『ミレニアム』、スウェーデン版の三部作。


ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]

ミカエル・ニクヴィスト,ノオミ・ラパス/アミューズソフトエンタテインメント

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 「ドラゴン・タトゥーの女」と云えばフィンチャー版が有名ですが、
 こちらはそれ以前の09年にスウェーデンで公開された、「ミレニアム」三部作。

 わたくしはフィンチャー版を先に観ていたので、
 まずキャストの違いとゆーか、イメージの差異が厳しかった。
 そもそもフィンチャー版はスタイリッシュでダークな印象を強調して、
 重く暗く、地方の排他的な犯罪を描いておりましたが。
 本作の「ミレニアム」はテレビドラマ風と云いますか、ストーリーを重視した作りになっておりまして。
 何より三作ともそれぞれ3時間以上ある大作で、ドラマが丁寧に展開するのが良い。
 じつは恋愛要素もフィンチャー版より抑え気味で、その違いはなかなか興味深かった。
 ストーリーはほぼ一緒なのですが、ラストの印象もかなり違います。
 (「ミレニアム」全体のテーマは、
  おそらく風土的な女性蔑視、性差別問題だとおもわれます。)
 そして何より三部作なので、「ドラゴン・タトゥーの女」の続きが観られる!
 とゆーのが、大きい。
 リスベットの出生の謎から、公安まで動く国家機密が絡んできます。
 「ミレニアム」とは、こーゆー話だったのか、と。

 特に第三部は法廷劇にもなって、
 リスベット役のノオミ・ラパスが、スゴいのよ。
 まさに闘士として登場する姿に、惚れ惚れします。

 作家性を楽しむなら、フィンチャー版。
 ストーリーを楽しみたいなら、「ミレニアム」。
 でも順番でゆーなら、
 フィンチャー版を先に観てからの方が、分かり易いとおもいます。
 (たぶん偶然だとおもふけど、「007」ネタもありますよ。)




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by y.k-ybf | 2016-08-28 22:25 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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