魔法戦隊マジレンジャー、終わる。


 前作、
 『特捜戦隊デカレンジャー』が秀作として、一部で、語り継がれておりますが、
 今週で最終回を迎えた『魔法戦隊マジレンジャー』も、
 劣ることなく秀逸な作品であったとおもう。

 この、スーパー戦隊シリーズは、
 低年齢層の子供をターゲットに制作されるもので、
 自然と難解で複雑なものや、刺激の強いものなどが排除され、
 厳しい言い様をするならば、
 ワンパターンな勧善懲悪のご都合主義に終始した作品である。
 そうしたマンネリズムが、好意的に受けとめられることは少ないが、
 じつはある一定の境目を越えると「黄金のワンパターン」として、一つの強みに変化する。
 それがシリーズの積み重ねによる膨大な情報(歴史)と解析(経験)によるものだ。

 マジレンジャーは、
 「家族」をテーマに、主となる五人を兄弟にして、
 父親、母親の存在をドラマツルギーの定石にのせて配置し、
 多層化の世界、
 敵側の豊富な設定、全体を三部に分けたストーリーと、
 「お約束」と「裏切り」が絶妙に紡がれて、シリーズの「歴史」が存分に活かされている。
 憎らしいほどに。

 (もっと細かいところや、遊びの部分にも、シリーズの影響は顕著にみられる。
  一番分かり易いのは、
  他の、特撮作品と比べると歴然となる作品自体の「厚み」だと、おもうが。)

 なんやかやと言いましたが、
 だからといって勧められるモノでもないのはわかっておりますが、
 子供が観るものだとスルーしてしまわずに、
 こーしてちょろっと観てみる余裕ぐらい、あってもよろしいかと、思う次第でございます。



 個人的にはですね、
 後半の、「冥府十神」が出てきたあたりがステキでした。
 ストロンガーのデルザー軍団を想い出しましたよ。
 またその声優が異常に豪華で、主役級の方々が挙っておりまして、
 たいへん驚きました。
 さらに、
 特撮の女王、曽我町子まで出演されておりました。

 このあたり、気合い入れてつくっとるなあと、
 おもいました。

 おしまい。
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Commented by まぐろ at 2006-02-18 01:15 x
こんばんわです。朝早いので毎週予約録画してみていました。デカレンジャーの方が好きだったのですが、マジレンも終わってみればこれはこれで楽しかったなあと思います。最初は芳香姉ちゃんが好きだったのですが途中から断然麗姉派になりました。しかし結婚してしまうとは・・・。
そしてどうみても僕と同年齢くらいと思う女優さんがマジマザー役をやっていたのは最後まで違和感でした。僕が個人的に違和感を感じていただけかもしれませんが。
Commented by y.k-ybf at 2006-02-18 22:53
まぐろさん、こんばんわ。
当初、わたくしもマジピンク、マジピンクと言っておりましたが、
いつの間にやらマジブルー派になっておりました。
特に理由もないのですが・・・。
それはさておき、
お父さん役の磯部勉の、渋さを越えてグロくも感じるリアルさに、
やられっぱなしでした。
by y.k-ybf | 2006-02-17 23:06 | テレビ | Comments(2)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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