『バトル・オブ・スカイアーク』 まずタイトルに負けている映画。
2016年 02月 20日
地球に住めなくなった人類は、
残された遺族の子供らは、
と、たぶんこんなストーリーで。
この粗筋の時点でいろいろツッコミたいのだが、
本編がだいぶグラつくことになるので、そこはスルー。
冒頭、主人公の男の子がカプセルに乗り、どしゃーんと地球に落下。
終末感漂う荒廃した地球…を表現するため、航空機のスクラップ置き場みたいな場所で撮影されております。
地球に送られるのは子供ばかりで、
力を合わせてグループを結成し、暮らしております。
イヤな予感がじわじわします。
スクラップを集めて服にしたり、武器を作ったりしていますが、
そんな疑問には誰も応えず、
凶悪なモンスターが現れて、子供たちを襲います。
荒廃した地球には東急ハンズなどないからなぁ…と、時代の厳しさに目頭が熱くなる。
しかし子供たちには希望となる伝説があった。
腕に13の傷をもつ救世主が現れて、自分たちを救ってくれるとゆーのだ。
その傷ってのは、地球に送られる際、カプセル内で刻まれるもので、
要するに、
スルー、スルーだ。
怪我を治すには、モンスターが隠し持つとゆー万能薬「ブルードロップ」が必要に。
荒廃した世界のわりに、そんな便利なものが!
救世主は仲間のリーダーと二人で、
モンスターの住処にあるとゆー、ブルードロップを取りに行きます。
侵入早々、
我らが救世主はあっさりリーダーを見捨てて、ザ・逃亡。
想像以上のヘタレでした。
そしたら何やかやでヒロインもモンスターに浚われて、
やっと救世主、やる気を出します。
13の傷をもつ伝説の男を探すため、反抗組織から送られてきたアタマがちょっと弱そうな男の子を仲間に加え、
それはさておき、
どーして組織はもっと頼りがいのある成人男性を送ってこないのでしょうか?
話を戻します。
今度はちゃんとモンスターを倒して、
ヒロインを助けたとおもたら、リーダーがモンスターになっておりました。
どーやら万能薬だとおもてたブルードロップは、飲むとモンスターになってしまうヤバい何かだったのです!
救世主と元リーダーとの戦いは、
まだニンゲンの記憶が残っていたリーダーが、
「早くお逃げなさい」と、森のくまさん級の優しさで逃がしてくれました。
ありがとう、リーダー。
無事に助かった救世主とヒロイン、アホな子と、どっかに隠れてた(&仲間を見捨てた)弓使いの女子の四人は、
とゆーラストシーンが、
まんま「ワンピース」にソックリで、衝撃!
その頃、死んだと思われていたリーダーが、じつは…生きていた!!!
とか、どーでもいいから。
ちょっと黙ってろ。
まさかの、ワンピースネタをぶっ込んでくるとわな。
弓使いの女子が、云われてみれば「鷹の目のミホーク」にちと似ている。