本屋さんで貰った割引券で映画を観に行こう!


 (最初に断っておきますが、
  この長い駄文の末にはイイ話にまとめた的なモノは一切なく、
  ガッカリするオチしか残っておりませんので、忙しい方は、どうぞ先をお急ぎください。)


 うちは典型的な昭和下町の家庭で、暮らしの中心にはテレビがあった。
 狭い平屋の家だったせいか、
 コタツの一面をテレビが陣取る形で、まさに囲むよーに観ていたわけだ。
 そんな子供の頃、何をよく観ていたかとゆーと、
 時代劇、お笑い、音楽番組、それに野球とプロレス。
 要するに、主流だったものを選ぶミーハーな家庭だったわけだが、
 テレビドラマだけは何故か殆ど観ておらず、
 朝ドラと大河ぐらいかな? あまり記憶にない。
 その代わりとゆーわけでもないのだが、よく観ていたのは、映画だった。

 当時はテレビ放送の映画枠も多く、
 夜九時をメインに、昼間や特番扱いでの放送なども珍しくなかった。
 (「ガンダム」の劇場版も特番として、ちゃんとゴールデンタイムにやってたし。)
 「寅さん」、「トラック野郎」、西部劇に「007」シリーズ、
 「ジョーズ」、「ピラニア」等々。角川映画もよく観ていたな。
 「八つ墓村」でトラウマになったりして。
 ジャッキー・チェンが人気になったのもこの頃で、
 便乗する形で「ミスター・Boo!」や、「燃えよデブゴン」とかも放送されていた。

 ビデオデッキが我が家に導入されると、
 当然、本数も増えるし、繰り返し観るよーになる。「ポリス・アカデミー」とかな。
 (因みに、最初に録画したのは「ルパン三世 カリオストロの城」で、大幅にカットされたバージョン。
  あとからノーカット版を観て驚くぐらい、カットされてた。)

 しかし映画館は近所になかったので、
 新作が観たいときには、埼玉の春日部まで出掛けていた。
 春日部の、東武座。
 新作と云っても、
 地方は公開が遅れたり同時上映がデフォルトだったので、何が新作かよく判らんかったけど。

 で、中学ぐらいになるとレンタルビデオが始まるわけだが、
 まだ一本500円とか600円の時代なので、気軽に手も出せず。
 むしろ行動範囲が広がる時期なので、
 柏や大宮まで足を運び、映画を観るよーになった。「あぶない刑事」とか。
 その内、
 近所に映画館が入ったジャスコが出来たので、平成シリーズの「ゴジラ」をよく観に行った。
 「デビルマン」や、
 「スター・ウォーズ」のエピソードⅠも、ここで観ましたよ。ジャスコで。

 更にBS放送が始まり、WOWOWに加入することで映画の中心は再び我が家へ戻ったが、
 今度はシネコンの時代がやってくる。

 今考えるとよく行ったなとおもふが、
 茨城の岩井にシネコンがオープンしたので、車で片道約45分ぐらいかけて通っておりました。
 友人の車で。
 確かサンシャイン系列のシネコンだったとおもふが、
 上映作品が地方にしては豊富だったのですよ。
 ジャスコに比べたら。
 二、三年もしない内に、
 より近い柏の葉、おおたかの森、春日部にもシネコンが出来たので、
 当然、そちらへ行くよーになりましたが。。。

 以降、現状に至る…と。
 只、
 友人らは忙しくなったので、
 あまり付き合ってくれなくなりました…。

 (沈黙)

 こーやってまとめてみると、
 以前からフツーに映画を観ていたなと、我のことながら気がつきました。

 最近急に映画の話を始めたわけではないよ、と。
 ま、ココが云いたかったわけで。
 すみません、時間を無駄にして。

 映画を多く観るよーになったのは、
 「キラ☆キラ」とゆーラジオ番組で、町山智浩さんや宇多丸さんの話を聞いたのが切っ掛けではあるが、
 むしろデジタル放送が始まり、WOWOWのチャンネルが増えたのと、
 ビデオがレコーダーになって録画し易くなったのが、
 直接的な、いちばんの大きい理由。

 BSって、テレビの電源切ると録画できなくなってたからな。
 その心配が解消されただけでも、大きな進歩だ。

 映画は最初、メジャーな大作ばかり好んで観ていた。
 所謂、ハリウッド映画。
 スピルバーグや、
 スタローン、シュワノルド、トム・クルーズ、
 「アルマゲドン」みたいなの。
 次第にその手の作品を毛嫌うよーになり、アート系やサブカル系へと傾く。
 ヨーロッパの映画w、とか。
 ゴダールやらヴィム・ベンダースやらデレク・ジャーマンとか、観たなぁ。
 よく判らんのに。
 リュック・ベッソンもこの頃はまだ好きで、「サブウェイ」とか「グラン・ブルー」とか。

 邦画は死ね、滅びろ。
 ぐらいにおもっていたが、
 岩井俊二や三谷幸喜の登場は希望ではあったんですよ。
 この時わ! 当時わ!

 そんな映画の見方が変化したのは、
 深夜に観たロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(リメイクの方)と、「ゾンビ」。
 ホラーにこんなテーマをぶっ込むんだ!? と、目からウロコがこぼれるほど感銘を受けた。

 それと新鮮な語り口と懐かしい匂いが魅力だった、
 タランティーノの「レザボア・ドッグス」。
 犯罪モノやアクションモノ、
 B級もC級も関係なく、愉しいと感じたモノは面白いのだと。
 それでいいのだと、
 赤塚イズムを何故かタランティーノから学んだ。

 意外なトコロでは「エヴァンゲリオン」とゆーか、庵野秀明作品。
 日本の特撮やアニメ、邦画からの影響を節操なく取り入れる(※褒めてます)作風は、
 日本独自のサブカルチャー再評価へと繋がり、ムーブメントにもなった。

 オマージュ!
 オマージュ!!

 タランティーノと庵野。
 一見、接点がなさそーな二人の作品は、
 過去のカタログを見直すべしとゆー、絶好の機会を与えてくれて、
 (特に邦画への)偏見を解消する強力なアシストにもなった。

 ま、そっから紆余曲折あり、
 現在の無駄に広く、平たい感覚が生まるわけなのだが。。。

 さ。強引にまとめるが。
 映画に限らず、
 観ないと良し悪しは判らない。
 好き嫌いの趣向は批判されるべきではないが、
 立場だけでもハッキリさせないと、会話も成立しない。

 とゆー、
 これまた驚くほど凡庸なまとめのまとめで、
 長い駄文の〆にする。


 「デモリションマン」を観ながら。


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by y.k-ybf | 2016-02-05 23:33 | 映画/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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