『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』、と、「もう一つの」
2017年 07月 21日
旧シリーズをお浚い…するのは流石にしんどいので、劇場版だけを観返す。愚行。
思えば旧シリーズを初めて観たときも、劇場版から先に観る失敗をしており、
また当時は流行モノに対する(個人的な)偏見がモリモリしていたので、
旧シリーズは純粋に楽しめず、
ストーリーが折り返されて台無しになる展開も、受け入れ難かった。
(なので、
「憧れの学園クイーンが、じつわ…」とゆー真相はドラマ本編で明かされているので、
その生前の姿を描かれても、
うん、知ってる知ってるって感じになるだけだし、寧ろ露骨な狂乱描写は嫌悪感を増すよーな気がして、
観終わる頃には作品のミステリアスな魅力は半減するとゆー、
蛇足感がハンパない。
改めて想うのは、
「ツイン・ピークス」は「謎解き」が重要ではなく、
「謎」そのものと戯れながら、愛すべきキャラクターたちが右往左往する様を見守る作品ではないか、と。
んで。
WOWOWでは「もう一つの」と題して、
本編では採用されなかった未公開シーンを編集したモノも放送されまして。
確かにカットされるわなってシーンも少なくなかったけど、
続編の「リターン」が作られたことで、
エンディングの意味が変わっちゃったからな。
(最近のブルーレイ版には特典で収録されているそーです。)