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ヒーローは死なず、我らの心に眠るだけ。『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』


映画チラシ『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』

映倫

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 まさか「鋼鉄ジーグ」が、このよーな形で甦るとわ。
 子供の頃にアニメを観ていた世代としては、感慨深いなんて言葉では物足りない。
 素直に、嬉しい。

 しかもネタ的な扱いではなく、
 スーパーヒーロー映画に転換させている点が素晴らしい。

 「鋼鉄ジーグ」とゆー作品が、
 少女の壊れた心を救い、孤独な迷える男を導く。

 やや荒唐無稽でド直球な設定も寧ろ心地良く、
 ヨーロッパ(イタリア)の作品らしいハードな描写とのバランスが、絶妙とも云える。
 また悪役となるジンガロが、
 「バットマン」のジョーカーを思わせる狂気っぷりで、物語を加速させる。
 彼の自意識を渇望する欲求は、現在的なテーマでもあろう。

 新しいかどーかはさておき、
 マーベルやDCではないスーパーヒーロー映画の登場を、歓迎したい。


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by y.k-ybf | 2017-06-01 22:33 | 映画 | Comments(0)

『SPLIT』 ※ネタバレ注意とゆーか、シャマランの映画だから。


【映画パンフレット】スプリット 監督・脚本・製作:M.ナイト・シャマラン

配給:東宝東和

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 シャマランの映画を二、三本観たコトあるヒトならば、
 いちばん不要なのは「前情報」そのものだって判りそーなもんだけど。
 何故にヒトは検索してしまうのか。情報を読み切ってしまうのか。

 とゆーわけで本作もネタバレ厳禁っつーか、説明すら難しい類の作品。
 一本丸々ミスリードみたいなスリラーでした。

 正直わたくしも、途中で若干飽きまして。
 「じつはアレもアレで、アレが新たなアレを生んじゃった話かなー」と思っていたら、、、。

 とゆー、ね。
 これ以上は云えません。
 云えないのでジェームズ・マカヴォイの話に切り替えますが、
 様々な人格を演じ分ける彼の演技力だけでも見所です。
 ワンカットで見せるあの表情は、ホントに凄いなと思いました。

 以上です。





 『エアベンダー』は観ておかなくても大丈夫です!


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by y.k-ybf | 2017-05-16 00:08 | 映画 | Comments(0)

『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー VOL.2』 ?リミックス?


 エゴはエゴイストらしく排他的な愛を息子に注ぎ、
 ヨンドゥはその身を犠牲に、不器用な愛情を捧げる。
 この対照的な二人の描き方が素晴らしく、その結末には目頭が熱くなった。

 「あと一回、地球を訪れていたら、そのまま離れられなかっただろう」とゆーエゴの言葉も、
 地球の歌を覚えていたのも、
 全ては打算的な行動かもしれんけど、
 ピーターとキャッチボールする姿には、それも一つの愛情のよーに思えた。
 神に等しい能力を得た彼の孤独を、絶望を、誰が共感できるのか。
 眠れずにいるのは、何故なのか。

 ピーターは、
 まるで受け継いだ能力を突き返すが如く、エゴと対峙する。
 ずっと近くにいてくれた仲間や家族の為に。

 そんなピーターの窮地を救うのが、
 もう一人の父親、ヨンドゥ。
 彼はやっと最期に、自身からの愛情を「息子」へ伝えることができた。
 何と無骨で、尊い愛情なのか。

 『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー VOL.2』は、
 ハグレモノらしい、ちょっと歪な仲間(家族)との絆の物語。

 それは孤独な心を映す鏡でもある。
 誰にとっても。


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by y.k-ybf | 2017-05-14 21:46 | 映画 | Comments(0)

『無限の住人』 キムタクではない木村拓哉。


映画パンフレット 無限の住人

松竹

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 わたくしは「無限の住人」を読みたいが為に、何年も月刊アフタヌーンを買い続けた者なので、
 今回の実写映画化には大変不安がありました。
 しかも監督は、
 『テラフォーマーズ』で個人的な信頼は地に落ちた、三池崇史。
 不安中の不安である。
 場合によっては(※物騒な心情の吐露故に中略)も辞さない腹積もりで、鑑賞へ向かいました。



 とりあえず。
 『あずみ』は超えてくれるかな、とゆー期待には応えてくれた。
 『るろうに剣心』まで追いついたかどーかは、微妙。

 最早どの立場で云ってるのか自分でもよく判りませんが、原作を知ってると物足りなく感じる部分がかなり多い。
 不満な点も挙げるとキリはないが、
 二時間ちょいで原作の最期までやったのだから、このアレンジは致し方ないだろう。
 寧ろよく原型を残したなと関心するほどだ。
 そーゆー意味ではこの「実写化」は上手くいったと云えるだろう。

 ホンっトに偉そうな感想文だな、コレ。

 ついでに云うと、
 凜は幼すぎてイメージのギャップが最期まで埋まらなかった。
 正確に云うなら、時間(エピソード)が足りなかった。
 槇絵姉さんや百琳姉さんはなんとか脳内で修正できたけど、凜だけは難しかった。
 あとは、
 原作にあったユーモアの部分がほぼ削られてしまったのが、残念。
 時間的な都合や作品のブレを防ぐ為の削除だと判っているが、
 原作の(小さくない)魅力の一つだと思っていたので、残念。

 つーか、
 もっと軽やかでエグい映画になるかと予想していたが、
 逆にシリアスでエグい、カッコイイ映画になっておりましたよ。

 キムタクではなく木村拓哉の万次さん、良かったです。
 福士蒼汰の天津も悪くない。(舞があれば最高だったが。)
 アクションも殺陣も、美術も見応えあるし、
 音響が迫力あって素晴らしかった。

 いい三池崇史が、やっと出ましたよ。

 とゆーわけで、
 劇場で観た方が楽しめるので、オススメです。

 と云えるぐらいは、満足してますよ。


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by y.k-ybf | 2017-05-06 00:15 | 映画 | Comments(0)

『ワイルド・スピード ICE BREAK』 ※先日ヘレン・ミレンに対して「クソババア」と発言した旨を深く謝罪すると共に訂正致します。


【映画パンフレット】ワイルド・スピード アイスブレイク

配給:東宝東和

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 前作「スカイミッション」は、
 予期せぬ特殊な状況を乗り越えた、見事な快作だったと思う。
 同時に、
 次があるとしたら余計に難しくなるだろなー、とも。

 そんな二年ぶりの本作。
 すべてが杞憂だったどころか、
 エンタメ映画的にも素晴らしいステップアップを見せてくれた、傑作と云ってもよい出来ではないだろーか。
 遂に「シリーズ限定」とゆー前提もなく、誰もが楽しめる作品になったのでわ。

 強そーな奴が強い、何故なら強いから。
 とゆーヴィジュアルの分かり易さ。
 細かいコトを考える隙間を与えない展開の早さ。
 明らかにキャラが多すぎても、
 きちんと整理してちゃんと全員に見せ場を作る、巧みな演出。
 「ファミリー」とゆーテーマにしても、
 仲間との絆だけではなく、
 意外な救援を呼んだり、
 それを拒絶するのが敵側だったりと、二重三重に仕掛けてある。

 そんなテーマが嘘や説教臭くも感じないのが、
 このシリーズの特性でもあり、
 もしかすると、
 「ブライアン」の存在があるからではないかと考えると、
 もー 泣けて泣けて。。。

 ホントに良くできた(本場の)ヤンキー映画だとおもうわ。



 時間が余りましたので、個人的な見所を。
 後半のジェイソン・ステイサムが活躍するシーン全て。
 元々大好きな俳優さんですが、
 ココの彼がまあカッコ良くて、チャーミングなのよ。
 ずっとニコニコ笑いながら観ておりました。

 悪役のシャーリーズ・セロンは、
 堂々たる悪役っぷりで、コレも素晴らしかった。
 やはり悪役が輝るとストーリーが引き締まります。

 本作を含めた最終三部作になるそーなので次作も楽しみですが、
 そろそろ犠牲が出そうで、、、。

 吹替版を観たのですが、
 このシリーズは吹替版がベストですよ。最高でした。


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by y.k-ybf | 2017-05-04 22:27 | 映画 | Comments(0)

『フルスロットル』、とか。四本。


フルスロットル [DVD]

ポール・ウォーカー,ダヴィッド・ベル,RZA,カタリーナ・ドゥニ/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 『アルティメット』(04)のハリウッドリメイクで、リュック・ベッソンは脚本でも参加しております。
 つまり、マンガみたいな世界観の映画です。

 未来のデトロイトは荒廃が深刻化しており、
 巨大なブリックマンションと呼ばれる集合住宅は丸ごとギャングの根城となり、都市は周囲を壁で隔離されております。
 そんな「バイオレンス・ジャック」みたいな設定に、
 中性子爆弾!
 ロケットに鎖で繋がれた美女! とか、
 ホント、永井豪のマンガみたい。(※誉めてます。)

 「アルティメット」シリーズから引き続きダビッド・ベルが出演しており、見事なパルクールを全編で披露してくれます。
 パートナーとゆーかW主演のポール・ウォーカーも、
 迫力あるドライブテクニックを魅せてくれますが、肉体を使ったアクションシーンがメインで、
 この二人のコンビは最高でした。

 ウータン・クランのRZAが敵ギャングのボス役で出ておりますが、
 凝った料理をパラパラっと作りながら会話するシーンとか、怪しい悪役感が良い。
 結局関係性が反転しちゃう後半のバカみたいな展開も、このキャラなら許せます。

 シリアスなストーリー設定を、
 軽やかなキャラクターたちが疾走することで、リアルな重さが段々と中和されてゆく感じが楽しかった。
 ベッソンが苦手で「アルティメット」シリーズも敬遠していたわたくしでも、ハマりました。
 コレは是非、シリーズにしてほしかった。。。

 エンドロールでは、ポール・ウォーカーへの哀悼が捧げられております。
 彼の早すぎる死が、いまでも悔やまれます。


 観たことないけど、カジュアルな「ボーン」シリーズみたい。
 田舎の冴えない若者が、じつは凄腕エージェント。

 ジェシー・アイゼンバーグのミステリアスな雰囲気はハマり役。
 しかしエピローグできっちり正装した姿になると、小悪党感がでてしまふフシギ。

 木と車の喩え話は良かった。
 二人とも木ならば、ゆっくりと森になればいいのだ。


 …こんな話だったっけ?

 「ミイラにミイラ取りをヤラセたら、
  案の定、ミイラはミイラのままで、ミイラは取れなかったし、結局ミイラだけが残った」
 みたいな話で、
 何を云ってるのかサッパリだとおもふだろーが、観たこっちもサッパリだ。

 「オザキ8」はさておき、
 エクストリームスポーツのシーンは楽しめましたよ。
 つか、
 侵入捜査云々の部分は丸々必要なくて。
 リブートなのに『ハートブルー』的な箇所が不要とゆーのは、なかなかな事態。

 ラストの、
 助けず戻るヘリにもビックリしたよ。

 何しにきたんやと。


 シュワノルド主演、99年公開の、オカルト・アクション。

 時はまさに世紀末。
 同じ年には『マトリックス』、『アルマゲドン』、『シックス・センス』が公開され、
 風雲急を告げる映画界において、
 比較すると若干、作風が古臭くも感じられる。

 九十年代とゆー、複雑にネジ曲がった時代の作品らしいと云えばらしいのだけれど、
 末期に生まれた作品にしては、中途半端感は否めない。
 シュワノルドのよーな、
 所謂スター俳優が持て余された当時の状況が窺える。

 シュワノルドの経歴からゆーと、
 97年に「バットマン」で氷屋さんを演じた後、心臓の手術で休業。
 本作が復帰作となる。
 少し頬が痩け、シャープに見えるのはその影響かも。
 シリアスなストーリーと役柄にはマッチしておりますが、残念ながら肉体美は拝めません。
 脱ぎ無し、です。

 前半は重たい過去を引き摺る渋いキャラで、
 シュワノルドが演じるには珍しいタイプだったのですが、
 後半、クライマックスに突入するといつものシュワなキャラに逆戻り。
 シリアスでオカルトな世界観が台無しです。

 オカルト風味や、捜査のバディ感は悪くなかったんだけどね。

 Y2Kと呼ばれた、2000年問題を扱った映画でもあります。



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by y.k-ybf | 2017-04-30 22:08 | 映画 | Comments(0)

コメディ映画。四本。


我が家のおバカで愛しいアニキ [DVD]

ポール・ラッド,エリザベス・バンクス,ズーイー・デシャネル,エミリー・モーティマー,スティーヴ・クーガン/トランスフォーマー

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 主演のバカ兄貴を、ポール・ラッドが演じております。
 「アントマン」ですな。
 長髪にヒゲなので、気がつきませんでした。

 バカ兄貴は、正直にバカがつくタイプのバカで。
 ヒトには好かれますがトラブルも連発するので、近しいニンゲンほど苦労します。
 でも時として、このよーなバカは無自覚に、強烈な批評性をもって現代人の滑稽さを浮き彫りにします。
 炙り出された秘密や苦悩や因習は痛み伴いながら、ココロを少しだけ軽くしてくれます。


ソフィー・マルソーのSEX■LOVE&セラピー [DVD]

ソフィー・マルソー,パトリック・ブリュエル,アンドレイ・ウィルム,ジャン=ピエール・マリエール,マリー・リヴィエール/インターフィルム

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 なんと直球なタイトル。
 ソフィー・マルソー、未だ現役で頑張っております。

 セックス中毒を克服して、
 現在は性生活専門のカウンセラーとして働いてる中年男性と、
 現在セックス中毒真っ最中な(中年)女性との、ラブコメディ。
 エロ要素は意外と低め。残念。

 セックス中毒改め性依存の女性を、ソフィー・マルソーが演じてるってのがね。
 元アイドル、『ラ・ブーム』ですよ。
 (それ以降は既にアレでしたけども。。。)

 男は、愛のないセックスを拒み、
 女は、愛を肯定できず、浅い関係を重ねる。
 正直この二人が何を拘って結ばれないのか、まったくピンときませんでしたが、
 重すぎず軽すぎず、
 二人の想いがマッチするラストには、ちょっと感動してしまいました。

 否定ではなく、歩み寄る大切さを描いております。


バッドガイ 反抗期の中年男 [DVD]

ジェイソン・ベイトマン,キャスリン・ハーン,:ローハン・チャンド,ベン・ファルコーネ/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 主演・監督、ジェイソン・ベイトマン。

 全米スペル大会とゆー、
 本来は子供がその無駄な知識量を競い合う大会に、ルールの網の目をくぐり大人が出場しちゃう、お話。

 全米スペル大会とは、
 まさに英単語のスペルを正しく答えられるかとゆー、じつにシンプルな大会で。
 日本だと漢字書取みたいな、やはり大人が出るものではない。

 何故、オッサンの彼が出場するのか?
 その動機がポイントとなります。
 コメディです。

 コレね、
 小粒な作品ながら、ストーリーの引っ張り方と展開がたいへん巧くて、ぐいぐいと引き込まれる。
 ほぼ変人扱いのオッサンの孤立感、
 同じく大会出場者のインド人少年との交流、そして明かされる、意外な動機…。
 ネタバレになると勿体無いので避けますが、
 インド人の少年は、お父さんに従順だからこそ孤立してしまふんだな。
 そこにシンパシーを感じるのだろう。

 オッサンが大人でも混乱する難問に答えられたのは、
 たぶん、
 捨てられずに残された「百科事典」を読み込んでいたからじゃないのかな。
 そー考えると、動機と結末がより深い味わいにおもえる。

 しかもエンディングに流れるのはスマパンの「SNEIL」で。
 ご存知のよーに、
 ボーカルのビリー・コーガンは実父と確執があり、後に和解して共にステージに立っております。
 何たる気の利いた選曲!

 父と息子と、
 失った少年時代を取り戻す物語。


カムバック! 【Blu-ray】

ニック・フロスト,ラシダ・ジョーンズ,クリス・オダウド,イアン・マクシェーン,オリヴィア・コールマン/TCエンタテインメント

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 ニック・フロスト主演の、ダンスバトル・コメディ。

 ニックがサルサを踊りまくります。

 ワンスアゲインなストーリーに、恋愛要素も多めで、
 若干ファミリー向けではありますが、
 彼の映画を観たコトがある方には安心してオススメできる、いつものあんな感じ。

 やはりコメディを作り慣れているとあって、たいへんテンポが良く、楽しめます。


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by y.k-ybf | 2017-04-30 21:47 | 映画 | Comments(0)

『マダム・マロリーと魔法のスパイス』 ※ネタバレどころか全部云う


マダム・マロリーと魔法のスパイス ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

ヘレン・ミレン,オム・プリ,マニッシュ・ダヤル,シャルロット・ルボン,ミシェル・ブラン/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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 フランス郊外に越してきたインド人家族(代々料理人)と、
 細い道一本隔てた真向かいでレストランを経営する、未亡人マダム・マロリーとの交流を描く。
 とゆー粗筋とこのタイトルからだと、
 ハートウォーミングな何やらを簡単に想像してしまうが、、、
 ま、実際そーなんだけど、そーじゃない。
 モヤモヤモヤモヤする鈍い何かが残るお話でありました。

 まずね、
 お店が焼き討ちにあってお母さんを亡くしたインド人家族が、新しい家&お店を探しにフランスへ訪れます。
 そこで運命的な出会いを経て、
 家&お店も見付けて、まあ素敵、とおもって観ておりましたが、
 マダム・マロリーとゆーたいへん品が良い美人のクソババアがストーリーに絡み始めると、
 次第にフランス人特有の偏見が滲み出る。

 要するに、
 マロリーの伝統あるフランス料理店の真向かいに、
 突然引っ越してきたインド人がインド料理店をオープンさせたわけで。
 そりゃ平静ではいられないだろーけど、マロリーの反応とゆーのが嫌がらせ以外の何ものでもなくて。
 市長を抱き込んで訴えるとか、
 市場の食材を買い占めるとか、ラジカセがうるさいと怒鳴り込むとか、
 完全に悪役の振る舞い。
 ミスター味っ子でよく出てきたわ、こんなヤツ。
 お手並み拝見とか、
 味で勝負とか、そーゆー発想がないだけじゃなく、
 差別してんだよな、インド人を。
 仕舞にはマロリーのチーフシェフが衝動的にインド料理店を放火。
 お店は燃えて(二回目)、
 インド人一家の長男(才能ある料理人)は手に大火傷を負います。
 酷い。
 しかし長男は聖人の如く、「許す」と。
 そればかりかフランス料理を勉強したいとマロリーの店で働くことを希望します。
 長男は才能あるし、
 インドの伝統的なレシピも取り込めるので、マロリーは願ったり叶ったりで長男を受け入れます。
 あ、放火犯のチーフシェフは速攻でクビにしました。
 長男の料理を出すよーになると、
 マロリーのお店は評判も上がり、遂には念願のミシュラン☆2つを獲得。
 万々歳、してやったりです。
 長男はパリの有名店に引き抜かれましたが、
 「なんかちゃうわー」と、マロリーのお店に戻ってきます。
 マロリーはインド人のお父さんともダンスを踊り、メデタシメデタシ。。。

 って、あまりに都合良すぎるだろ、コレ。
 不快だわー。
 フランス人、嫌いだわー。

 まココに、
 (マロリーのお店で働いてる)見習いシェフの恋人とかも絡むので、
 そこも踏まえて…も、納得いかんわなあ、やっぱり。
 ロマンチックな雰囲気は全面に押してくるけど、
 高慢を美徳とするよーな描写で、差別的な意識を否定しないからな。
 認めるとゆーより、
 巧く利用してガッチリ儲けたよーな印象がつよい。
 インド人を従順な存在にしてるのも、嫌。
 (お父さんだけは偏屈な頑固者のトラブルメーカー扱いだけど、結局マロリーの色香に屈するからなー。)

 恋人の劣等感な部分のエピソードも未回収だし、
 あの遅刻ばかりしてる男は、ホントに遅刻してるだけだったしな。

 タイトルの「魔法」も、腹黒いネガティブな意味に思えてくるよ。

 原題はね、
 「100フィートの旅」とゆー、細い街道を挟んだお店とお店の距離を表すもので、
 「近くて遠い」とゆー両家の関係を含めております。


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by y.k-ybf | 2017-04-30 21:32 | 映画 | Comments(0)

『シン・シティ』と『シン・シティ』


 一時期、
 正確には『ダークナイト』(08)以前、
 「実写化に成功してるアメコミ映画と云えば?」とゆーお題に必ず挙げられていたのが、『シン・シティ』でした。
 (改めて調べてみたら四年しか離れてないのな。)
 そんなフランク・ミラー原作の、
 スーパーヒーローじゃない、ハードボイルド・アメコミ映画。


シン・シティ [DVD]

ブルース・ウィリス/ギャガ

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 はい、
 確かにコレは、イイモノですね。
 モノクロ主体の、
 原作コミックのイメージをそのまま映像化したよーな演出が、効果的にストーリーをドライヴさせる。
 つか、
 こーゆー評価が定まった作品の感想は、何を云っても野暮ったいですな。

 無茶苦茶な例えをすると、
 タランティーノの映画をアメコミにしたやつを、更に映画化したよーな、そんな感じ。

 監督がロバート・ロドリゲスなんだから、失礼な話だな。失礼。


シン・シティ 復讐の女神 スペシャル・プライス [DVD]

ミッキー・ローク,ジェシカ・アルバ,ジョシュ・ブローリン,ジョセフ・ゴードン=レヴィット,ロザリオ・ドーソン/Happinet

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 14年には続編、『シン・シティ 復讐の女神』も作られておりますが、
 こっちは全編ボーナストラックみたいな話で、スカスカしてます。映像的にも。

 全三部作の予定でもう一作作るみたいだけど、
 どーなんすかね?


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by y.k-ybf | 2017-04-30 21:20 | 映画 | Comments(0)

コーラにハチミツ。『バーニング・オーシャン』


【映画パンフレット】バーニング・オーシャン 監督:ピーター・バーグ 出演:マーク・ウォールバーグ カート・ラッセル ジョン・マルコヴィッチ ほか

配給:KADOKAWA

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 オーシャンがバーニングします。

 スゴい、、、
 なんと自然に、滑らかに、
 専門用語を並べると同時に解説を済ませて、押すな押すなよと伏線まで設置する脚本の巧み。
 見事に整理された脚本のおかげで、
 ほぼノンストップに、
 恐ろしくもダイナミックな原油流出事故&大爆発を体験できました。げんなりするほど。

 とんでもない事故、「人災」だったんだなーと、改めて学びましたよ。

 マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチの共演も最高。
 ドラマに余計な盛りがない点も、好感が持てました。


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by y.k-ybf | 2017-04-30 21:09 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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