2005年の音盤。5。


 復刻物で楽しみにしているシリーズが三つありまして。

 一つはデビット・ボウイの「三十周年記念盤」シリーズ。
 ジギーやらダイヤモンドドッグやら有名どころのリマスター、ボーナストラックと、
 買い直し聴き直しには重宝していおります。

 二つめはボブ・ディランの「ブートレッグ・シリーズ」。
 正確には復刻物ではなく、過去のライブ音源等のCD化なんですが、
 若かりし頃のディランが素晴らしすぎるので、オススメです。
 基本的にライブ盤なんでまったく知らない方にはつらいとおもいますが。
 これは今年も一枚出ておりまして、『NO DIRECTION HOME: THE SOUNDTRACK』。
 タイトル通り、ディランの伝記映画のサウンドトラック。
 デビュー前やらライブやらの貴重な音源が聴けますが、まだ映画は観ておりません。
 何でも例の有名な、
 お客さんに裏切り者と揶揄され、
 「うっさいボケ! 嘘吐きはお前じゃ」とやり返すシーンの映像が観られるそうですよ。
 これは『ロイヤル・アルバート・ホールーザ・ブートレッグ・シリーズ第4集』に音源として既に収録されておりますが、
 本当に見事な演奏と、複雑な意味合いをもつ会場の熱気で、オススメでございます。
 「ロック」等と口にする方々は、これを聴いていないと嘘吐きだとおもいます。


ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック
ボブ・ディラン / Sony Music Direct
ISBN : B0009V92Q8


 そして三つめが、ジョン・レノンの「リミックス&リマスター」シリーズ。
 リマスターという行為は音を「整えて」しまうので、
 オリジナルを聴いている方々には少なからず抵抗があったりもするわけだが、
 これはさらにリミックスまでされているので、
 復刻と言うよりも別物、パートⅡみたいな印象で聴くほうがいいのかもしれません。
 と、偉そうに言ってみましたが、
 ジョン・レノンは昔のボックスセットしか持っていないので、正確に聴き比べは出来ておりません。
 すみません。
 が、
 や、なので、また勝手な思い込みで書きますと、音は良くなっているとおもいます。
 わたくしがもってるボックス用に編集されたやつは、
 正直、音が(おそらくミックスが)好みではなく、あまり聴けませんでした。
 それと狂気のプロデューサー、フィル・スペクターが発表当時に塗り重ねたミックスを、
 オノ・ヨーコがキレイさっぱり払っちゃってるので、
 音がクリアで聴きやすく、また現在でも聴ける音になっている。
 えらいもんだとおもいます。
 基本的に構成などは変えないシリーズですが、
 『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』は後半の数曲、差し替えてあるそうですよ。
 メッセージ性が全面に出ている所為か、オノ・ヨーコの曲もフツーに聴けますね。
 良いアルバムだとおもいます。

 『心の壁、愛の橋』はジャケットが替わっちゃったのが残念ですが、
 時期的にプラスチック・ソウルwで、おもしろいですよ。

 パート2ですね。


サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ<リミックス&デジタル・リマスタリング>
プラスティック・オノ・バンド ジョン&ヨーコ / 東芝EMI
ISBN : B000B2UPCA

心の壁、愛の橋<リミックス&デジタル・リマスタリング>(CCCD)
ジョン・レノン / 東芝EMI
ISBN : B000B2UPGQ
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by y.k-ybf | 2006-01-11 11:42 | 音盤 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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