『水曜どうでしょう』、新作放送決定。


 新作といっても去年のものだが、
 『水曜どうでしょう』の新作が、我が郷土、チバテレビでも放送されることとなりました。

 DVDで、
 それも初期の作品ばかり観てきたわたくしにとっては、画期的な事態でございます。
 さらにMXテレビでは、
 まだビデオ化されていない「ヨーロッパ制覇」も放送されており、二重の喜びでございます。

 すでに新作は2話目まで放送を終えておりますが、
 テレビ番組とは信じがたいグダグダな光景に、
 「どうでしょう」らしいなあと、安心やら、呆れるやらで、楽しんでおります。
 前回の「ジャングル・リベンジ」を観るときも同じだったのですが、
 実際に目にするまで、
 はたして「どうでしょう」は「どうでしょう」のままなのかとゆー点が、不安でありました。
 テレビ番組っつーのはいとも容易く変化するもので、
 それが改悪されるサマを、イヤとゆーほど観てきたもので。

 いまや、
 全国区のタレントにして『ゲゲゲの鬼太郎』でネズミ男を演じるまでになった大泉くん、
 映画監督になったミスター、DVDが大当たりのスタッフ陣と、
 変化があってもおかしくない状況であるのに、
 何も変わってないようにみえるのは、素晴らしいと賞賛するところでございましょう。

 と。
 新作の話題はこの辺にいたしまして、「ヨーロッパ制覇」で気付いたことを、一つ。

 以前にも書きましたが、
 この特異な番組、「どうでしょう」を成立させているのは、
 ミスターなんだなと、改めておもいました。

 基本的に中心は大泉くんで、
 そこにヒゲのディレクターとのやり取りなどが番組の色となっていくわけですが、
 じつはそれだけだと番組として成立しても、「どうでしょう」にはならない。
 際限のないボケの応酬のように、
 進むようで進まない、転がるようで転がらなくなるのだ。いろいろと。
 そこでミスターの存在が重要になるのですが、
 彼はボケに対するツッコミといった単純な役割ではなく、
 例えば、ツッコミに見せ掛けたボケであり、
 半ば強引に、周囲のボケをツッコミに変動させる、とんでもない特技の持ち主である。
 ミスターはリーダーであって、
 皆を率先し、時には窘めながら、
 番組(企画)を進行、成立させる立場にあるのだが、
 じつは誰よりもはやく挫折しているのがミスターであって、
 また、やる気をだして前面へ出てくると喋らなくなる(おもしろくなくなる)、
 タレントとして困った方であり、そうした一挙手一投足が番組に変調をもたらすわけで、
 それこそがミスターがミスターである存在意義とおもうだが、如何か。

 四人が四人とも、いそうでいないタイプの方々で、
 いかに奇跡的な組み合わせのカルテットであるかと、思い知るのでございます。

 おしまい。
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by y.k-ybf | 2006-05-15 11:19 | テレビ | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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