『インサイド・ヘッド』 あなたと「アナタ」。


インサイド・ヘッド MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

ディズニー/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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 子供のアタマの中(ココロ)の話、と聞いて、
 限定された物語の話かー、関係ないなーぐらいの気持ちでいたけど、トンデモナイ。
 子供も大人も、
 犬や猫にも関係ある話だった!

 ココロとゆーか、
 精神と感情をアニメで視覚化するとゆー、意欲的なこの作品。
 アニメーション自体の出来も秀逸なので、どこが素晴らしいかなんて挙げていたらキリもないので省略しますが。
 生まれたばかりの「ライリー」はまだ感情も少なく、ボタンも一つだけだったのが、
 成長と共に、感情もコンソールのボタンも増えて賑やかになる描写が、
 も、ホントに楽しい。
 こんなに短い時間で分かり易く、
 変化する精神構造を説明出来てしまふのに、驚く。
 説教臭さなんて微塵もないし。

 更に感心したのは、
 ライリーのアタマの中だけではなく、ママやパパのアタマの中まで表現するトコロ。
 そこもやるんだ! って驚き以上に、
 ママの感情の中心が「カナシミ」だったのは、思わず膝を打つほど納得させられた。
 (因みにパパの感情の中心は「イカリ」。)

 「カナシミ」とゆー感情はネガティブに捉えられることが多いし、
 少なければ尚良しみたいな考えも、わたくしは否定しないけども。
 只、
 「悲しい」とゆー気持ちも大切な感情だし、思い出でもあり記憶でもある。
 「悲しさ」だけが治せるものも、守れるものも、作れるものだってある。
 何より「悲しみ」を知らなければ、
 他人の痛みが判らないばかりか、傷付けてしまふ場合もある。
 ココロを内にも外にも繋げるためには、とても必要な感情の一つなんだよ、と、教えてくれるストーリーには、
 感動とゆーより、感謝したくなる気持ちになりました。

 そしてエンディングでも描写されるよーに、
 みんなのアタマの中には、みんなの感情があって。
 「ヨロコビ」だけじゃなく、「ビビリ」や「ムカムカ」が中心になったりもする。
 それぞれのストーリーが、人生があって、その形を彩る。
 みんなちがって当たり前。ヘンじゃない。
 それが「個性」だよ、ってトコロまで描いてくれている。
 なんと豊かで愛情溢れた人間讃歌なのか。

 もね、
 この「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」をね、
 ぎゅーっと、
 ぎゅーっとぎゅーっとぎゅーっと抱きしめたくなるぐらい、この映画が愛おしい。


 あなたと「アナタ」の物語。


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by y.k-ybf | 2016-05-25 21:04 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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