にっぽんのやきゅう。3。


 来期の巨人軍監督として星野仙一の名前が挙がっていたが、
 就任はなくなったようで、ほっとした。

 なくなったというか、なかったようでもあるが。

 それにしてもまだシーズン中だというのに、じつに無責任な騒動であった。
 たとえ発端が噂レベルであったとしても、責任問題として追求していいとおもう。
 日本のプロ野球界の現状はそれぐらい微妙でナイーブになっているし、
 シーズンを戦っている他球団や選手、ファンに、
 なにより星野自身へ悪影響が及んでいるからだ。

 名監督だろうと名選手だろうと関係なく、
 仮にもプロの選手にもなったニンゲンにとって、
 監督ができる、ユニフォームが着れるという話は、特別な意味があるだろうし、
 逆に、
 健康的な理由で一線から退き、球団間の因縁も少なからずもっている星野にとって、
 軽々しい問題でもなかったはずだ。

 そんな、心情を弄ぶような噂を流布させ、騒動をもたらした者の、
 無恥な言動には腹が立つばかりだ。

 熱心なファンでもないわたくしが言うのもなんだが、
 熱心なファンでなくともわかるぐらい、球界がやばいんですよ。
 こないだも、
 首位争いしている中日・阪神の緊迫したゲームはテレビ放送されず、
 リーグ優勝もなくなった、五位の巨人の試合が、
 それも十点差ぐらいついたダラダラしたものが放映されてたりするのですよ。
 誰も観ないですよ。

 テレビ中継の契約やらがあるぐらい、わたくしも存じ上げておりますが、
 これはちょっと、あんまりなんじゃねえかと、おもう。
 いま始まった事じゃないけども。

 ぶっちゃけてゆーと、巨人戦なんて意味がねえんですよ。
 視聴率もとれてないし。
 巨人じゃなくて、みんな「野球」を観たがってることに、早く気付いてほしいものです。

 それと今回の騒動で、
 プロなんだから要請があれば受けるべきだ、とか、
 金銭的な理由も然るべき、とか、
 意見が挙がったが、間違いはないとおもう。
 それはそれで。

 でもそれは、プロでも二流の程度だ。
 お金で実績と名声だけの選手を集めれば優勝できるとおもっとる、
 どこぞの死にかけたオーナーと一緒で、二流だ。

 プロならばお金を稼ぐのは当然で、なにも責めることではないが、
 同時に、
 ユメやキボーも背負うのが、プロであると。
 一流であると。

 星野が、「球団」というものに拘ること。
 些細なことにみえるかもしれないが、
 むしろそうした拘りこそが大切で、いま、求められていることのようにも、おもう。
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by y.k-ybf | 2005-09-12 00:02 | 記述 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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