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『仮面ライダー(略)エグゼイド(略)』、観(略)。


映画チラシ 仮面ライダー 平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー

東映

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 近年の平成ライダー5人が揃う姿には、高揚感がある。
 強引ではあるが、
 (映画共演からの)「ドライブ」と「ゴースト」の繋がりが活かされるなど、展開の工夫は良い。
 坂本浩一監督らしいアクションの山盛り具合も素晴らしく、まったく飽きない。
 (アクションの比重が尋常じゃなく、大きなクライマックスが2つありますw)
 さらに今回は「中のヒト」祭りで、
 変身前の姿のまま、けっこーなアクションを堪能できる。
 監督のサディズムを感じるぐらいに。

 また女性怪人役の山本千尋は隠し球級の大活躍で、最高の中国武術アクションを披露してくれます。
 女性格闘家は格ゲーの定番キャラなので、「エグゼイド」のコンセプトに沿っている点も良い。
 (そしてちゃんとエロく撮ってるのも、坂本監督らしい。)

 正直、
 個人的に「エグゼイド」とゆー作品を把握できていないので、
 消化不良な点も否めないが、
 5人のライダーが共演するお祭り映画としては、申し分ないだろう。

 只、
 「パックマン」周辺の、敵側の理屈も含めた部分は、ぜんぜん納得いかなかったけどな。
 主人公との意外な接点は良いとしても、
 「パックマン」である理由があまりに乏しい。
 目的や設定が、戦う理由以外になってない。
 (『ピクセル』の後で「パックマン」をメインにするのも、どーかとおもふし。)
 レトロゲームは上手に扱えば、いくらでも親子二世代の感動ストーリーにもなったろーに。
 ネタの無駄遣い、とゆー印象が残った。

 折角のゲームモチーフなんだし、
 ナムコとバンダイが組んでいるのに、この程度? と、おもってしまふな。
 いつか、
 がっつりとマニアックなゲームネタで唸らせてほしいものだ。

 「さんまの名探偵」ガシャットとか、
 地獄の底からピピンが甦ってくるとか。


by y.k-ybf | 2016-12-18 22:33 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by yuki-yo