カテゴリ:本棚( 36 )

「ジオンの幻陽」

機動戦士ガンダムZZ外伝 ジオンの幻陽 上 (角川コミックス・エース (KCA168-3))
森田 崇 / / 角川グループパブリッシング




機動戦士ガンダムZZ外伝 ジオンの幻陽 下 (角川コミックス・エース 168-4)
矢立 肇作 / / 角川グループパブリッシング




 『機動戦士ZZガンダム』は不運な作品でございました。
 急遽、制作が決まるわ、劇場版『逆襲のシャア』のスケジュールが割り込むわ。
 明るいコメディタッチは不評だわ、主題歌は「アニメじゃない」だわ。
 放送終了後も、
 ガンダムシリーズとしては、メディア媒体での露出も少なく、
 プラモもいまだに全機種出てないし、単品ゲーム化もPC以外では無かった気がする。
 ガンダムが好きな方なら、
 これが如何に特殊なケースか、お分かりになるとおもいますが。

 確かに、クオリティが高いとは言えない作品であるし、
 シリーズの中では特異な作風が、受け入れられなかったのもある。

 しかし、な。
 しかしなと、おもってしまうのが、ファンの悲しいサガであります。

 この、ZZの舞台となる第一次ネオジオン戦争は、
 そーゆー経緯もあって、いままで掘り下げられる機会がとても少ない。
 じつは本編であるアニメでさえ、
 主人公をアクティブに動かしてしまい、戦争の全体像を捉えきれていないのです。
 そのへん、第13独立部隊を描いたファースト・ガンダムとの共通点だとおもいますが。
 つまりは、まだまだ余白がかなりあるのです。

 「ジオンの幻陽」は、ZZのサイド・ストーリーになります。
 ネオジオンの士官フェアトンの物語。
 戦記物とはちょっと違いますが、
 アクシズの内情を描いたり、本編の時系列と合わせているのがおもしろい。
 すこし、モビルスーツはサービス過ぎる気もしますが、
 生産技術が爆発的に進歩したグリプス戦役の影響を考慮すれば、
 セーフかなとおもいます。

 メカもキャラも、とてもカッコよいです。
 オッゴが荷物運んでいたりして。

 に、しても。
 やはり魅力はハマーン様か。
 ハマーン様はこのZZで戦死し、
 アクシズも、次の第二次ネオジオン戦争で破壊されて砕けてしまいます。

 そーゆーのを、もっと掘り下げてくれる作品をみたいものでございます。
[PR]
by y.k-ybf | 2008-11-01 21:32 | 本棚 | Comments(0)

コンボコンボ。


 怖い系の本、二冊追加。

 『新耳袋 大逆転』は、『新耳袋 殴り込み』の続刊で、
 『誘怪犯・紅』は、怪談コミック『誘怪犯』の第2巻。

 ややこしい説明になるが、大逆転はビデオ版殴り込みとの連動企画でもある。
 相変わらず、無茶でバカバカしい体当たりレポートであるが、
 それ故にリアルな怖さがあったりする。

 じつは、
 誘怪犯の著者であるうえやま洋介犬さんは、ビデオ版殴り込みにも出演されている。
 そこでは自身のコミックでさえ触れなかった、
 けっこうな体験を披露されておりまして、ここでも微妙に連動しております。

 例の、勝手に動くようになってしまったデジカメの動画も、
 ビデオに収録されております。

 やあ、すごいものがあるよ、京都にわ。




直撃現代百物語 新耳袋大逆転
ギンティ小林 / / 洋泉社
ISBN : 4862483143




誘怪犯 ~紅~
うえやま 洋介犬 / / ジービー
ISBN : 4901841688
[PR]
by y.k-ybf | 2008-09-16 21:05 | 本棚 | Comments(0)

夏の怪談コンボ。


 季節のせいなのか、このところ立て続けに怪談の本ばかり読んでいる。

 ここでもよく取り上げておりますが、
 わたくしは新耳袋の大ファンなので、
 著者である中山市朗さんと木原浩勝さんの本も、拝読しております。

b0048532_20461789.jpg

 で、これがその山なのですが。

 このなかで強烈だったのは、
 ビデオ版の『新耳袋殴り込み!』と、まったく期待してなかった『初音怪談』。

 ビデオはその名の通り、
 怪異現象が起きるとされる場所へ行ってみるとゆー、そのまんまな内容で。
 タレントも出なければ、演出的な盛り上がりもなく、
 何もなかったと言えば、何もないんだけど、
 これが当たり前なんだよね。
 テレビ的に必ず何かが起こるわけでも、何かが起きたような気にさせられるのも、
 ちょっと違うんだよ。
 じゃあ、このビデオは詰まらないのかとゆーと、
 そんなことはないし、ちゃんと何かは記録されている。
 いまやそっち方面では有名な、山の牧場の映像は、衝撃だった。
 テレビじゃ、絶対流せない映像だとおもう。
 あと、
 行くなってゆーか触れるなって云われてる、幽霊マンションも迫力があった。
 けども。
 これは伝わるヒトと伝わらないヒトがいる怖さなのが、残念なところでございます。

 『初音怪談』は、
 木原浩勝さんと、グラビアアイドルの松島初音さんの共著。
 最初、アイドルと写真を使った、
 怖い絵本的なものかと、完全スルーしておりましたが、
 本屋で見掛けたら怪談語りだったので、購入してから読んでみましたら、
 ごっつい内容で、参りました。
 すべて、この松島初音さんの体験談らしいのですが、
 ひとりの人間がこれほどまでに怪異と遭遇するものなのかと、驚くばかりでした。

 ものすごく怖い、てわけではないけども。




隣之怪 蔵の中 (幽BOOKS)
木原浩勝 / / メディアファクトリー




九十九怪談 第一夜
木原 浩勝 / / 角川グループパブリッシング




新耳袋殴り込み
ギンティ小林 / / 洋泉社




初音怪談 私と小さなおじさんのこと
松嶋 初音 / / 角川グループパブリッシング




怪談新耳袋 殴り込み
/ キングレコード
[PR]
by y.k-ybf | 2008-09-02 21:02 | 本棚 | Comments(0)

柔道マンガ。二冊。


 オリンピックや柔道の試合を観ると、
 必ず読みたくなるのが、「柔道部物語」と「YAWARA!」でございます。

 みなさんご存じのように、どちらも柔道を題材としたスポーツマンガでございますが、
 片やリアルな高校柔道部を、
 片や天才を描いたファンタジックなものと、両極端なのでございます。

 「柔道部物語」は、
 吹奏楽部志望だった主人公が、なんやかやと柔道部に入部し、
 素人から柔道家へと成長する物語でございますが。
 その柔道部の描写とゆーか風景とゆーか、それがとてもリアルでした。
 わたくしは中学生の頃、柔道部でございまして。
 あー、あるある、
 なんておもいながら部の友人らと回し読みしておりました。部活をサボって。
 後半、西野とゆーライバルが登場しますが、
 これが外国の選手に多いパワーファイターで。
 当時から問題視されていた、力任せの柔道を取り上げております。
 この辺りは現在、課題となりつつあるポイント柔道と繋がりある問題でもあるとおもいます。
 が、それはさておき、
 ラストの西野との直接対決は、
 クライマックスと呼ぶにふさわしい盛り上がりを魅せてくれます。

 蛇足ですが、
 「はじめの一歩」の鷹村は、
 この「柔道部物語」に出てくる鷲尾先輩をモデルにしている気がします。
 名前もトリつながりだし。
 また「スラムダンク」も小林まことの影響が出てますね。
 リアクションの絵とか、そっくりだわ。


 「YAWARA!」は女の子が主人公で、天才とゆー、
 真逆のようなマンガだけど、
 とてもよくできているスポーツモノだし、恋愛モノでもあります。
 特に、天才とゆー、マンガでは鉄板中の鉄板ネタを、
 ここまで真っ正面から、なおかつ分かりやすく表現できているのは、
 かなりめずらしい例だとおもいます。
 天才って、なかなか説明できるものではないですからね。

 作品自体がメジャーになりすぎ、
 まあ、例の、ほら、あの方もいらっしゃるので、
 読む前に読んだ気になったり、
 読む気にもならなかったりするのでしょうが、
 スポーツマンガとしてとてもよく出来ているので、
 機会がありましたら、お試しください。

 何気に当時の時代背景もしっかり描写されてるので、そこもおもしろいですよ。




Yawara! (1) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹 / / 小学館




柔道部物語 (1) (講談社漫画文庫)
小林 まこと / / 講談社
[PR]
by y.k-ybf | 2008-08-27 20:23 | 本棚 | Comments(1)

『ディランを語ろう』


 去年の暮れに買った、
 浦沢直樹と和久井光司の対談集『ディランを語ろう』を、やっと読み終えることができました。

 はっきり言って、偏ってるところもツッコミが甘いところもあったけど、
 ディランのオリジナルアルバムを一枚も持っていない、
 わたくしのようなニワカには、ちょうどよい本でありました。
 浦沢の書き下ろしもよかったし。

 基本的に、対談はディランのディスクグラフィをなぞって進められるわけだけど、
 自然と話がアメリカの音楽史になり、日本のフォーク史となるので、興味深い。
 日本の、
 日本人からのボブ・ディランが、なんとなく、判った気がする。
 とくに、わたくしはビートルズが好きなので、
 洋楽はUK中心に考えるところがあるし、
 日本のフォークもリアルタイムではないので、知らないことがたくさんある。
 それが逆側からと云ったらなんでありますが、
 アメリカ側から解説されるのは、新鮮でありました。
 最先端の音楽はアメリカで生まれ、イギリスに伝わって洗練されて、
 その二つがタイムラグで、ほぼ同時に日本へ伝わってきていた。
 って結論は、
 少々、乱暴ではありますが、
 日本の音楽が、何故、こーもイビツに進歩していったのか。説得力はあります。

 ま。
 そんなことはどーでもよく、ディランの入門誌としては、適当なのでは、なかろうか。

 ディランといえば、
 あの特徴的な鼻声、
 ゲロゲロと唄う声が、聴くヒトを選んでしまいますが、
 そのへんの解説(あくまで推測だけど)もあって、
 読み終えると、まあ、ゲロゲロケもええかなと、
 おもえたり、おもえなかったりいたします。

 気になったのは、ビートルズが過小評価されているところか、な。


 ボブ・ディランがウディ・ガスリーに憧れたように、
 社会は、ボブ・ディランにウディ・ガスリーを求めていた。
 しかし、
 「彼」になってしまった彼は、
 すでに「彼」ではない彼であって、
 フォークを持てと責め立てる社会と、
 それでもエレキを握るディランの姿を見ていると、
 怒りにも似た、何とも言い難い感情が湧いてくる。
 己の正しさは、己でしか決められないものだが、
 それを他者に振りおろし、打ちつけたときに、
 それは、悪しきものへと変わる。
 正しさとは、
 他者の正しさを読み解き、理解することである。

 ディランが、ガスリーにならなかったのは、
 彼が、ボブ・ディランだから、なのである。

 とてもシンプルな答えなのだ。




ディランを語ろう
浦沢 直樹 / / 小学館
ISBN : 4093592020
[PR]
by y.k-ybf | 2008-06-28 22:33 | 本棚 | Comments(0)

『僕の小規模な生活』


 福満しげゆきの、『僕の小規模な生活』。

 以前から、この方の本は気になっていて、
 ずっと探しておりましたが、ずっと見付からず、
 新刊の棚で名前を見付けたときには、素で驚いてしまいました。
 やっぱり大手のコミックスは扱いがちがうなあ。

 基本的には日記マンガで、売れない漫画家のしがない生活の実録でありますが、
 とにかく主人公つーか作者自身の思考がネガティブで、
 全体的にその影響下で描かれている。
 よく今まで生きてこれたなあ、とか、
 よく誰からも刺されなかったなあ、と、おもいつつ、
 わたくしもネガなニンゲンなので、やたら共感してしまう。
 そして、少し落ち込む。

b0048532_10181099.jpg

 この、イスに座る妻の、後ろ斜めの床に正座して話し掛ける感じなど、
 トキメクほどによくわかってしまいます。
 そして、少し落ち込む。

 日記モノはネタ先行になりがちだけど、
 そのへん、抑えているのも特徴の一つで、
 リアルに、知りたくもない漫画家の現実を伝えてくれる。

 男の情けなさ、ニンゲンのダメさ。
 絵柄はディフォルメされて可愛らしくもあるけれど、
 切り口がネガなのでどこか歪んでいる。
 この歪みが正しいのか、悪いのか。判断は難しいけれど。

 他人の所為にするつもりはないが、
 誰かに責任を擦り付けないと、やってられないときがある。
 そんなに強いニンゲンばかりではない。
 どーして学校は、教えてくれなかったんだろう。
 イヤ、学校はそれを学ぶところだった。
 でも、それに気付けるほど賢かったわけでもなかった。
 成功と、失敗以外にも、選択或いは結果があると、おもう。
 臆病になってそれを責め立てなくとも、
 もっと愉しく、生きられるとおもうのだがな。

 お金なんか、ちょっとでいいのだ。



僕の小規模な生活 1 (1) (モーニングKC)
福満 しげゆき / / 講談社
ISBN : 4063754170
[PR]
by y.k-ybf | 2008-01-24 10:21 | 本棚 | Comments(0)

『なまなりさん』 『隣之怪 木守り』


 『新耳袋』が完結してしまい、早急な復活を望んでおりましたが、
 著者である二人、中山市朗、木原浩勝、それぞれの新しい本が、やっと刊行されました。

なまなりさん
中山市朗 / / メディアファクトリー
ISBN : 484011868X



『隣之怪 木守り』 木原浩勝



 当然、どちらも怪談本であり、
 どちらも『新耳袋』の影響下にあるのは、必然でありましょう。

 『隣之怪 木守り』は、短編集で、『新耳袋』に近い形式であり、
 内容も、収録が見送られたものが中心のようだ。
 しかし文体が談話調と言いますか、意図的に差別化されておりまして。
 話も一つ一つが、若干、長めになっております。
 不満はないのですが、『新耳袋』とはべつものと言ってよいでしょう。
 話の中身も、選考されなかったと言われれば、
 なんとなくだけど、納得できるところがあって、
 エピソードとして断片的すぎたり、逆に長かったり、濃ゆかったりと、
 すっと読める簡潔な文体の『新耳袋』には、合わなかったのかもしれません。
 あくまで推測だし、十分に、怖い本なんですが。

 一方、
 『なまなりさん』は、文体も内容も、まさに『新耳袋』の長編そのものでした。
 怖いとゆーか恐ろしく、なにより興味深い話でした。

 あ、
 信じるとか信じないとかは、まっっったく別の事なんで、
 省いて進めますので、気にしないでください。

 要、わ。
 呪いと祟りの話で、それが現代の日常で、徐々に進行してゆく、記録であります。
 あんまり詳しく書かないのは、正直、ちょっと怖いからで、
 なんだか、わたくしには、それほどのもののように、おもえました。
 本当に書籍化していいものだろうかと。
 繰り返しになるけども、真実とか真相はべつとして、
 あまりにも多くの人間が巻き込まれ、
 その人生に影響を及ぼしたこの「現象」の、「原因」は、
 ありふれたヒトの感情と欲求であります。
 ヒトであることをやめないのならば、逃げ場のない、輪っかの中にいるようなもので、
 そこに、恐ろしさを感じます。

 うまくまとめるのは難しいけれども、
 自分を、律しなければいけませんね。自由において。
[PR]
by y.k-ybf | 2007-06-30 15:37 | 本棚 | Comments(0)

『ハローバイバイ関暁夫の都市伝説~信じるか信じないかはあなた次第~』


 前に紹介した「やりすぎコージー」の企画の一つ、
 「芸人都市伝説」から派生した、わけでもないようだが、
 内容的にもダブっているので、まあ、そんな感じ。

 簡単に説明すると、
 都市伝説を扱ったオカルト本であるが、
 この手の話が昔から大好物な人間としましては、
 都市伝説の現在の形が、興味深い。

 その辺りを説明するには、
 そもそも都市伝説とは・・・、、、
 なんてところから始めなくてはならないので省略いたしますが、
 要するに、
 一番の違いは、かなり具体的なものになったと、ゆーこと。

 具体的ってのは、固有名詞や裏付けなんかのことだが、
 以前は、そのへんぼやかしたほうが信憑性があったものだが、
 変わったのだね。
 ネットの普及と9.11あたりで。

 で、
 肝心の本のほうは、字もおおきくてとても読みやすく、おもしろかったですよ。
 都市伝説なんで、何とも言えないけども。

 でで。
 都市伝説といえば、
 『都市の穴』とゆー本がたいへんおもしろかったし、勉強になった。
 これはオカルトとゆーより、解明本で、
 都市伝説の矛盾点を解説したりしておるので、興味のある方は探してみてください。。。。。。。



 七回です。


ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第
関 暁夫 / / 竹書房
ISBN : 481242948X




都市の穴
木原 浩勝 / / 双葉社
ISBN : 4575292796
[PR]
by y.k-ybf | 2007-01-09 22:37 | 本棚 | Comments(0)

『うつうつひでお日記』 吾妻ひでお


 『失踪日記』に続く、
 吾妻ひでおの日記、第2弾。

 時期的には『失踪日記』の続きに近いが、
 むしろ書きあげて、出版されるまでの話、と、言ったほうが正確だろう。

 つまりつまり、売れるまでの話だ。

 内容は、
 何も変わってないとゆーか、
 帯にもあるように、失踪していないだけで、「何もしていない」のだ。

 売れない鬱病漫画家の、生活。

 毎日、クスリを囓り、タバコを吸い、
 尋常じゃないペースで本を読み、女の子を描き、暮らす日々。
 勿論、仕事もしているけれど、そこに劇的な何かがあるわけではない。
 (劇的に、売れて評価されるわけではあるが。)

 誰のものでもない、フツーの生活。

 それが見事に描かれている。
 女の子の絵と、ともに。

 ただ、本当に鬱な方が読むと、たいへんかもしれんが。

 うつうつひでお日記
吾妻 ひでお / 角川書店
ISBN : 4048539779
[PR]
by y.k-ybf | 2006-07-26 14:55 | 本棚 | Comments(0)

『DEATH NOTE』 12巻


 終わったッてーか、終わっちゃったってゆーか。
 思いの外あっさりとしたラストでしたが、これしかないのだろう。

 結局、全員殺しちゃったとか、
 本当の神様になったとか、
 悪魔がどーとか、地獄がどーとかやってしまったら、
 この作品は破綻してしまう。
 デスノートは、ただの、最悪な殺人兵器。
 このラインをずらしても、踏み越えてもならなかった。

 そもそも第一話の、ライトがノートを手にした時点で、
 彼がリュークによって殺されることまで決まっていたわけだ。

 個人的な予想なのだが。
 最後は「罰」でも当たって、
 ライトが今まで殺してきた魂に地獄へでも引きずり込まれる、なんて、
 マンガチックな「決着」を想像していたのだが、それすらやらなかった。
 ただ、死んで、
 ただ、終わった。
 それすらも、少年漫画的な「逃げ」も許さず、
 ただの、「暴力」であったことだけを提示するに留めたのは、
 見事だとおもいました。

 まー、
 信奉者、みたいなものは描かれておりましたが。



 さて。
 結局、大場つぐみは、ラッキーマンなんですかね?
 一番の謎がまだ残っておりますが。

 
[PR]
by y.k-ybf | 2006-07-26 14:37 | 本棚 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧