間の、スリリングな空気には、ゾワッとしました。

 コレを味わうだけでも価値はアリ。
 余計な情報には耳をふさいだ方がいいですよ。


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by y.k-ybf | 2015-10-28 20:15 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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