『Rock 'n' Roll』/John Lennon(018/100)


 ジョン・レノンのソロワークを聴くにあたって、
 最大の障壁になるのは、、
 障壁とゆー表現は失礼ではありますが、、、オノ・ヨーコの存在であります。
 なぜならば、
 いくつかのアルバムでは、彼女が唄っている歌が収録されているから、なんだけども。

 まず 前提として言っておかなくてはいけないのは、
 オノ・ヨーコは優れた前衛芸術家であるとゆーことで、
 シンガーソングライターでも大衆向けのコピーライターでもないとゆーこと。
 そんなヒトの曲が、ジョン・レノンのアルバムに並んで収録されているのだから、
 違和感があって当然なのだ。
 むしろ無いほうが不自然なぐらいだ。

 で、全部のアルバムを聴いてみた。

 聞き慣れてきたので以前よりは気にならなくもなったし、
 おもしろいとも思えるようになってはいるけども、
 全体的にアルバムをみる場合、
 やはりオノ・ヨーコのトラックのところだけ、引っ掛かってしまう。
 悪いわけではないんだけど。仕方ないなあ。

 と、ゆーわけで、選んだのが、『Rock 'n' Roll』。

 カバーアルバムなので抵抗もあり、ほとんど『イマジン』で決まりかけてたんだけど、
 まとまりが良かったので、こっちを選びました。
 全曲カバーだけど、
 逆に、ジョン・レノンらしさが出ているアルバムだとおもいます。
 それと、
 再リリースされたリミックス&デジタル・リマスタリング盤が、とても良かった。
 混ざったり、潰れてしまった音がクリアになって聞こえるし、
 ボーカルも、息を吹き返したように、フレッシュになっている。
 さらにボーナストラックも、アルバムのムードを壊さぬ程度に加えられていて、
 ビートルズのメンバーへの(些細な)メッセージもあったりするので、ございます。

 有名な話だけど、
 元々、このアルバムのプロデューサーは、
 「拳銃を持つ男、フィル・スペクター」だったんだけど、
 完成間近のマスターテープを持ち逃げするとゆー、奇行中の奇行をやらかしてしまいまして。
 その後、無事マスターテープは戻ったんだけど、
 損傷が激しく、再レコーディング後、リリースとゆー、
 まー、希有な経過をもつアルバムで。
 しかもフィル・スペクターは、音を壁みたいに塗り固めちゃうヒトで、
 最後はジョン・レノン自身でプロデュースしたんだけど、
 出来上がったものは、音の判別は難しく、ミックスも平坦な印象を受けます。

 そのオリジナルは、オリジナルの味わいはあるけれど、
 やはり個人的には、再リリースされたモノのほうが、良く感じます。



ロックンロール (リミックス&デジタル・リマスタリング) (CCCD)
ジョン・レノン / 東芝EMI
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by y.k-ybf | 2008-04-24 10:53 | 音盤/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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