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『パッセンジャー』、とか。SFな三本。


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ジェニファー・ローレンス,クリス・プラット,マイケル・シーン,ローレンス・フィッシュバーン,アンディ・ガルシア/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 予告だけしか観ていなかったので、前半のあの選択にはたいへん驚きました。
 そっち系の話なんだ、と。

 倫理観を刺激する展開にも戸惑いましたが、
 不測の事態にまったく対応策がないってのも、納得し難い。
 (船の異常を直す為、意図的に起こされたとも、
  予備のカプセルの存在に気付かなかったとも考えられるが、そんな描写はないし…)

 彼の心情は理解出来ても、その選択に共感は、、、悩みます。
 つかせめて、
 二、三年は悩んでもよかったんじゃね?
 早くね?
 のび太はもっと頑張ってね?

 女性と立場が逆なら、どーなっていただろーか。
 興味は湧くけど、
 後半の展開は余計にややこしくなるよーな気もがする。

 クリス・プラットとジェニファー・ローレンスの相性も良くて、
 深刻にならず、軽くもならず、
 二人だからこそ成立した部分も少なくないのでわ。
 とゆー感じで、
 最終的には納得出来ました。


 コレって、結婚の話かな? とも思うのです。
 少し前時代的な、それも日本っぽい価値観の。
 結婚を機に、
 妻や母になるコトへ抵抗を感じる女性が、
 それを、人生を受け入れる話なのかな、と。
 自分だけの幸せを。
 ちょっと偏った言い種で申し訳ないが。

 なので、
 あの医療用カプセルには二人の子供が眠ってるラストでも、よかったのでわ。


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 12年公開の、
 日米合作CGアニメ版「スターシップ・トゥルーパーズ」。
 合作とゆーわりにはスタッフロールを見ると殆ど日本側で作ってるよーな印象。

 一応シリーズ四作目(実写版込み)とゆー位置で、
 リコとかお馴染みのメンバーも活躍しますが、続いているかどーかは判りません。
 ついでに、ストーリーもよく判らない辺り、とてもらしい。
 アメリカ人はこのシリーズが大好きなのに、
 誰も深く関わって、ちゃんと作ろーとしない状況が、愉快。

 CGのクオリティがまだゲームのムービーレベルで残念ですが、
 エロスに挑戦してるのは好感がもてます。
 全て許せます。


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カリー・ペイトン,ランス・ヘンリクセン,ブライアン・バウムガートナー,ジェームズ・マディオ/アメイジングD.C.

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 木星の衛星に生物らしい影が見付かったっぽいから、見に行きたい!
 でも自分で行くのは面倒くさい!
 NASAに任せてもぐずぐずするから、
 自分のポケットマネーで宇宙飛行士を雇ってロケットを飛ばすぜ、木星まで!
 何故ならオレは金持ちだから!

 そんな理由で木星へ旅立つプライベート・ロケットの乗組員はたったの二人。

 何かあったらどーすんだろ?
 と思う間もなくロケットに隕石が衝突!
 総員の約半数が死亡!(1名)

 ロケットもダメージを負ったので、
 即決帰還を選択するも、その道程は厳しいものであった…。

 とゆー、SFなお話。

 もちっと詳しく説明すると、
 地球を出発してから一旦金星でスイングバイして木星へ向かう予定だったのが、
 金星へ着く前に隕石と衝突してしまうとゆー、あまりにも残念な事態に。
 それでも地球へ戻るまで二年以上掛かるし、
 損傷したロケットは修理しないといけないし、
 睡眠カプセルどころかベッド含む衣食住の衣と住が吹っ飛んだ状態で、
 残されたのは地球との交信が可能なモニターと、トイレと食料が備わったスペースのみ。
 (この食料も恐ろしい事情が話されていたけど、冗談にも聞こえたのでスルー)
 極限状態での帰還の様子を、じっくりと描きます。

 正直、
 変わり映えのしない様子とゆーか作業を観ているだけなので、かなり退屈。
 しかし退屈なのは、この孤独な宇宙飛行士も同じ。
 いや、何千倍も何万倍も退屈であろう。
 それに比べたらこの退屈など微々たるもの。
 何なら早送りしても、停止ボタンを押しても構わないのだから。
 や、押しませんよ。
 押していませんよ。
 最後まで観ました! 退屈に打ち勝ちました!

 意外な…、
 意外と云ってもいいでしょう。
 (明らかに間違った選択だと思いますが)予期せぬその結末には、
 へーーーって、驚きました。
 へーーーって。

 んで、
 この生き残った宇宙飛行士が頑丈とゆーか冷静で、無口。
 時折激情的に全裸になったりもするけど、その程度で。
 宇宙飛行士としては優秀だけど、ドラマの主人公的には退屈極まりない。
 隕石が衝突して亡くなった方の宇宙飛行士は、
 軽口叩いて冗談ばかり云ってるよーな正反対の明るいキャラだったので、
 こっちが生き残ってくれたらなー、
 なんて不謹慎なコトは、まったく考えていませんよ!

 さておき。
 お気付きの方もいらっしゃると思いますが、
 『オデッセイ』と『ゼロ・グラビティ』にシチュエーションがよく似ている。
 そもそも宇宙船のアクシデント系スリラー自体が珍しくないんだけど、
 かなり早い段階から類似を臭わす件があったりしたので、もうそーゆーもんだと思って観ておりました。
 (モニターを通じて陽気な音楽が流れたり、とか)
 しかしこの映画、
 公開は13年だけど製作は12年になっており、
 『ゼロ・グラビティ』の13年公開より、
 『オデッセイ』の15年公開よりも早いんだな。
 ま、
 『オデッセイ』は原作があるから一概には云えないけど、後出しではないのは確か。
 (公開月でゆーと、『ゼロ・グラビティ』のが1ヶ月だけ早い)

 あらぬ疑いをかけて、本当に申し訳ない。
 『ジュピター20XX』などとゆー陳腐な邦題に惑わされた、わたくしが愚かでした。

 木星に到着しないしな。


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by y.k-ybf | 2018-01-05 23:15 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『フォービドゥン/呪縛館』、とか。六本。



 決して面白いホラーではないけど、珍しいアプローチで語られる、ハウス系ホラー。

 ある事情で都会から郊外の古い館へ引っ越してきた、パパママ息子の三人家族。
 しかしこの古ぼけて不気味な館には秘密があった…。

 とゆー粗筋は、
 ホラー好きなら何十回と目にしたモノだろーし、
 怪しく深い森、
 奇妙な町の住人、
 館に隠された陰惨な事件、
 謎の老婆と、
 見慣れたタグがバンバン張り付いてくる。
 しかもストーリーの軸が「家族」とくれば、ああ、そーゆー感じね、と。
 そのパターンね、と。
 何となく展開を予想してしまうけど、それが全部裏切られました。

 凄く…もなくて、
 画期的…でもないんだけど、
 あまり観たこともない結末を向かえます。

 ここから全力ネタバレになりますが、
 まず、
 心霊を体感するのがママ一人だけで、あとは息子がチラッと見掛ける程度。
 パパはまるで気付いてないばかりか、ママの精神的衰弱を疑い始める。
 とゆーのも、
 まだ生まれたばかりの娘を不慮の事故で亡くしており、そのショックを癒すための引っ越しでもあって、
 癒えぬトラウマに苦しんでいると、パパは判断しているのです。

 ここで巧みに重なるのが、古い館の秘密。
 立派な館には鉄の扉で閉ざされた、所謂座敷牢のよーな部屋が隠されており、
 「世間に見せたくない形の子」はここに幽閉されておりました。
 その子(娘)はこの部屋で実父の手により殺害され、迷える魂は部屋ごと隠蔽されてしまう。
 それを見付けて暴くのが越してきたママで、
 隠された部屋の扉を開け、(意図せずも)魂を解放した後、
 過去のトラウマ(娘の死)から逃げてばかりじゃダメだと、再び都会へ戻るシーンで物語は幕を閉じます。
 ママも、トラウマからの解放へ向かうわけですね。
 (殺された娘とは、父親との未練ある別離とゆー共通点もある)

 この物語の何が珍しいかってーと、
 ママの視点以外では、(ママが半狂乱になったのを除けば)ほぼフツーの日常であるのと、
 心霊に関する対応が皆無なまま、
 意地悪な言い方をすると野放しなままとゆートコ。
 (謎の老婆(霊能力持ち)は電話一本掛けるだけで、繋がらぬまま終わります)
 この大胆な作風は、
 ある意味、ホラー版『壊れゆく女』とも云えるのではないだろーか。

 そー考えると、やはり斬新なのかも、だ。


 分かり難くはない。
 寧ろ全部説明してくれるので分かり易いぐらいだ。
 只、
 回りくどいのは確かで、
 時間を遡る形で麻薬王「サンダウン」への復讐のプロセスが描かれるのだけど、
 凝った作りの割にカタルシスが微妙とゆーか、
 順序通りに描いても差ほど変わらないんじゃないの?
 と感じられてしまうのが、残念。

 復讐する相手もね、そっちじゃないよーな気もするし。

 秘密が明かされるラストで、
 んんんんん? ってなる感覚は、じわじわ楽しい。

 『メメント』の影響とゆーより、
 単純にタランティーノ・フォロワーな気もします。


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クリス・ヘムズワース,ワン・リーホン,タン・ウェイ,ヴィオラ・デイヴィス/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 ハッカーを捕まえるにはより強いハッカーを!
 とゆーハッカー映画の主演が、クリス・ヘムズワース。
 あの風貌で、天才ハッカー役でございます。

 冒頭、
 中国の原発がハッカーの標的にされ、メルトダウンの危機に。
 日本人的にはじつに複雑な案件ですが、
 だいぶマシな描写になっているのは、マンの巧みさでしょうか。

 あ、
 監督はマイケル・マンです。

 アジアを舞台に、
 マン監督らしいハードなガン・アクション、硬派な映像美が、あるにはあるんですが、
 切迫した状況のわりに淡泊とゆーか、だるだるーっと進行するのだな。

 脚本の問題もあるだろーけど、クリスが醸し出す主人公補正感が半端なく。
 も、
 最初っから何か企んでるんだろな、と思わせてしまうし、
 どーせ死なないんだろな、と安心してしまう。(加えての、ハッカーの万能感である)
 これは監督も予想外だったのか、やる気がなかっただけなのか。
 本来はシーンを詰めればいいトコなのに、
 ムダにしか感じられない情緒な描写が鬼盛りでございます。
 (電話待ちの僅かなシーンでも、女を抱いたりするからな。
  それはリアルだけど要らんやろ)

 リアルとゆーキーワードで観ると、
 片付ける為に片付けられた仲間の死など、いろいろ楽しめる映画ではありますが、
 犠牲になってる部分も多々あり、間延びしてるよーに感じられる。


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ジャック・ベネット・アンダーソン,ギャレット・クレイトン,シエンナ・ギロリー,ベラ・デイン,ロバート・グッドマン/アメイジングD.C.

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 タイトルは、「電話を切るな」とゆー意味なのですね。

 イタズラ大好きナノサイズな脳ミソの若者らが、手痛いしっぺ返しを食らう、
 ざまあなシチュエーション・ホラー。
 電話やPCを使った、得体の知れない者に監視される恐怖はシンプルに恐ろしい。
 日常が一本の電話でガラッと変化する演出も良く、とてもよくまとまっておりました。
 自宅から逃げられなくするため、削られたであろう要素も惜しいぐらい。

 冷徹な真犯人の容赦の無さも、今では少し懐かしく感じました。
 そんな結末も、良し。


Nerve [DVD] [Import]

Lions Gate

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 『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』、です。

 SNSによって世界中へ拡散し、若者を中心に大流行した危険なゲーム「ナーヴ」。
 数多くの死傷者を出しているにも関わらず、
 熱狂は覚めないばかりか、「勇敢な殉教者」としてその犠牲は語り継がれていた。
 「ナーヴ」は旧世代への反抗であり、新しき規律になると信じられている。
 兄を「ナーヴ」で亡くしたヴィーはゲームを憎み、避けるように暮らしてきたが、
 親友が参加すると知らされ…。

 みたいなストーリーではなく、
 もちっと軽快で、恋愛要素も絡んでおります。
 スリラーかな?

 ミッションがポンポンっと立て続けに起こる前半はテンポ良く、惹き付けられる展開だったけど、
 意外とね、
 意外とヒドいコトが起きないとゆーか、
 後半からの、都合良く事態が収束する感じが勿体無かったです。
 ドロドロせず、じつはみんないい子だったりしてね。
 あのビッチなヤラしい子まで。

 本作でもまたハッカーが大活躍しますが、万能キャラ過ぎるって。
 ハッカー。



 とても過激で下劣なコメディと見せ掛けて、
 ハッピーなエンディングにまとめる展開は古典とゆーか、保守的にも感じられた。
 悪人もそこまで悪く描かれないし、バカはバカなりに頑張ってるし。

 主演がジェイソン・ベイトマンで、
 あそーか、
 『モンスター上司』っぽいな、と。


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by y.k-ybf | 2018-01-05 22:51 | 映画 | Comments(0)

デビッド・リンチの映画、三本。


 「ツインピークス」の続編、「リターン」を観た。
 最初とゆーか最後まで戸惑いっぱなしで、
 恐らく半分も理解できてはいないけど、映像体験としては格別の楽しさがありました。

 ネタバレになってしまいますが、
 「リターン」は拡散されたクーパーのドッペルゲンガーを「回収&改修」する話であると同時に、
 「リターン」全体が前シリーズのドッペルゲンガー的未来の姿でもあるのかな、と思いましたよ。
 過去の選択されなかった可能性が、ドッペルゲンガーであるとゆー解釈の。

 個人的な感想なので正否はどっちでもいいんだけど、
 リンチは世界を平等に狂わせて、その清と濁を愛しているのかも。
 などと、まとめてみる。

 そんなデヴィッド・リンチの過去作を、観てみたよ。


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カイル・マクラクラン,ショーン・ヤング,スティング,ケネス・マクミラン,ユルゲン・プロフノウ/アルバトロス

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 84年公開の、SF超大作。

 昔テレビで放送しているのを観て以来、二十年ぶりぐらいかも。
 ストーリーなど当然覚えておらず、
 只々退屈だった、とゆー記憶しかないのは、作品の評価と同じ。
 では今観返すと、‥‥‥うん、退屈。
 でもコレ、
 アレンジに失敗したのは監督&脚本の責任かも知れんけど、そもそも原作が映像化に向いてないんじゃないかなー。
 壮大な物語と設定が、全て裏目に出ている気がします。
 特に主人公の「心が読める」とゆーチート能力が、ストーリーをメタメタにするんだな。
 ラスボスみたいに強いし。

 ある意味、タライ回しにされた映画化企画。
 当時の状況を考えると、このアート路線しか道は残されていなかったのかも、と思います。
 フォローです。

 リドリー・スコットも監督候補だったとの噂もありますが、
 個人的にはやはりホドロフスキーの「DUNE」が観たかったな。

 退屈ではあるけど、そこまでツマラナくはなかったです。
 フォローです。

 スティングは、逆にあのまま活躍せずに終わった方がオモシロかったのに。


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ニコラス・ケイジ,ローラ・ダーン,ダイアン・ラッド,ウィレム・デフォー,イザベラ・ロッセリーニ/ジェネオン・ユニバーサル

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 90年公開。
 ニコラス・ケイジとローラ・ダーンの愛の逃避行。

 真っ先に連想したのは、プレスリー繋がりで『トゥルー・ロマンス』(93)。
 しかしリンチは寧ろ、
 プレスリーやジェームス・ディーンが主演をやるよーな青春純愛映画をやりたかったのかなー、
 と思いながら観ておりました。
 そしたら、
 あの踵を鳴らすステップや黄色いレンガ道などなど、
 コレは「オズの魔法使い」だったのですね。
 しかも映画の方の。

 狂気や暴力性ばかりに目が向いてしまうけど、
 愛の逃避ではなく、
 逃げるな、留まれ! とゆーラストのメッセージが、とても良い。
 (だから、車は渋滞で「止まって待って」いるのだな)

 ニコラス・ケイジの「ラブ・ミー・テンダー」も、素敵でしたよ。
 ここで自然に歌えるのはニコラスぐらいだろーなあ。


 現在、リンチの長編映画の最新作となります。

 長い。
 兎に角、長い。
 そして難解。
 一見TVのリアリティショーのよーな、ハンディカメラの映像と画角。
 呪われた映画のシナリオ。
 見慣れぬ異国の生活。
 ミニチュアみたいなウサギの家。
 分散する欲望と、仮初めの性と死。
 コレって、
 TVのエンタメそのものじゃないの? と。
 チャンネルを合わせて、夢中になって、
 情報を鵜呑みにして、
 昨日のアレ観た? と話終えると忘れてしまう、TV。
 チャンネルを変えれば何処へでも行けて、誰にでも成れる。情報の幻想。
 それを女優さん視点で描いたのかな? と。

 どーも突発的に、リンチ自身がカメラを担いで撮影したシーンも少なくはなく、
 モキュメンタリー的な要素も含んでいるのかも。

 映画最大の禁手(だと思う)、撮影するカメラまで映してるからなー。遂に。


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by y.k-ybf | 2018-01-05 22:17 | 映画 | Comments(0)

イッツ・シリアス 『コーマ』、とか。サスペンスな四本。


コーマ [DVD]

マイケル・ダグラス,ジェヌビエーブ・ビュジョルド,リチャード・ウィドマーク,エリザベス・アシュレイ,リップ・トーン/ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

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 78年公開の、医療系サスペンス。
 監督はマイケル・クライトン。

 大病院の闇が恐い。

 わたくしは人気のない巨大な建物が恐ろしく、
 同時にゾクゾクするほどの魅力を感じてしまうので、
 この映画に出てくる謎の施設など、まあ最高でした。
 七十年代らしい、距離を取らない撮影も良い。

 大病院で起こる不審な死を巡り、若い女性医師がたった一人で巨悪に挑む。
 恋人にすら信じてもらえず、殺し屋にまで命を狙われる恐怖は、
 社会での孤立、孤独を表現しており、
 それが今でも古びない恐怖になっているのだろう。

 荒唐無稽なストーリーのよーだけど、
 医療描写はさすがにリアルで、都市伝説なネタに信憑性を与えております。

 マイケル・ダグラスも出てますよ。


39-刑法第三十九条- [DVD]

鈴木京香,堤真一,杉浦直樹,樹木希林,江守徹/バンダイビジュアル

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 99年公開、森田芳光監督作。

 テーマはタイトルにあるので、省略。
 公開精神鑑定とゆー異常事態を描く、法廷サスペンス、、、でいいと思います。
 わたくしも誤解しておりましたが、
 所謂サイコ・スリラー系な事件を追うとゆーより、真相に隠された心理を解明するとゆードラマでした。
 サイコ要素はだいぶ少ない。

 只、
 このドラマとテーマと、独特な演出が噛み合っているかとゆーと疑問で。
 正直その接点は理解出来なかった。
 しかし疑問のわりには散漫にならず、逸脱もせず、
 森田芳光作品の中では、手堅くまとまっている気がします。

 鈴木京香を「一般人」に封じ込める手腕も見事ですが、人物をクセだけで描写しているのも凄い。
 アップが異常に多く、人物を重ねて映すのは、
 精神(心)の境界線を際立たせる意図なのか。
 近付けば近付くほど線が交わり、融合してるよーに見えますね。


 この後、
 監督の作品は『黒い家』、『模倣犯』とダーク系が続くことになります。

 わたくしは『模倣犯』も好きなんだけどね。


アウト・オブ・コントロール [DVD]

キャサリン・イザベル,クリストファー・ロイド,マイケル・アイアンサイド,ジェシー・マッカートニー,ティム・ドワロン/アルバトロス

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 要するに、
 『メメント』を反時系列ではなく、シャッフルで繋いだらどーなるか?
 とゆー、実験作。
 そしてその実験は見事に失敗している。只々分かり難い。

 失敗の原因は明白で、
 記憶が途切れるだけではなく、人格もチェンジするみたいで、記憶の繋がりがまるで掴めない。
 更に主人公の目的もよく判らぬまま進行するので、
 じつに、どーでもよくなる。
 ストーリー自体はシンプルなんだけど、
 記憶も人格もメチャクチャなニンゲンの言動を、誰が鵜呑みにするとゆーのか。
 更に更に問題なのが、理屈の弱さ。
 こーゆー不規則に展開する物語で頼りになるのは、道理的な予測。
 そーゆー理由だから、こーゆー行動を取ったのね。
 と、
 具体的なシーンが無くても予測で理解できるものだけど、
 その理由、理屈が頼りないと、
 なんで? とゆー疑問の方が強く残ってしまう。
 本作では事の発端となる部分が、あまりに浅い。
 そこで逃げる?
 そこで撃つ?
 それは覚えているの? ってなるわけだ。
 結局、完全な誤解と逆恨みだったしね。
 せめて、
 記憶が継続するシーンの一つ一つがもう少し長ければ、印象は違ったのかも。

 ノワールには成れていないけど、
 バイオレンス映画としては結構よく出来ており、見応えだけはありました。
 フツーに編集した方がまだマシだったのでわ?
 と思うよ。


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ミラ・ジョヴォヴィッチ,ピアース・ブロスナン,ディラン・マクダーモット,アンジェラ・バセット,ロバート・フォスター/Happinet(SB)(D)

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 『Vフォー・ヴェンデッタ』の、ジェームズ・マクティーグ監督。
 ミラ・ジョ(略)主演の、テロ・サスペンス。

 凄腕外交官が、
 凄腕テロリストに狙われるけど、
 強力な主人公補正を発揮して逃げ回り、飛行機にまで乗ってNYへ向かい、
 テロを防げるのか、防げないのか。
 とゆーお話。

 何ら新鮮味を感じないストーリーに思えますが、
 コレがなかなか悪くなく、少し懐かしい安定感すら感じました。
 九十年代前半ぐらいの。

 ピアーズ・ブロスナンの殺し屋がまたハマっておりまして。
 スゴい迫力でずいずい追い詰めるけど、逃げられるとゆー。
 そこがまた良い、エンタメ。

 ストーリーの核心となる部分があっさり切り捨てられて、
 結局何も解決してないよーな気もするが、最期にあるテロップが出ましてね。

 要約すると、
 「NYを標的にしたテロリストは沢山いたけど、沢山捕まえましたよ」とゆーもので、
 文面通りの意味だとは思いますが、
 こーゆー映画の最期に提示されると、その意図は何? と勘ぐりたくなる。

 頑張ってます、ってコト?


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by y.k-ybf | 2018-01-05 21:54 | 映画 | Comments(0)

すばらしき音楽映画たち。『ストレイト・アウタ・コンプトン』、とか。三本。


すばらしき映画音楽たち [DVD]

ハンス・ジマー,ジェームズ・キャメロン,ダニー・エルフマン/キングレコード

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 素晴らしい映画音楽の歴史を辿ります。

 巨匠たちが、
 「アナタはスゴいですねー」
 「いやいや、アナタほどではナイですねー」
 と、イチャイチャするのを眺めます。

 名作映画のハイライトシーンが、
 名曲にのせて惜しみなく流れ続けるので、まったく飽きない、
 贅沢なドキュメント。


 ドキュメント?


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チャドウィック・ボーズマン,ネルサン・エリス,ダン・エイクロイド,ヴィオラ・デイヴィス,クレイグ・ロビンソン/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 ジェームス・ブラウンことJBは、
 わたくしの世代的には最早歴史上の人物レベルの方なので、詳しくなくとも逸話だけは耳にしております。
 そんな嘘か真か判らぬエピソードがてんこ盛りの、
 JB伝記映画。

 R&Bとソウル・ミュージックが全編に流れ、伝説として語り継がれるライブシーンが再現される。
 チャドウィック・ボーズマン演じるJBのダンス、ステージングも完璧。
 カリスマ性とゆー言葉で片付けていいのか判らんけど、
 JBの非凡なキャラクターが十二分に表現されており、たっぷり堪能できました。

 ちょっと切ないラストは意外でしたが、とても良い。
 この複雑な心情は、ぐっときます。

 リトル・リチャードやブーツィ・コリンズなど、
 ビッグネームがサラッと登場するのも魅力でしたが、
 ポピュラー音楽の歴史ではなく、
 JBの音楽遍歴が中心なため、若干分かり難い部分もある。
 そこを丁度補足してくれるのが、
 たまふるのJB特集となっておりますので、併せて聴くとより楽しめますよ。




ストレイト・アウタ・コンプトン ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

コーリー・ホーキンス,オシェイ・ジャクソン・Jr,ジェイソン・ミッチェル,オルディス・ホッジ,ニール・ブラウン・Jr/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 作品に合わせた云い方をするならば、クソ面白い伝記映画。

 ヒップホップに疎いわたくしですが、
 疎い故に何が起こるか判らず、ハラハラと興奮しながら最後まで楽しめました。
 みんなずっとカネ金カネ金云ってる、すっげーリアルな青春映画にもなっているのが良い。
 とゆーか、
 明らかにN.W.A.とゆーより、
 イージー・E、アイス・キューブ、ドクター・ドレーの青春映画だよね。

 所謂「ギャングスタ・ラップ」が生まれる背景は判ったけど、
 ムーブメントとしか描いていないので、
 音楽性の構造や革新性がイマイチ漠然としてるのが、ヒップホップ素人には掴み難かった。


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by y.k-ybf | 2018-01-05 21:27 | 映画 | Comments(0)

『スピード・レーサー』、とか、エンタメ大作四作。


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エミール・ハーシュ,クリスティーナ・リッチ,ジョン・グッドマン,スーザン・サランドン,マシュー・フォックス/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 ウオシャウスキー兄弟(或いは姉妹)が08年に監督した、『スピード・レーサー』。
 皆さんご存知のよーに、
 原作はタツノコのアニメ「マッハGoGoGo」。
 (「スピード・レーサー」は、アメリカ放送時の改題)
 それをほぼフルCGに近い形で、実写映画化。

 しかし公開当時、
 そこそこのヒットで、評価もイマイチだった。らしい。
 08年と云えば『ダークナイト』、『アイアンマン』が公開された年で、
 前年(07)には『300』、『トランスフォーマー』。
 次の年(09)には『ウォッチメン』、『第9地区』、『DRAGON BALL EVELUTION』が公開された。
 こーして並べてみると、
 如何に『スピード・レーサー』の(原作を尊重した)マンガチックなストーリーとカラフルな映像世界、
 エンタメ大作然とした作風が流行とミスマッチだったのかが、よく判る。
 (『アイアンマン』と『トランスフォーマー』ですら、リアリティは不可欠だった)

 今でこそ原作を再評価し、その特色を(残して)映画に反映するべき、
 とゆー要望が増えているのに、
 アメコミ映画の流行に火がついた08年に公開されたが為に、その恩恵を受けられなかったのは皮肉にも思えます。

 まあ、ね。
 キャストもビジュアルも演出も、
 過剰にバタ臭く、ツヤツヤとコレステロール高めなのは否めないけど、
 タツノコアニメの実写化的には間違ってるとは思えないし、
 何より17年の今、
 初めて観た本作は、予想以上に「マッハGoGoGo」だったんだよ!

 あのクソガキキッズやエテ公サルの悪ふざけも含めて、
 懐かしさすら感じるオマージュ愛を、わたくしは積極的に評価したいと思います。


ターザン:REBORN ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

アレクサンダー・スカルスガルド,マーゴット・ロビー,サミュエル・L・ジャクソン,クリストフ・ヴァルツ/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 何故に今、ターザン?
 とゆー疑問が湧いてしまうけど、
 恐らく西洋の方にとって、ターザンってのはスーパーヒーローのオリジンの一人なんだろーな。
 怪傑ゾロとか、そーゆーの。
 ヒーロー映画が流行している今、それがリメイクされた理由かも?
 とゆー仮説を思い付く。

 一度ジャングルから離れてイギリスで暮らしていたターザンが、
 再びジャングルへ戻る、お話。

 続編と云えば続編なのだが、そもそものオリジナルの話をよく知らない。
 とゆー方のために、
 ちゃんと過去に何があったかも説明してくれます。安心設計。
 ってコトは、リメイクじゃなくてリブートになるの?

 さておき。
 ターザンの活躍と勇姿を期待して観たわけですが、
 うん、、、
 うん、間違ってはいないけど、予想とは違ってた。。。
 「桃太郎」かと思って観ていたら、
 お供がロデム、ロプロス、ポセイドンだったとゆーか。
 桃太郎、も、負けずに活躍。
 みたいな、微妙な気分になったのは、まわりが頑張り過ぎるから。

 サミュエルは銃の名手って設定でオイシいトコ全部もってゆくし、
 クリストフは嬉々として非人道な悪役を演じるし、
 マーゴット・ルビーすら、
 河へ飛び込み、カバに襲われたりと大奮闘を見せてくれます。
 (逃げるクリストフの船を機関銃で阻止するのもサミュエルで、
  エピローグで更にでかい顔してるのも、サミュエル)

 敵にも仲間にも食われっぱなしのターザン。
 お約束のツタを使ったアクションや、ゴリラとの喧嘩ファイトも見せてくれますが、
 渋い。激渋い。
 しかもゴリラ(義兄)に負けるしな。

 水牛のスタンピートとゆー見せ場もあるけど、
 ターザン、目立ってないしなー。。。

 動物の殆どはCG任せだと思うけど、
 そこも巧くハマっておらず、迫力に欠けるのもイタイ。

 特にフォローも無しだ。


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ミーガン・フォックス,ウィル・アーネット,ピート・プロゼック,ノエル・フィッシャー,アラン・リッチソン/パラマウント

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 前作の感想を確認したら、やはり似たよーなコトを云っておりまして。
 兎に角、このカメ共への思い入れが皆無な為、まったく感想が湧いてこないの。

 前作と比べると困惑や葛藤の心情を描いている分、
 気楽さには欠けるけど、欠点なわけでもなく。
 前作と同じぐらいは楽しめました。

 …あの車は、もっと贅沢に使ってもよかったんじゃないかな。


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ブレントン・スウェイツ,ニコライ・コスター=ワルドー,ジェラルド・バトラー,コートニー・イートン,エロディ・ユン/ギャガ

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 コレ、
 原題は『ゴッズ・オブ・エジプト』で、
 正直どっちでも大差はないけど、
 「砂漠の王」についての話だから、邦題の方が相応しい気もする。

 ハリウッドに限らず西洋のヒトは神話が大好きなよーで、
 一定のスパンでこーしたキラキラ神話系の映画を作りますね。セイント映画。
 以前はギリシャ系が主流だったけど、今回はエジプト系。
 太陽神やら冥界神やら超合神! やら、まあ景気のいいお話でございます。
 しかしこの映画の売りは、完全にヴィジュアル。
 妄想を刺激する、キラキラ輝くキャラクターと、
 美しく構築された美術&CGを堪能する為だけの映画なので、
 その点ではかなりハイレベルな作品に仕上がっていると思います。

 逆にそこさえ間違わなければ、
 いくらでも続編は作れるし、楽しめるのではないでしょーか。
 逆に。


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by y.k-ybf | 2018-01-05 21:02 | 映画 | Comments(0)

えいがみたいななにか。


ダブル・チェイス [DVD]

ジョナサン・ボールドック,レスリー・アイカイラ・ソー,ヴィクトル・ラディックス,デヴィッド・キンスマン,J.D.コールター/トランスワールドアソシエイツ

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 ヒドい。
 あまりにもヒドい映画なので、
 十分ぐらいで観るのを止めるつもりであったが、
 ここまでヒドいと逆にどこまでヒドいのか気になって、最後まで観てしまったよ。
 (カナダ産の映画だけど、
  恐らくビデオ映画とか、その類だと思われる)

 意味の無い空撮が何度も何度も挿入されて、何かを誤魔化します。
 銃撃戦はそれなりの効果音が鳴るんだけど、殴り合いは、まさかの生音。
 ペシッ、ペシッとゆー微かな音だけが聞こえます。
 銃撃も、
 何処を向いて何を撃っているのか、判らない。
 爆発も、何処で起きてどんな被害が出たのか、まるで判らない。
 劇伴は急に鳴ったり止んだりするし。

 銃弾が飛び交わない銃撃戦ってのも初めて観たよ。
 (しかもスローで!)

 意図の無い映像の「隙間」が多すぎる。

 兎にも角にも理解に苦しむ映画で、
 何がいちばん判らないかってーと、ストーリーがまるで頭に入ってこない。
 確認の為、
 計二回観ましたが、それでも断片的にしか判らん。

 警察と、
 マフィアの、、、話です。
 オチは『ダイ・ハード』のパクリです。

 1時間17分とゆー短さが唯一の救いでしたが、
 世の中にはアサイラムやアルバトロス以下の映画もある。
 そんな大切なコトを教えてくれました。

 有難う、『ダブル・チェイス』。
 二度と日の目に出ないことを祈ります。


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by y.k-ybf | 2018-01-05 11:16 | 映画 | Comments(0)

『13時間 ベンガジの秘密の兵士』、とか。ドンパチ映画三本。


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ジョン・クラシンスキー,ジェームズ・バッジ・デール,デヴィッド・デンマン,マックス・マーティーニ,パブロ・シュレイバー/パラマウント

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 マイケル・ベイ監督作なのに、日本では未公開。
 リビアで起きた、
 アメリカ在外公館襲撃事件を基にした、壮絶な銃撃戦が描かれております。

 約二時間半の長尺の内、半分が銃撃戦。
 もう半分が戦闘への前フリとゆー、じつにどーかしてる映画で、
 全編を満たす緊迫感が、ヘタなホラーより恐ろしい。

 「よく判らない理由で殺し合い、何も判らずに死ぬ」とゆー劇中の言葉は、
 他人事にしてはいけない。

 そもそも何故そこに「アメリカ」が? とゆー疑念やら、
 何も対応できない現状やらやら。
 延々続く戦闘に埋もれがちだけど、
 ベイの痛烈な社会批判が込められているとおもいましたよ。
 ベイは、バカ(映画ばかり)じゃない。


 『ゼロ・ダーク・サーティ』のよーな状況で、
 『ブラックホーク・ダウン』のよーな戦闘が始まり、
 『要塞警察』のよーに籠城を迫られる、悪夢のよーな二時間半を味わえます。



 309人のファシストを狙撃した、
 ロシアの天才女性スナイパー、リュドミラ・パブリチェンコの半自伝的な映画。実在する人物です。

 ロシア産ながら、とゆー前置きは失礼かもしれんが、
 良い意味でも悪い意味でも見事な大作、エンタメ映画になっております。

 舞台は、第二次世界大戦。
 その壮絶な戦闘描写は『プライベート・ライアン』を連想させるし、
 ドラマチックな盛り上がりは娯楽映画のよーだ。
 何が云いたいかってーと、
 エンタメとしては正しいけれど、ドラマ性がつよく、史実の姿は見えてこない。
 特に日本人の感覚では、
 ソビエト赤軍(当時)の情勢を知らないと、テーマの根幹すらぼやけてしまう。
 青春の全てを戦争に捧げた、
 リュドミラのメッセージを際立たせる辛辣さが足りてない気がしたよ。

 んで、
 彼女の戦果が、また新たな犠牲を生む遠因にもなるんだけどね。。。



 ゲームだと思っていたらリアルな殺し合いでした。
 とゆー、
 かなり使い古されたネタを、ド直球で描いております。
 原題は『THECALLUP』。タイトルもシンプル。

 「VR」とゆー題材だけは新しいけど、兎に角、ヒネリがない。
 予想通りにストーリーは展開するし、
 フツーと云ったら何だけど、サバイバル・アトラクションみたいなゲームが続く。
 吃驚するほどヒネらず進行するので、逆に新鮮。
 んで、
 2017年の映画で、あんなに分かり易いダイイング・メッセージを見ることになるとは思わなかったよ。

 冒険してない分、
 ストーリーが安定しており、最期まで楽しめました。

 それはさておき。
 たぶん今の技術なら再現可能なゲームだと思うので、
 SFでは、ないよね?
 (致命傷を与えるスーツは無理?)


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by y.k-ybf | 2018-01-05 11:06 | 映画 | Comments(0)

海にはジョーズやシャークがいっぱい。サメ映画、三本。


 サメ映画と云えば今や残念極まりない映画の代表格となってしまいましたが、コレは久しぶりの快作。

 サメに襲われ、浅瀬に取り残された女性サーファーが大ピンチ!
 とゆー、
 限定されたシチュエーションを最大限に利用するスタイルで描く、サメの恐怖。
 海や海岸を美麗に映すコトで恐怖が増すとゆーのは、新しい発見でした。
 こんな撮り方があるのか、と。

 テーマの伏線回収も決まったし、何よりカモメが!
 カモメの演技が素晴らしい!

 (カモメの撮影がいちばん楽だったそーです)


ゴースト・シャーク [DVD]

マッケンジー・ロスマン,ロバート・アバディーン,ジャイミ・ボーン,エリオット・ブラソー,エイミー・ブラセット/アメイジングD.C.

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 こっからはそんな残念極まりない映画たち。

 また残念な邦題付けたなぁ、おもたら、原題でした。
 『ghost shark』。

 ニンゲンに殺されたサメが古い遺跡の力で甦り、ニンゲンをパクパクするお話。
 ビシッと筋が通ったストーリーですね。

 実体がなく、
 水さえあれば下水管でもウォーターサーバーにも移動できる能力をもつ、ゴースト・シャーク。
 そんなヤツをどーやって退治するのか!?
 気になったので最後まで観てしまいました。
 (正解は、遺跡をダイナマイトでぶっ壊す。でした)

 この手の映画にはお決まりの、
 「街中から変人扱いされるも、
  ストーリー的には重要な真相を教えてくれて主人公らを助けてくれる、じつはナイスガイな爺さん」
 が本作にも出てきまして。
 確かに主人公らをサポートしてくれるけど、
 ホントに只の狂人だったのは、ちょっと面白かったです。

 もう一つ見所は、
 サメ映画史上希にみる、海の汚さ。
 ドコで撮影しとるんだとゆーぐらい、海が泥水。
 コレたぶん、沼か湖で撮影したのを合成したんだろーな。
 それでサメ映画が出来ちゃうんだから、すげー技術ではあるんだけど、
 そんなトコで泳いで大丈夫?
 と、
 キャストの健康被害が心配で、いちばんの恐怖でした。


 『シン・ジョーズ』の「シン」は、
 『シン・ゴジラ』からパクったぞ、とゆー意味の邦題で。
 原題は『ATOMIC shark』。
 「ジョーズ」ですらないとゆー。

 海が、キレイ。
 画角がキレイなのは、『ロスト・バケーション』を模倣しているから。
 またまたそんなーw と思うでしょうが、だいぶ抑えて云ってます。

 時折、画面サイズが一瞬縮まるのは、(笑)うトコロなのでしょうか?
 まさかカメラのミス・・・。。。

 ドローンが大活躍します。

 二機、
 いや、三機のドローンが出ます。


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by y.k-ybf | 2018-01-05 10:54 | 映画 | Comments(0)

『皆殺しの流儀』とか、『グッドフェローズ』とか、そのへん四本。


皆殺しの流儀 [DVD]

イアン・オギルビー,アリソン・ドゥーディ,スティーヴン・バーコフ,ジェームズ・コスモ,リセット・アンソニー/アメイジングD.C.

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 低脳を隠すためフードを被ったヤングチンピラ集団に兄を殺されたおじいちゃんが、
 おじいちゃん仲間を集めて制裁を下す、復讐劇。

 じつはこのおじいちゃんズ、
 嘗て警察すら手懐けるほど街を牛耳っていたギャングな方々で。
 苦々しく過去を思い出しながらも、
 懐かしいわー、楽しいわーと、
 老獪にヤングチンピラ共を捕まえては、ボッコボコのボコボコに私刑します。
 そんな「舐めてた奴が」系と『狼よさらば』が合わさったよーなストーリー。

 おじいちゃんズの私刑執行がけっこー残忍で、僅かに抵抗を感じるも、
 標的となるヤングチンピラの奴らがクズ中のクズなので、
 兎に角痛い目にあって死ぬがいい!
 と、おじいちゃんズを応援してしまいます。

 またこのおじいちゃんズが、英国紳士なギャングってのもポイント高い。
 殆どヒーロー扱いになっとるな…と思ったら、
 最後にMCUみたいなテロップが。。。


 『スカーフェイス』や『カリートへの道』みたいな、
 ギャングの抗争と暴走を描く映画かとおもっていたら、ちと違う。
 組織を成り上がったり、復讐に命を懸けたり、
 ギャング・ストーリーのメインを張るよーな存在が主人公ではなく、むしろその脇。

 「おい、チャカ貸せ」
 「へい」(←コイツ)
 とか。
 「アニキ、兵隊は集めたぜ。なあ?」
 「おう」(←コイツ)
 とかの、コイツが主人公。

 そんな脇が面白いのかってーと、寧ろ、脇だから面白い。
 多忙な脇故のリアルさがある。
 歪んだ性格や複雑な家庭環境、
 強固な理想や野望があるわけでもなく、善悪すら無い。
 いちばん割のイイ職業として、ギャングを選択するとゆー点が最大の特色であろう。

 云わば名も無きヤクザな男の半生を、スコセッシがフルスピードで描いております。
 展開がめっちゃ早くて、退屈する暇もありません。

 実話が基になっており、
 主人公の人物は、数年前まで存命だったよーですよ。
 よく生きていられたもんだ。


インヒアレント・ヴァイス ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

ホアキン・フェニックス,ジョシュ・ブローリン,オーウェン・ウィルソン,キャサリン・ウォーターストン,リース・ウィザースプーン/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 ポール、トーマス、アンダーソン監督の、ヒッピー探偵物語。
 主人公が常時ハッパを吸ってる状態で、幻覚と素面の境目がまったく判らない。
 原作はトマス・ピンチョンの「LAヴァイス」。

 ロバート・アルトマンの『ロング・グッドバイ』をやってみた。
 と気付いてしまうと、
 もうそーとしか見えなくなってくる。
 恐るべき、『ロング・グッドバイ』。
 しかし本作はノワールを全力で拒む、ノワール。
 ノワール・コメディと云ってもよいスタイルで、可笑しな奴らがわんさか出てくるし、
 そこに哀愁が見え隠れするのは、幻覚と素面の狭間の世界だから。

 ワケが判らず、内容もロクに説明できないのに傑作だと楽しめたのは、
 ホアキン・フェニックスの愛すべきキャラクターによる部分が大きい。


 寧ろ影響は『ロング・グッドバイ』より、『カウボーイ・ビバップ』の方だったりしてね。
 (幻覚キノコで全員ラリった話とかあったなー)


 最早、説明するのも気恥ずかしい。

 ちょっと物足りないですねー、
 とか云うと怒られそーなので感想は簡潔にしますが、
 後半のアパッチ襲撃シーンは、今観ても流石の迫力。
 当時ならまさに衝撃的だったのだろう。
 群像劇としての魅力もあり、複雑な人物描写も利いている。

 しかし、
 物足りないと先にも云ったけど、
 じつはこの物足りなさ感こそ、後年への強烈な影響になったのでわ?
 とも感じるよ。

 オレならこーするのに、と。


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by y.k-ybf | 2018-01-05 10:35 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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