カテゴリ:音盤/100( 95 )

(057,058,059,060,061/100)


 詳しい方なら、なんでそのアルバムを選ぶの?
 と、おもうものばかりであろうが、
 それが音楽との出会いとゆーものであり、個人ブログの特権でもあります。
 とゆー言い訳を先ず、記しておく。

 恒例の、よく知らないのでまとめてみました編でございます。
 無知無学でお恥ずかしいかぎりでございます。


Dying Happy [12 inch Analog]

Babybird / Vital Dist.Ltd.




『Dying Happy』/Babybird

 カタログをアマゾンで調べてみたら、
 案の定、ほとんど国内盤は出てないし、変な値も付いてるみたい。

 やさぐれとゆーか退廃とゆーか、モノクロのジャケットが作品世界をよく表現している。
 そもそもタイトルが、『DYING HAPPY』であります。

 霊気でも漂うような囁く歌声と、シンプルなシーケンサーの演奏は、
 とても優しく、眠るときなどによく聴いておりました。

 アルバムとゆーか、アーティストですね。


宇宙遊泳

スピリチュアライズド / BMG JAPAN




『宇宙遊泳』/スピリチュアライズド

 本当はクソ長いタイトル(Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space)なんだけど、
 邦題の『宇宙遊泳』が端的で素晴らしい。
 意味はそのまんまなんだけど。

 残念なことに、これもよく知らない。
 有名なんだけど知らないとゆーか、めんどくさいw
 スペースマン3とか、なんやねん。

 音は、サイケデリックとか、テクノとか、アンビエントとか、その辺なんだけど、
 アルバムはゴスペルである。
 ゴスペル・テクノw

 この音響系へ傾かない微妙な感じがよい。


デイジーズ・オブ・ザ・ギャラクシー

イールズ / ユニバーサル ビクター




『デイジーズ・オブ・ザ・ギャラクシー』/イールズ

 イールズをこんな扱いにしてはいけないのだが、つい輸入盤を買っちゃったんだよねー。
 絵本みたいな装丁が良かったから。

 この頃のイールズは、
 ご存知のように、まだまだネガティブ全開でコスモを燃焼しておりまして。
 音はフォーク調で牧歌的なんですが、唄ってんのは相変わらずとゆー。

 似てると云えば、ベックが近いのかな。
 ぜんぜんヒップじゃないけども。


ホモジェニック

ビョーク / USMジャパン




『ホモジェニック』/ビョーク

 さらに、こんなふうに取り上げてはいけないヒトです。

 でも個人的にはビョークって、
 音楽的にはどんどん高尚になっていくけど、詰まらなくもなっている、
 とゆー印象で、複雑な気持ちがある。
 ビデオはどれも素晴らしくて好きなんだけども。

 で、このアルバムはちょうどギリギリのラインとゆーことで選びました。
 次の『Vespertine』がまたいいんだけど、
 行き過ぎなので、こっちに。


Psyence Fiction

UNKLE / Mo' Wax




『Psyence Fiction』/UNKLE

 さらにさらに、こんなふうに取り上げてはいけないもの。

 アンクルはとても分かりやすく、ヒップホップとゆー音楽を解釈してくれた。
 とくにロックしか聴かないような人間には有り難かった。
 また、このUKらしいヒップホップとロックの融合は、
 ブリットポップ以降にシーンを席巻するミクスチャーのサンプルケースにもなった。かも。

 ビースティーから始まり、
 ケミカル、ダスト、マッシヴ、プロディジー、ポーティスヘッド等と、
 新しいタイプの音楽を生み出したわけでございます。

 ニュータイプ。

 あと、どーでもよいところだけど、
 このアルバムを再生してすぐに巻き戻すと、オマケがあります。



 以上、
 長々と、お疲れさまでした。
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by y.k-ybf | 2009-05-03 21:58 | 音盤/100 | Comments(0)

05/01//09


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by y.k-ybf | 2009-05-01 21:20 | 音盤/100 | Comments(0)

『バームクーヘン』/THE HIGH-LOWS (056/100)


 THE HIGH-LOWSが、
 ブルーハーツからの脱却とゆー裏テーマを背負っていたことは、周知の事実であります。
 新しいアプローチや、
 ハードロック、ディープ・パープルやキッスを取り込もうとしたのも、その一環だったとおもいます。
 大雑把に云えば。

 幸運だったのは、
 その行為をバンドのメンバーが楽しめたことと、周囲が受け入れてくれたことで。
 時代錯誤なハードロックの、『タイガーモービル』なんて傑作アルバムを作ることもできた。
 そーしてハイロウズは三枚目にしてやっと、
 自らのオリジンと向かい合い、発信させるアルバムを作ります。

 『バームクーヘン』は、
 確か、プライベートのスタジオを完成させた直後のアルバムで、
 ファーストともセカンドとも違う、全体的な粗さはその辺りから生じたのだろう。
 宅録っぽく、ラウドで、ざらついて、生々しい。
 それでいて歌詞には散文的な繊細さもある。
 おもしろいことに、ブルーハーツにあった詩情まで戻ってきておるのです。

 話は逸れるけど、その経緯がコーネリアスとそっくりだと、気付きました。
 明確に示すことはなかったけど、
 小山田も、フリッパーズを拒んだり、フライングブイを弾いてヘビメタをやって、
 三枚目で仕切り直したりと。
 まあ、関係性はないとおもいますが、
 才能のある新人がボコボコ出てきて、シーンの状況が急変したのは共通だし。

 正直、こんな若々しく、ワイルドなものをヒロトとマーシーが作れたのが、驚きでありました。よ。



バームクーヘン

THE HIGH-LOWS / キティ


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by y.k-ybf | 2009-04-26 21:51 | 音盤/100 | Comments(2)

『ギヤ・ブルーズ』/Thee michelle gun elephant (055/100)


 ミッシェル・ガン・エレファントは、
 何も変わっていないようで、じつは、アルバムを作るたびに、確実に変化してきたバンドでございます。
 機会があれば、
 それこそインディーズのライブ盤からラストアルバムまで順番に聴いていただくと、
 その変容がよくわかります。
 ああ、これは解散するしかないな、とか。

 モッズカルチャーの強い影響下にあり、
 そのムードを表現するところから体現するにまで至りました。
 モッズ特有の錆の匂い、鉄の味です。

 どっちかっつーと、前作の『チキン・ゾンビーズ』のほうが代表作らしいのですが、
 模範としてのモッズやサイケデリックが残っていて、気に入らない。
 そーいった過分な装飾がすべて剥がされた、
 生身で震えるようなこの『ギヤ・ブルーズ』のほうが、いいアルバムだし、かっこいいとおもう。

 それと、チバの声がやっぱり素晴らしいです。
 吼えるようで、哀切のある声は、
 カッコイイだけではない深みがあるとおもいますよ。
 えーこら。



ギヤ・ブルーズ

Thee michelle gun elephant / コロムビアミュージックエンタテインメント


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by y.k-ybf | 2009-04-24 15:57 | 音盤/100 | Comments(0)

『FANTASMA』/コーネリアス  (054/100)


 グラミーだっけ? 何だっけ?
 コーネリアスもノミネートされるようになりました。
 しかしさすがにそれは報道されたけども、
 彼がヨーロッパ中を熱望されてツアーしまくってた頃はシカトしておいて、
 父親のマヒナスターズが亡くなった時には、しっかりニュースにするのな。
 どんな基準やねん。

 そんなこんなで、コーネリアスでございます。
 ピチカートのファンが作ったみたい(オザケン談)なファースト、
 悪ふざけのヘビメタなセカンドときて、
 やっとちゃんと作ってくれたのが、この『ファンタズマ』でした。
 フリッパーズの『ヘッズ』以降、いろいろとありました。
 トラットリアとか、とか、
 いろいろありすぎたので省略しますが、
 今に想うと、
 『ファンタズマ』に行き着くまでの長いリセット或いはリフレッシュ期間だった、ような気も、しないでもない。
 たぶん。
 それぐらい『ファンタズマ』は衝撃的であったし、また歓迎されたレコードでした。

 どんなレコードなのか。
 これほど言葉で説明するのがバカバカしくおもえるものもないぐらい。
 ポップで、実験的で、
 新しく、懐かしい。
 確か、ハードディスク・レコーディングを本格的に導入した頃で、
 ムーグ山本のサポートも大きく、
 サンプラーや高性能マイク、ビンテージでクラシックな電子楽器やらやら使いまくり、注ぎ込んでいた。
 混沌とした音楽世界は、
 むしろ音を一つ一つクリアにし、有機物のような生命力を感じさせた。
 これはアナログとデジタルの融合によるマジックの一種だと言えるとおもうが、
 何より素晴らしいのは、
 まるで新しいオモチャで夢中に遊ぶ無邪気さが、このアルバムには宿っていることだとおもいますよ。
 ええ。



FANTASMA

コーネリアス / ポリスター


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by y.k-ybf | 2009-04-24 15:52 | 音盤/100 | Comments(0)

少し、前置き。


 渋谷系、ブリットポップとゆー、
 過去のカタログを発掘、再評価する巨大なムーブメントを二つも通過することによって、
 日本の音楽シーンは急速に成熟していった。かもしれない。

 数年後、
 ニューヨークを中心としたロックンロール・リバイバルとかゆーモードよりも、早かった。

 同時にクラブ・ミュージック、ヒップホップ、テクノが足場を固め、
 ミクスチャーやエレクトロはほぼリアルタイムに浸透した。と、おもう。

 ともかく、この数年間の豊潤な音楽シーンは、自分には幸福そのものでありました。
 もー、柏のディスクユニオンに住み着きたいぐらいに。
 あの頃は駅に一件、
 確か家具屋かなんかの地下にも一件あって、
 広いスペースを洋邦、新品中古と、ぐるぐる見て回るのが楽しくて嬉しくて。

 話を戻すが、
 熟すのも早ければ、なんとやら。
 これ以上は愚痴になるので止めますが、
 今のミュージック・シーンが、
 今の若者にとっても特別なものであればと、願う次第でございます。
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by y.k-ybf | 2009-04-22 21:58 | 音盤/100 | Comments(1)

『Jr.』/TOKYO No.1 SOUL SET (053/100)


 いきなり大袈裟なことを言ってしまうと、
 日本語のラップ・ミュージックの可能性を示したのは、ソウルセットだった。

 まあ、
 わたくしもヒップホップには詳しくも興味もないので、適当に言ってみただけなのだが。

 今でこそヒップホップ、ラップ・ミュージックは日本でも浸透、だけは、してるのだけど、
 以前はまだ色物的な扱いでありました。
 細々としたものがありつつ、
 スチャダラパーやイーストエンドらが表舞台に出ることによって、
 ラップ・ミュージックも知名度を得るわけだけど、
 同時に、茶化すような軽薄なイメージも定着してしまった。
 こーゆーのを全面に押し出さないと、売れないからね。
 んで、
 ソウルセットのラップは、
 ポエトリー・リーディングに近い、表現力が強く、メッセージや文学性も含んだリリックであった。
 それは世間にイメージとして広まった、
 リズムを基礎とする、表層的かつ抽象的な、コメディリリーフのラップとは、まったく違うものであった。
 まあ、まったくでは、ないけども。

 尚且つ、川辺のつくるトラックも、渡辺俊美のギターも、
 らしいのにらしくない、
 独特の違和感を持ち得ており、これらが3つ交わることによってソウルセットの音楽は完成する。

 要は、ロックンロール・バンドなんだわ、ソウルセット。

 今となっては、
 あのハンディカムで撮ったビデオは、有りなのか無しなのか、
 わたくしには判断できませんが。

 完璧な調和と云っても良い、アルバムでございます。これわ。

 再現できないぐらいにw



Jr.

TOKYO No.1 SOUL SET BIKKE 渡辺俊美 川辺浩志BMGファンハウス


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by y.k-ybf | 2009-04-15 23:33 | 音盤/100 | Comments(0)

『深海』/Mr.Children (052/100)


 端から見て、ミスチルのブレイクには異様な過熱を感じたものだ。
 甘いwルックスと棘の無い声、ポップな楽曲と、
 人気がでる要素は揃ってるわけだが、
 バンドのメンバーも、その歓迎ぶりにはかなり戸惑っていたようにおもえた。

 おぼろげな記憶だと、
 確か彼らのデビューは渋谷系の末期、勘違いしたオシャレバンドの括りの一組だったような気がする。
 ミスターで、チルドレンとは、
 またサムい名前のバンドがでたなと、おもったものだ。
 揃いのスマートなスーツ着てたし。

 しかし、洋楽の影響を濃く残した音楽性はそれなりに評価されていたし、
 プライマル・スクリームやU2やらをパクったり、
 コステロの真似したりと、
 洋楽ファンを怒らせたり楽しませたりしたものだ。
 つまり、
 当時のミスチルはかなりの混沌の中にいたわけだ。

 『深海』は、そんなバンドのヤバい状況を独白したアルバムでもあった。
 「生」を辿るうちに「死」へと近付いてしまう様を、
 深海になぞっているわけだとおもいやすが、
 解散してもおかしくない様子でしたね、インタビューでも。

 彼らはその後、見事に再生して、名実ともにビックなバンドになりまして、
 名曲も名盤もたくさん生み出すわけでございが、
 わたくしはこの異質なアルバムが、とても好ましくおもうのでした。



深海

Mr.Children / トイズファクトリー


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by y.k-ybf | 2009-04-15 23:28 | 音盤/100 | Comments(0)

『The Boy With The Arab Strap』/ベル・アンド・セバスチャン(051/100)


 しばらくほったらかしになっていた、俺ベスト100枚を、ぼちぼち復活。
 ぼちぼちなので、またすぐに止まるかも。

 てなわけで、復活一回目はベル・アンド・セバスチャン。

 えーと、メジャーでのデビュー作で、通算だとセカンドになるのかな。
 なんかインディーでいっぱい出されると、よくわからんわ。
 グラスゴー出身ってゆーと、
 音楽に詳しい方ならどんなバンドかだいたい想像できるとおもいますが、
 まあ、そんなバンドで。
 こん時のメンバーは八人かな?
 ヴァイオリンやトランペットがいるバンドで、牧歌的でアコースティックな音を鳴らします。
 が、
 歌詞は辛辣かつ情緒的で、ザ・スミスを連想させますが、
 わたくしはどちらかとゆーと、もっとルーツ的なロック、
 初期のストーンズやモッズ・ミュージックを感じます。
 扱う楽器が違うだけで、彼らの音楽はパンクだとおもうのでございます。



The Boy With The Arab Strap

ベル・アンド・セバスチャン / EMIミュージック・ジャパン


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by y.k-ybf | 2009-04-12 23:16 | 音盤/100 | Comments(0)

『ピアノ・ナイトリィ』/矢野顕子 (049/100)


 矢野顕子の、ピアノ一丁でカバー曲を歌うアルバム。

 矢野顕子の歌とピアノは、独特の「回し」がありますので、
 それだけでアレンジになってしまい、
 こーして表に出る頃には、すっかり持ち歌になっております。

 古い歌から新しい歌まで、
 洋邦、ジャンルも関係無しに選曲されております。


 一番好きなのは、友部正人の「愛について」。
 この歌を聴くと、
 子供の頃、母に連れられて、自転車で病院へ行っていたことを想い出す。
 まあ、タダの耳鼻科なんだけども。

 年を取るほど、考えさせられる、詩でございます。




Piano Nightly
矢野顕子 / / エピックレコードジャパン
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by y.k-ybf | 2008-09-10 11:22 | 音盤/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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