2017年 01月 09日 ( 2 )

シャーク(鮫)が来るぞ、カメラを回せ。シャーク(鮫)映画。一本と一本。


シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄 [DVD]

ドミニク・スウェイン,トレイシー・ローズ,シンディ・ルーカス,クリスティーン・ヌエン,コーリー・ランディス/アルバトロス

undefined


 いつものWOWOWさんで「シャーク(鮫)映画特集」をやっていたのでチャレンジしてみたが、
 シャークのゾンビが襲ってくる、『ゾンビシャーク 感染鮫』。
 水陸構わず泳いで襲ってくる、『ビーチ・シャーク』。
 シャークとゆーかシャーク型ロボが襲ってくる、『ロボシャークVSネイビーシールズ』と、
 立て続けに10分保たずにギブアップな駄作が連発。
 嬉々としてレコーダーの削除ボタンを連打しましたが、一作だけは最後まで観ましたよ。

 『シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄』
 まさかの、シャークと女囚モノがドッキング!
 コレわ期待できるぜ。性的な意味で!!

 女囚さん(監獄に収監されている女性の方々)が、
 奉仕活動かなんかで(フツーの)バンに載せられて、森へ穴を掘りに出掛けます。
 を、掘りに。
 眩しいタンクトップ姿で、水をバシャーッと浴びながら。(※囚人です。)
 そこへ、
 甦った太古の鮫、シャークザウルス(笑)が襲いかかるのDEATH!

 最初はまだ沼の水辺をウロウロしておりましたが、
 次第に泥濘の中を泳ぎ、
 最終的にはフツーに地面の中を泳いでました。
 恐るべき、シャークザウルス(笑)。

 何人かパクッとやられながらも、ロッヂに避難。
 偶々誰もいないロッヂには、
 偶々銃器がたんまりと隠してあったので、
 偶々フル武装で出発。

 何人かパクパクッとやられながらも、
 何人かは助かって、メデタシメデタシ。

 森へ穴を掘りに行く時は、
 シャークザウルス(笑)に気を付けたいものですね。


 わたくし、嘘をついておりました。
 じつはもう一本、シャーク(鮫)映画を観ておりました。
 『ドルフ・ラングレン 処刑鮫』。

 しかしコレはシャーク(鮫)映画とゆーより、
 「ドルフの映画に鮫が出た」とゆー認識なので、ご理解していただきたい。

 そのわりにドルフの活躍は少ないけどね。

 危険な動物の密売人のドルフ。
 警察のガサ入れを受けて車で逃亡するも、婦人警官の強引な追走で湖に車ごと突っ込み、逮捕。
 刑務所送りになります。
 残されたドルフの娘は婦人警官に引き取られ、
 数年後、
 湖に人喰い鮫が現れる事件が発生した頃、釈放されたドルフも娘が心配で戻ってきました。
 ドルフが娘を奪いにくると、すっかりママ気取りの婦人警官は勝手に危機感を募らせ、
 娘が自発的にドルフへ会いに行くと誘拐されたと勘違い、通報して警察を動かしてしまいます。
 それでも不安な婦人警官は、
 知り合ったばかりの学者さん(♂)を引っ張り、彼のボートまで借りて、ドルフの家へ急行します。
 案の定、
 シャークがうようよいる湖は危険で、途中、ボートは襲われて、学者さんをパクリ。
 危機一髪の婦人警官を助けたのは、なんとドルフでした。
 なんやかんやとドルフがシャークに蹴りを入れたりしながら、無事退治&救出。
 執行猶予中でありながら誘拐容疑をかけられ大ピンチのドルフでしたが、
 なんとか婦人警官が弁明をして、セーフ。
 メデタシメデタシ。。。

 とゆー、
 思わずラストまで粗筋を書いてしまいましたが、勘の良い方はもうお判りでしょう。
 シャークは湖に落ちた車から逃げ、
 ドルフは一方的に危険人物扱いされた挙げ句、
 娘との再会も不当に妨害され、誘拐犯にまで仕立て上げられる始末。
 そう。
 全ての元凶は、この婦人警官なのです!
 (善意で協力した学者さんも死んじゃうし。)

 まるで一流の死神かっつー勢いで大活躍する彼女。
 お判りですね。
 本作の主人公も、彼女だったのです。
 (ドルフは、めっちゃ脇役。)

 やはり、安定のシャーク(鮫)映画でした…。無念…。


 ま、でもね、
 シャークは意外と小ぶりで、カワイかったですよ('-^*)


[PR]
by y.k-ybf | 2017-01-09 23:59 | 映画 | Comments(0)

(お腹を押さえながら)何ですかコレわ? 松田優作の映画特集です。九作です。


 松田優作とゆー存在は、わたくしの中では既にアイコン化しており、
 リアルタイムではあるけども、憧憬とも違う距離を感じております。
 要するに、
 特殊な思い入れはない、とゆー個人的な印象なので、彼が主演の作品もほぼ未観。

 いつものWOWOWで特集があったので、ざっくりと追い掛けてみましたよ。


暴力教室 [DVD]

松田優作,舘ひろし,安西マリア,クールズ,丹波哲郎/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

undefined


 76年の、
 キャリア的には初期の主演映画。

 松田優作が暴力事件を起こして謹慎してる間に撮影したそーで、
 だからこそのタイトルに、この内容。すげえ。
 謹慎って、そーゆーものなのか。。。

 松田優作は教師役で、舘ひろし(新人)が不良グループのリーダー役。
 仲良く喧嘩しながら巨悪な黒幕(校長)を倒すとゆー、じつに劇画チックなストーリー。
 手先となる生徒会(剣道部!)もしっかり登場します。

 松田優作は(おそらく)ブルース・リーにだいぶ影響されてた頃で、
 後半の演技や展開は『怒りの鉄拳』か『燃えよドラゴン』かとゆー勢い。

 舘ひろし(新人)の素人演技は、
 も、声が小さくて小さくて、逆に見所。

 二周ぐらい回ってほのぼのにすらおもえる、学園乱闘映画でした。

 松田優作の妹役が、つくづく不憫。


最も危険な遊戯 [DVD]

松田優作,田坂圭子,荒木一郎,内田朝雄,草野大悟/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

undefined


 78年公開。監督は村川透。

 ワイルドでアウトローなキャラクターは、一般的な松田優作のイメージそのものかも。
 ユーモアもしっかり配置されており、作りに安定感がある。
 その反面、深みはなく、
 平均的なアクションドラマに落ち着いている。
 とはゆーものの、
 やはり当時のロケ撮影の大胆さには見応えがあり、
 都心の空撮や、ビルからビルへの銃撃戦などは、単純に感嘆する。
 あの屋上の建物は、今、六本木ヒルズですって。
 あんなトコで撮影したんだな。
 (窓を乱暴に割って出ようとしたら、
  反動でフツーに窓が開いたシーンはおそらくミスシーンで、笑えました。)

 今は無き渋谷のストリップ劇場も出てきます。
 渋谷って、本来あんな街だもんねー。

 松田優作入門編としては、最適な一本だとおもいます。
 余計な思想がない。


 音楽がシリーズを通して大野雄二なんだけど、完全にルパン。
 完全にルパンなのです。


殺人遊戯 [DVD]

松田優作,中島ゆたか,佐藤慶/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

undefined


 遊戯シリーズの第二弾。
 前作と同じく78年公開で、監督も村川透。

 鳴海昌平とゆー松田優作のキャラクターに変わりはないが、ストーリー上の繋がりは不明。
 本作には唯一、
 相棒的な舎弟役に阿藤海が登場し、ユーモアな側面が少しだけ増す。
 とゆーのも、
 元々の企画は別作品の予定で、それが遊戯シリーズへ変更になったそーですよ。

 「殺し屋」鳴海昌平の一面がクローズアップされたストーリーで、
 アクションもハードになりましたが、直球なドラマはやや凡庸にも感じる。

 阿藤海の、
 「やさしいよ~」はキラーフレーズ。


俺達に墓はない [DVD]

松田優作,岩城滉一,志賀勝,竹田かほり,森下愛子/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

undefined


 79年公開。

 主演は松田優作だけど、
 ストーリーは岩城滉一(新人)、志賀勝との三人で展開する、いまでゆー犯罪コメディ、かな。
 志賀勝とゆー意外なキャスティングが素敵だ。

 松田優作は(おそらく)ショーケンの影響を受けていた頃で、コメディチックな振る舞いが目立つ。
 ハードでワイルドな自身のイメージを、
 この時期、積極的にネタにしているのは、何か特別な意義があるよーにもおもえる。
 (つか、松田本人はコッテコテのコメディをやりたかったのかな?)

 飄々と犯罪を企む松田優作(と二人)の姿は、滑稽で、魅力的だ。
 悲劇的な運命も含めて。

 ゲリラでの撮影や、迫力あるカーチェイスなど緊迫感もあり、
 ちょっと切なく、イイ感じのラストも良い。

 岩城滉一(新人)の素人演技はヒドいが、社会不適合な若者映画の側面も感じる。


蘇える金狼 デジタル・リマスター版 [DVD]

松田優作,成田三樹夫,風吹ジュン/角川エンタテインメント

undefined


 79年公開、村上透監督。

 「七千万なら利子だけで暮らせる」
 との台詞に、一瞬、衝撃を受ける。
 そんな時代の映画。

 「遊戯」シリーズの鳴海昌平からユーモアを引き算して、
 思想を足し算したよーなキャラクターは、より理想的な「松田優作」像に近付いた気がする。
 本人が望んでいるかはさておき。
 代表作として挙げられるのも納得。

 ストーリーは、
 ジョージ秋山の「銭ゲバ」みたいな話だけど、
 その理由と顛末がやや消化不良に感じられたのは、時代感覚のせいかもな、とか考える。
 七千万で暮らせるのだからなー。

 企業が巨大な存在となり、
 個人の野生など嫌悪された時代だからこそ、共有された願望なのかも。

 主人公の求めるものが掴みにくい。
 彼には何も必要ないと、おもえてしまふよ。

 実際、必要な「モノ」などない。
 とゆー空虚な話でもあろーが、
 その地続きとして『野獣死すべし』を観ると、面白いですね。


処刑遊戯 [DVD]

松田優作,りりィ,佐藤慶/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

undefined


 79年公開。
 シリーズ三作目の、最終作。
 監督は同じく、村川透。

 ユーモアが排除されて、台詞も少なく、全編シリアスなムードで統一される。
 それはそれでシリーズの魅力を損なってる気もするのだが、
 ハードボイルド・アクションの、一つの到達点のよーな完成度を見る。

 特に、
 本筋と絡むわけでもない時計屋のエピソードがアクセントとして素晴らしく、
 殺し屋稼業の孤独さを浮き彫りにしている。

 話の判りにくさは相変わらずで、
 殺し屋同士の戦いも、もちっと盛り上がって、深みがあれば、更に良かったんだけどねー。


野獣死すべし 角川映画 THE BEST [DVD]

松田優作,小林麻美,鹿賀丈史/KADOKAWA / 角川書店

undefined


 80年公開、村上透監督。

 松田優作が減量の上、奥歯を抜いて役作りに挑んだコトでも有名な本作。
 これまでのタフな役柄とは正反対な、
 繊細で病的、神経質な主人公像は現代的におもえるし、実際、ある種の雛型にもなったのだろう。
 (当初の予定とは違うらしいが)心理描写のシーンも多く、主人公の孤高が強調される。

 「戦場」は何もベトナムだけではなく、何処の社会にも存在している。
 とゆー意味合いにも捉えられるテーマだが、
 そしたら、後半の狂乱は野暮だわなあ。

 ラストはいろんな解釈が出来るけど、
 わたくしは「夢オチ」説だとオモシロいので、一票。
 最初のコンサートで眠ったまま夢見てた、とゆー。

 共演の鹿賀丈史がまた、エネルギッシュな狂犬のよーで、ステキ。

 野獣。
 野生とわ?


ヨコハマBJブルース [DVD]

松田優作,辺見マリ,蟹江敬三,宇崎竜童,内田裕也/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

undefined


 81年公開、工藤栄一監督作。

 原案は松田優作本人で、
 ブルースシンガーを演じており、
 作中でもライブシーンがあり、主題歌挿入歌も唄っております。
 ハードボイルドとゆーか、
 (明らかに)ロバート・アルトマン『ロング・グッドバイ』の影響を色濃く受けております。
 ストーリーも含めて。

 「野獣」辺りから松田優作の役柄へのアプローチは大きく変化しており、
 ニンゲンの弱さをテーマにしてるよーな印象を感じました。
 本作は松田優作本人の原案とゆーこともあり、
 個人の内面(少年性?)がダイレクトに描かれているのかな、ともおもいました。

 ラストの葬送シーンは、
 過去の自分との決別を意味しているよーにも見えます。


ア・ホーマンス [DVD]

松田優作,石橋凌,手塚理美,ポール牧,阿木燿子/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

undefined


 少し時間が飛んで、86年公開。
 監督降板により、急遽松田優作が監督となった、初監督作。
 主演は石橋凌(新人)との共演。

 コレね、
 トラブルも話題になったし、あまりいい噂も聞いていなかったので期待せず観たのですが、
 (当時の)新しいタイプのヤクザ映画として、楽しめましたよ。
 ポール牧の変態幹部役や、片桐竜次の松葉杖大回転など、怪演が際立つ。

 唯一とゆーか、
 最大の問題点は「じつはロボット」問題なのですが。
 逆に、
 ロボットである意味は作中でも重要ではないので、薄目でスルーしても構わないかとおもいます。
 (人物が勝手に心情を投影する効果(存在)はあるけども。)

 この時期の松田優作は、
 『家族ゲーム』(83年)に代表されるよーな無表情で得体の知れない役柄が多くなり、
 本作は極め付けと云ったトコロか。
 (『ターミネーター』(85年)の影響については肯定も否定もしないけど、
  本作で演じる役割はむしろ『ターミネーター2』(91年)に近いのが、興味深いですな。)

 途中交代なので松田優作の監督の腕前までは判断できないけど、
 印象的な情景シーンは、彼が撮ったんじゃないのかな?
 ぐるーーーんって回るやつとか。

 とゆー、『ア・ホーマンス』。
 かなり誇張して表現すると、
 レフンの『ドライヴ』っぽい‥‥‥(思案中)‥‥‥気もします。

 つか、
 『めぞん一刻(主演・石原真理子)』と同時上映だったんだな。。。



 以上、
 松田優作特集でした。
 今回は、Wikipedia大活躍。


[PR]
by y.k-ybf | 2017-01-09 23:42 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧