カテゴリ:映画( 783 )

『フルスロットル』、とか。四本。


フルスロットル [DVD]

ポール・ウォーカー,ダヴィッド・ベル,RZA,カタリーナ・ドゥニ/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 『アルティメット』(04)のハリウッドリメイクで、リュック・ベッソンは脚本でも参加しております。
 つまり、マンガみたいな世界観の映画です。

 未来のデトロイトは荒廃が深刻化しており、
 巨大なブリックマンションと呼ばれる集合住宅は丸ごとギャングの根城となり、都市は周囲を壁で隔離されております。
 そんな「バイオレンス・ジャック」みたいな設定に、
 中性子爆弾!
 ロケットに鎖で繋がれた美女! とか、
 ホント、永井豪のマンガみたい。(※誉めてます。)

 「アルティメット」シリーズから引き続きダビッド・ベルが出演しており、見事なパルクールを全編で披露してくれます。
 パートナーとゆーかW主演のポール・ウォーカーも、
 迫力あるドライブテクニックを魅せてくれますが、肉体を使ったアクションシーンがメインで、
 この二人のコンビは最高でした。

 ウータン・クランのRZAが敵ギャングのボス役で出ておりますが、
 凝った料理をパラパラっと作りながら会話するシーンとか、怪しい悪役感が良い。
 結局関係性が反転しちゃう後半のバカみたいな展開も、このキャラなら許せます。

 シリアスなストーリー設定を、
 軽やかなキャラクターたちが疾走することで、リアルな重さが段々と中和されてゆく感じが楽しかった。
 ベッソンが苦手で「アルティメット」シリーズも敬遠していたわたくしでも、ハマりました。
 コレは是非、シリーズにしてほしかった。。。

 エンドロールでは、ポール・ウォーカーへの哀悼が捧げられております。
 彼の早すぎる死が、いまでも悔やまれます。


 観たことないけど、カジュアルな「ボーン」シリーズみたい。
 田舎の冴えない若者が、じつは凄腕エージェント。

 ジェシー・アイゼンバーグのミステリアスな雰囲気はハマり役。
 しかしエピローグできっちり正装した姿になると、小悪党感がでてしまふフシギ。

 木と車の喩え話は良かった。
 二人とも木ならば、ゆっくりと森になればいいのだ。


 …こんな話だったっけ?

 「ミイラにミイラ取りをヤラセたら、
  案の定、ミイラはミイラのままで、ミイラは取れなかったし、結局ミイラだけが残った」
 みたいな話で、
 何を云ってるのかサッパリだとおもふだろーが、観たこっちもサッパリだ。

 「オザキ8」はさておき、
 エクストリームスポーツのシーンは楽しめましたよ。
 つか、
 侵入捜査云々の部分は丸々必要なくて。
 リブートなのに『ハートブルー』的な箇所が不要とゆーのは、なかなかな事態。

 ラストの、
 助けず戻るヘリにもビックリしたよ。

 何しにきたんやと。


 シュワノルド主演、99年公開の、オカルト・アクション。

 時はまさに世紀末。
 同じ年には『マトリックス』、『アルマゲドン』、『シックス・センス』が公開され、
 風雲急を告げる映画界において、
 比較すると若干、作風が古臭くも感じられる。

 九十年代とゆー、複雑にネジ曲がった時代の作品らしいと云えばらしいのだけれど、
 末期に生まれた作品にしては、中途半端感は否めない。
 シュワノルドのよーな、
 所謂スター俳優が持て余された当時の状況が窺える。

 シュワノルドの経歴からゆーと、
 97年に「バットマン」で氷屋さんを演じた後、心臓の手術で休業。
 本作が復帰作となる。
 少し頬が痩け、シャープに見えるのはその影響かも。
 シリアスなストーリーと役柄にはマッチしておりますが、残念ながら肉体美は拝めません。
 脱ぎ無し、です。

 前半は重たい過去を引き摺る渋いキャラで、
 シュワノルドが演じるには珍しいタイプだったのですが、
 後半、クライマックスに突入するといつものシュワなキャラに逆戻り。
 シリアスでオカルトな世界観が台無しです。

 オカルト風味や、捜査のバディ感は悪くなかったんだけどね。

 Y2Kと呼ばれた、2000年問題を扱った映画でもあります。



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by y.k-ybf | 2017-04-30 22:08 | 映画 | Comments(0)

コメディ映画。四本。


我が家のおバカで愛しいアニキ [DVD]

ポール・ラッド,エリザベス・バンクス,ズーイー・デシャネル,エミリー・モーティマー,スティーヴ・クーガン/トランスフォーマー

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 主演のバカ兄貴を、ポール・ラッドが演じております。
 「アントマン」ですな。
 長髪にヒゲなので、気がつきませんでした。

 バカ兄貴は、正直にバカがつくタイプのバカで。
 ヒトには好かれますがトラブルも連発するので、近しいニンゲンほど苦労します。
 でも時として、このよーなバカは無自覚に、強烈な批評性をもって現代人の滑稽さを浮き彫りにします。
 炙り出された秘密や苦悩や因習は痛み伴いながら、ココロを少しだけ軽くしてくれます。


ソフィー・マルソーのSEX■LOVE&セラピー [DVD]

ソフィー・マルソー,パトリック・ブリュエル,アンドレイ・ウィルム,ジャン=ピエール・マリエール,マリー・リヴィエール/インターフィルム

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 なんと直球なタイトル。
 ソフィー・マルソー、未だ現役で頑張っております。

 セックス中毒を克服して、
 現在は性生活専門のカウンセラーとして働いてる中年男性と、
 現在セックス中毒真っ最中な(中年)女性との、ラブコメディ。
 エロ要素は意外と低め。残念。

 セックス中毒改め性依存の女性を、ソフィー・マルソーが演じてるってのがね。
 元アイドル、『ラ・ブーム』ですよ。
 (それ以降は既にアレでしたけども。。。)

 男は、愛のないセックスを拒み、
 女は、愛を肯定できず、浅い関係を重ねる。
 正直この二人が何を拘って結ばれないのか、まったくピンときませんでしたが、
 重すぎず軽すぎず、
 二人の想いがマッチするラストには、ちょっと感動してしまいました。

 否定ではなく、歩み寄る大切さを描いております。


バッドガイ 反抗期の中年男 [DVD]

ジェイソン・ベイトマン,キャスリン・ハーン,:ローハン・チャンド,ベン・ファルコーネ/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 主演・監督、ジェイソン・ベイトマン。

 全米スペル大会とゆー、
 本来は子供がその無駄な知識量を競い合う大会に、ルールの網の目をくぐり大人が出場しちゃう、お話。

 全米スペル大会とは、
 まさに英単語のスペルを正しく答えられるかとゆー、じつにシンプルな大会で。
 日本だと漢字書取みたいな、やはり大人が出るものではない。

 何故、オッサンの彼が出場するのか?
 その動機がポイントとなります。
 コメディです。

 コレね、
 小粒な作品ながら、ストーリーの引っ張り方と展開がたいへん巧くて、ぐいぐいと引き込まれる。
 ほぼ変人扱いのオッサンの孤立感、
 同じく大会出場者のインド人少年との交流、そして明かされる、意外な動機…。
 ネタバレになると勿体無いので避けますが、
 インド人の少年は、お父さんに従順だからこそ孤立してしまふんだな。
 そこにシンパシーを感じるのだろう。

 オッサンが大人でも混乱する難問に答えられたのは、
 たぶん、
 捨てられずに残された「百科事典」を読み込んでいたからじゃないのかな。
 そー考えると、動機と結末がより深い味わいにおもえる。

 しかもエンディングに流れるのはスマパンの「SNEIL」で。
 ご存知のよーに、
 ボーカルのビリー・コーガンは実父と確執があり、後に和解して共にステージに立っております。
 何たる気の利いた選曲!

 父と息子と、
 失った少年時代を取り戻す物語。


カムバック! 【Blu-ray】

ニック・フロスト,ラシダ・ジョーンズ,クリス・オダウド,イアン・マクシェーン,オリヴィア・コールマン/TCエンタテインメント

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 ニック・フロスト主演の、ダンスバトル・コメディ。

 ニックがサルサを踊りまくります。

 ワンスアゲインなストーリーに、恋愛要素も多めで、
 若干ファミリー向けではありますが、
 彼の映画を観たコトがある方には安心してオススメできる、いつものあんな感じ。

 やはりコメディを作り慣れているとあって、たいへんテンポが良く、楽しめます。


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by y.k-ybf | 2017-04-30 21:47 | 映画 | Comments(0)

『マダム・マロリーと魔法のスパイス』 ※ネタバレどころか全部云う


マダム・マロリーと魔法のスパイス ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

ヘレン・ミレン,オム・プリ,マニッシュ・ダヤル,シャルロット・ルボン,ミシェル・ブラン/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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 フランス郊外に越してきたインド人家族(代々料理人)と、
 細い道一本隔てた真向かいでレストランを経営する、未亡人マダム・マロリーとの交流を描く。
 とゆー粗筋とこのタイトルからだと、
 ハートウォーミングな何やらを簡単に想像してしまうが、、、
 ま、実際そーなんだけど、そーじゃない。
 モヤモヤモヤモヤする鈍い何かが残るお話でありました。

 まずね、
 お店が焼き討ちにあってお母さんを亡くしたインド人家族が、新しい家&お店を探しにフランスへ訪れます。
 そこで運命的な出会いを経て、
 家&お店も見付けて、まあ素敵、とおもって観ておりましたが、
 マダム・マロリーとゆーたいへん品が良い美人のクソババアがストーリーに絡み始めると、
 次第にフランス人特有の偏見が滲み出る。

 要するに、
 マロリーの伝統あるフランス料理店の真向かいに、
 突然引っ越してきたインド人がインド料理店をオープンさせたわけで。
 そりゃ平静ではいられないだろーけど、マロリーの反応とゆーのが嫌がらせ以外の何ものでもなくて。
 市長を抱き込んで訴えるとか、
 市場の食材を買い占めるとか、ラジカセがうるさいと怒鳴り込むとか、
 完全に悪役の振る舞い。
 ミスター味っ子でよく出てきたわ、こんなヤツ。
 お手並み拝見とか、
 味で勝負とか、そーゆー発想がないだけじゃなく、
 差別してんだよな、インド人を。
 仕舞にはマロリーのチーフシェフが衝動的にインド料理店を放火。
 お店は燃えて(二回目)、
 インド人一家の長男(才能ある料理人)は手に大火傷を負います。
 酷い。
 しかし長男は聖人の如く、「許す」と。
 そればかりかフランス料理を勉強したいとマロリーの店で働くことを希望します。
 長男は才能あるし、
 インドの伝統的なレシピも取り込めるので、マロリーは願ったり叶ったりで長男を受け入れます。
 あ、放火犯のチーフシェフは速攻でクビにしました。
 長男の料理を出すよーになると、
 マロリーのお店は評判も上がり、遂には念願のミシュラン☆2つを獲得。
 万々歳、してやったりです。
 長男はパリの有名店に引き抜かれましたが、
 「なんかちゃうわー」と、マロリーのお店に戻ってきます。
 マロリーはインド人のお父さんともダンスを踊り、メデタシメデタシ。。。

 って、あまりに都合良すぎるだろ、コレ。
 不快だわー。
 フランス人、嫌いだわー。

 まココに、
 (マロリーのお店で働いてる)見習いシェフの恋人とかも絡むので、
 そこも踏まえて…も、納得いかんわなあ、やっぱり。
 ロマンチックな雰囲気は全面に押してくるけど、
 高慢を美徳とするよーな描写で、差別的な意識を否定しないからな。
 認めるとゆーより、
 巧く利用してガッチリ儲けたよーな印象がつよい。
 インド人を従順な存在にしてるのも、嫌。
 (お父さんだけは偏屈な頑固者のトラブルメーカー扱いだけど、結局マロリーの色香に屈するからなー。)

 恋人の劣等感な部分のエピソードも未回収だし、
 あの遅刻ばかりしてる男は、ホントに遅刻してるだけだったしな。

 タイトルの「魔法」も、腹黒いネガティブな意味に思えてくるよ。

 原題はね、
 「100フィートの旅」とゆー、細い街道を挟んだお店とお店の距離を表すもので、
 「近くて遠い」とゆー両家の関係を含めております。


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by y.k-ybf | 2017-04-30 21:32 | 映画 | Comments(0)

『シン・シティ』と『シン・シティ』


 一時期、
 正確には『ダークナイト』(08)以前、
 「実写化に成功してるアメコミ映画と云えば?」とゆーお題に必ず挙げられていたのが、『シン・シティ』でした。
 (改めて調べてみたら四年しか離れてないのな。)
 そんなフランク・ミラー原作の、
 スーパーヒーローじゃない、ハードボイルド・アメコミ映画。


シン・シティ [DVD]

ブルース・ウィリス/ギャガ

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 はい、
 確かにコレは、イイモノですね。
 モノクロ主体の、
 原作コミックのイメージをそのまま映像化したよーな演出が、効果的にストーリーをドライヴさせる。
 つか、
 こーゆー評価が定まった作品の感想は、何を云っても野暮ったいですな。

 無茶苦茶な例えをすると、
 タランティーノの映画をアメコミにしたやつを、更に映画化したよーな、そんな感じ。

 監督がロバート・ロドリゲスなんだから、失礼な話だな。失礼。


シン・シティ 復讐の女神 スペシャル・プライス [DVD]

ミッキー・ローク,ジェシカ・アルバ,ジョシュ・ブローリン,ジョセフ・ゴードン=レヴィット,ロザリオ・ドーソン/Happinet

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 14年には続編、『シン・シティ 復讐の女神』も作られておりますが、
 こっちは全編ボーナストラックみたいな話で、スカスカしてます。映像的にも。

 全三部作の予定でもう一作作るみたいだけど、
 どーなんすかね?


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by y.k-ybf | 2017-04-30 21:20 | 映画 | Comments(0)

コーラにハチミツ。『バーニング・オーシャン』


【映画パンフレット】バーニング・オーシャン 監督:ピーター・バーグ 出演:マーク・ウォールバーグ カート・ラッセル ジョン・マルコヴィッチ ほか

配給:KADOKAWA

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 オーシャンがバーニングします。

 スゴい、、、
 なんと自然に、滑らかに、
 専門用語を並べると同時に解説を済ませて、押すな押すなよと伏線まで設置する脚本の巧み。
 見事に整理された脚本のおかげで、
 ほぼノンストップに、
 恐ろしくもダイナミックな原油流出事故&大爆発を体験できました。げんなりするほど。

 とんでもない事故、「人災」だったんだなーと、改めて学びましたよ。

 マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチの共演も最高。
 ドラマに余計な盛りがない点も、好感が持てました。


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by y.k-ybf | 2017-04-30 21:09 | 映画 | Comments(0)

柱に刻んだ相合い傘は一昨年の。 『ゴースト・イン・ザ・シェル』 ※ネタバレ


ゴースト イン ザ シェル 映画パンフレット

配給:東和ピクチャーズ

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 押井守版を超えなくても独自の路線を表現出来ればOKだ!
 と、
 ハードルを地面に埋めてからの鑑賞になりましたが、上からガシャンっとハードルが落ちてきた。
 そんな気分。

 押井版の実写コピー、とゆーか「再現」に執着する熱意は端々から伝わってきました。
 もーそのまんまだから。
 『イノセンス』の影響もしっかり入ってるし、「押井守」が野良犬役で登場するし。
 戦車のハッチを力任せにブチブチーってシーンもちゃんとあるよ!

 しかし似ているのは表面だけで、中身のテーマは真逆。
 「魂は体(形)に縛られない」から、
 「魂は肉体に宿る。人間性、大事」へ。
 完全に逆行してるとゆー、非常にユニークな作品となっておりました。
 ハッキリゆーけどシリーズ的には珍作の部類です。

 そもそもスタートラインが原作や押井版と異なっており、
 素子を「完全義体化」に成功した最初の人間にしてる時点で、諸々別物なのだな。
 つか、「素子」じゃねーし!
 (まさかバトーの目を義体にするエピソードまでやるとわ。。。)

 当然のよーに「人形使い」も出てこないので、
 すんごいストーリーはシンプルで、分かり易い。
 殆ど荒巻(たけし)の活躍で事件が解決したよーに思えるのも、気のせいだ!

 と、珍作扱いしてしまいましたが、
 コレはあくまでもシリーズの過去作と比べた結果であって、
 本作がシリーズ最初に観る作品ならば、悪くない映画だと思いますよ。

 コーカク初心者にオススメ。


 墓碑は「草薙家」でよかったんじゃないかな…。


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by y.k-ybf | 2017-04-27 21:15 | 映画 | Comments(0)

四本。映画のまとめが。(倒置)


ナイト・チェイサー [DVD]

ジョナサン・ハワード,ジョナサン・ドマルジェ,ファニー・ヴァレット,ジェス・リアウディン/アメイジングD.C.

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 深夜タクシーの運賃を踏み倒したら、人生を踏み倒された、お話。

 「ナメてた相手が○○」系のスリラーで、
 散々追い回された挙げ句、
 ムッキムキの運ちゃんにボッコボコにされるとゆー、悪夢のよーな恐怖。
 そして待ち受ける、
 良くも悪くも愕然とさせられる、真相と結末。

 なんじゃいな!? と、
 わたくしも戸惑いましたが、
 そこに至るまでの貯金がガッポリあるので、セーフ。
 ブラマイゼロで、ガックリ無し。

 81分とゆー短さも、ステキです。


○『ヴィジット 消された過去』

 WOWOWで観ましたが、ソフトは見付からず。

 記憶喪失になって戻った実家(豪邸)が、何か変?
 とゆーサスペンス。
 親や兄弟の顔も忘れるぐらい記憶を失うって、ヤバくない? とおもふが、
 それを云ったらストーリーが成立しない。
 つか、
 退院できるんだな、そんな状態で。

 ネタバレになるので控えるが、
 かなり陰惨な真相へと物語は展開する。
 ストーリーの肉付けや、主人公への追い込みにやや不満も感じるが、
 まとまりは良い。

 「家族」はパッと見、異常ではないんだけど、
 兄貴だけは変態っぽさを隠しきれず滲み出ており、イイ味の役者さん使ってるなあと、感心しました。


タイムリミット [DVD]

ディラン・マクダーモット,ピーター・ファシネリ,ユーリヤ・スニギル,デヴィッド・マクナリー,アンドレイ・イフチェンコ/アメイジングD.C.

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 同じよーなタイトルが沢山あって混乱するが、
 14年公開の、ワンシチュエーションな密室監禁サスペンス。
 中身も似たよーなモノが沢山ありますな。。。

 気がつけば、冷凍庫の中で縛られ中。
 状況も判らず身に覚えのない脅迫に合う男。
 しかし…。

 とゆーね、
 冷凍庫に閉じ込められるのって何かで観たな‥‥‥‥‥、思い出せず。
 ぐらいの、デジャブ感。

 脅す側のロシアンマフィアが、
 殺さず何度も何度も尋問してくれる気の長いヒトたちで、助かりました。
 男の命と時間の尺的に。
 中盤に現れるアイツも殺してないし、
 じつはイイヒト? ロシアンマフィア。

 後半、
 卓袱台をひっくり返すよーな展開になりますが、退屈は否めず、だいぶ設定を見失いました。
 (アイツが何故こんな目にあってるのか、とか。)

 だって、
 縛られた男が死んだら終わりなので、
 逆に死なないって判るから緊張感が途切れるんだよなー。


カットバンク [DVD]

リアム・ヘムズワース,テリーサ・パーマー,ジョン・マルコヴィッチ,ビリー・ボブ・ソーントン,ブルース・ダーン/TCエンタテインメント

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 完璧だとおもわれた計画が、
 ポロポロ綻び、予期せぬ大事件へと発展してゆく。
 群像型サスペンス。
 分かり易く例えると、コーエン兄弟が昔よくやってたヤツ。
 具体的な作品を挙げない、優しさ。

 主演とゆーか中心人物は、「Mサイズのクリス」ことリアム・ヘムズワース。

 展開が若干早く、
 フリが定着する前に進んでしまふので、意味不明な点が残るのは、惜しい。
 確実にもっと面白くなるのになー。
 ネタバラシも早いよ。

 死体を見るとすぐ吐いちゃう保安官とか、
 デビッド・リンチっぽさもあって、悪くないです。


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by y.k-ybf | 2017-04-17 23:40 | 映画 | Comments(0)

メガ寄生体Xコンタクティスト 映画のまとめ、四本。


 そこから「X」繋がりで公開時期が近い『X-ミッション』に倣い、
 未知生物との接触から『X-コンタクト』とゆー邦題になったと推測される。
 (『遊星からの物体X ファースト・コンタクト』も踏まえているかも。)
 そんな本作の原題は、『HARBINGER DOWN』。
 「ハービンジャー」とは船の名称で、
 要するに「ハービンジャー号、沈没」とゆー、これはコレでヒドくネタバレなタイトルではある。

 さて。
 残念な邦題だけで話を伸ばしてる現状から、
 嗚呼本編は語ることがないんだな、と察した方もおられるだろーが、残念なコトに大正解。
 特に云うコトもございません。

 凍てつく海をカニ漁船がギチギチ進む様は、更に『遊星からの物体X』を想起させます。
 極寒とゆー意味で。

 CGを極力使わない特撮スタイルで、
 狭い船内をびちゃびちゃと肥大してゆくモンスターはなかなかの迫力&グロテスクなのだが、
 基本、暗くてよく判らんのが勿体ない。

 ソ連の宇宙実験がどーしたとか、クマムシがどーしたとか。
 うむ、
 大変ですよ。


寄生体X [DVD]

ファビアン・ウルフロム,ブランディン・マーミゲール,ジョン・ファロン,ルーリク・サル,ジョアンナ・セロー/アメイジングD.C.

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 アメリカ産クズ映画は、開始二十分ぐらいで確定できるよーにはなった。
 (※この二十分とゆー時間の半分は、わたくしの優しさで出来ています。)
 クズ映画とゆーのは、
 大概大作映画を真似よーと展開させて、作品の目玉(売り)を出す瞬間に崩壊します。
 嗚呼、ソレジャナイ…、と。
 例えば秀逸な低予算映画や、
 ロジャー・コーマンのよーな手練のチープ映画は、この二十分が違います。
 「作家性」みたいなモノは、ワンカットで十分に伝わりますよ。

 さて、『寄生体X』もそんなクズ映画ですが、
 12年公開のフランス産とゆーことで、
 見極めが難しく、結局最後まで観てしまいました。惨敗。
 フランス産(クズ映画)の物珍しさと、
 驚くほどの説明下手が、逆効果的に敗因となりました。

 彗星が近付いたのか、落下したのか。
 それすらも描けていない映画なのに!
 (※たぶん落下は、してます。
   駐車場みたいなトコロに。被害ゼロで。)


 原題とゆーか英題は、『デッド・シャドウズ』。
 それが何故『寄生体X』になるかとゆーと、「寄生獣」のパクリだからなんですね。
 びっくり(白目)。

 そしたらジャケットは『フィフス・ウェイブ』のパクリなんだな。
 


 エジプトとラスベガスがどーやって繋がるのか。
 気になる気になるー。

 エンドロールが申し訳なさそーに、スーパー速い(見所)。


ザ・ヴァーチャリスト [DVD]

ロレンツォ・オストゥーニ,フェデリコ・クラピス,エリサ・ピアッツァ,リカルド・チコーニャ/アルバトロス

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 残念なタイトルは当然のよーに、邦題。
 原題は『GAME therapy』。
 …似たよーなものでした。

 クソみたいな現実には見切りをつけて、ゲームの世界へゴー!
 とゆー、何ら新鮮味のないお話。

 ダイブするゲームが、
 「アサシン・クリード」、「アンチャーテッド」、
 「GTA」、「バイオハザード」、「トゥームレイダー」等々、
 人気タイトルなゲームのパチモン感が、ちょっと楽しい。

 主人公のダメな痩せ型の方は、
 ほぼ迷いもなくゲームとゆーか、プログラムの解析に没頭してゆく。
 代わりに友人のダメな筋肉質の方は、
 縁が無さそーなタイプの彼女ができて、リアルな楽しさを経験する。
 案の定、
 リア充最高テンプレなストーリーになるが、
 この二人の交わりを最低限に抑えたまま、ドライに展開するのは珍しい。
 …おそらく、考えるのが面倒だったのだろーな。

 二人が別々の選択をする結末も悪くない終わり方だなとおもったけど、その後のオマケみたいなオチで台無し。
 コレってもしかして続きがあるの? 原作アリ?
 とゆー陳腐さに、ガッカリだ。


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by y.k-ybf | 2017-04-17 23:21 | 映画 | Comments(0)

「オレオレ、キリスト。手も足もあるじゃん。」 『哭声 コクソン』


 完全に、ミスリードを喰らった。
 まさに「釣られて」しまったわけだ。
 こっちの方角じゃないんですか?
 と迷っているうちに、ぐいぐいぐいぐいと深みに引き摺り込まれる。

 156分とゆー長丁場。
 凄惨な光景が延々と展開して、思考が止まり掛けた。
 早く終わってくれ…とゆー想いは、見事に主人公とシンクロできた。

 帰宅するなり町山智浩さんの解説を聞いたり、パンフを読んだりしながら、
 頭の中で整理するけど、巧く嵌り切らない。
 理屈とシーンが結び付かない、異常な形をしている映画であった。

 コーエン兄弟の『シリアスマン』と通じる部分は確かにあって。
 土着文化と外来文化の衝突とゆー側面は、
 日本人の感覚だと察し難い点でもあり、
 また國村隼が日本人を演じることで、更に層が複雑に歪んでいる。
 点を見詰めていると線を見失い、線を追っていると点を見失う。
 ナ・ホンジン監督、畏るべし。


 他には、
 『エクソシスト』は当然ながら、
 実話怪談の傑作「なまなりさん」、手塚治虫の「火の鳥 太陽編」なども連想しましたよ。


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by y.k-ybf | 2017-04-16 00:15 | 映画 | Comments(0)

和モノアニメ! 『LIPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』、とか。二本。


LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 限定版 [DVD]

栗田貫一,小林清志,沢城みゆき,山寺宏一,皆瀬まりか/KADOKAWA / 角川書店

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 以前深夜で放送していた「峰不二子という女」とゆー、
 「ルパン三世」のスピンオフ&リブートみたいなアニメがありまして。
 初期シリーズとゆーか原作に近い劇画調スタイルで、
 たいへん魅力的且つ官能的な作品に仕上がっておりました。
 本作は、
 そんなシリーズから派生した劇場版。
 (前後編に別れているのは、大人の事情であろうか。)

 一応、時期的にはルパンと次元が出会って間もない頃で、コンビとゆーか、連れとゆー感じ。
 (なので、五ェ門は写真だけでしか登場しない。)
 タイトル通り、次元メインのストーリーではあるけど、
 ルパンの活躍もキッチリ描いておりまして、たいへんバランスが良い。
 大人な二人の関係性や、ハードな描写を保ちながら、
 「ルパン」らしい荒唐無稽さも忘れず、理想的な形に仕上がっております。

 更に。
 云いたくないけど、最後のオマケが…。
 あんなコトされたら、おっさんは感涙ですよ。
 この流れでリメイクするのか!?
 と、期待してしまいます。
 (やらなくても良いけど。)


 詳細を知りたければ思う存分ググるのをオススメする。

 わたくしは原作派(&ゲーム派)なので、そこまでシリーズに思い入れもないのですが、
 コレが気に入らないとゆーヒトは、そもそも「コーカツ」が合わないのでわ?
 ぐらいの、安定のクオリティ。
 只、ストーリーがTVシリーズとSP版から続いているので、観ていないとかなりツラいと思われる。

 とゆーか、
 皆さん「コーカツ」のストーリーって完全に理解出来てるのだろーか。
 あの専門用語を専門用語で解説するよーな会話を。
 わたくしはホボホボ大体で理解にしております。
 インターネット、コワイ。
 プラグが焼け飛ぶと、マズイ。
 トグザの愛用してる銃は、マテバ。

 エンディングがアソコへ着地するのは嬉しいサプライズ。
 しかし、流れる曲が、、、
 テーマ曲が恐ろしくミスマッチで居心地最悪。
 せめてエンディングに相応しい景気のよい曲を掛けてから、流しておくれよ。。。


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by y.k-ybf | 2017-04-15 21:25 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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