『J-POP』/電気グルーヴ
2008年 04月 18日
まあ、ヒトソレゾレなのだから。
との、前提で話を始めるが。
R&Bなんて、ドレもコレもクソばかりだ。
日本だろーと、外国だろーが。
ドイツもコイツもセックス中毒で、自分は絶倫だとおもいこんでる。
ヒップホップだって、
マッチョなナルシストが義賊気取りで音を盗んでマスターベーションしてるみたいなもんで、
ブギーバックに近づくことも、三木道三を消し去ることもできていない。
しまいにゃ、
ジャニーズに食べ散らかされて、消化待ちになっている。
ロックも、パンクも、
エアロスミスやブルーハーツになりたがってる奴等ばかりで、
くだらないイス取りゲームを見せつけられる。
日本語最強の音楽であるはずの歌謡曲やポップシーンだって、
ちょっとノスタルジィをふり撒かれただけで、萎んでしまう。
紅白も、ナンでも、
ろくに売れてない歌い手が、昔のヒット曲ばかり唄っている。
誰が考えたかも想像できない、
テンプレートみたいな企画のオムニバスが絶えることもなく、売り出されてゆく。
何故か。
喜んで買うアホがいるからじゃ。ボケが。
さ。
偏見に凝り固まった醜い悪意は相手にするとつけ上がるので無視するとして、
電気グルーヴのアルバムが、八年ぶりに出ました。
まさか電気の新譜を再び聴けることになるとは、
何故か、まったく想像していなかったので、かなり不意打ちをくらってしまい、
気が付いたら初回限定版を探し回る羽目になりました。
ありました。
電グルは、ピエール瀧である。
てな、話は何度かした覚えがあるのでザックリと省きますが、
今回のアルバムは卓球のソロワークみたいな仕上がりになっております。
電グルが、
『J-POP』なんてーと、皮肉にしか聞こえないものでございますが、
アルバムは全体的に、
とてもしっかり作り込まれた、真っ当なポップミュージックのアルバムになっております。
『A』よりも、遙かに。
あながち、
『J-POP』とゆータイトルは、フェイクではなく、
意味合いが込められているのかもしれませんね。
それはさておき。
ジャケットの写真が素晴らしすぎて、何度も見ても笑えます。
あと、ビートクルセイダーズがギターで参加しているのも、驚きましたよ。
J-POP(初回生産限定盤)
電気グルーヴ / / KRE(SME)(M)
ISBN : B0013FCOU0