ボンクラな映画、四本。 ※「バイオハザード」にまったく罪はありません。
2016年 11月 27日
Z級の、ボンクラ映画。
開始3分も経たずにダメな映画だと気付いたけども、
ついついタンクトップの巨乳女性に誘われて、最後まで観てしまいました。策士の罠か。
恐竜を開発、飼育している牧場がありまして。
死にかけ博士。
スキー狂いの大学生。
何故か血がベットリ付いてる食堂のスケベ店主。
オカマの黒人ソウル歌手。
屁ほど役に立たない謎の捜査官。。。等々。
自分勝手に支離滅裂な言葉を吐いて、まるで会話が噛み合わない!
継ぎ接ぎの悪さを隠す気もなく場面は変わり、脈略なく展開するストーリー。
世の中、
こんなモノを作ってお金を稼ぐヒトがいるんだなあと、エンタメの神秘に驚かされる。
ラストは、
モンスター(昆虫)パニック系の、(中国では初の)3D映画だそーです。知らんけど。
白いダンゴムシみたいな虫が大繁殖して、
その描写がかなりえげつなく、過激でグロくて気持ち悪い。
しかし合成の剥き出し感はあらゆる場面で露呈しており、
カットの切り返しがズレていたり、突然ヒトが現れたり、合成以前にそもそも作りが雑の極み。
観飽きた「バイオハザード」のムービーでも眺めるよーな冷めた気分でラストまでたどり着くと、
そ・れ・を・映画にしろ。
エンドロールが流れて、
そしたらまさか(二度目)のコメント付き。
「CGIを多用した初の3D作品で…」やら、
「(合成前の)何もない現場で演技するのは大変で…」やら、
「自信の大作で、楽しめる映画に…」やら、
云わなくてもいい自画自賛&苦労話のオンパレード。
そのクソみたいな出来の映画を観た後なのに!
エンタメの常識が覆されるトリップ感、つーかトリップ感しかない映画でした。
「バイオハザード」と云っても、
コレが、
久しぶり…でもないが、クソ面白くなくて、0点。
マイナスな部分も楽しめない、0点の映画でした。
本編が70分チョイしかないので、ほぼテレビ映画みたいなモノだとおもいますが、
そんな短いくせに無駄なシーンがやたら多く、スッカスカなストーリー。
ギュッと縮めれば30分で収まるとゆーか、元々30分の話を広げただけのよーな気もする。
短いからとナメて観ておりましたが、
あまりにツマラナく何度も寝落ちした結果、
以前にも触れたが、このレベルの作品を必要とするプロセスとは、
如何様なものであろうか。
気になる気になる。
サイコパスな犯罪者たちが病院を抜け出して、自分らをモチーフにした「お化け屋敷」を完全占拠。
真の恐怖体験が、ハロウィンに浮かれたバカ共を襲う!
とゆー、
なかなか中身のないビックリドッキリ映画で、後味スッキリ。
何度も繰り返し云っておりますが、ホラーって作れないヒトには絶対に作れないジャンルなの。
恐怖や痛みを理解してないと。
それがバカでも判るとゆー意味では、貴重な題材とも云えますね。
ロバート・イングランドが出演してるとか、ホンマどーでもええ。