『バイオハザード II アポカリプス』と、『カンフーハッスル』


 映画の『バイオハザード II アポカリプス』が、前作同様、思いの外おもしろかった。
 思いの外の、「思い」がどの程度だったかは、秘密だが。

 発売当時、
 「娼婦みたいな」と揶揄されたゲーム『バイオハザード3』の姿まんまで、
 ジルが出てきて、一笑。
 追跡者?
 ネメシス?
 これもまんま、着ぐるみみたいで、一笑できた。

 ゲームの設定、世界観をとてもうまく消化されている。
 良い映画ではないが、愉しい映画だった。


 他に、『カンフーハッスル』もやっと観た。
 盛り上がりがイマイチ低かったのと、
 終わりがあっさりしているところに不満は残るが、
 とても才気溢れた、素晴らしいエンターテイメント映画でありました。
 CGの使い方が絶妙なのは前作『少林サッカー』で実証済みであるが、
 伝統ある古典の演劇や演武、映画、コミック、カルチャーら、
 古今東西に渡って貪欲に吸収し、
 土壌とすると同時にかるいネタ回しにまで使い、
 オマージュを越えたオリジナルになっている。
 見事なものだと、つくづくおもう。
 チャウ・シンチーの懐の広さと、バランス感覚は。


 わたくしは『マトリックス』シリーズが大嫌いなのだが。
 まず、アクションがすべてウソだとゆーこと。
 映画にウソもへったくれもないのだが、
 カンフー映画やワイヤーアクションなどを参考にして、
 本場のヒトらの指導も受けてるらしいが、
 ブルース・リーやジャッキー・チェン、
 あるいはプロレスを観て育っておる人間には、迫力のない粗末なダンスにしか見えない。
 二つめの理由は、難解であること。
 難解な話を、難解なままに描いているのか。
 簡単な話を、難解にみせているのか。
 どちらでもええんだが、
 とにかく、何かを誤魔化そうと、煙に巻こうとしているようにおもえちゃうところ。
 解らないってほどではないけど、
 ストーリーの流れ的にはマイナス要素であって、
 それが三つ目の理由で、全体的に映画がダルい。
 これは演出と編集のレベルが低いからなのだろう。
 一つ一つはセンスによって悪くないシーンになっているけれど、映画としては下だ。
 世界観とかは評価に値するけども。

 で、
 何が言いたいのかとゆーと。
 そんな真逆の高みに、『カンフーハッスル』があんだよ。と。

 そんなところでございます。



バイオハザード II アポカリプス デラックス・コレクターズ・エディション
/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ISBN : B000BVVFOS



カンフーハッスル コレクターズ・エディション
/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ISBN : B0001M3XGK
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by y.k-ybf | 2006-06-22 11:04 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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