映画のまとめ 『劇場版 艦これ』、とか。 アニメ四本。
2017年 11月 19日
第一話だけ観て興味を覚えたので、間を吹っ飛ばして劇場版を観た。
なので、
作品の知識もなく、キャラにもストーリーにもまったく想い入れもない状態での鑑賞となった。
ハッキリ云って、イイトコ取りのアニメで。
カワイイ娘と艦隊戦、
批判とかではなくて、
だって、そーゆーものだから。
なので(二回目)、
ネタバレとも異なると思うのでざっくり説明すると、
撃沈された艦娘が、その無念とゆーか残念によって敵として甦り、戦っているのだと。
倒した敵はまれに正気となり、艦娘に戻る場合もある。
要するに、
味方が敵になり、敵が味方になるわけだ。
この地獄のよーなループを断ち切るには、味方の撃沈ゼロの状態で敵を殲滅する必要がある。
ある意味、ゲームらしいハードルと云えばらしいし、
「運営」と「プレイヤー」の関係を含ませているのかな、なんつーことも考えてみたり。
(双方の「要求」が続く限りゲームは終わらない)
さておき。
未だに女の子が戦っている理由も、
海の上を滑っている仕組みも、武装や小人の謎もまったく判りませんが、
海戦シーンの迫力と爽快感は一見の価値はあるし、
女の子だらけとゆーのも、可愛いので許せてしまいます。
これはコレで。
どーゆー思考回路ならば、
戦艦を擬人化させたまま武装して戦わせよう! と、思い付くのか。
そこが驚異でもあり、全力で引ける部分でもある。
で、終わりでもよかったのですが、
リブート作品には必ず纏わりつく、
「またアレやるの?」問題を、半分クリアーした点は巧いと思いました。
「ガンツ」は兎に角ストレスが(意図的に)溜まる作品なので、コレぐらいで丁度いいのではないでしょうか。
CGのバトル描写も迫力あったので、
次も観たいです。
ストレスは半減で、テンポは倍でお願いします。
ここまで作り込んで、どーして面白くならないのか?
とゆー論文や研究にも最適な一作。
トム・ハンクスにボロクソ批判されたり、「スクウェア」の会社が傾いちゃったのも今は昔、
子供が食材(主にホットドック)を使って悪ふざけしてるのを見た大人が、
なんかオモシロそーだとCGアニメにしちゃったよーな、そんなアニメ。
そしてたぶん、
悪ふざけしてたのは子供ではなく、セス・ローゲンやジョナ・ヒルだ。
そんなアニメなので大人向けっつーか、
わたくしは若干引きながらも、楽しめました。
電動車イスの「ガム」には爆笑しましたよ。
しかしね、
この映画を「深い」って評価するのは、どーかと思うよ。
「深い」んじゃなくて、ネタの幅が「広く」て「多彩」なだけじゃないのかな。
社会問題や風刺があるのも、そりゃアメリカだからな。
アメリカだから、な。
作ったヒトらを苦笑いさせるだけじゃないかなと、わたくしは思うのですよ。