映画のまとめ 『TATSUMI マンガに革命を起こした男』、とか。三本。
2016年 03月 23日
そしたら昨年の15年に他界されたそうで、ご冥福をお祈りします。
作品中、アニメ化された劇画はどれも面白かった。
明かりの外、
表現したいものを描く。
大人向けの作品を作る。
そこから生まれた「劇画」の世界を積み上げてゆくのは、
険しいと同時に、
甲斐のある道程だったのではないかと、おもふ。
いまや劇画とゆー枠組みは曖昧となり、
漫画への抵抗を見つける方が難しい時代となった。
はたして、
コレは手塚や辰巳が望んだ時代なのだろーか?
と、
紙人形のよーなリミテッド・アニメも魅力的で、遜色なく楽しめた。
只、
それが一番の問題点かもしれないですね。
よくできたストーリーとゆーものは、
コレ、
さすがにこの映画だけを観る、とゆーのは無謀な気もするが。
なんか悪い評判が多い印象で、
確かにその気持ちも判るけど、楽しめない映画ではなかったですよ。
復活したフリーザの悪党っぷりも、死に様もよかった。
仲良くなったり、修行して出直して来いとかならず、ちゃんと殺したのは良い判断。
何よりマキシマム・ザ・ホルモンの曲が流れる、冗談みたいな事実が素晴らしい。
只、
戦闘が単調で、見せ場がないとゆーか、展開に工夫がないのはツラかった。
つかね、単純にアニメーションとしての出来が悪いのが、最大のマイナスだろな。
こーゆー鉄板コンテンツにお金掛けなくなったら、いよいよだぞ、フジテレビ。
キャラデザもベジータだけおかしくて、
ま、もーね、
「ドラゴンボール」は鳥山明ですら止められないコンテンツなので、
生産され続けるのだろーなー。死んでも。