柔道マンガ。二冊。


 オリンピックや柔道の試合を観ると、
 必ず読みたくなるのが、「柔道部物語」と「YAWARA!」でございます。

 みなさんご存じのように、どちらも柔道を題材としたスポーツマンガでございますが、
 片やリアルな高校柔道部を、
 片や天才を描いたファンタジックなものと、両極端なのでございます。

 「柔道部物語」は、
 吹奏楽部志望だった主人公が、なんやかやと柔道部に入部し、
 素人から柔道家へと成長する物語でございますが。
 その柔道部の描写とゆーか風景とゆーか、それがとてもリアルでした。
 わたくしは中学生の頃、柔道部でございまして。
 あー、あるある、
 なんておもいながら部の友人らと回し読みしておりました。部活をサボって。
 後半、西野とゆーライバルが登場しますが、
 これが外国の選手に多いパワーファイターで。
 当時から問題視されていた、力任せの柔道を取り上げております。
 この辺りは現在、課題となりつつあるポイント柔道と繋がりある問題でもあるとおもいます。
 が、それはさておき、
 ラストの西野との直接対決は、
 クライマックスと呼ぶにふさわしい盛り上がりを魅せてくれます。

 蛇足ですが、
 「はじめの一歩」の鷹村は、
 この「柔道部物語」に出てくる鷲尾先輩をモデルにしている気がします。
 名前もトリつながりだし。
 また「スラムダンク」も小林まことの影響が出てますね。
 リアクションの絵とか、そっくりだわ。


 「YAWARA!」は女の子が主人公で、天才とゆー、
 真逆のようなマンガだけど、
 とてもよくできているスポーツモノだし、恋愛モノでもあります。
 特に、天才とゆー、マンガでは鉄板中の鉄板ネタを、
 ここまで真っ正面から、なおかつ分かりやすく表現できているのは、
 かなりめずらしい例だとおもいます。
 天才って、なかなか説明できるものではないですからね。

 作品自体がメジャーになりすぎ、
 まあ、例の、ほら、あの方もいらっしゃるので、
 読む前に読んだ気になったり、
 読む気にもならなかったりするのでしょうが、
 スポーツマンガとしてとてもよく出来ているので、
 機会がありましたら、お試しください。

 何気に当時の時代背景もしっかり描写されてるので、そこもおもしろいですよ。




Yawara! (1) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹 / / 小学館




柔道部物語 (1) (講談社漫画文庫)
小林 まこと / / 講談社
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Commented by POP_ID at 2008-10-13 02:53
私、小林先生の後輩なんです。
舞台となってる高校は新潟商業そのまんまでした。
校舎の風景はもちろんですが、
新入生のクラスへの怒鳴り込みも、
バックネットに上る雨乞いのセミも、
全部、実話なので大笑いしました。
by y.k-ybf | 2008-08-27 20:23 | 本棚 | Comments(1)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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