2016年 09月 07日 ( 5 )

映画のまとめ 『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』 とか、六本。


オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 [DVD]

トム・ハーディ,ルース・ウィルソン,オリヴィア・コールマン,アンドリュー・スコット,ベン・ダニエルズ/アルバトロス

undefined


 トム・ハーディの、(ほぼ)一人による会話劇。

 ハイウェイをそれなりの高級車でブーンと飛ばしながら、
 電話で仕事や家庭やプライベートの会話を続けて、ある目的地へ向かいます。

 トム・ハーディの演技力頼り…とゆーか、
 彼個人の魅力で成立させた作品のよーな気がします。
 そもそも比べよーもないし。
 何処にでもいるタイプではないのに、何処にでもすっぽり収まるのが、彼の特異な点だとおもふが、
 そーゆー意味でも、彼の魅力が堪能できる一作と云えるでしょう。

 コレね、
 「帰り道」バージョンも観てみたい。
 破滅を前提で語られるコトが多いけど、
 もう一丁、山場があるんじゃね? と、わたくしはおもふのだが。


要塞警察 スペシャル・エディション [DVD]

オースティン・ストーカー,ダーウィン・ジョストン,ローリー・ジマー,マーティン・ウェスト/TCエンタテインメント

undefined


 ジョン・カーペンター監督、76年公開。

 近未来、
 強大な権力で街を支配する警察組織へ、遂にレジスタンスが立ち上がる。
 要塞と化した警察署をぶっ潰せ!


 とゆーストーリーではなく、
 ならず者集団に包囲されて襲撃を受ける、移転間際の旧警察署での壮絶な一夜を描いております。
 なので正確には、「籠城警察」ですな。

 西部劇の影響を色濃く残しており、その意図もよく判る。
 アクション、或いは犯罪映画とも明らかにニュアンスが違う。
 全体を覆うダウナーな空気感と、
 追い詰められる緊張感が共存する作品バランスは、「七十年代」とゆー言葉以外に例えるのが難しい。
 襲撃する側の空虚な造形は、むしろホラーに近い気もする。


 脅迫電話で事件に巻き込まれてゆく、サスペンス。
 ハル・ベリー主演の『ザ・コール』を連想させますが、
 当然ストーリーはまったく違うので、安心してください。B級です。

 真犯人の狙いと要求はなんとなく理解できたけど、
 犯行の一つ一つがキレイに巧く行き過ぎで、だんだんと興味が薄れてゆく。
 製作費って、
 こーゆー説得力の裏付けに使うべきなのだなー。

 オペレーターも意外とやれることが多いし、勘も鋭いので、
 さっさと解決しろや、とゆー気分になります。


奇跡の2000マイル [DVD]

ミア・ワシコウスカ,アダム・ドライバー/ポニーキャニオン

undefined


 ロビン・デヴィットソンとゆー女性冒険家の著作が原作。
 オーストラリアを徒歩で横断する、お話。

 困り笑顔が特徴的なミア・ワシコウスカが主演で、
 砂漠の厳しい環境にたった独りで挑む女性を、全裸で熱演しております。
 が、
 この主人公の女性とゆーのがなかなかの偏屈な変わり者で、他者を異常なほど拒絶する。
 困った顔で。

 その心理が「砂漠」を表現してるとしたら、フツーに都会で暮らしてても同じじゃね?
 とさえおもえてくる反面、
 判るわー! と、ドハマリするヒトもいるのでしょーな。
 とゆーのも、
 そもそもこの冒険が、
 現代社会を拒絶した「自死」の側面を含んでいるからだとおもふ。


リアリティー [DVD]

アニエッロ・アレーナ,ロシダーナ・シミオーリ,ナンド・パオーネ,ラファエレ・フェランテ,クラウディア・ジェリーニ/東宝

undefined


 タイトルの「リアリティー」とは、
 テレビの「リアリティー・ショー」番組のコトを指しておりますが。
 同時に、そんな番組に人生を振り回される「リアル」な姿のコトでもある。
 そんな映画。

 番組のオーディションに受かればいいな。。。
 受かったかもな。。。
 受かっただろ。。。
 受かったよ?
 受かってるのに。。。
 受かっていた、はず…。。。
 と、
 アットホームだった家族が、次第に狂気へ引き摺り込まれる。
 メディアの無責任な影響力だけではなく、
 ニンゲンの飽くなき名声への欲望が描かれております。

 のダガー、
 結末がちょっと不満とゆーか、
 そこまでやるなら、更にその先まで描かないと締まらないんじゃないかな、このストーリーわ。


 タイトルがアレっぽいので、
 スーパーカーの公道レース系かなと期待して観たら、少し違った。
 原題は『Channeling』。
 コンタクト型のカメラを目に装着して、独自の実況プログラムをリアルタイムで配信。
 高額のスポンサー料を稼ぐため、あの手この手とプログラムが作られて…。
 とゆー、
 若干SFなストーリーで吃驚。
 やってることはニコ生主と同じですが。

 一応、
 主人公の弟が「高級車を盗んで逃げ切る」プログラムを実行してるヒトで、
 その場面はアレっぽいのですが、ストーリーの主軸は別にあって。
 配信チャンネルの裏側に隠された企みとわ?
 みたいなサスペンスになります。

 つか、勿体無い。
 このコンタクト型カメラの主観映像ってのがなかなか面白く、
 ちゃんと「大人用オムツ」とか変な広告が入ったり、突然アップデートが始まったりして。
 如何にもそれっぽい。

 自分を切り売りして拍手を貰って、
 アイデンティティを支えよーと苦悩する姿などは、モロに現代の問題であろう。
 と、何気に風刺も含んだ映画でした。

 アレではない。


[PR]
by y.k-ybf | 2016-09-07 11:31 | 映画 | Comments(0)

実写じゃなくてアニメの方だよ。「進撃の巨人」、劇場版、前後編。







 原作も読んでるし、アニメも一応、観ているので、
 「ああ、総集編かぁ…」とゆー感想以外は、
 よく動いてるなー、とか、
 ミカサおもろいなー、とか、そんぐらい。

 新作カットもあるよーですが、
 元々クオリティが高いアニメなので、よく判りませんでした。

 おしまい。


[PR]
by y.k-ybf | 2016-09-07 11:00 | 映画 | Comments(0)

テリー・ギリアムの映画、二本。0と12。


ゼロの未来 [DVD]

クリストフ・ヴァルツ,デヴィッド・シューリス,メラニー・ティエリー,ルーカス・ヘッジズ/Happinet(SB)(D)

undefined


 現実(リアル)と非現実(アンリアル)が反転した、インターネットの世界を具現化したのかな?
 と思いながら、観ました。
 「我々」とは、「名無し」みたいな意味かな、とか。
 『未来世紀ブラジル』とも通じる感覚とゆーか、
 あちらは巨大な社会全体をテーマにしているのに対して、
 本作は個人的な部屋っつーか、
 マンガ喫茶のブース或いは机一つの世界の話、みたいな気がしましたよ。

 さて、正解わ?


 テーマの意図が分かり難くい以前に、映画そのものになかなかノリ切れず、何度も寝落ちしてしまった。
 巻き戻してストーリーはちゃんと追えたけど、
 結局テンションも上がらず、ハマるものもハマらない感じに。
 これは映画が悪いわけでは当然なく、わたくしが作品を掴み損ねただけだろう。
 ラストシーンの切なさにはぐっときたけども。

 幻だからと、否定する必要はなく、
 どんな形にしろ、隣人は愛すべきなのだと、わたくしはおもいますよ。
 そばにいるヒトを。


12モンキーズ [DVD]

ブルース・ウィリス,ブラッド・ピット,マデリーン・ストウ/松竹ホームビデオ

undefined


 95年公開の映画なので、ネタバレ含みで話を進めますが。
 この結末。
 飛行機の、あの男の隣に座る女性は現在の「彼女」で、
 偶然そこに居合わせたのか、皮肉だなあ。。。
 とおもたのだが、どーやら違うみたいで。
 あの「女性」はタイムスリップしてきた「彼女」で、
 感染は防げなくても抗体は入手出来たので、治療は可能になった。
 めでたしめでたし。
 とゆー意味らしい。納得納得。

 しかし。
 「12モンキーズ」や「タイムスリップ」と云ったミスリードの存在が、
 ストーリー上、かなり大きく占めているので、手掛かりが見え難い点も。

 ブルース・ウィリスもブラッド・ピットも妙に若々しく、
 エネルギッシュな演技がややスベり気味なのは、気のせいでしょうが。
 只、
 世間で認知されてるよーな鬱エンドではないですよ。コレ。


[PR]
by y.k-ybf | 2016-09-07 10:50 | 映画 | Comments(0)

『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』、他一本。


【チラシ2種付映画パンフレット】 『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間/劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカス パニック!』 出演:西銘駿.中尾暢樹

東映

undefined


 夏の映画は「ジュウオウジャー」と同時上映。
 時期的にTVシリーズも終盤なので、単独映画としては初と同時に、(とりあえず)最終作となります。
 が。
 まず、わたくしが「ゴースト」のシリーズを追い切れていないので、
 いつにも増してざっくりな感想になってしまいました。
 いつもの「ゴースト」だな、と。

 そもそも「ゴースト」とゆー作品が、
 二転三転するストーリーや設定はいいとしても、どーにも煮え切らない達成感の薄い展開が続く作品で。
 それを象徴するよーな映画でした。
 スイマセン、えらそーに。

 異世界モノとゆーのは、
 そのルール(設定)を如何に納得させて伝えるかが肝だとおもふのですが、
 「ゴースト」はそこを上手くクリア出来てないんじゃないかなー、ってのが第一話から続く不満でもあって。
 それがシリーズで積み重なった上での、映画オリジナル設定だからな。
 アランのもう一人のお兄ちゃんとか登場するから、ビックリですよ。
 (鑑賞後、一緒に観た友人に教えてもらうまで、理解出来ませんでした。)
 消化できんわ。


 さて、恒例の新ライダー御披露目ですが、次の「エグゼイド」。
 かなり急角度なインパクトに戸惑いを拭えませんが、
 動いた姿を観れば…、、、
 それでもまだ慣れないかな?w
 しかし奇抜なライダーほど面白かったり、名作になったりするケースも多いので、
 これはコレで楽しみにしております。


[PR]
by y.k-ybf | 2016-09-07 10:37 | 映画 | Comments(0)

レッツ☆チャレンジ! 『ギャラクシー街道』(一年ぶり二回目)


 二度と体験したくないよーなヒドい事態が起こると、
 あの体験は何だったんや? と、確かめたい衝動が湧いてくる。

 あのヒドい映画は、本当にヒドかったのか。

 我々はその真実を検証するため、
 再び三谷幸喜監督作、『ギャラクシー街道』へ挑むのであった。

 「我々」とは勢いで出た言葉で、本当は独りだが。
 ※自宅で、WOWOWの録画での鑑賞。


 先延ばしにするほどのコトでもないので、早速、結論に移るが。
 正直、以前のよーなヒドさは感じなかった。
 初見ではないのでインパクトが欠けるせいでもあるが、いい意味でTVサイズに収まる作品だった。
 しかし同時に、
 僅かにあった笑えるポイントも薄れており、
 結論としては、只々不快で詰まらない作品になっていた。

 まず、香取慎吾演じる主人公の不快さ。
 ハンバーガーの食べ方一つで人格を否定し、
 尚且つ別れた元カノがいまだに自分を忘れられないと思い込み、妻の浮気を理由に店を閉めよーとする。
 「ハンバーガーが好き」とゆー設定ながらその描写はなく、コイツが調理するシーンすらない。
 つか、殆どサボって客席に座って駄話してるか、引っ込んで西田敏行と話してんだよな、コイツ。
 そりゃ暇になるわな、こんな店。
 異星人差別もするし。

 とゆーヤツが主人公で誰得なのかはさておき、
 コイツと嫁の騒動を軸にストーリーが展開するわけでもないのが、おそらくいちばんの問題点で。
 観客からすると、
 軸が見えない、感じられないとゆーのはスゴく不安で気持ち悪いんだな。
 コレ、
 西田敏行の存在を無くせば、かなりマシになるとおもふ。
 二人が浮気を疑い、言い争いをする最中、
 珍しく次々とお客さんがやってきて、なかなか話が進まず、
 そこへ元カノの優香(あきる野市出身)まで現れて…。
 で、ええやん。

 「ナゲット80箱ください」
 「ハイ、ナゲット80…箱!?」
 とか、なるやん。

 それと、
 ワープロを打つ男がナレーションまでやってるのも混乱を生む要因の一つ。
 男が見る幻覚はマジ要らないし、むしろ余計な矛盾を生んでるしな。

 そして最大の消化不良は、やはり後半のあの場面で西川貴教演じるカッパ星人を使わなかった点。
 諸事情で本編に絡めなかったのだろーが、
 ならば、
 びしょびしょになるとゆー設定は外さないとダメだよな。
 と、
 結局前回と同じよーな話になってしまい、同じよーな怒りがふつふつと湧いてきたのでこの辺にしますが。
 オープニングのアメリカンなアニメや、
 美術や衣装、ビジュアルは、悪くない。
 特に美術はホントに素晴らしく。
 あのハンバーガー・ショップと、意図的にセット感のある宇宙は、まったく飽きがこない。


 つくづく勿体無いことしたな。三谷。
 「真田丸」に集中してたんだろな。幸喜。
 と、おもふ。
 『ギャラクシー街道』、二回目の鑑賞でした。



 地球での過去のシーンも丸々要らないな。


[PR]
by y.k-ybf | 2016-09-07 00:09 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧