映画のまとめ 『ピラミッドの呪い』、とか。五本。
2015年 11月 10日
邦題は、『ピラミッドの呪い』。
タイトルでだいたい判るとおもいますが、
ピラミッドの呪い系オカルトホラー。
三角錐のピラミッドが地下から出現。
中へ入ってみると、侵入者を逃がさないピタゴラスイッチが発動。
はたして…。
とゆー、
ピラミッドの謎&罠が大好きな方なら、楽しめるのではないかと。
一応、POV路線ではあるけど、
意見が分かれるのは、
全力で振り切ってるので、印象は悪くないです。
毒ガスの描写が安っぽいのと、ラストに一捻り無かったのが、残念。
個人的には、
続編とゆーか、同じシチュエーションで作ってほしいぐらい、気に入っております。
懐かしい感じの、不条理ホラー。
前半でセックスするバカップルは死ぬ、とか、
悪ノリしてはしゃいでるヤツは死ぬ、とか、
一人だけ車で逃げ出すヤツは死ぬ、とか、
そんなのが連発。
「13日の金曜日」の第一作目オマージュ(超ネタバレ)的なラストは、
意外な展開ではあるんだけど、誰も得しないラストではあるな。
剥き出しになった脳へ指を差し込む、
脳オナニーのシーンだけが、救いか。(死ぬけど。)
ゲームが原作…ではなく原案で、
原作は大塚英志の小説。
どちらも詳しくないので関係性は判らんが、
ま、そーゆーことで。
人里離れた山間の女学園が舞台の、フォークロア的ホラー。
閉鎖的な環境で生まれる、
「女子だけの呪い」、とゆー特殊な自意識。
それを軸として、学園に隠された痛ましい事件が暴かれる。
真っ先に連想したのが、
この凝縮された耽美と幻想と愛憎が入り混じる感覚。
黒と白の真逆のイメージも、巧く表現されておりました。
ホラーの物足りなさはありますが、
「黒鷺死体宅配便」ネタは、興味がないと邪魔なだけだな。
スペイン産の、サスペンス・スリラー、かな。
ある女優のファンサイトの管理人さんが、
この事件とゆーのが、
判ったよーな判らんよーな内実で。
部屋の明かりで気付かせるとか、男を人質にするとか。
だいぶ偶然が重なってね?
と、想わ猿を得ない。
よくさ、
防弾ベストを着てたから助かった、って他でも見掛けるけど、
死んだこと確認しないんだろ?
ってレベルの疑問が、少しずつ重なってきてしまいますが、
ハッカーとゆーか、ストーキングの話のよーな気もするし。
また『クロニクル』系か?
ともおもったが、
ティーンっぽさもないので、ノーマルなPOVホラーかと。
冒頭の、旅が始まるまでの流れが随分と爽やかなタッチで描かれるので、
何でこんな映画録画したんだろ?
とゆー気分になりましたが、
徐々に、陰惨な吸血鬼系ホラーへと変貌してゆきます。
只ね、
吸血鬼の強力なパワーを持て余すシーンは痛快で楽しいし、
同時に、
そこまでくるとカメラ撮影してる理由って何??
と、なりますわな。無理矢理過ぎる。
かなり早い段階から不自然さを感じ、
途中から完全に、意味を失うからなぁ。
POVに拘らなかった方が、もっとおもしろくなった気がします。