『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』
2016年 10月 18日
ザ・ビートルズの、主に世界ツアーへ焦点を合わせたドキュメンタリー。
記録されたライブツアーの模様と当時の状況が整理され、まとめられている。
ファンの方なら、
確かに本作はマニアックなモノとゆーより、入門編と云った内容に感じられた。
だからと観る価値云々は早計で、
やはりスクリーンで観るビートルズ、劇場で聴くビートルズは格別でございます。
リマスタリングされ、ノイズがない映像も素晴らしく。
正直、特典として流された「4K」のシェアスタジアムでのライブ映像は、
キレイ過ぎて不気味におもえるほどでした。
(「I'm down」では、ジョンはキーボード弾くんですな。カッコイイ!)
「キリスト発言」や「ブッチャー・カバー騒動」が思いの外、大きく取り上げられているのは、
余計な誤解は解いておきたいとゆー、ビートルズ側の意向だったのかも。
只、「誤解」とゆー点では、
リンゴ・スターがまるで凄腕ドラマーみたいな紹介されてたけど、
それはちょっと、どーなんだろ?
あとマネージャーのブライアン・エプスタインの死は、もちっと取り上げても良かったのでわ?
彼の不在こそが、終わりの始まりなのだから。
本作は「ライブ」を追った映画らしく、ラストは「ルーフトップ(屋上)」での即席ライブの映像で幕を閉じる。
これがビートルズ最後のライブ演奏となる。
当時は四人のバラバラな服装からも判るよーに、仲違いの真っ最中で、個性も意見もバラバラ。
それが演奏を始めるとニコニコ笑ってるのだから、フシギなものでございます。
とゆー、
ビートルズが好きな方にはオススメ、
知らない方にも門戸として最適な一作だと、おもいます。
次は、
次こそは、『レット・イット・ビー』の復活を!!