『フルスロットル』、とか。四本。


フルスロットル [DVD]

ポール・ウォーカー,ダヴィッド・ベル,RZA,カタリーナ・ドゥニ/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 『アルティメット』(04)のハリウッドリメイクで、リュック・ベッソンは脚本でも参加しております。
 つまり、マンガみたいな世界観の映画です。

 未来のデトロイトは荒廃が深刻化しており、
 巨大なブリックマンションと呼ばれる集合住宅は丸ごとギャングの根城となり、都市は周囲を壁で隔離されております。
 そんな「バイオレンス・ジャック」みたいな設定に、
 中性子爆弾!
 ロケットに鎖で繋がれた美女! とか、
 ホント、永井豪のマンガみたい。(※誉めてます。)

 「アルティメット」シリーズから引き続きダビッド・ベルが出演しており、見事なパルクールを全編で披露してくれます。
 パートナーとゆーかW主演のポール・ウォーカーも、
 迫力あるドライブテクニックを魅せてくれますが、肉体を使ったアクションシーンがメインで、
 この二人のコンビは最高でした。

 ウータン・クランのRZAが敵ギャングのボス役で出ておりますが、
 凝った料理をパラパラっと作りながら会話するシーンとか、怪しい悪役感が良い。
 結局関係性が反転しちゃう後半のバカみたいな展開も、このキャラなら許せます。

 シリアスなストーリー設定を、
 軽やかなキャラクターたちが疾走することで、リアルな重さが段々と中和されてゆく感じが楽しかった。
 ベッソンが苦手で「アルティメット」シリーズも敬遠していたわたくしでも、ハマりました。
 コレは是非、シリーズにしてほしかった。。。

 エンドロールでは、ポール・ウォーカーへの哀悼が捧げられております。
 彼の早すぎる死が、いまでも悔やまれます。


 観たことないけど、カジュアルな「ボーン」シリーズみたい。
 田舎の冴えない若者が、じつは凄腕エージェント。

 ジェシー・アイゼンバーグのミステリアスな雰囲気はハマり役。
 しかしエピローグできっちり正装した姿になると、小悪党感がでてしまふフシギ。

 木と車の喩え話は良かった。
 二人とも木ならば、ゆっくりと森になればいいのだ。


 …こんな話だったっけ?

 「ミイラにミイラ取りをヤラセたら、
  案の定、ミイラはミイラのままで、ミイラは取れなかったし、結局ミイラだけが残った」
 みたいな話で、
 何を云ってるのかサッパリだとおもふだろーが、観たこっちもサッパリだ。

 「オザキ8」はさておき、
 エクストリームスポーツのシーンは楽しめましたよ。
 つか、
 侵入捜査云々の部分は丸々必要なくて。
 リブートなのに『ハートブルー』的な箇所が不要とゆーのは、なかなかな事態。

 ラストの、
 助けず戻るヘリにもビックリしたよ。

 何しにきたんやと。


 シュワノルド主演、99年公開の、オカルト・アクション。

 時はまさに世紀末。
 同じ年には『マトリックス』、『アルマゲドン』、『シックス・センス』が公開され、
 風雲急を告げる映画界において、
 比較すると若干、作風が古臭くも感じられる。

 九十年代とゆー、複雑にネジ曲がった時代の作品らしいと云えばらしいのだけれど、
 末期に生まれた作品にしては、中途半端感は否めない。
 シュワノルドのよーな、
 所謂スター俳優が持て余された当時の状況が窺える。

 シュワノルドの経歴からゆーと、
 97年に「バットマン」で氷屋さんを演じた後、心臓の手術で休業。
 本作が復帰作となる。
 少し頬が痩け、シャープに見えるのはその影響かも。
 シリアスなストーリーと役柄にはマッチしておりますが、残念ながら肉体美は拝めません。
 脱ぎ無し、です。

 前半は重たい過去を引き摺る渋いキャラで、
 シュワノルドが演じるには珍しいタイプだったのですが、
 後半、クライマックスに突入するといつものシュワなキャラに逆戻り。
 シリアスでオカルトな世界観が台無しです。

 オカルト風味や、捜査のバディ感は悪くなかったんだけどね。

 Y2Kと呼ばれた、2000年問題を扱った映画でもあります。



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by y.k-ybf | 2017-04-30 22:08 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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