『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』


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ジェイミー・ドーナン,ダコタ・ジョンソン/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 「マミー・ポルノ」と呼ばれる、ソフトSMの映画を観た。
 大金持ちの若い男と、大学卒業間近の田舎娘のお話で、映画の三分の一強、セックスシーンであった。
 男は所謂ドがつくSで、自宅に秘密の専用プレイルームまで完備してある。
 (おそらくこの部屋を作った業者は、いまごろ湖の底にでも沈んでいるのだろう。)
 田舎娘との出会いは偶然で、男は恋愛感情とゆーより興味本位で惹かれた印象を受けた。
 この田舎娘を調教してみてえ、と。
 性欲と愛情の区別がついていないよーだ。
 愛想笑いも作れず、社交性もあるよーには見えず、
 まるで理論武装した童貞のよーだが、15人程性奴隷がいたそーなので、違うらしい。童貞では、ないらしい。
 エレベーター内での最初のキスシーンで女性の腕を頭の上で掴むのは、簡単なSM診断テストの一つ。
 反応を確認しているのだろう。
 SM専用のプレイルームは道具がずらっと並べられた、如何にも、な部屋で視覚的に分かり易い。
 本来、プレイに使用される道具は清潔が第一で、
 このよーな陳列には意味がなく、自己満足かヴィジュアル的効果しかない。
 道具の管理を始め、パートナーの安全と保護は、プレイのイニシアチブを取るS側の責任だとおもふが、
 はたしてこの男にそこまでの認識があるのだろうか。
 「契約」「支配者」とゆー大層な言葉には、精神的自信の無さと未熟さが感じられ、
 過去の15人の性奴隷たちも全て金で買われた女性だったのでわ? と、疑いすら生じる。
 初歩的な点として、嫌がる相手にプレイを強要してはいけない。
 これは初歩中の初歩とゆーか、常識レベルのマナーだ。
 また、SM未経験者を自然な形でプレイへ導く過程にこそ、経験者の技巧が問われる醍醐味の一つでもあるのだが、
 その点においてもこの金持ちの男はじつに配慮が浅く、失笑を禁じ得ない。
 『ナインハーフ』を連想させるグラスの氷を使うシーンもあるが、
 これは当時流行して、世界中のカップルが真似をしたプレイでもあるのだが、
 同時に「気持ち良くも何ともない」と非難されたことでも有名になったシーンだ。
 それをやっちゃう男の薄っぺらが、奇しくも際立つ。
 パートナーの車を勝手に売っ払って新車を買い与えるって行為が、そもそもヒトの道理としてダメだけどな。
 しかもワーゲン・ビートルを。
 そもそもついでに云ってしまふと、
 男の歪んだ性格と性癖の要因を、幼い頃に亡くなったダメな母親に押し付けるのは、
 責任転嫁とゆーか、責任逃れのよーな気がして、モヤモヤと居心地悪い。
 母の友人(女性)の奴隷だったって過去も、「へー、そーなんだ」ぐらいで片付けるし。
 衝撃の告白だろ、ソレ。

 とゆーよーに、恐ろしいほど都合良く展開する、
 まさに女性が、
 (適度な刺激と背徳感を味わいたい)女性の欲求を満たす為だけの、ポルノ的映画であった。
 (ラスト近くに、
  緊急の連絡が入り、デートが中止となる深刻な事態が発生したので、
  ついに会社が倒産したか? おもたら、「何でもない」で済まされて愕然としました。

  更にその後の結末には、素で「えっ!?」と声が出てしまいましたよ。)


 とゆー、
 感想でもない、偏り過ぎた駄話でした。


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by y.k-ybf | 2016-02-13 21:32 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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