『死霊高校』へ推薦入学。ホラー映画、六作。


死霊高校 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

リース・ミシュラー,ファイファー・ブラウン,ライアン・シューズ,キャシディ・ギフォード/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

undefined


 B級感しか感じない、このタイトル(邦題)だけど、
 中身は面白く、ちゃんと怖かった。
 後から「パラノーマル」や「インシディアス」のスタッフが製作したと知り、納得。
 よく出来てるわけだわ。

 事故により封印されていた演劇が復活する、ある高校の、ある一夜、
 密閉された劇場での、お話。

 POVホラーに最早目新しさはないが、
 学園カーストを下地にした、
 劇団部員を心底バカにしてる脳筋アメフト野郎のアホな行動力は、不快で愉快。
 ずっと撮影してるのな、アホだから。で、すべて納得&解決。

 比較に意味はないけど、
 「パラノーマル」はオカルトな方向へ深く潜り、
 「インシディアス」はエンタメ・ホラーへ舵を切ってる現在、新たなホラーシリーズの良い題材になるのではないかな。
 ラストは少々ぶん投げ過ぎな気もするが、続きは観たくなりました。

 暗闇は怖い。
 とゆー根元的な怖ろしさがミソで、効果的。


 スピンオフも入れると七作目でございます。
 その割に好意的な評判はあまり聞かず、人気があるのかどーかよく判らないシリーズですが、
 わたくしは好きだぜ、「パラ(略)」。
 正直、間隔が空いて観てるから忘れた部分も多々あるけどな!

 映画秘宝によれば、
 時系列で並べると、3→2→1→TOKYO NIGHT→4→呪いの印→5、の順になるよーで、
 まあ、ややこしい。
 しかも時系列通りに観ると確実に混乱するしね。

 さて、「5」。
 「おや、こんなトコロに(プロ仕様にカスタムされた)ビデオカメラと、
  ダンボール一杯のテープが、いつの間に」って、
 呑気か。
 呑気なのか。

 大量のビデオテープには過去作で撮影された名場面がバッチリ録画されており、
 登場人物にも観客にも大変親切な作りになっております。
 流石、歴史ある信頼と実績のカルト集団。抜け目がありません。

 また今回はお化け…じゃなくて悪魔もやる気満々で、
 あの手この手と、分かり易く大暴れ。
 「天使の置物をツリーに飾るよ。飾ったからね。
  コレが落ちたらビックリするし不吉におもうだろーけど、ツリーに飾るよ。いちばん上に」みたいなフリにも、
 ちゃんと応えてくれるナイスガイ(悪魔)。
 何より特製のカメラまであるので、
 映ってる!?
 見えてる!?
 と、フレッシュなビジュアルまで披露してくれます。

 もーね、
 ストーリー展開もかなりの山場を迎えて、
 POVっつーか、フツーのホラー映画なんじゃねーか?
 と思いながら観ておりました。

 さて次作は、
 遂に街中へ飛び出るんじゃないかと、期待しております。

 頑張れ、カルト集団!


劇場霊 プレミアム・エディション(2枚組) [DVD]

島崎遥香,足立梨花,高田里穂,町田啓太,小市慢太郎/Happinet(SB)(D)

undefined


 ヒドい。
 冒頭からもうヒドくて、コレが二時間近く続くのか…と絶望的な気分になるも、
 所謂「劇中劇」だと判り、一安心。

 『劇場霊』とゆータイトルで、監督が中田秀夫ときたならば、
 ホラー好きは何かを期待するとゆーもの。
 主演の島崎遥香は、新たなホラー・クイーンとなるのか!

 結果は、すんげー期待ハズレ。
 ローティーン向けの「はじめてのホラァー」みたいな作品なので、期待を込めて観るべきではなかった。
 島崎遥香の、
 整形みたいなでっかい目玉がホラーと云えばホラーなんだけど、
 魅力的かと云えば魅力的、ではない。
 主演スターの輝きも、
 申し訳ないけど、脇の子らの方がイキイキと輝いて見えた。
 むしろ逆に「主演女優を夢見る田舎娘」的な役柄ならばバッチリなのだが、
 それはソレで、峯岸みなみの方が上手くハマりそーだけどな。

 とゆー、
 気がつけばネガティブな感想ばかりになってしまいましたが、
 こーゆータイプのホラーなんだと判れば、腹も立ちませんよ。

 小中学生の女子にオススメです。


ゾンビ・ガール [DVD]

アントン・イェルチン,アシュリー・グリーン,アレクサンドラ・ダダリオ/松竹

undefined


 アントン・イェルチェンがこんな映画の主演に!?
 と、少し驚いたけど、
 監督がジョー・ダンテと知って更に驚いた。
 こーゆーの撮るんだねえ、ジョー・ダンテ。。。

 ホラー・コメディで、
 随所にマニアックなネタを仕込んだり、
 風刺ネタでチクリとやるあたりに手慣れたベテラン感はあるものの、シナリオの底の浅さがいちばんゾッとさせられた。

 ホラー系アイスクリーム屋とゆーニッチな店を開いてる新しい彼女は、
 『カリフォルニア・ダウン』のあの娘なので、男子は刮目すべし。


 あのお婆ちゃん霊能者を主人公とした、エピソード・ゼロ的なお話。
 おしまい。

 と、云いたくなるほど特徴もないシリーズ作で、
 好きなら観ておきな以外、付け加えるのが難しい。

 お婆ちゃんが「外」へでる理由と、
 二人と仲間になる理由が、もうちょい巧く結べたらよかったのだが。。。


 モノクロ時代の作品なので、ストーリーの骨格以外はほぼ別物でしょう。知らんけど。

 遺産で譲り受けた巨大な屋敷は、お化け屋敷でした。
 とゆーのが元々のストーリーですが、
 現代版へのアレンジがかなり大胆で、
 壁全面が透明な、
 生活感ゼロの、カラクリ仕掛けの屋敷に変貌しておりました。

 この仕掛けとゆーのは、ゴーストを封じておく為の機能的な意味があるので、
 気狂いビフォーアフターとゆーより、『ヘル・レイザー』のパズルボックス的な印象を受けます。
 またゴーストの面々も個性的な方ばかりで、インパクトが強烈。
 正直、ストーリーを見失いそーになる。

 01年公開作のわりに、
 80年代テイストのキャラと演出がイキイキしてるのも不思議な魅力で、
 なんかいろいろ惜しい一作だなと、おもいました。

 ホラーガジェット好きには、たまらないかも。


[PR]
by y.k-ybf | 2016-11-27 23:18 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧