機動戦士ガンダムDVD-BOX、の、感想。壱。


 時代的な劣化、ノスタルジックなものからは、やはり逃れようもない。
 のびのびと元気に動くモビルスーツや、
 カットごとに色が違ったり、オスカが金髪だったり、
 作画がメタメタだったり。
 ほぼリアルタイムで観ている人間としては、
 懐かしさを抑えることは容易くないし、
 劇場版の強い印象も、シリーズとして積み重ねられてきた歴史もあって、
 ニュートラルな感覚で鑑賞することは無理なようだと、結論に達しました。

 逆に。
 初見の、若い子らは、コレをどんなふーに捉えるのだろうか。
 などとおもったり。

 まあ、そんなこんなで偏ったまま鑑賞を続けているわけでございますが、
 これがまた、おもしろいわけで。
 新しい発見もけっこうありまして、
 感想なんて書きながら観てるので、たいへんなのです。
 総集編に近いものだとおもっていた劇場版とは、
 いろんな意味で別物なのが、また、良い具合で、そのへんは徐々に説明いたします。

 ・第一話「ガンダム大地に立つ」

 庵野秀明が「エヴァンゲリオン」を作るときであったか。
 まず最初に、その一話目を作る際に参考にしたのがこのガンダムの「第一話」で。
 コンマ単位まで切り刻み、分析、解析した上で、
 「出来栄えが神懸かっていて、無理。」と、サジを投げたなんてエピソードがあるほど、
 有名かつ影響を与えた、第一話。
 後の、ガンダムに限らず、
 多くの「ロボットアニメの第一話」の模範であり、雛形であり、踏み絵となった。
 大袈裟な言い様だが、
 実際に観てみると、技術的なところや作画的なところは目を瞑るしかないが、
 ストーリーの流れやテンポ、演出、絶妙な情報量などなど、
 確かに語り継がれちゃうような、お手本みたいな「第一話」だとおもいました。

 さて、誉め殺しもこのへんにしないと、
 頭がオカシイヒトだとおもわれちゃうので、細かいところを。

 テム・レイの部屋に息子のアムロの写真があって。それもごく最近のものが。
 テムってゆーと、
 人の命よりガンダムが大切な技術研究バカで、
 さらに後半、アレになった印象ばかり強く残っていたけれど、
 ちゃんと子供のことも忘れていない、普通の父親なんだと気付かされました。

 またこの時期、地球に降りていたことからも、
 量産化計画(ジムなど)は当然としても、
 ガンダムの後続機や、あるいは陸戦型まで、何かしらにタッチしていた。
 もしくは同時進行的に進められていたとも、おもえなくもない、かも。
 勝手な想像だけども。

 ガンダムといえば「リアル」なんて言葉がつきまとうものだが、
 冒頭の、コロニーへのザクの進入シーン、
 モビルスーツの巨大さ、人間を押し潰せるぐらいのマシンガンの薬莢など、
 戦場のリアルを描写する意識は、よく窺える。

 さて、それはさておき、やはりジーンだな。
 ジーンwwwwww

 ここでジーンが暴走せずに、あるいはデニムがしっかり抑えられていたら、
 アムロがガンダムに乗ることもなかっただろうに。
 ホントに、どえらいことをしたんですわ、ジーン軍曹。
 お疲れさまでした。

 あと、なんかジングルが変でした。


 ・第二話「ガンダム破壊命令」

 謎の兵器、スーパー・ナパーム登場。
 今だ、全貌は掴めず。


 ・第三話「敵の補給艦を叩け」

 ブライトさんがみんなの意見を聞いている。
 19歳とはおもえないリーダーシップぶり。

 この時点ですでに、ジオンは物資不足の問題を抱えているそうです。

 アカンやん。


 ・第四話「ルナツー脱出作戦」

 アムロは、内向的とゆーよりも、反抗的に描かれている。
 内弁慶とでもゆーのかな。
 でも暗かったらずっと暗いような設定よりは、
 こんなもんだろうね、実際。

 ワッケインの有名なセリフが、
 ホワイトベースの若い乗組員へではなく、
 亡くなったパオロ艦長ら年輩のものへ向けたものになっていて、意外。


 ・第五話「大気圏突入」

 宇宙世紀にしては、子供が遊んでいたラジコンが、怖ろしいぐらい古い。
 ビンテージか。

 基本的にはブライトさんが二枚目に描かれていて、
 また、独りで頑張ってる。
 頑張り過ぎは、根っからなのか。

 この時点で、アムロは八機のザクを撃破しているそーです。


 ・第六話「ガルマ出撃す」

 ホワイトベースのパイロットの乗る機体が、特定されていない。
 何故かコア・ファイターにばかり乗るリュウ・ホセイ。死にたがりか。
 ・・・18歳で、ブライトよりも年下なのだな。

 ガンダム、鼻千切りパンチを繰り出し、ザク3機撃破。
 鬼神のように活躍するガンダムが、微笑ましい。


 ・第七話「コアファイター脱出せよ」

 カイが、ブライトさんに殴られる。腕白。

 ドレンがコムサイを操縦してる。艦長なのに・・・。

 強制的に空中戦をさせるセイラさんが、怖いってゆーか、冷徹。
 やっぱりヒロインではねえなあ。

 その自由落下での空中戦。
 ガンダムはべつとして、シャアがザクで大活躍。

 シャア、じゃなくて、ザクすげえ。


 ・第八話「戦場は荒野」

 ここで、やっとガンキャノンが戦線参加。
 カイが乗って、例の、泣きわめきながら戦うわけだが、
 見事なキャラ造形だとおもう。

 ガンダムは、ザク3機撃破。

 ガルマも頑張ってる。


 ・第九話「翔べガンダム」

 ここに来てなぜかこの主題歌と同タイトル。

 翔べっつーか、飛ばされたっつーか、飛んでなくてジャンプしてるんだけど、
 この戦闘も含めて、
 子供の食事を老人が盗むシーンや、
 殴ってなぜ悪いかのシーンなど、けっこう詰まった話になってる。

 アムロがふたたびガンダムに乗る心情の変化などは、素晴らしい演出ですね。


 ・第10話「ガルマ散る」

 思いの外、頑張って何度も攻撃を仕掛けていたガルマが、ここで死んでしまう。

 えーと、
 イセリナの声がララァと一緒なんですね。

 ザク2機撃破。



 続く!
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by y.k-ybf | 2007-01-09 11:20 | テレビ | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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