『Bite It』 /Whiteout (045/100)


 ブリットポップの偏った想い出。その弐。


 ブームは読み違えると逆効果になってしまいます。

 ホワイトアウトは、ブリットポップの時期に出てきたバンドなのですが、
 これがまた、見事に読み違えておりました。


 確かに、ブリットポップには懐古的な要素がありましたが、
 リバイバルが中心だったわけではありません。
 ブラーでもオアシスでも分かるとおり、
 あくまでスタイルは現代的で、モダンでなくては意味がなく、
 過去のカルチャーへのリスペクトを口にすることはあっても、
 自身を同化させるようなことは、しておりませんでした。たぶん。

 しかしホワイトアウトは、
 60、70年代のアイドルバンド的イメージを全面に押し出しておりまして、
 それはないやろと、
 かなり引いた印象が残っております。


 そーして、このバンドもブレイクせずに消えてゆき、
 Amazonでもジャケットの画像すら出ない有り様ですが。
 しかし、ながら、
 イメージが定まってる所為か、
 音楽の完成度は高い、てのは言い過ぎだけど、よくまとまっております。

 ブームの徒花でありながら、
 この水準を求められたのが、ブリットポップの特徴の一つと言えるでしょう。




バイト・イット
ホワイトアウト / / BMGビクター
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by y.k-ybf | 2008-09-10 10:34 | 音盤/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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