カテゴリ:映画( 757 )

四本。映画のまとめが。(倒置)


ナイト・チェイサー [DVD]

ジョナサン・ハワード,ジョナサン・ドマルジェ,ファニー・ヴァレット,ジェス・リアウディン/アメイジングD.C.

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 深夜タクシーの運賃を踏み倒したら、人生を踏み倒された、お話。

 「ナメてた相手が○○」系のスリラーで、
 散々追い回された挙げ句、
 ムッキムキの運ちゃんにボッコボコにされるとゆー、悪夢のよーな恐怖。
 そして待ち受ける、
 良くも悪くも愕然とさせられる、真相と結末。

 なんじゃいな!? と、
 わたくしも戸惑いましたが、
 そこに至るまでの貯金がガッポリあるので、セーフ。
 ブラマイゼロで、ガックリ無し。

 81分とゆー短さも、ステキです。


○『ヴィジット 消された過去』

 WOWOWで観ましたが、ソフトは見付からず。

 記憶喪失になって戻った実家(豪邸)が、何か変?
 とゆーサスペンス。
 親や兄弟の顔も忘れるぐらい記憶を失うって、ヤバくない? とおもふが、
 それを云ったらストーリーが成立しない。
 つか、
 退院できるんだな、そんな状態で。

 ネタバレになるので控えるが、
 かなり陰惨な真相へと物語は展開する。
 ストーリーの肉付けや、主人公への追い込みにやや不満も感じるが、
 まとまりは良い。

 「家族」はパッと見、異常ではないんだけど、
 兄貴だけは変態っぽさを隠しきれず滲み出ており、イイ味の役者さん使ってるなあと、感心しました。


タイムリミット [DVD]

ディラン・マクダーモット,ピーター・ファシネリ,ユーリヤ・スニギル,デヴィッド・マクナリー,アンドレイ・イフチェンコ/アメイジングD.C.

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 同じよーなタイトルが沢山あって混乱するが、
 14年公開の、ワンシチュエーションな密室監禁サスペンス。
 中身も似たよーなモノが沢山ありますな。。。

 気がつけば、冷凍庫の中で縛られ中。
 状況も判らず身に覚えのない脅迫に合う男。
 しかし…。

 とゆーね、
 冷凍庫に閉じ込められるのって何かで観たな‥‥‥‥‥、思い出せず。
 ぐらいの、デジャブ感。

 脅す側のロシアンマフィアが、
 殺さず何度も何度も尋問してくれる気の長いヒトたちで、助かりました。
 男の命と時間の尺的に。
 中盤に現れるアイツも殺してないし、
 じつはイイヒト? ロシアンマフィア。

 後半、
 卓袱台をひっくり返すよーな展開になりますが、退屈は否めず、だいぶ設定を見失いました。
 (アイツが何故こんな目にあってるのか、とか。)

 だって、
 縛られた男が死んだら終わりなので、
 逆に死なないって判るから緊張感が途切れるんだよなー。


カットバンク [DVD]

リアム・ヘムズワース,テリーサ・パーマー,ジョン・マルコヴィッチ,ビリー・ボブ・ソーントン,ブルース・ダーン/TCエンタテインメント

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 完璧だとおもわれた計画が、
 ポロポロ綻び、予期せぬ大事件へと発展してゆく。
 群像型サスペンス。
 分かり易く例えると、コーエン兄弟が昔よくやってたヤツ。
 具体的な作品を挙げない、優しさ。

 主演とゆーか中心人物は、「Mサイズのクリス」ことリアム・ヘムズワース。

 展開が若干早く、
 フリが定着する前に進んでしまふので、意味不明な点が残るのは、惜しい。
 確実にもっと面白くなるのになー。
 ネタバラシも早いよ。

 死体を見るとすぐ吐いちゃう保安官とか、
 デビッド・リンチっぽさもあって、悪くないです。


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by y.k-ybf | 2017-04-17 23:40 | 映画 | Comments(0)

メガ寄生体Xコンタクティスト 映画のまとめ、四本。


 そこから「X」繋がりで公開時期が近い『X-ミッション』に倣い、
 未知生物との接触から『X-コンタクト』とゆー邦題になったと推測される。
 (『遊星からの物体X ファースト・コンタクト』も踏まえているかも。)
 そんな本作の原題は、『HARBINGER DOWN』。
 「ハービンジャー」とは船の名称で、
 要するに「ハービンジャー号、沈没」とゆー、これはコレでヒドくネタバレなタイトルではある。

 さて。
 残念な邦題だけで話を伸ばしてる現状から、
 嗚呼本編は語ることがないんだな、と察した方もおられるだろーが、残念なコトに大正解。
 特に云うコトもございません。

 凍てつく海をカニ漁船がギチギチ進む様は、更に『遊星からの物体X』を想起させます。
 極寒とゆー意味で。

 CGを極力使わない特撮スタイルで、
 狭い船内をびちゃびちゃと肥大してゆくモンスターはなかなかの迫力&グロテスクなのだが、
 基本、暗くてよく判らんのが勿体ない。

 ソ連の宇宙実験がどーしたとか、クマムシがどーしたとか。
 うむ、
 大変ですよ。


寄生体X [DVD]

ファビアン・ウルフロム,ブランディン・マーミゲール,ジョン・ファロン,ルーリク・サル,ジョアンナ・セロー/アメイジングD.C.

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 アメリカ産クズ映画は、開始二十分ぐらいで確定できるよーにはなった。
 (※この二十分とゆー時間の半分は、わたくしの優しさで出来ています。)
 クズ映画とゆーのは、
 大概大作映画を真似よーと展開させて、作品の目玉(売り)を出す瞬間に崩壊します。
 嗚呼、ソレジャナイ…、と。
 例えば秀逸な低予算映画や、
 ロジャー・コーマンのよーな手練のチープ映画は、この二十分が違います。
 「作家性」みたいなモノは、ワンカットで十分に伝わりますよ。

 さて、『寄生体X』もそんなクズ映画ですが、
 12年公開のフランス産とゆーことで、
 見極めが難しく、結局最後まで観てしまいました。惨敗。
 フランス産(クズ映画)の物珍しさと、
 驚くほどの説明下手が、逆効果的に敗因となりました。

 彗星が近付いたのか、落下したのか。
 それすらも描けていない映画なのに!
 (※たぶん落下は、してます。
   駐車場みたいなトコロに。被害ゼロで。)


 原題とゆーか英題は、『デッド・シャドウズ』。
 それが何故『寄生体X』になるかとゆーと、「寄生獣」のパクリだからなんですね。
 びっくり(白目)。

 そしたらジャケットは『フィフス・ウェイブ』のパクリなんだな。
 


 エジプトとラスベガスがどーやって繋がるのか。
 気になる気になるー。

 エンドロールが申し訳なさそーに、スーパー速い(見所)。


ザ・ヴァーチャリスト [DVD]

ロレンツォ・オストゥーニ,フェデリコ・クラピス,エリサ・ピアッツァ,リカルド・チコーニャ/アルバトロス

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 残念なタイトルは当然のよーに、邦題。
 原題は『GAME therapy』。
 …似たよーなものでした。

 クソみたいな現実には見切りをつけて、ゲームの世界へゴー!
 とゆー、何ら新鮮味のないお話。

 ダイブするゲームが、
 「アサシン・クリード」、「アンチャーテッド」、
 「GTA」、「バイオハザード」、「トゥームレイダー」等々、
 人気タイトルなゲームのパチモン感が、ちょっと楽しい。

 主人公のダメな痩せ型の方は、
 ほぼ迷いもなくゲームとゆーか、プログラムの解析に没頭してゆく。
 代わりに友人のダメな筋肉質の方は、
 縁が無さそーなタイプの彼女ができて、リアルな楽しさを経験する。
 案の定、
 リア充最高テンプレなストーリーになるが、
 この二人の交わりを最低限に抑えたまま、ドライに展開するのは珍しい。
 …おそらく、考えるのが面倒だったのだろーな。

 二人が別々の選択をする結末も悪くない終わり方だなとおもったけど、その後のオマケみたいなオチで台無し。
 コレってもしかして続きがあるの? 原作アリ?
 とゆー陳腐さに、ガッカリだ。


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by y.k-ybf | 2017-04-17 23:21 | 映画 | Comments(0)

「オレオレ、キリスト。手も足もあるじゃん。」 『哭声 コクソン』


 完全に、ミスリードを喰らった。
 まさに「釣られて」しまったわけだ。
 こっちの方角じゃないんですか?
 と迷っているうちに、ぐいぐいぐいぐいと深みに引き摺り込まれる。

 156分とゆー長丁場。
 凄惨な光景が延々と展開して、思考が止まり掛けた。
 早く終わってくれ…とゆー想いは、見事に主人公とシンクロできた。

 帰宅するなり町山智浩さんの解説を聞いたり、パンフを読んだりしながら、
 頭の中で整理するけど、巧く嵌り切らない。
 理屈とシーンが結び付かない、異常な形をしている映画であった。

 コーエン兄弟の『シリアスマン』と通じる部分は確かにあって。
 土着文化と外来文化の衝突とゆー側面は、
 日本人の感覚だと察し難い点でもあり、
 また國村隼が日本人を演じることで、更に層が複雑に歪んでいる。
 点を見詰めていると線を見失い、線を追っていると点を見失う。
 ナ・ホンジン監督、畏るべし。


 他には、
 『エクソシスト』は当然ながら、
 実話怪談の傑作「なまなりさん」、手塚治虫の「火の鳥 太陽編」なども連想しましたよ。


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by y.k-ybf | 2017-04-16 00:15 | 映画 | Comments(0)

和モノアニメ! 『LIPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』、とか。二本。


LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 限定版 [DVD]

栗田貫一,小林清志,沢城みゆき,山寺宏一,皆瀬まりか/KADOKAWA / 角川書店

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 以前深夜で放送していた「峰不二子という女」とゆー、
 「ルパン三世」のスピンオフ&リブートみたいなアニメがありまして。
 初期シリーズとゆーか原作に近い劇画調スタイルで、
 たいへん魅力的且つ官能的な作品に仕上がっておりました。
 本作は、
 そんなシリーズから派生した劇場版。
 (前後編に別れているのは、大人の事情であろうか。)

 一応、時期的にはルパンと次元が出会って間もない頃で、コンビとゆーか、連れとゆー感じ。
 (なので、五ェ門は写真だけでしか登場しない。)
 タイトル通り、次元メインのストーリーではあるけど、
 ルパンの活躍もキッチリ描いておりまして、たいへんバランスが良い。
 大人な二人の関係性や、ハードな描写を保ちながら、
 「ルパン」らしい荒唐無稽さも忘れず、理想的な形に仕上がっております。

 更に。
 云いたくないけど、最後のオマケが…。
 あんなコトされたら、おっさんは感涙ですよ。
 この流れでリメイクするのか!?
 と、期待してしまいます。
 (やらなくても良いけど。)


 詳細を知りたければ思う存分ググるのをオススメする。

 わたくしは原作派(&ゲーム派)なので、そこまでシリーズに思い入れもないのですが、
 コレが気に入らないとゆーヒトは、そもそも「コーカツ」が合わないのでわ?
 ぐらいの、安定のクオリティ。
 只、ストーリーがTVシリーズとSP版から続いているので、観ていないとかなりツラいと思われる。

 とゆーか、
 皆さん「コーカツ」のストーリーって完全に理解出来てるのだろーか。
 あの専門用語を専門用語で解説するよーな会話を。
 わたくしはホボホボ大体で理解にしております。
 インターネット、コワイ。
 プラグが焼け飛ぶと、マズイ。
 トグザの愛用してる銃は、マテバ。

 エンディングがアソコへ着地するのは嬉しいサプライズ。
 しかし、流れる曲が、、、
 テーマ曲が恐ろしくミスマッチで居心地最悪。
 せめてエンディングに相応しい景気のよい曲を掛けてから、流しておくれよ。。。


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by y.k-ybf | 2017-04-15 21:25 | 映画 | Comments(0)

洋モノアニメ! 『ズートピア』、とか。三本。


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 動物の擬人化アニメとゆーと、
 手塚治虫の『ジャングル大帝』、
 そのオマージュである(らしい)ディズニーの『ライオン・キング』などが浮かぶ、年代のわたくし。
 そんな最新型として『ズートピア』を観た。(『けものフレンズ』はスルーだ。)

 善玉悪玉は一昔、
 仲間との絆や成長と云った話でもなく、コミュニティーがテーマになっているのだね、最早。
 「ハイ、ステーキお待たせっ!(レオ)」から考えれば、スゴい進化。
 しかも、
 左翼保守派が主張を固持せんが為に暴徒(暴走)化する現在の社会問題まで取り入れる姿勢には、
 感心とゆーか感動すら覚える。

 「キツネはズル賢い」
 「肉食は乱暴」
 「カワイイはハラスメント」、とゆー先入観にもぐいぐい踏み込むし。
 ま、若干、
 テーマの押付けに鬱陶しさも感じるが、この「ズートピア」とゆー舞台の魅力として捉えるべきだろう。

 伏線の回収も見事だし、何よりユーモアで溢れているとゆー点が、素晴らしいですよ。
 ナマケモノのシーンなど、
 鑑賞前に予告で散々眼にしているはずなのに、しっかり爆笑させられました。
 (あと、象のヨガのシーンとかとか。)

 さておき。
 テーマ性云々も宜しいが、まー何よりキャラクターの魅力と可愛らしさに、メロメロですわ。
 ウサギのジュディは当然ながら、
 シニカルなキツネのニックがカッコ良くて、最高でした。
 CGアニメでコレが成立するって、エポックな気がするよ。

 「理想郷」が動物アニメで描かれたまさに今、アメリカがあんなコトになるとわな。。。


 吹替版も観ましたが、
 ジュディの上戸彩は悪くないけど、良くもない。
 主題歌の日本語歌詞がかなりイマイチで、オリジナルにあった高揚感が無いのは大きなマイナス。
 「Ami」って誰やねん。


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 ピーター・ソーン監督作、ピクサーのアニメ。

 少年と恐竜との、ハートフルな友情と冒険を描いた云々。
 かと想像していたら、
 まず少年と恐竜の立場が(定石とは)逆で、
 主人公で言葉が喋れる方が、恐竜。
 ガルルーッと吠えて言葉が喋れず毛がない狼なのが、少年。とゆー倒錯感。

 そもそも何ザウルスなのかよく判らない恐竜家族の、
 妙にヌルテカしたボンテージのよーな肌質に恐々としつつ、
 完璧に開拓された農作業を眺めるとゆー、フシギな時間を味わう。

 ストーリーは定番中の定番オデッセイで、嵐で流されてから故郷へ帰還するだけなんだけど、
 描写が一々ドラッギーとゆーかハイ&ドゥープっつーか、
 リアル(自然)とアニメ(生物)がイイ意味で融合しない、
 混沌とした映像の連続に、不安で不安で目が離せなくなりました。
 (昆虫のまったく無意味な精巧さ、とかな。)

 そして何より意外だったのは、結末での別離。
 そっちを選択するんだ!? とゆー新鮮な驚き。
 「のび太の恐竜」の逆パターンか?
 イヤ、それこそニンゲンの驕りなのかも。
 この選択こそが、世界の「今」を表現しているのかも。
 と、
 最後の最期まで居心地悪い感触が残る、フシギアニメでした。


 何かの実験なのか?


ウォーリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

ディズニー/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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 08年の、
 説明の必要も感じない、ピクサーのアニメ。
 特に理由もなく見逃していたのを、やっと観ることができました。
 つか、こんなディストピア×ディストピアな作品なのだね。

 荒廃なんて表現も甘いほどゴミに埋もれた地球と、
 歩くコトすら忘れた怠惰な人類社会とゆー、終末感。
 地球なんか再生させなくていいから、そのまま機械任せに食っちゃ寝してろよ!
 ってな負のメッセージは、かなりの衝撃。
 ある意味、事実かもしれんし、
 ある意味、本音なのかも、とゆー辛辣さが恐ろしい。
 プロットは、ほぼ「メガゾーン23」だしな。

 ってなディストピア世界を全力で覆い隠すのが、
 「ウォーリー」を筆頭とする愛らしいメカの数々、
 とゆー構造が、
 まさにストーリーとリンクしている点が、この作品の巧妙な罠だとおもっております。

 傑作。


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by y.k-ybf | 2017-04-15 21:04 | 映画 | Comments(0)

オマエもフォローしてやろうか! 『イット・フォローズ』、とか。四本。


イット・フォローズ [DVD]

マイカ・モンロー,キーア・ギルクリスト,ダニエル・ゾヴァット,ジェイク・ウィアリー,オリヴィア・ルッカルディ/ポニーキャニオン

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 やっと観たよ、『イット・フォローズ』。
 恐ろしく、美しく、甘酸っぱい、青春ホラー。
 最初、
 セックスで感染するので「性病」のメタファーかなとおもっていましたが、どーも違う。
 もっと深刻で、抽象的なもの。
 シンプルに「死」かな? と。
 自死、自殺についての映画ではないかと。
 年齢的に、
 死に惹きつけられる、呼ばれる、選ぶ、とゆーことは多々あるもので、
 そーゆー共通の恐怖を描いているのかとおもいました。
 リストカットみたいな、通過儀礼としての、死。
 セックスがトリガーとなり、
 具現化する「死」とどーやって向かい合い、大人になるのか。
 とゆー話なのかな、と。

 んで。
 この肝な部分がいちばん曖昧なので、いろんなヒトの感想を聞いてみました。
 皆さんそれぞれの感想があり、それぞれの想いがある。
 じつに愉しい。
 この解釈の広さだけでも、本作が如何に優れた作品かとゆーコトが判ります。
 そこで町山智浩さんの映画解説も購入。じっくりと聴いてみました。
 なるへそなるへそ。
 『卒業』との関連性があるのですな。
 わたくしがこの映画から連想したのは、ソフィア・コッポラの『ヴァージン・スーサイズ』だったんですけどね。
 訪れるモノだけ見ると、「エヴァ」の補完計画のよーでもあります。
 (片腕のギブスは、さすがに偶然だよね?)

 象徴的な、壊れて水が抜けたプール。
 「何も変わらない」町で、唯一変わったのは、結ばれた手。
 その背後には、、、。

 モラトリアムの終焉を劇的に描いた、ホラーの秀作。



 相変わらずハードで重たく、後味がじっとり残る不快な事件の、安定感。
 「ドラゴン・タトゥーの女」とか好きなヒトには、前作も合わせてオススメです。


 指を折られたり帝国がどーしたこーしたって能書きを云われて困る、お話。

 主演は、
 ヤバいコトをやってヒドい目にあうと云ったらこのヒト、ジェームズ・フランコ。
 シンプルな犯罪サスペンス。

 ムーディーな夜を演出するため、スシ・ナイトとゆー夫婦間のイベントがありまして。
 米人はスシ食ってエロスなムード高めるんだなあと、勉強になりました。


○『SHOOTING シューティング』

 原題は、『KILL BOX』。ソフトは見付からず。
 POV主体の、全編ファウンド・フッテージ。

 ヤバい機械を頭に埋め込んだ奴らが、
 ヤバいメカを、ヤバい会社から盗んだら、ヤバいコトになる、そんなヤバいお話。

 何がそんなにヤバいのか。
 本編での説明がまるで足りてないけど、ストーリー的にはまったく関係無いので、意外と問題ない。
 監視カメラの映像も使っているので、状況的な判りにくさもない。

 SF版「パラノーマル・アクティビティ」とゆー表現が、いちばん近いかな。
 間の抜けたリアルさが特徴です。

 パワードスーツみたいなロボットもでるよ!(常に、単独で。)

 惜しい…とまではいかないけど、
 この手法はまだまだ巧く使えるとおもふし、案外安く作れるみたいなので、
 …頑張ってください。


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by y.k-ybf | 2017-04-12 22:53 | 映画 | Comments(0)

『スイミング・プール』


スイミング・プール 無修正版 [DVD]

シャーロット・ランプリング,リュディヴィーヌ・サニエ,チャールズ・ダンス,マイク・ファヨール/東北新社

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 フランソワ・オゾン監督の、03年公開作。

 中年女流作家と、若いギャルとの交流を描く、
 ちょっとしたサスペンス。

 ギャル。
 若いギャル。

 軽いとゆーより、あえて薄いタッチにすることで、
 作品テーマが重くなるのを避けたよーな意図を感じました。
 確かに、ハネケと似ている。
 しかしハネケ独特の意地の悪さとゆーか毒っ気も、重さもない。
 代わりに興味深い空白が残される。

 原稿、日記、
 残されたコピー、完成した本…。

 そこに書かれていたモノは?

 二人の女性の本心も、その表情から想像するしかない。

 そしてラストに現れる、「娘」の存在。
 あの母娘と編集長との関係わ?
 とゆーか、
 同じ名前の娘との関係が??
 ってなトコロまで想像が広がる、空白とラストシーンが良い。


 と。
 感想をまとめた後で、
 ネット検索したり、他の意見を聞いたりしたら、
 「あのギャルは妄想の産物」説が有力なのな!
 ギャルが一人で車を運転するシーンとかあったのに…。

 悔しいので、もう一度観返してみたよ!

 う~~~ん。。。
 わたくしのギャル愛人説は流石に飛躍した感想だとおもいますが、
 ギャル妄想説も、断定と云えるほどでもないのだな。
 そもそもギャルの母親の存在が曖昧なので、編集長との関係性の疑念も晴れなかった。
 (コレも飛躍だけど、
  ギャルと編集長は通じており、
  それを知った母親はショックで自殺したのでわ?
  ギャルがある種のファーザー・コンプレックスを抱えているよーにも見えるし、
  母親への喪失感が尋常ではないのは、その為か。
  死が隠された理由にもなるし。

  「ハーレクインのよーな甘ったるい小説」とは、
  母親ではなく、
  ギャルの絶たれた恋愛心理を表現しているのかも?
  とは、コレもまた飛躍か。)

 しかしストーリーの中心はあくまで中年女流作家(サラ)の方なので、解釈はそちらへ傾けるべき。
 ギャルは実在した上で、
 サラによる様々な妄想フィルターが掛けられた。
 と判断するのが、
 最も自然な反応ではなかろーか。

 なので、
 「ギャルはサラの願望。母親≒サラ」説も否定しません。
 「生き返る」とは、自己を取り戻すとゆー二重の意味を含んでいるのかも。
 また、
 彼女を「サラ」って呼ぶ人物はかなり限られており、
 作中、いろんな呼び方で呼ばれるのもポイントの一つではなかろーか。

 と、
 解釈の幅が異常に広いので、映画三本分ぐらい楽しめましたよ。
 一見、地味でフツーな感じなんだけどね。


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by y.k-ybf | 2017-03-31 22:36 | 映画 | Comments(0)

アンドアジェネシスとは「完全な支配」とゆー意味。『超スーパーヒーロー大戦』。


【DVD付き、映画パンフレット】 仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦

東映

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 春のパン祭りは大戦型。
 今年は若干戦隊シリーズ寄りな内容になっております。
 最初に云っておくと、
 いつもの「大戦」に比べればマシな方です。(良いとは云ってない。)

 エグゼイドの流れで「超スーパーヒーロー大戦」とゆーゲームが舞台となり、
 新旧ライダー、戦隊ヒーローが混然となる「チーム」のバトルが展開されます。

 はい、いつも通りのごった煮です。

 モモタロスは桃だからピンク枠だ! って言い切るんだけど、
 電王のソードフォームは明らかにレッド(赤)だし。
 まったく疑問もなく中心から動こうとしないエグゼイドの方が、余程ピンク(枠)な気がするし。
 つか、チームの構成が、雑っ。
 (「オールレッド」とか「忍者」はまだ判るけど、
  「昆虫」やら「高速」やら、もーちょい工夫しても罰は当たらないのでわ…?)
 ストロンガーがジュウオウタイガー一人に負けるのも、ちとイラっときたし。
 「仮面戦隊ゴライダー」は禁断の二次創作っぽいバカネタでまだ許せたけど、
 結局何が云いたいかってーと、
 収拾もつかず、
 「ゲーム」とゆーネタも活かせず終わってるのが、ホントに残念。
 なんか前作の「パックマン」の時と同じよーなコトを云ってる気もするけど、
 「ゲーム」をネタにするなら、もっともっと自由に、面白いネタはあると思うんだよな・・・。

 「仮面ライダー・バンプレスト」とか、やればいいのに。
 「攻略できないのはクソゲーだからかっ!」とか。

 無策なオールスターモノは、そろそろ限界で、潮時ですよ。


 ダイアモンド・ユカイは、天本英世にちょっと似てるのでアリだと思いました。


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by y.k-ybf | 2017-03-31 22:22 | 映画 | Comments(0)

『キングコング:髑髏島の巨神』 難無く進入してくる後続部隊の勇姿!


【映画 パンフレット】キングコング 髑髏島の巨神

東宝

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 まさに。
 コレほど正しい怪獣映画もないだろってぐらいの、怪獣映画。

 危険そーな島(髑髏島)に乗り込んでみたら、「ホントに危険!」だったので逃げてきた、お話。

 人命救助が目的ですらなく、
 怪獣ばかりのサファリパークをスタコラサッサと縦断するだけのストーリーで、よく撮り切ったな、と。
 誉めてます。
 怪獣が動けるならば、コレでよかったんや、怪獣映画わ。

 「言葉は通じないけど判んだよ」で先住民との交流はクリアしちゃうし、
 面倒なニンゲンは怪獣に喰べさせちゃうし、
 弛みそーなドラマパートにはロックを流して飛ばしちゃう。
 スゴい。
 展開が理解できる最低限までカットした編集版を観てるよーな気分。(怪獣シーンは増増で。)
 誉めてます。

 エンディングの「帰宅」シーンもさ、
 手持ちカメラで撮影したよーな感動的なシーンなんだけど、
 カット割り過ぎで、どんな人数で撮影してんのよ? と思うけど、
 いいんだよ細けえことわっ!
 誉めてます!

 興味深いのは、
 部分的には削ぎ落とし、
 部分的には盛り盛りさせたこの映画の感触が、何故か昭和の特撮映画を想起させるトコロで。
 低レベルだ、ガラパゴスだと揶揄されますが、
 やはりあの時代の、
 あの何か、
 我々を興奮させてくれたモノは、間違っていなかった。
 その志、バトンは受け継がれているじゃないかと、想いを馳せる次第でございます。

 や、もー、
 また楽しみな映画シリーズが始まってしまいましたよ。
 レジェンダリー・モンスター・バース。
 最高です。


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by y.k-ybf | 2017-03-31 17:27 | 映画 | Comments(0)

夢見る愚か者たちへ、乾杯を。『ラ・ラ・ランド』 ※ネタバレ




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by y.k-ybf | 2017-03-03 21:23 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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