2016年 07月 07日 ( 1 )

映画のまとめ 『ベティ・ブルー』、とか。五本。


ベティ・ブルー 製作25周年記念 HDリマスター版 DVD・コレクターズBOX

ジャン=ユーグ・アングラード,ベアトリス・ダル,ジェラール・ダルモン,リサ:コンスエロ・デ・アビラン/Happinet(SB)(D)

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 以前観たよーな気もするが、
 記憶が曖昧なので、観てない気分で今更観てみましたよ、『ベティ・ブルー』。
 想像以上に時代感とゆーか、
 当時は共有されていただろう感覚が、こってりと色濃く作品に宿っている。
 主人公となるベティとゾルグのカップルには、
 そんな刹那の存在感…っつーか、も、刹那しかないよな。この二人。

 彼女の個性は凶暴でもあり、無防備なまま破滅へ身をさらす。
 彼の優しさは怠惰で、救済でもあるが同時に堕落でもある。

 『タクシードライバー』がそーであったよーに、
 若い時分に観ると、特別なシンパシーが重なるのだろーな。と、おもふ。
 要するに、
 現在のおっさん視線で観てしまふと、どーしても距離が空いてピンとこない。
 お隣さんはたいへんだなー、とか。

 監督はジャン=ジャック・ベネックスとゆー方で、
 本作が公開されたのは、86年か87年。
 リュック・ベッソンの『グラン・ブルー』が88年で。
 映画界にニューフレンチとゆー新しい波が生まれた時期の作品、のよーです。

 確かに、具体的な形容は難しいけど、フランスらしさ。
 アートとバイオレンス、
 それと、いい具合の手抜き感がありますな。


リベリオン -反逆者- [DVD]

クリスチャン・ベール,エミリー・ワトソン,テイ・ディッグス,ショーン・ビーン/アミューズ・ビデオ

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 クリスチャン・ベール主演の、SFアクション。
 作中登場するオリジナル体術「ガン・カタ」が、一人歩きして有名になっております。

 銃を連射しながら見せるアクションは独創的で、厨二的な魅力に溢れておりますが、
 ストーリー上、
 強力な敵が「権力」そのものなので、あまり活きなかったよーな…。
 「ガン・カタ」同士の対決とか、ハードなアクションを期待してたのですが。
 作品はむしろディストピア社会の革命的崩壊に比重をおいており、
 つか、
 おもわぬワンちゃん映画でした。。。


11ミリオン・ジョブ [DVD]

リアム・ヘムズワース,ドウェイン・ジョンソン,エマ・ロバーツ/TCエンタテインメント

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 実際の事件をベースにした、当時の最高金額を強奪した犯罪映画、なのだが。

 まず、
 大量の現金が保管されている警備会社が杜撰極まりなく、
 その強奪計画も行き当たりばったりで、結末さえもあやふや。
 まったく緊張感とゆーモノがなく、警察も呑気そのもので、スリルすらない。

 映画の最後に犯行を行った本人のコメントで〆るも、
 そもそも、コイツが真実を喋ってるよーにおもえないから、ナンダカナー! とゆー気分にしかならない。

 リアム・ヘムズワースとドウェイン・ジョンソンがせっかく共演してるのに、
 ザ・無駄遣い。


 主人公の親友が、
 映画史上にランクインするぐらい、バカでクズでダメニンゲンなのが見所。
 他人に迷惑を掛ける系の、癪に障る、
 ホントの、バカ。


エイリアン・インセプション [DVD]

ロシェル・ヴァレス,ルーク・ゴス,ロバート・ダヴィ,デレク・ミアーズ,リン・シェイ/アメイジングD.C.

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 宇宙人に姉を浚われた、よーな気がする妹が、
 懸命に捜索を続けるうちに、オカルトな博士と出会い…。

 とゆー、
 ジャンル的には定番な、宇宙人誘拐モノ。
 正確には、宇宙人に誘拐されてイタズラされました系。

 始まって五分もすれば判るんだけど、大失敗してます。
 まったく面白くもなく、
 ジャンル映画的な真新しい魅力もなく、只々退屈なだけ。
 オカルトを重厚なミステリーに仕上げよーとしてるんだけど、
 明らかに素材が足りてないし、演出がミスマッチ。
 おかげで意図不明なシーンが連続する怪作と云えば怪作なのだが、
 そんな大したモノではないと、断言できる。


マッチポイント 初回限定版 (特別ブックレット付) [DVD]

ジョナサン・リース・マイヤーズ,スカーレット・ヨハンソン,エミリー・モーティマー/角川エンタテインメント

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 ウディ・アレン監督の、サスペンス。

 映画ファンの心理とゆーか、物語全般の倫理や定石を刺激する、意図的なストーリー。
 逆説的にエンタメの意味を問うているし、冷酷な一面をさらけ出す。

 悪人には罰を、と願ながら、
 犯罪の完遂を見守る、矛盾した心理の可笑しさ。

 義兄の嫁に惹かれてしまふ、
 理屈ではない何か、を、描いているのかなと、おもいました。
 スカーレット・ヨハンソンじゃ仕方ないかー、と、世界中の男性は納得するでしょう。


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by y.k-ybf | 2016-07-07 11:22 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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