2017年 09月 02日 ( 2 )

『スパイダーマン:ホームカミング』 ※ネタバレ有るよ。


 こーも短期間でリブートされるのは些か不安でもある、「スパイダーマン」。

 全ては杞憂でありました。

 今回のリブートが特殊な点は、
 二つの前シリーズがそこまで古びていないのを逆手に利用してる点と、
 MCUの「シビル・ウォー」でイントロダクションを済ませている点。
 この二つの点によって作品の方向性は限定されると共に明確となり、
 また例がないほどスピーディーに物語は展開される。

 ピーターは(実写映画化の中では)最も年齢の低い高校生となり、
 自身の正義感とスーパーパワーを持て余しながら、
 次第に「正義」の難しさと、力(パワー)を持つ責任について体験し、学んでゆく。

 MCUとゆー映画独自の「スパイダーマン」誕生を描く物語は、
 同時に、
 スーパーヒーローとわ?
 スパイダーマンとわ?
 とゆーオリジン(原作)へ立ち返る物語でもあるのだ。
 (そして結末ではその見事な回答まで示される!)

 と、
 珍しくまとまったので終わりにしたいトコロですが、まだ話足りないので続けます。

 クイーンズとゆー都会ではない街が舞台なのも効果的で、
 高層ビル群がない場所ではこんなコトになるのかと、たいへん新鮮な気分で楽しめました。

 ハイスクールの描写も面白いコばかりで、
 ネッドはいいキャラだし(「シビル・ウォー」の後で一緒に「スターウォーズ」観たのかな)、
 あのコがあのキャラになるのも驚いたし、
 イジメられる側だったインド系の子がイジメる側に回ってるのも時代の流れを感じたよ。

 トニー・スターク/アイアンマンの出番は意外と少なかったけど、
 ラストの唐突な展開が、トニーらしくて素敵。
 「彼(キャップ)が手を抜いてくれたからだ」って台詞にも、ぐっときましたよ。
 ピーターと関わることで、トニーの心境も変化しているのだろーな。

 後半、
 トニーが作ったスーツではなく、
 自作のスーツでバルチャーに挑むのも、テーマを象徴した秀逸な演出だと思う。

 今回の敵、
 マイケル・キートン演じるバルチャーは、カッコ良すぎ!
 んで予想より遥かに強敵だった。
 家族を守るため、強大な力を利用するのは、
 ある意味、ネガティブなピーターのよーにも思える。

 車内での脅迫シーンは、
 さすがマイケル・キートンとゆー迫力でした。
 やはり舞台で自分の鼻を銃で撃ち抜いたヒトは違うな!


 いい加減ホメ殺しみたいになってきたので終わりにしますが、
 三回目の仕切り直しなのに、
 ここまでフレッシュな気持ちで楽しめる作品にしてくれるとは、想定外でした。


 これは親愛なるヒーローの、新たな誕生物語である。


 (あ、ワシントン記念塔って只のモニュメントじゃなくて、あんなに大きな建物だったのね)


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by y.k-ybf | 2017-09-02 20:43 | 映画 | Comments(0)

『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』、他一本。


【チラシ2種付映画パンフレット】 『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング/宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』 出演:飯島寛騎.岐洲匠

東映

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 タイトルにもあるよーに、トゥルーなエンディング。
 本当の最期であります。

 順番的にはテレビシリーズの後日談的な扱いで、
 バレがあるぞ!
 との噂に恐々としておりましたが、
 8月21日に観た時点では、ショック死するほどのネタバレは感じませんでした。

 全員○○○○って部分かな?

 シリーズ本編だけではなく、
 冬と春の映画も比較的巧くいってる、「エグゼイド」。
 今回も世界観を崩すことなく、きっちりまとめてきました。素晴らしい。

 敵となる仮面ライダー風魔の目的が、
 医療系ドラマとしては避けられない問題を抱えている点も良い。
 子供の願い、父親の想いとゆーこのテーマは、もっと掘り下げてもよかったぐらいだ。
 そして先日、
 TVシリーズも最終回を迎えた。

 レベル1が攻略の鍵になる、とか、
 OPの映像、第一話のシーンが再現される、とか、
 じつに「判ってる」クライマックスで、シリーズの完成度を証明するよーな結末でありました。
 バグスターを生命体の一つと認める解釈はとても現代的で、
 ココに人工知能やロボットの意味合いを嵌め込むのは容易だけど、
 寧ろゲームに対する世代間の認識の違いが含まれているよーな気もする。
 とても冷静で、自然に。

 一方、ゲーム病で消滅した人々は、甦らなかった。
 コレこそ英断だったと思う。
 このファミリー向けジャンルのドラマならば、
 甦らせても誰も文句は云わないだろーし、受け入れてもくれるだろう。
 しかしシナリオは医療ドラマの嘘ではなく、「甦らない」展開を選択した。
 今回の映画の結末と合わせて、
 この軸のブレなさこそが「エグゼイド」とゆー作品の強みであり、物語の魅力だったのではないだろーか。


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by y.k-ybf | 2017-09-02 20:30 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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