『愛・旅立ち』


愛・旅立ち [VHS]

桝田利雄,近藤真彦,中森明菜,勝野洋,萩尾みどり/東映ビデオ

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 85年公開の映画で、
 近藤真彦・中森明菜とゆー当時トップアイドルだった二人のW主演。
 監督は、桝田利雄。

 しかし。
 わたくしもリアルタイムで知ってるはずなのだが、何故か、この映画の印象は薄く、記憶も曖昧。
 既に「おニャン子」など次世代のアイドルが登場していたから、とか。
 89年の例の事件のインパクトが強すぎたから、とか。
 いろいろ思い起こしてみましたが、
 やはり単純に考えられるのは、
 映画の内容に問題があって、世間的に黙殺されてきたからじゃないかと。

 正直、恋愛映画だとおもっていたのに、
 こんなイカレた大宇宙オカルト映画だとわな!

 冒頭、
 銀河系をバックに赤ん坊を抱いた母親が登場。
 「私たちは神様みたいなものなのよ」
 とゆー、心配になる会話を交わしますが、
 そもそも赤ん坊が会話する不自然さに、ふつふつと不安が湧く。

 まるで「マッチのモノマネをするヒト」みたいにセリフを喋る近藤真彦。
 愛読書が小泉八雲の「怪談」とゆー、不治の病を抱えるヒロイン、中森明菜。

 看護婦が入院中の患者に子犬をプレゼント(勿論、病室で飼うため)とか、
 一つ一つツッコんでたらキリがないので省略しますが。
 スルー不可なほど強烈なのは、
 「耳なし芳一」の芳一が、子供の姿で具現化して現れるトコロ。
 オマエ何言ってんの? とおもふでしょーが、観てるこっちが信じられない気分だよ!
 しかもこの子供芳一。
 パンチパーマみたいな髪型でソリコミ入って眉もないから、「仁義なき戦い」の梅宮辰夫みたいなの。

 なんでこんなビジュアルに!?
 子供なのに!
 坊主なのに!!

 んで、この「文庫本から現れた不気味な耳なし芳一の何か」の助けで、
 明菜は街へ出掛けて、念願の「運命の彼氏」漁りを行い、やっとマッチと出逢います。
 も、開始から一時間以上経ってるけどな。

 なんやかやあって明菜は死ぬんだけど、そっからのマッチの取り乱し様ときたら狂気の沙汰で。
 遺体(明菜)を持ち出すわ、
 動物実験治療室なんて厄介な場所に逃げ込むわ、
 遺体(明菜)に人工呼吸始めるわ。
 しかもそれが絶望的にヘタクソで、マッチは半裸汗だくで馬乗り(!)になるもんだから屍姦してるよーにしか見えない。

 助けて、芳一!

 突如、大地震が起きて建物は全壊して二人も生き埋めになるけど無事に見つかり明菜は生き返りました。

 スゲエな、おい。
 観たまま書いてるだけでも躊躇う、超展開。

 ま結局、明菜は死ぬんだけどね。

 明菜は二度死ぬ。

 とゆー、
 大怪作な映画なので、勿論、オススメですよ。



 冒頭の親子は、何だかよく判りませんでした。


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by y.k-ybf | 2016-05-17 10:47 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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