『仮面ライダー(略)エグゼイド(略)』、観(略)。
2016年 12月 18日
近年の平成ライダー5人が揃う姿には、高揚感がある。
強引ではあるが、
(映画共演からの)「ドライブ」と「ゴースト」の繋がりが活かされるなど、展開の工夫は良い。
坂本浩一監督らしいアクションの山盛り具合も素晴らしく、まったく飽きない。
(アクションの比重が尋常じゃなく、大きなクライマックスが2つありますw)
さらに今回は「中のヒト」祭りで、
また女性怪人役の山本千尋は隠し球級の大活躍で、最高の中国武術アクションを披露してくれます。
(そしてちゃんとエロく撮ってるのも、坂本監督らしい。)
5人のライダーが共演するお祭り映画としては、申し分ないだろう。
只、
「パックマン」周辺の、敵側の理屈も含めた部分は、ぜんぜん納得いかなかったけどな。
主人公との意外な接点は良いとしても、
目的や設定が、戦う理由以外になってない。
(『ピクセル』の後で「パックマン」をメインにするのも、どーかとおもふし。)
レトロゲームは上手に扱えば、いくらでも親子二世代の感動ストーリーにもなったろーに。
折角のゲームモチーフなんだし、
ナムコとバンダイが組んでいるのに、この程度? と、おもってしまふな。
いつか、
がっつりとマニアックなゲームネタで唸らせてほしいものだ。
地獄の底からピピンが甦ってくるとか。