カテゴリ:映画( 763 )

タイトルも内容も似たようなモノばかり。『ザ・グリード』


ザ・グリード [DVD]

トリート・ウイリアムス,ファムケ・ヤンセン/パイオニアLDC

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 98年公開の、海洋モンスターパニックな、アクションモノ。

 理由はよくしらんけど、
 ストーリーもキャラも、セットの壊し方まで、すんげー80'sな映画で、
 ずっとテレ東の映画枠を観てるよーな気分でした。
 そしたら監督さんは「ハムナプトラ」や「オッド・トーマス」の監督さんで、納得…と云えば納得なんだけど、、、。
 ちょっと調べてみたら、
 映画秘宝の98年度ベストで10位なのな。
 『ビッグ・リボウスキ』や『タイタニック』や『トゥルーマン・ショー』を抑えて。
 バカか!

 や、映画自体は面白いんだけどね。
 バカで。
 (『タイタニック』と同じ年だから、豪華客船が舞台なのだね…)

 忘れてはいけないのは劇中に登場する、中国産のカスタム銃「M1-L1突撃銃」。
 小型のアサルトライフル程度の大きさながら、
 銃身がガントリングになっており、高速で百発以上の弾を撒き散らすとゆー、
 厨二が奇声をあげて喜びそーなバカGUN
 残念ながら映画オリジナルの銃器で実在しないらしいけど、
 なんともワクワクさせるガジェットで、本編でも大活躍しますよ。

 実際に持つと、バッテリーと装弾でエラい重量になるだろーけどね。


 (あ、モンスターのコト、書き忘れたな…)


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by y.k-ybf | 2016-12-07 22:28 | 映画 | Comments(0)

素敵じゃ・・・ない! 『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』


ラブ&マーシー 終わらないメロディー [DVD]

ジョン・キューザック,ポール・ダノ,エリザベス・バンクス/KADOKAWA / 角川書店

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 音楽を呑気に楽しめるよーな映画ではなかった。
 ブライアン・ウィルソンが長らく闘病生活にいたのは有名な話だが、その裏では精神科医の横暴な洗脳があった。
 その期間、じつに17年。
 映画では詳細な活動への影響は語られていないが、
 ざっくり考えても80年代の十年間は、冬眠とゆーか凍結期だったとゆーことだろう。
 ブライアンが精神の均衡を崩したのも、
 その要因の一つにバンドメンバーや父親との確執があったのも真実であろーが、
 正しい治療も受けられずに可能性が潰されていたとゆー事実が、あまりに衝撃的だ。

 映画では過去と、十数年後の現在(おそらく八十年代末期)のブライアンの様子が交互に描かれ、
 それぞれ過去をポール・ダノが、現在をジョン・キューザックが演じている。
 この二人、
 正直、全然似てないっつーか、髪の色まで違うんだけど大丈夫か? と不安だったけど、
 時代の流行やファッションを色濃く強調することで、違和感はほぼ感じなかった。
 寧ろ空白となる期間が存在するコトで、闘病の厳しさを想像できたりもする。

 個人的には、
 名盤『ペット・サウンズ』のレコーディング風景の再現が堪らない。
 マジックは、確かにそこにあった、んだけどなー・・・。

 エンドロールでは、
 現在の、復帰したブライアンの姿を見ることが出来ます。
 ホントに復帰してくれて、よかったよかった。


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by y.k-ybf | 2016-12-07 22:19 | 映画 | Comments(0)

SF「マトリックス」百叩き。三本。


13F コレクターズ・エディション [DVD]

クレイグ・ビアーコ,アーミン・ミューラー=スタール,グレッチェン・モル,ビンセント・モル/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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 アメリカでの公開が99年の5月。
 『マトリックス』の公開が同じく99年の3月。

 何故急に『マトリックス』の話を始めるかとゆーと、ストーリー設定部分に似た箇所があるからで。
 コンセプトはかなり異なるので偶然だとはおもいますが、こーした作品が同時期に発表されるのは興味深い。

 ある資産家が、何者かに殺害された。
 彼は密かに電脳世界で作り上げた「虚像の街」へダイブする装置を開発していた。
 親密なパートナーとして彼の傍らで働いていた主人公の男は、
 殺害の真相を追い、「虚像の街」へダイブする…。

 とゆー、
 グリーンの光線が特徴的な装置が、やはり少し「マトリックス」っぽい粗筋。

 しかし中盤からの二転三転する捻り具合は、
 テリー・ギリアムかスティーブン・キングかとゆーアイロニックな展開となり、
 スリリングなクライマックスへ突入します。

 製作は、なんとローランド・エメリッヒ。
 確かにスタイリッシュとゆー概念で世界中に影響を与えた「マトリックス」と比べて、
 アナログなイメージを引き摺る本作は、エメリッヒらしい。
 らしいけども、
 個人的にはこの結末、辛辣な意味が隠された幕引きの方が、好みであります。

 ノーランの『インセプション』も、この作品の影響を受けてるそーで。
 まさに隠れた名作と云えるかも。


ダークシティ [DVD]

ルーファス・シーウェル,キーファー・サザーランド,ジェニファー・コネリー,ウィリアム・ハート/ワーナー・ホーム・ビデオ

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 SFサスペンス、とゆージャンルになるだろーが、
 ファンタジックな要素もつよく、ゴシックな世界観も素晴らしい。

 真夜中の零時、
 全てが眠りにつく街で、たった独り、目が覚める記憶のない男。
 失われた記憶わ?
 隠された街の秘密とわ?

 理屈の部分はさておき、立体絵本みたいに変貌する街の見事な造形は、一見の価値アリ。
 あの結末も、個人的に好き。

 混乱しそーなストーリーと謎ですが、
 語り口が本当に巧みで、スルスルと気持ちよく展開してくれます。

 「マトリックス」もこれぐらい巧ければなぁ…。


インストーラー スペシャル・エディション [DVD]

アルベール・デュポンテル,マリー・ギラール,マルト・ケラー,メラニー・ティエリー,エステル・ルフェビュール/角川エンタテインメント

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 フランス産の、SFサスペンス。

 網膜から記憶を呼び出したり、消したりする技術が実現化した未来の話。
 SFとゆージャンルになるが、
 ストーリー自体はハードな捜査モノで、『マイノリティ・リポート』に近いかも。
 しかしそれでもSFらしい派手さはなく、刑事ドラマのよーな地味な展開が続く。

 よーなっつーか、刑事ドラマなんだけどね。

 しかも主人公の眉毛が太い刑事は、おそらく詠春拳の遣い手で。
 狭い室内での格闘を、効果的に楽しませてくれます。
 フランス人の偏った好みがよく判る。

 SF要素って必要なのか?
 と、身も蓋もないコトは、そっと胸に締まっておこう。


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by y.k-ybf | 2016-12-06 23:51 | 映画 | Comments(0)

木陰で休めば大丈夫。気にしないで。三本です。


ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ [DVD]

ジェイ・ギャラガー,ビアンカ・ブレイディー,ルーク・マッケンジー,レオン・バーチル,キャサリン・テラチーニ/トランスフォーマー

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 前にも似たよーな映画の感想をアップした気もするが、
 当然、コレは別のモノ。
 14年の作品で、オーストラリアの映画。
 このヒドいタイトルは当然邦題で、原題は『Wyrmwood』。意味は、判りません。
 邦題に引っ張られて「マックス」感を探すと、???っとなりますが、
 「ゾンビ」映画としてはかなりガンバっており、じつはよく出来ているし、面白い。
 血液型による感染の有無や、
 ゾンビが吐く息の描写や秘密など独創的で、
 後のビックリなゾンビのリサイクル方法は、そこは「マックス」っぽいな! と、感心する。

 「ゾンビ」のオマージュとゆーか、いろんな要素を巧く入れ込んでるのも、良し。
 (予算と時間のせいで細切れになるのは残念であるが。)
 ゾンビを操れるよーになるフシギな説得力も、展開の配分が巧いのだろー。

 ツッコミたい部分も少なくないが、
 無名の作品としては、評価したいゾンビ映画であります。


絶叫のオペラ座へようこそ [DVD]

ミニー・ドライヴァー,アリー・マクドナルド,ミート・ローフ,ダグラス・スミス,ケント・ノーラン/アメイジングD.C.

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 ミュージカル・ホラー。
 スプラッター系のホラーと、コメディ調のミュージカルが融合した、
 決して巧くはない、一作。

 「オペラ座の怪人」と「13日の金曜日」を豚の血に混ぜ合わせたよーなストーリーは整合性もなく、
 只々、
 ヒトが殺されてゆくだけでした。
 (豚の血とゆーのは、「キャリー」も混じってるから。)

 「オペラ座」を、日本の中世(江戸時代)に置き換えてミュージカルにする。
 とゆー無謀な設定に呆れるが、
 やはり美術は中国っぽい日本なのも、残念。
 そのわりに「ぶっかけ」とゆー言葉は覚えてるのな、アイツら。 変態だ!


ダークウォッチ 戦慄の館 [DVD]

トビン・ベル,ルーク・クラインタンク,アレックス・マッケンナ,レスリー・アン・ダウン/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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 原題が『darkhouse』とゆー、館系のホラー。
 館系のわりに、
 あまり館に入らないのは珍しいパターン…とゆーか、単純に軸がブレている。
 おそらく、
 三回ぐらいは大きくストーリーを修正しただろーなと、推測できる。とゆー、因縁。

 「ソウ」シリーズのジグソーお爺ちゃんことトビン・ベルが、
 重要な役割で、いつもの眠たそーな顔で出てくるのだが、
 「お嬢さんお逃げなさい」と云いつつ斧で襲ってくる狂乱っぷり。
 まさに森の狂人さん。
 目的は後から判るけど、だったら館を燃やすか真っ先に主人公を殺せばいいのに…。
 町の住人も、すんげー回りくどく館へ導くの。最初から案内せい。

 でもいちばんビックリしたのは、
 途中、意味が判らない言葉があるからって、スマホで検索始めちゃったトコ。
 それやっちゃうんだ!
 しかもホラー映画の、緊迫した場面で!!
 とゆー、カルチャーショック。

 「謎が判らないぞ。教えてGoogle!」

 あ、
 「触れた相手の死期が判る」とゆー特殊能力を持つ男子が主人公かとおもたけど、
 展開的にはその彼女が主人公だわな。

 勘違いして観てたぜー(虚ろな目で。


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by y.k-ybf | 2016-12-06 23:38 | 映画 | Comments(0)

自然と中華街へ向かう人の列。『カリフォルニア・ダウン』


カリフォルニア・ダウン ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

ドウェイン・ジョンソン,カーラ・グギノ,アレクサンドラ・ダダリオ,ポール・ジアマッティ/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 ドウェイン・ジョンソンのアイドル映画かな? ぐらいの気持ちで観たけど、
 あんまり面白いので一気に最後まで観てしまいました。

 ドウェイン・ジョンソン、別れた妻、その娘と、
 3つの視点からストーリーを進行させて、単調になりがちなパニック映画の緊迫感をバトンタッチさせている。
 (正確には地震調査をしている博士の視点もあるので、全部で4つ。)
 更にヘリ、車、セスナ、ボートと移動手段を変えるのも巧妙で、
 展開をリフレッシュさせるだけではなく、
 街の崩壊や地割れ、津波と、
 刻々と発生する災害の描写も兼ねている。(そいやスカイダイビングまでやってたな。)
 拡大するばかりで飽きられた感のあるディザスター系の反省点も活かされており、
 「見慣れた街(身近な光景)の破壊」に重点を置いてるのも、良し。
 大小のスケールバランスがとても巧いなと感心しました。
 キャラクターの背景も、
 じつは子供を一人亡くしている、とゆー苦悩は、
 我が身を省みず家族の救出へ向かう説得力を補強している。
 また娘のサバイバル能力の理屈にも想像は広がるし。
 この三人の家族が何を想い、暮らしてきたのか。。。
 なんつーのはさすがに妄想の飛躍ではありますが、
 わずかな描写でここまでフォローできるのは、シナリオの妙であろう。

 ご都合主義な面や、いろんな部分での鬼盛りな件。
 「震災」に対する複雑な気持ちや、その津波ってどっから発生したの? とかとか。
 当然、疑問におもふトコロは多々あるけども、
 エンタメ的には正しい判断で作られていると、わたくしはおもいましたよ。

 だって、無線で許可されてるじゃん?


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by y.k-ybf | 2016-12-06 23:17 | 映画 | Comments(0)

邪魔にならないよーにひっそりと、三、四本。


ザ・トライブ DVD

グリゴリー・フェセンコ,ヤナ・ノヴィコヴァ/バップ

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 ウクライナの映画で、
 全編手話のみ、BGMも無し。とゆー極端な作品。
 そんなん大丈夫かいなと不安でしたが、
 違った意味でかなり危険な、青春映画。

 聾唖者の寄宿学校を舞台に、
 ギャング然とした不良グループに巻き込まれ、厳しい現実と直面する少年の姿を描く。。

 当然、わたくしは手話など判りませんが、
 それでもなんとなくストーリーが追えてしまふのは、発見のよーな面白さ。
 学校が舞台とゆー共通の判り易さもあるけど、
 手話は想像以上に激情的で、複雑な想いを伝えてくれる。
 つまりは、
 当たり前な若者たちの、人間の姿を。

 少し深読みも入るけど、
 この結末は、「カッコーの巣の上で」を連想させる。
 安心とか、自由とか、大切なモノだとか。


 08年公開の、タイ産アクション映画。
 「映画」であるのは間違いないんだけど、
 冒頭のテロップにあるよーに、
 ジージャー・ヤーニンとゆー逸材を撮るための企画なので、ストーリーやテーマはこの際、二の次でもよいとおもふ。
 兎に角、アクションを堪能してくれれば。
 とゆー意志はビンビンに伝わってきたので、
 はい、堪能しました。

 さすがに云うだけあってアクションは凄まじく、てんこ盛りで見応えありました。
 阿部寛が何故か出ているとか、まったく気にもなりません。

 NG集もあるよ!
 (つか、こっちがメインのよーな気もするぐらい、大事な部分でした。)


はじまりのうた BEGIN AGAIN [DVD]

キーラ・ナイトレイ,マーク・ラファロ,アダム・レヴィーン,ヘイリー・スタインフェルド/ポニーキャニオン

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 主演の一人がマーク・ラファロだと、今、気付いた。
 わたくしが俳優さんの顔と名前を覚えるのが苦手なだけなのだが、
 さておき、
 このヒトはなんでも演じられちゃうのだな。すげえわ。

 シンガーの彼があっさりと浮気しちゃうのは、なんだかなーと、ちと不自然におもえた。
 才能ある彼女から独り立ちしたかったのか。
 全米をツアーして最新の技術でレコーディングする彼の姿は、
 街角を転々としてアナログな機材で演奏する彼女とは、意図的に正反対の姿として描かれる。
 二人の心が、徐々に離れてゆくよーに。

 この物語は、
 彼女にとっては「終わり」の物語なのだな。
 「始まる」ための。
 だから、あの結末なのだとおもふ。

 さて、始めるぞ、と。


 家族をおいて一人で逃げてしまった旦那と、それをチクチクと責め立てる奥さん。
 板挟みになる子供たち。
 心理の脇腹と云いますか、何ともイヤな部分を抉ってくる。
 旦那もすぐ謝ればまだマシだったろーに、
 「や、逃げてないだろ~?」なんて否定したものだから、奥さんの怒りはいつまでもメラメラと燃え続けるのです。

 コレは男女の感覚の違いを描いた、コメディ。
 たぶん、笑って大丈夫です。たぶん!

 しかしこの奥さん。
 後半のバスの一件は反応が過敏とゆーか、過剰とゆーか。
 ちと正常に見えなくもなく。
 この描写は女性にアンフェアだったよーな気もしました。

 他人と自分の愚かさについて、冷静に認め合いたいものでございます。


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by y.k-ybf | 2016-12-05 22:39 | 映画 | Comments(0)

1㍉も参考にならない映画の感想を、二、三本。


コードネームU.N.C.L.E. ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

ヘンリー・カビル,アーミー・ハマー,ヒュー・グラント,エリザベス・デビッキ/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 ガイ・リッチー監督の映画って、
 そいや観たことないなと、今頃気が付いた。

 テレビドラマ「0011ナポレオン・ソロ」のリメイクで、スパイ・アクション映画。

 軽妙なスパイ映画、とゆー表現につきる。
 「007」ほどシリアスでもなく、
 「スパイ大作戦」ほど垢抜けてもおらず、「キングスメン」ほどふざけてもいない。
 (とゆー各シリーズのイメージに語弊もあるが。さておき。)
 言い換えるなら、
 見事に独自の特徴を得た作品だとおもいますよ。
 (似てるとしたら、八十年代頃の「007」かな?)

 ヘンリー・カヴィル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィキャンデルの三人が、
 まあ、いい感じのキャラクターで。
 全員凄腕のエキスパートなんだけど、抜けてるとゆーか惚けたユーモアが最高でした。
 ドタバタやオフビート、ソリッドなブラックネタもやったりと、意外にユーモアの枠も多彩。
 三人三様の角度から楽しめる作品だとおもいます。

 この笑いこそ、「スーパーマン」に必要だったのかもなー。。。

 個人的には、
 アリシア・ヴィキャンデルのキュートさが、際立っておりました。
 あのオールド・ファッションの着こなしが、まあ素晴らしい。

 是非ともこの三人のままでシリーズ化してほしい。
 そしてキャラを磨いて掘り下げてってほしいと、願うよ。


第七の予言 [DVD]

デミ・ムーア,マイケル・ビーン,ピーター・フリードマン,ユンゲン・プロホノフ/Happinet(SB)(D)

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 88年公開の、オカルト・ホラー。
 主演はデミ・ムーア。

 かなりぶっちゃけて表現すると、
 『オーメン』と『ローズマリーの赤ちゃん』を混ぜ合わせたよーな内容で。
 それっぽいなー!
 とゆーシーンの連続であります。
 (妊婦がテレビのニュースを観るシーンとか。)

 謎の男の意外な正体や、旦那が扱う裁判の役割など、
 興味深い展開がありながらも、イマイチ盛り上がらない。
 ホラー的な怖さが物足りない。
 偏に、
 デミ・ムーアの漲る主役力が、作品に対して強すぎたよーな気がする。
 どーせ死なないよな、このヒト。
 とゆーバイタリティの圧がスゴい。
 妊婦ヌードも披露されており、
 ああその頃の映画ね、とおもって調べてみたら「その頃」よりも前で、
 『ゴースト』もこの後に撮ったと知りました。

 なにこの、完封された敗北感。
 デミ・ムーアって、ずっとこーゆー存在だったのだねー。



 因みに、
 ラストで、デミ・ムーアは「死ぬ」んだけどね。。。


 ジャッキー・チェン、ジェット・リー初競演のアクション大作。

 カンフー映画定番のファンタジー古典時代劇か? と思いきや、
 孫悟空が登場するオープニングから、舞台は一気に現代のアメリカへ。(たぶんNY。)
 混乱と嫌な不安でいっぱいになりながら、
 カンフー映画大好き白人青年がタイムスリップ!
 中国っぽい何処かの、昔の昔の世界へ、豪快にストーリーが展開して行きます。

 しかし。
 定番の時代劇に、京劇の西遊記、ジャッキーが現代劇で頻繁に使うNY。
 更にマニアックなカンフー映画の羅列といい、
 オマージュ溢れた、まさにカンフー映画・愛な作品で。
 坊主姿のジェット・リーが少林拳を振るえば、
 ジャッキー・チェンは酔拳で対抗するとゆー、夢の対決まで描かれる!
 しかも『ベスト・キッド』(オリジナルの方)的な師弟のパロディも盛り込まれており、
 ある意味、集大成な作品と云えるだろう。

 (この後、ジャッキーは10年に『ベスト・キッド』のリメイク、
  11年には『新少林寺』へ出演することになるのだが。)

 ま、そんな記念碑みたいな一作なので、
 お気楽に観るのが良し、だとおもいます。


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by y.k-ybf | 2016-12-05 22:15 | 映画 | Comments(0)

F@CKなんて云えないよ。『コップ・カー』


【早期購入特典あり】COP CAR/コップ・カー(キラキラベーコンステッカー(DVDバージョン)付き)

ケヴィン・ベーコン,ジェームズ・フリードソン=ジャクソン,ヘイズ・ウェルフォード,カムリン・マンハイム,シェー・ウィガム/Happinet(SB)(D)

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 子供がイタズラで盗んだパトカー(コップカー)は、極悪保安官の車だった!

 とゆー粗筋と、
 ケヴィン・ベーコンへの絶大なる信頼がぐんぐん期待値を上げるこの映画。
 公開時のタイミングを逃したために、やっと観ることができました。

 うむ。
 こんな映画だったとわ!

 パトカーを盗んだ子供らを、ケヴィン・ベーコンがぎゃんぎゃんに追い込む凶悪スリラー、
 みたいのを想像していたのだが、
 もうちょい弛めの、家出冒険モノとゆー感触だった。
 (コレを『スタンド・バイ・ミー』と並べるのは、若干抵抗がある。)

 何せ10歳の子供が主人公なので、
 車や銃を手に入れたとしても、幼すぎて限度がある。
 寧ろ、
 「銃口は覗いちゃダメーーー!」とか、
 「それビリビリするやつーーー!」とかで、ハラハラするのがメイン。
 この印象のギャップにだいぶ戸惑いましたが、ラストの切れ味に助けられた。

 どっちかっつーと、「トムソーヤ」みたいなジャンルじゃないかな、コレ。
 殺人事件を目撃する話とか、あんなの。


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by y.k-ybf | 2016-12-05 11:30 | 映画 | Comments(0)

犯人はヤス。『白ゆき姫殺人事件』


白ゆき姫殺人事件 豪華版(初回限定版) [DVD]

井上真央,綾野剛,蓮佛美沙子,菜々緒,貫地谷しほり/松竹

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 たいへん面白かったです。
 さすが中村義洋監督。

 湊かなえの原作がそもそも特殊な形のよーで、
 それをSNSとゆー媒体を中心に描いてみせて、、、いるかのよーに構成してるのが巧妙。

 あくまで映画のみの話だけど、云うほどSNSは「活用」されていない。
 ほぼ言葉の表裏と、思考の垂れ流しを見せているだけで、
 アレは「実況」に近い、「枠の外」を表現しているに過ぎないとおもいましたよ。
 そこも全部ひっくるめての、巧いなと。

 只、
 映画館で観ると、ちょっと引くかもな。
 ネットの再現とゆーか再生ってすんごい繊細だから、作為性が見えると急激に冷えるんだよね。
 不気味の谷みたいなもんだし。

 殺人事件なのに警察があまり出てこないまま真相に近付いてしまふのが、むしろ現代っぽい気がする。

 要するに、「藪の中」なんだけど。


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by y.k-ybf | 2016-12-05 11:23 | 映画 | Comments(0)

物騒なサスペンス。五本。


 嫌な映画を観た!

 亡くなった両親の借金と、重たい病を抱える弟のため、とあるゲームに参加する主人公。
 そのゲームとは、
 大金持ちが秘密裏に開く、残忍なゲームであった…。

 とゆー設定だけで、はいはいと気付く方もいるだろーが、
 だいたいそんな感じで間違いない。
 お金に困ったヒトらが集められて、勝者が大金を総取りできるゲームが始まります。
 「電流を自分に流すか? 隣のヒトに流すか?」とか、
 「ムチで打つか? アイスピックで刺すか?」とか。
 非人道で残忍なものばかり。
 しかもこのパターンにありがちな、救いがない。

 どー救いがないかは観てのお楽しみとして。
 「ソウ」との類似を指摘する方もいるよーですが、
 そこまでの作為、ストーリーを用意してない分、こっちのが残酷に感じられました。
 (つまり、物足りなさが効果的に作用している、と。)

 オチも含めて、とても嫌な気分を味わえますので、
 そーゆーのが大好物な方には、オススメかと。


 わたくしは、コレジャナイなとおもいましたが。。。


ゲーム [DVD]

マイケル・ダグラス,ショーン・ペン/東宝

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 ついつい見逃していた、デビッド・フィンチャー監督の『ゲーム』。97年の作品。

 サプライズ地獄で貴様の性根を叩き直してやるぜ!
 とゆー、
 たいへん迷惑なお話。

 じつは以前、結末だけを観るとゆー暴挙をしでかしまして。
 結末だけは知っていたのです。
 なので今回、
 途中から、ホントにあの結末にたどり着くのか? と、ドキドキしながら見守るハメになりました。

 ウェイトレスの制服が一瞬でキレイになるミスなどを見付けてしまいましたが、
 無事にエンディングを向かえ、ホッとしました。


 でも、
 口座の暗号を電話の相手と、彼女は聞いてたけど、いいのかな?


人生スイッチ [DVD]

ダリオ・グランディネッティ,リタ・コルテセ,フリエタ・ジルベルベルグ,レオナルド・スバラーリャ,リカルド・ダリン/ギャガ

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 原題はスペイン語で、『Relatos salvajes』。「野生の物語」とゆー意味らしい。
 因みに英題だと、『Wild tales』。「デタラメな話」となる、らしい。
 それが邦題になると、『人生スイッチ』。
 随分と洒落たタイトルになりますな。

 「人生スイッチ」とゆーガジェットが劇中に登場し、
 それにまつわる世にも奇妙な物語が始まるのかとおもっていたが、
 そんなモノは現れず、そんな物語でもありませんでした。

 暴力と復讐がテーマのよーで。
 原題が示すよーに、ニンゲンの抑圧された本性が剥き出しとなるドラマが、6本並びます。
 テーマを尊重したオムニバスとゆー形は、懐かしさすら感じる。
 世の皮肉とゆーテイストも効いており、ちゃんと驚くポイントもある。
 その丁寧な徹底ぶりはよかった。

 只、
 贅沢を云わせてもらふなら、もう一捻りあったら完璧だった。
 勝手な願望ですが、そこの物足りなさが惜しかったなー。


クーデター ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/特製ブックレット付) [Blu-ray]

オーエン・ウイルソン,ピアス・ブロスナン,レイク・ベル/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 食う、出たー。

 東南アジアの某国へ転勤で訪れたアメリカ人家族が、突発的なクーデターに巻き込まれまくる、異国パニック。

 言葉も判らなければ、何が起きたかも判らない。
 確かなのは命の危機だけ。
 この緊張感は凄まじく、凶悪凶暴な現地民の描き方はどーなのよ?
 なんてポリコレなど気にしてる暇もない。

 ホテルの屋上にヘリがくるシーンは意表をつかれたが、
 その後の、隣の屋上へ飛び移るシーンは、ちとやりすぎだわな。
 スリルはあるけど、もうちょい現実味のある距離にしてほしかった。
 NPCのお助けキャラみたいなピアス・ブロスナンが時折現れるのも、すぐにいなくなるのも、
 フシギでしゃーない。

 クーデターの真相がまた、聞き流せない問題だったりしてね。
 絵空事でもないかもな、とかおもったりもしましたよ。

 ラスト、
 ネタバレになってしまふけど、
 「アメリカ人がベトナムで…」とゆー顛末は、象徴的でいいなとおもいました。


 元ネタは諺のよーですが、「良い行いではない」とゆー意味。

 凶悪犯が護送中に脱走、
 それを知らずに、夫が留守の家に招き入れてしまい…。
 とゆー、サスペンス。
 原題のタイトルが二重に意味してるわけですな。

 逃走する犯人の、
 残忍な面と穏和で知的な面があるとゆーサイコパスな感じは、悪くない。
 被害に合う女性側はインテリな経歴のわりに脳天気過ぎる気もしたが、
 人柄が良く、穏和に暮らしてきたのだろう。
 この二人の会話(正確には友人も入れて三人)が、
 もうちょい巧妙でスリルあるものだったなら、更に面白くなってたかもなー。
 (後から合流する友人が、凶悪犯の脱走を知っててもよかったかもね。)

 と。
 要するに、まーまーな映画ではありましたが、
 事の真相は捻りがあって、じつは偶然ではなかったと判明するミスリードは効いておりました。


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by y.k-ybf | 2016-12-05 11:17 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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