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めざましテレビでは断じてありません。『グッドモーニングショー』


グッドモーニングショー Blu-ray豪華版

中井貴一,長澤まさみ,志田未来,時任三郎/東宝

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 昨年公開された君塚良一監督作のコメディで、
 当時、
 この恐ろしく時代錯誤な作品を、誰が映画館で観たがるのだろーか?
 と、背筋が凍るほど疑問に感じたものでした。

 それが先日WOWOWで放送されたので、
 恐いもの見たさもあって観たのですが、意外と面白かったのです。
 ストーリー運びはさすがに巧いし、番組制作の裏側を映すツボの押さえ方も良い。
 キャストも豪華で、人物配置も抜かりない。
 伏線もしっかり回収している。

 しかし、劇中の問題は何も解決されていない。
 「ワイドショーは一回の放送だけで消える。それがいい」とか満足してるけど、
 ライフル銃を持って立ちこもった犯人へのフォローもなく、小ネタの不倫疑惑すら曖昧なままだ。

 指摘したい部分は山ほどあるけど、
 例えば、番組アンケートの件。

 途中、
 自ら命を絶とうとする犯人に対して、女性キャスターが番組アンケートを提案。
 「死んでよしor死んでほしくない」で視聴者投票が開始され、
 なんと結果は、「死んでよし」。
 これではダメだとプロデューサーが集計を改竄し、「死んでほしくない」が多数だと発表する。

 自分で説明しながらゾワゾワしたけど、ホントにこのまんまやるからな。美談っぽく。
 これさ、
 笑えないし、すげー気分悪いよ。
 投票させるのも、結果がコレなのも、改竄するのも、全部ダメでしょ。
 大衆をバカにしてるとまでは思わないけど、ココで「死んでよし」はない。流れ的にも尖り過ぎ。
 せめて、
 投票結果が「死んでほしくない」と出ても、
 「どーせ局が操作したんだろ、バカにしやがって!」と犯人が逆上する方がまだ自然。
 つーかさ、
 そんな番組アンケートが信頼されているとでも思ってる神経を疑うけどな。

 んでもう一つ、手紙の件。

 立てこもり事件の犯人は、その立てこもったパン屋さんの従業員で。
 店長からハラスメント級の厳しい扱いを受けた上、ボヤ騒ぎの犯人にまでされてしまった。
 その内情を誰かに知ってほしくて、
 主人公であるキャスターの中井貴一へ手紙を渡そうとするも、失敗。
 最期の手段とばかりに、
 店長を撃ち殺そーと店へ向かうも既に辞めており、立ちこもりとゆー形になった。
 (中井貴一に手紙を渡そーとしたのは、
  恐らくお店とテレビ局が近いからで、それ以上の意味は偶然みたいなものだろう)
 事件現場では当然、説得とゆー展開になるのだが、
 中井貴一が、
 まあ他人の話を聞かないし、黙るんだよな。
 キャスターな・の・に。
 「過去のトラウマ」が原因らしいけど、
 それまでは普通にベラベラ喋ってるから、単に都合が悪くなると黙るヒト、にしか見えない。
 トラウマが解消されるよーな描写もないし。
 他人とゆーか犯人の話をろくに聞かないし、聞かないから会話が噛み合わないし、
 「君はそー言うけど、みんな大変なんだ」とか、
 「親や家族が悲しむぞ」とか、
 何も知らないくせに責任を転嫁させるすげー適当なことばかり捲くし立てて、
 結局説得ではなく、(アンケート結果に)油断した犯人は警察に取り押さえられる。

 説得はキャスターの見せ場じゃないのか!?

 そんでこの逮捕のドサクサに紛れて、中井貴一は手紙をゲットするわけなんだけど。
 まあお判りですよね?

 事件翌日、
 早朝の番組の冒頭で中井貴一は騒動の謝罪をすると共に、
 犯人から「預けられるはずだった」手紙を読み上げて、
 事件の真相となる犯人の心情、
 そして多くの若者が影ながら苦心している労働問題の現状を伝えつつ、
 テレビとはこのよーな役割や手助けもできるメディアではないでしょうか。
 ワイドショーも微力ながら、そんな存在でありたいと思っています。
 的なメッセージからのエンディング、、、

 になると思うじゃろ? 思うべ?

 でも実際は、手紙なんか封も切らずにポイッとスタッフへ渡すだけ。
 正確には、スタッフに渡しておいてと預けるだけ。

 正解は、読まない!
 銃を向けられて死ぬかもしれない想いをしたのに、
 その手紙は読まない!!
 (勿論、観客にも手紙の内容は判らない。何故なら、読まないから)

 実際のエンディングはどーなるかってーと、
 ヘトヘトになって中井貴一が帰宅すると、
 不倫を知って怒った妻の吉田羊が、テーブルやイスでバリケードを作って待っていた。
 とゆー、オチ。
 仕方ないわねー、ぐらいの会話で崩されるバリケード。

 二人を妨げる垣根は無くなった、とでも云うのだろうか…(ほん呪風に)

 君塚良一の歪んだ思想が作品に滲み出ているとか、大衆蔑視だとかまでは思わないけど、
 この映画って、
 結局敵味方関係なく、全方位にケンカを売って敵を増やしてるだけじゃないかなー、とは思ったよ。
 誰も喜べない映画。

 キラーワードは、
 事件解決後に解放された人質の女の子に、中井貴一が言った言葉。
 「また明日もパン買いに来てくれるよね?」

 サイコパスかオマエわ。
 つか、明日営業できるわけねーだろ!

 そもそも、人質がいるのに隠しカメラを付けるって発想がアウトなんだけど、
 キリがないのでこの辺にしておきます。


 因みに、
 犯人が使用していたライフル銃のトリガーに見覚えあるなー思ったら、
 やはり「ターミネーター2」で使用されたあの銃をカットしたヤツみたい。

 日本の何処へ行けばパン屋の従業員があのライフルを入手できるのか。
 詳しく教えてもらいたいものだ。


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by y.k-ybf | 2017-09-06 20:17 | 映画 | Comments(0)

『スパイダーマン:ホームカミング』 ※ネタバレ有るよ。


 こーも短期間でリブートされるのは些か不安でもある、「スパイダーマン」。

 全ては杞憂でありました。

 今回のリブートが特殊な点は、
 二つの前シリーズがそこまで古びていないのを逆手に利用してる点と、
 MCUの「シビル・ウォー」でイントロダクションを済ませている点。
 この二つの点によって作品の方向性は限定されると共に明確となり、
 また例がないほどスピーディーに物語は展開される。

 ピーターは(実写映画化の中では)最も年齢の低い高校生となり、
 自身の正義感とスーパーパワーを持て余しながら、
 次第に「正義」の難しさと、力(パワー)を持つ責任について体験し、学んでゆく。

 MCUとゆー映画独自の「スパイダーマン」誕生を描く物語は、
 同時に、
 スーパーヒーローとわ?
 スパイダーマンとわ?
 とゆーオリジン(原作)へ立ち返る物語でもあるのだ。
 (そして結末ではその見事な回答まで示される!)

 と、
 珍しくまとまったので終わりにしたいトコロですが、まだ話足りないので続けます。

 クイーンズとゆー都会ではない街が舞台なのも効果的で、
 高層ビル群がない場所ではこんなコトになるのかと、たいへん新鮮な気分で楽しめました。

 ハイスクールの描写も面白いコばかりで、
 ネッドはいいキャラだし(「シビル・ウォー」の後で一緒に「スターウォーズ」観たのかな)、
 あのコがあのキャラになるのも驚いたし、
 イジメられる側だったインド系の子がイジメる側に回ってるのも時代の流れを感じたよ。

 トニー・スターク/アイアンマンの出番は意外と少なかったけど、
 ラストの唐突な展開が、トニーらしくて素敵。
 「彼(キャップ)が手を抜いてくれたからだ」って台詞にも、ぐっときましたよ。
 ピーターと関わることで、トニーの心境も変化しているのだろーな。

 後半、
 トニーが作ったスーツではなく、
 自作のスーツでバルチャーに挑むのも、テーマを象徴した秀逸な演出だと思う。

 今回の敵、
 マイケル・キートン演じるバルチャーは、カッコ良すぎ!
 んで予想より遥かに強敵だった。
 家族を守るため、強大な力を利用するのは、
 ある意味、ネガティブなピーターのよーにも思える。

 車内での脅迫シーンは、
 さすがマイケル・キートンとゆー迫力でした。
 やはり舞台で自分の鼻を銃で撃ち抜いたヒトは違うな!


 いい加減ホメ殺しみたいになってきたので終わりにしますが、
 三回目の仕切り直しなのに、
 ここまでフレッシュな気持ちで楽しめる作品にしてくれるとは、想定外でした。


 これは親愛なるヒーローの、新たな誕生物語である。


 (あ、ワシントン記念塔って只のモニュメントじゃなくて、あんなに大きな建物だったのね)


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by y.k-ybf | 2017-09-02 20:43 | 映画 | Comments(0)

『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』、他一本。


【チラシ2種付映画パンフレット】 『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング/宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』 出演:飯島寛騎.岐洲匠

東映

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 タイトルにもあるよーに、トゥルーなエンディング。
 本当の最期であります。

 順番的にはテレビシリーズの後日談的な扱いで、
 バレがあるぞ!
 との噂に恐々としておりましたが、
 8月21日に観た時点では、ショック死するほどのネタバレは感じませんでした。

 全員○○○○って部分かな?

 シリーズ本編だけではなく、
 冬と春の映画も比較的巧くいってる、「エグゼイド」。
 今回も世界観を崩すことなく、きっちりまとめてきました。素晴らしい。

 敵となる仮面ライダー風魔の目的が、
 医療系ドラマとしては避けられない問題を抱えている点も良い。
 子供の願い、父親の想いとゆーこのテーマは、もっと掘り下げてもよかったぐらいだ。
 そして先日、
 TVシリーズも最終回を迎えた。

 レベル1が攻略の鍵になる、とか、
 OPの映像、第一話のシーンが再現される、とか、
 じつに「判ってる」クライマックスで、シリーズの完成度を証明するよーな結末でありました。
 バグスターを生命体の一つと認める解釈はとても現代的で、
 ココに人工知能やロボットの意味合いを嵌め込むのは容易だけど、
 寧ろゲームに対する世代間の認識の違いが含まれているよーな気もする。
 とても冷静で、自然に。

 一方、ゲーム病で消滅した人々は、甦らなかった。
 コレこそ英断だったと思う。
 このファミリー向けジャンルのドラマならば、
 甦らせても誰も文句は云わないだろーし、受け入れてもくれるだろう。
 しかしシナリオは医療ドラマの嘘ではなく、「甦らない」展開を選択した。
 今回の映画の結末と合わせて、
 この軸のブレなさこそが「エグゼイド」とゆー作品の強みであり、物語の魅力だったのではないだろーか。


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by y.k-ybf | 2017-09-02 20:30 | 映画 | Comments(0)

【長い】『トランスフォーマー/最後の騎士王』【長い】


【チラシ2種付映画パンフレット】 『トランスフォーマー/最後の騎士王』 監督:マイケル・ベイ.出演:マーク・ウォールバーグ

東和ピクチャーズ

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 長い。
 タイトルから数えて既に三回「長い」と云いたくなるほど、長い(五回目)。
 長い=詰まらないわけではないので、そこに言及はしないけど、
 問題は長さを解消する気がまったくないってトコだと思うな。
 長さよりも、全体のテンポが最悪に最悪だ。
 演出とゆー概念を忘れたかのよーに、
 丁寧に丁寧に間を置きながら、終始だらーーーっと時間が進む。
 そして一段落つく度に、
 ピンポンポロン♪と黄昏シーンが鬼の如く挿入される。
 鬼挿入。
 表情やリアクション、セリフで説明した上での黄昏シーンは、
 最早、スパルタ。
 「深読みなんかするんじゃねえ!」と、ベイがマウントポジションで殴りつけてきます。

 もう一つの問題は、ストーリー。
 その問題は前回で解決しなかったっけ? って前回も云った気がする気がするテンプレ化してる展開と、
 愛情もなく破壊され、殺されるロボットたち。
 それが味だってのも、楽しむポイントが他にあるのも判っているけど、その相殺バランスが悪い。
 さすがに今回は味付け失敗したんじゃないかなー。
 (それと、ウォールバーグの長髪な)

 ベイが撮りたいモノと、
 観客が観たいモノとのズレが大きく開いたよーで、これからのシリーズに不安を感じる。
 が、
 じつはコレって、
 自宅でメシでも食べながらワイワイ観るとめっちゃ楽しいのではないか、とも思う。
 ベイの狙いは確実にそっち(配信?)へ傾いているんじゃないのかな。

 とゆーフォローで、如何であろうか。

 吹替版で観たんだけど、
 もしかすると、この吹替がよくなかったのかもなー…。


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by y.k-ybf | 2017-08-28 10:37 | 映画 | Comments(0)

『ジョジョの奇妙な冒険』


 とゆー組合せは不安を倍増してくれましたが、ぜんぜん面白かったです。
 早く次の章が観たくなるぐらい、楽しめましたよ。

 確かに原作を知らないと分かり難い部分はあるし、
 先に放映されたアニメシリーズのイメージが邪魔な先入観にもなった。
 (そもそも原作を知らずに観に来る作品だろーか?)

 しかしこの作品で再現度の話をするのもどーかと思うので省きますが、
 「杜王町」をスペインで撮影したのは大正解だったと思います。
 異国の情緒が作品世界とドマッチしておりました。
 (気になったのは立ち飲み屋の看板の前で、アンジェロがイスに座って呑んでたぐらいだ)
 ストーリーもアレンジされていますが、
 コレも限られた時間でキャラクターを深める為には必要で、間違いではないと思います。

 何か云いたいよーな、云わなくてもいいよーな微妙な気持ちが残るのは、
 「ジョジョ」とゆー作品の扱いの難しさ故だろーし、まだ第一章だからな。
 次章が楽しみ…なのですが、
 期待していた第二章の予告がない!
 公式のツイッターが暴走気味に動画を乱発している!

 もしや、、、
 もしや、次は…。


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by y.k-ybf | 2017-08-24 22:57 | 映画 | Comments(0)

『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』


【映画パンフレット】 ザ・マミー 呪われた砂漠の王女

東宝

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 まず何が不満かってーと、「ダーク・ユニバース」の種明かしが巧くない。
 コレはシリーズなんだ!? って驚く仕掛けが足りないし、オマケもないし。
 あのロゴが裏に回って「ダーク・ユニバース」になる演出は秀逸だけど、どーせならエンドロールの後に観せてほしかった。
 これから始まるぞ、とゆー意味で。

 トム・クルーズは、悪くないです。
 だけどトム映画としては平均的とゆーか、少し古い。
 トムのよーなスターを起用したら、
 大胆でフレキシブルな作品作りは難しいんじゃないかなーと思っておりましたが、
 やはり大作然と落ち着いてしまった。

 悪くはないんだけどもね。とゆー感じ。

 ホラーではなくモンスター映画なので、恐怖よりアクションに比重が傾くのは納得できるけど、
 無理矢理に詰め込んだよーなユーモアが若干スベっているのは気になった。
 真面目なヒトが、
 真面目にギャグを入れて、真面目に笑ってるよーな。
 そんな盛らなくていいし、ツッコまなくていいんだよー。
 トムはそのまま過剰にクルーズしてればオモシロいんだから。

 と。
 散々なコトばかり口走ってしまいましたが、
 ザ・マミー役(?)のソフィア・ブテラは素晴らしかった。
 彼女の怪しい無双感は痛快で、もっと全力でトムを追い込んでほしかった。
 ラッセル・クロウのアレ(一応、伏せます)も面白かったです。
 と、ちゃんと見所もありますので、
 今後シリーズの連結に成功したら評価も変わり、更にオモシロくなるのではないでしょうか。

 期待しております。


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by y.k-ybf | 2017-08-06 23:30 | 映画 | Comments(0)

『僕だけがいない街』とか、夏なので夏なので邦画、五本。


僕だけがいない街 プレミアムBOX [Blu-ray]

藤原竜也,有村架純,及川光博,石田ゆり子,杉本哲太/KADOKAWA / 角川書店

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 原作は未読で、ほぼ前情報もない状態で観ました。
 タイムリープとゆーか、リプレイ系のサスペンス、かな。

 大切なヒトを救うため、過去に戻って修正する、お話。
 自分ではなく「他人」を「救う」のがポイントですな。

 ナレーションがスゴい説明してくれて、ちょっと煩い。
 重厚な雰囲気を演出する音楽が、安っぽい。
 ストーリーがヘンな飛び方をするし、
 まるで専門用語のよーに「リバイバル」なんて言葉を使う、藤原竜也が不自然。
 その能力についてもまったく説明がないし、言及もしなければ、疑問を感じる者もいない。
 只々、問題が発生し、対応して、解決する。
 アドベンチャー・ゲームのプレイヤーのように。

 それが悪いとゆーわけではないが、主人公と物語に距離を感じるのも事実で。
 ホント、ゲームの分岐シナリオを消化してるよーなイメージ。
 しかもバッドに近いベターエンドで、
 有村架純とか、関係なくなっちゃってるからな。
 (せめて漫画家として成功してる描写とか入れろよ。)

 つか、
 河に落ちて、未来に戻るまでの間の時間って、どーゆー扱いになるの?
 得意気に正体を明かした先生は、呑気に犯罪を繰り返してたみたいだけど。

 藤原竜也とあの子は結ばれないんだ、とか、
 少なくない犠牲者は放ったらかしか、とか。
 消化不良な部分はごっそり残りましたが、
 ま、それはソレとして、
 時間改変サスペンスとして楽しめたので、まあええかな。

 と、ゆーのが、原作を読む以前の感想。
 『ミュージアム』パターンです。

 はたして原作を読む機会は来るのでしょうか?
 以下、続きます!


【早期購入特典あり】映画 暗殺教室~卒業編~ Blu-ray スペシャル・エディション(4枚組)(オリジナルA5クリアファイル付き)

山田涼介,二宮和也,菅田将暉,山本舞香,桐谷美玲/東宝

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 前作の感想は、コチラ

 前作がそれほど悪い印象もなかったので、
 若干楽しみなぐらいの気持ちで「卒業編」を観たのですが、こりゃダメだ。
 手を抜いてるとは云わんけど、
 余力とゆーか惰性とゆーか、作品を終わらせる為だけの映画なので中身が無い。
 ギュッとまとめれば二十分ぐらいで済むだろーから、前作にオマケでくっつけちゃえばよかったのに。

 アクション自体は良かったけど、ホントに意味のないケンカとか。
 音は聞こえど弾は出てない銃撃や、丸々要らない文化祭。
 「弱点はボクたち…」と、何故か繰り返される台詞。
 「ワッハッハ、お前たちに渡したデータは偽物だぞ」と、親切に教えに来てくれて一撃で倒される、ラスボス。
 知英(韓国)による、ロシア人。

 全てが前作の復習と、ムリヤリ引き延ばされたシーンばかり。

 原作を読んでないので比較はできないけど、原作通りにやればいいってもんじゃないしな。
 殺センセーの誕生エピソードもあっさりしてて、何一つ共感できなかった。
 ココが重要なんだから、もっと広げればいいのに。

 ユニークなシャツは、大概ユニークじゃない。

 あとな、フジのアナウンサーなんか出すなよ。
 まだこーゆー扱いが面白いとおもってるの?

 とゆーね、
 たいへん困った「卒業編」でした。

 ラストのキレも悪い。
 監督お約束のカチンコシーンもさ、
 こーゆー出来の後だと、余計にイラッとするの。


 前作だけで十分です。


 97年公開の、「必殺」シリーズ。
 藤田まことが演じた「中村主水」の死により完結したシリーズが、僅か一年も経たぬ間にリブート。

 ま、リブートっつーか、
 このシリーズは元々種類がわかれているからね。
 ガンダムみたいに!

 で、今回の主演はなんと田原俊彦。トシちゃん。
 共演が南野陽子。

 コレまた期待できる組合せだぜえ…と、ドキドキワクワクしながら観たのですが、
 意外とフツーの、「必殺」シリーズでした。
 (むしろ「仕事人」とゆー存在が生まれるトコロから始めているので、親切。)
 この後ビデオシリーズで2、3弾と続くシリーズなので、評判も悪くなかったのかも。

 そいやテレビシリーズは東山紀之が主演で引き継いでるよーなので、
 このシリーズはジャニーズが買い取ったんかの?

 トシちゃんはさすが昭和のアイドルなので、器用に殺陣も魅せてくれます。
 足の長さが、ちと不釣り合いだけど。
 (昭和のアイドルは、いろいろやらされたんですよ。。。)


任侠野郎 [DVD]

蛭子能収,柳楽優弥,トリンドル玲奈,安田顕,大谷亮介/Happinet

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 蛭子さんで任侠映画を撮る。
 とゆー、大人の遊び。

 出オチのよーな企画先行のわりに、
 観ている側が何故かハラハラしながら見守るハメになる、フシギな一作。

 そこまで計算していたのなら、成功っちゃ成功か。
 福田雄一は脚本で、監督はテレビのヒト。
 確かにテレビドラマみたいな同じフレームばっかりが続く。
 きっとカメラが地面に固定されていたのだろう。

 蛭子さんってホントは恐いんだよ、
 カッコイイんだよ、とでも云いたいのかもしれんが、
 だからと云って任侠ヤクザを演じられるかは、まったく別のハナシ。

 しかし最後まで観てしまったのは、やはり脚本の力か、蛭子さんの魅力か。
 トリンドル玲奈が珍しく頑張っていたのが救いでした。


 もうわたくしにはオモシロいかどーかなんて判断出来ません。

 好きなヒトらだけで盛り上がってください。


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by y.k-ybf | 2017-07-26 22:25 | 映画 | Comments(0)

「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX」、二冊。


 観たよーな気もするが、たぶん観てない気がする類の映画。
 「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX」で購入しました。


 一方その頃、
 とゆー感じで、やや唐突に出現する地底怪獣バラゴン。
 フランケンシュタインとはまったく別のルートで語られるエピソードが、やがて一つに重なる構成が良い。

 フランケンを育てる三人の博士?が、三人三様で接しているのもポイント。
 高島忠夫のデリカシーのない残酷っぷりが愉快。

 別エンディングの大タコとの戦闘バージョンも観たけど、蛇足。
 タコなのに。


隔週刊 ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX(22) 2017年05/16号【雑誌】

講談社

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 『フランケンシュタイン対地底怪獣』が65年公開、
 その翌年に公開されたのが、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』。

 今回調べて気付いたのですが、
 この二作はパラレル的続編とゆーか姉妹作みたいな関係なのですね。
 三人の博士が、
 「フランケンシュタイン」らしき子供を研究しており、おそらく山で行方知らずになった。
 「ドイツ云々」って台詞もあった気がする。
 冒頭に現れる大タコは、この二作を繋げるミッシングリンク的役割なのだな。
 (大タコと闘うのはガイラだけども。)

 とゆー本作は、
 子供が観るとトラウマ必至な場面が多く、そもそもガイラとサンダのデザインが恐い。大人が観ても恐い。
 この怪人っつーか怪物のインパクトは、未だ迫力を失っていない。
 只、
 ストーリー的には前作の焼き直しではなく繰り返しに近く、しかもサンダの登場は後半まで待たなくてはならない。
 メーサー殺獣光線車と、怪物同士のバトルは盛り上がるも、
 ラストがこれまた唐突で、まったく手応えがないのが残念でした。

 寧ろ、前作を観ていない方が楽しめたよーな気もします。



 メーサー殺獣光線!
 (云ってみただけ)


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by y.k-ybf | 2017-07-26 21:54 | 映画 | Comments(0)

『シチズンフォー スノーデンの暴露』とか、夏なのでドキュメント映画、四本。


シチズンフォー スノーデンの暴露 [DVD]

エドワード・スノーデン,ローラ・ポイトラス,グレン・グリーンウォルド/松竹

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 エドワード・スノーデンについての、とゆーより、
 スノーデンが亡命を選択して実行するまでの姿を追った、ドキュメンタリー。
 なので、
 彼がもつ「情報」等に興味がある方には物足りないと思うが、
 それでもスリリングな場面は幾つかあるし、
 僅かに提示される「情報」だけでも、一級のホラー並みにゾッとさせられる。
 やってるコトは、完全にハイドラ側だからなぁ…。

 まだ未観だけど、
 オリバー・ストーンの『スノーデン』と合わせて観ると、とても良いのではないでしょうか。

 アメリカだけの問題で日本は関係ないでしょ?
 なんつーのは大間違いだと判るし、
 ここに「共謀罪」を当てはめるとどーなるか、たいへん興味深い。

 一つ大きな問題は、
 スノーデンが個人である為、ソースの裏付けが非常に困難だとゆー部分だけども。


クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落 [DVD]

デヴィッド・シーゲル,ジャッキー・シーゲル/KADOKAWA / 角川書店

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 気になったので、
 映画本編のその後をネットで調べてみましたが、
 なんとデビッド・シーゲルは事業を立て直し、どん底から復活。
 作りかけの「ベルサイユ宮殿」の競売も撤回して、見事に完成させたらしいです。
 しかし良いことばかりではなく、本作の内容に抗議した裁判では敗訴。
 長女のヴィクトリアは薬物の過剰摂取で亡くなられたそうです。

 さて、順序は逆になりましたが、
 本作は大富豪デビッド・シーゲルの天国と地獄を偶然にも記録してしまった、ドキュメンタリー。

 最初はセレブの非常識な生活と振る舞いを嘲笑って楽しむ系かとおもっておりましたが、
 ちょっと違うぞ?
 とゆーのが段々と見えてくる。
 降りのエスカレーターを昇って歩くよーな果てなき財産の消費衝動には、
 心の闇さえ超越する、もっともっと巨大な闇が隠されているよーな気がして、恐ろしい。

 ラスベガスとゆー、砂漠に生まれた街。
 巨大で異形なビル。
 デビッド・シーゲルの何を売ってるかよく判らない商売と、何を買ってるのかよく判らない顧客たち。
 (※一種の、賃貸不動産。)
 そんな大富豪さえもどん底に突き落とす、リーマン・ショック(と銀行)とゆーのが、
 強烈な皮肉ですわね。


マイケル・ムーアの世界侵略のススメ [SPE BEST] [Blu-ray]

マイケル・ムーア/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 今作のテーマは大雑把にゆーと、「制度」。
 世界各地の良い制度をパクってアメリカに持ち帰ろー、とゆーコンセプト。

 マイケル・ムーアの映画を観ると、いつも虚脱感が残るのは、
 変わらぬ世界にどっぷりと浸かっているから。
 今回は特に「教育」など生活に密接したテーマなので、余計にげんなりとさせられる。
 そしてコレも毎度のコトながら、
 アメリカの迷走っぷりに愕然としつつ、それを模範とする日本の現状があるわけで。
 まあ、、、たいへんですわ。

 日本は「つくる」コトは出来ても、
 それを改良したり、変更したりするのが絶望的にヘタクソなんだな。
 待機児童とか遊戯禁止とか、まあ愚の骨頂なわけだ。
 学校の強制的な「部活」も冷静に考えると、ちょっと異常だしな。
 あんな犠牲を強いてやるもんかね?
 んで、
 こーゆーコトを云うと、部外者だからwと一笑に付せられるんだけど、
 その「発想」は疑わないんだよな。

 当たり前に行っているモノを、
 ちょっと離れて外から眺めてみるのも大切ですよ。
 とゆー、
 そんな映画だと思いました。



 韓国の映画でこのタイトルなので、脱北系の話かなと思っていたら、違いました。

 韓国の小さな村に住む、
 高齢のお爺ちゃんとお婆ちゃんとの仲睦まじい夫婦の暮らしを、静かに静かにカメラは映します。

 この、
 老夫婦の姿に刻まれた、深い深い深い情緒の何かについて、
 語る言葉をわたくしはまだ持ち合わせておりません。

 余計な言葉は不要だと思うので、自粛します。


 エンドロールは、必ず最期まで観てください。


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by y.k-ybf | 2017-07-26 21:38 | 映画 | Comments(0)

『DOPE/ドープ!!』とか、夏なので音楽映画、四本。


DOPE/ドープ!! [Blu-ray]

シャメイク・ムーア,トニー・レヴォロリ,カーシー・クレモンズ,ゾーイ・クラヴィッツ,ブレイク・アンダーソン/Happinet

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 ファレル・ウィリアムスがプロデューサーになったことで話題な、
 童貞版GTAみたいな映画。

 クライム・コメディに(一応)を付けたいトコだけど、
 けっこーな犯罪を犯してるし、下ネタもバンバン出てくる。
 ギーグ(ヲタ)コメディのふりをしながら、ガンガン攻めてくる感覚は新鮮だ。

 ラストに語られるメッセージは、現在のリアルへと、深く突き刺さる。
 「オレたちはオレオ。外面は黒だけど中身は白だ」
 まさに今のアフロ・アメリカンのカルチャーは、
 このよーな感覚で浸透し、拡散していってるのかと思うと、
 フシギなフシギな形に変貌してゆくR&Bにも納得できる。
 (同時に少数派と成りつつある、アメリカ「白人」の実情をも表している。)

 映画として不満は残るけど、
 カルチャーだけに限らない鋭い批判が細かく込められいる。

 音楽は当然のよーに最高でしたよ。


ランバート・アンド・スタンプ ブルーレイ&DVDコンボ [Blu-ray]

キット・ランバート,クリス・スタンプ,ピート・タウンゼント,ロジャー・ダルトリー,キース・ムーン/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 ロックバンド「ザ・フー」のマネージャーだった二人、
 クリス・スタンプとキット・ランバートを中心に語られる、ドキュメンタリー。

 バンドではなくマネージャーをメインにしてる点から珍しいが、
 観ると確かに、二人の影響はかなり大きい。
 そもそも、
 二人がロック・ドキュメンタリー映画を作りたいが為に、
 バンドが発掘されたとゆーのがユニークっつーか、順序が逆。
 二人の商才、センスがズバ抜けていたのだろう。
 実際、ビックなロックバンドになるのだから。

 正直、ザ・フーに関してはあまり詳しくもないので、
 (クリス・スタンプの)怒涛のトークで語られる情報に追い付くのがやっとだった。
 幻のアルバムとして有名な『ライフハウス』って、そーゆーアルバムだったのだねぇ…。
 これはバンド側からだけではなく、マネージャー側からも考察しないと判らんコトだわ。

 このドキュメンタリーがこーゆー形になったのも、
 ザ・フーとゆーバンドが少し風変わりな存在なのも、ちょっとだけ納得できました。

 中級者以上向けの、ドキュメンタリー。


 クリス・スタンプって、テレンス・スタンプの弟なのだね。


 6人の人種も性別も異なる人物で語るとゆー、だいぶトリッキーな映画で。
 逸話は語るヒトによってニュアンスが変わるし、偶像は見る角度で変化する。
 そこまで踏まえた批評性の高い作品なので、最早モキュメンタリーと云っていいレベル。
 ボブ・ディランとイコールで結ばず、楽しむべきではなかろーか。

 この映画を否定する気はまったくないけど、
 モデルとなったエピソードが(現実の)ドキュメント映像として残っているので、
 そっちを先に観ていると、ちと微妙な気持ちにはなりました。。。


ブルース・ブラザース [Blu-ray]

ジョン・ベルーシ,ダン・エイクロイド,キャブ・キャロウェイ・ジェームズ・ブラウン,レイ・チャールズ/ジェネオン・ユニバーサル

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 久しぶりに『ブルース・ブラザーズ』(オリジナル版)を観る。

 本作を最初に観たのは、
 フジテレビで放送したバブルガム・ブラザーズが吹替したバージョンで、だいぶカットされていたよーに記憶している。
 (※バブルガムは一時期、黒スーツにサングラス姿をしておりました。)
 それでも「最初」に観た映画とゆーのはつよく印象に残るもので、洋楽を知ると共に特別な映画となりました。

 さて、久しぶりとゆーか2017年に観る、『ブルース・ブラザーズ』。
 ミュージカル&ライブシーンは変わらず最高だけど、
 全体のテンポはオフビートっつーか、もう紙芝居を観ているよーな呑気さがある。
 逆にクライマックスのカースタントと、警察や軍隊に包囲されるシークエンスは、
 当時、完全にドタバタコメディとして作られたシーンなんだけど、
 CG当然な現在では、すべてが「生」の凄みが感慨深く、
 ホント、ムチャクチャで感心させられる。
 勿論、いい意味で。
 (※最後に二人からお金を受け取るのは、若かりし頃のスピルバーグな。)
 そしてエンディングは、監獄での「監獄ロック」。
 完璧。

 適度なルーズさが、時代を経るごとに深みを増している気がします。するったらするのです。


 ジェイクとエルウッド。
 二人のコンビは普遍で永遠なので、続編など存在しないのだ。


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by y.k-ybf | 2017-07-26 21:17 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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