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SEKAI NO OWARI映画、四本。


エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる [DVD]

ミシェル・ジェナー,カルロス・アレセス,ジュリアン・ヴィラグラン/東宝

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 巨大な円盤が上空に現れて、なんとなく終末が訪れる。
 問題となるのは世界の行く末より痴話喧嘩、
 とゆー、
 個人的にはかなりダメだった一作。

 正直、何を描きたいのか判らないとゆーか、
 作ってる側もよく判ってないんじゃないの? とおもえるぐらい、何も描けていない気がしました。
 不条理でもなければ、喩え話としてもヘタ。

 そしたらね。
 ネットで検索したら「このユーモアが理解できないなんて」と絶賛してる方もおりまして。
 こーして同じモノを観ても真逆の感想が生まれるのが、映画の楽しみであり、魅力の一つだなとおもいます。

 キレイにまとめた。


ラスト・デイズ [DVD]

キム・グティエレス,ホセ・コロナド,レティシア・ドレラ/東宝

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 スペイン産の、パニック・サバイバル。

 突如蔓延する、広場恐怖症っつーか、
 「屋外へ出ると死ぬ」病。
 全人類極限の引きこもり状態となった世界で、生き別れとなった妻を探しに冒険だ!
 屋外へ出られないため地下を掘り進み、
 GPSを頼りに、地下鉄や下水道を伝いながら目的地へ向かうのです。

 けっこう行けるもんだな、地下。(爆破とかしてるけど。)

 強面の嫌な上司がパートナーとなり、仲良くケンカしながら進展するのは定石通りで、
 やや退屈なまま、エンディングへ。
 無理矢理に味付けをしない点は好感触だけど、ストーリーが設定に負けてるよーな気も否めない。

 「助かってる」or「助かってない」で言い争いになるとか、
 マジでエピソード足りなかったんだなとおもふし。

 ラストは、
 伏線が活かされた、ある意味、豪快なエンディングで、わたくしは好きでした。


ラスト・ワールド [DVD]

ソフィー・ロウ,ジェームズ・ダーシー,リース・ウェイクフィールド,ボニー・ライト,ダリル・サバラ/東宝

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 アメリカとインドネシアの合作。
 どの辺が合作かとゆーと、…場所?

 原題は「哲学者たち」、みたいな意味かな。

 哲学の最後の授業は、先生も生徒も含めた「思考実験」。
 仮想された状況の世界で、目的をクリアしよう! みたいな。

 予告にもあるのでネタバレではないとおもふけど、
 ホントに密室劇とゆーか、学級会型とゆーか。
 そこで完結してしまふ。
 そーゆー映画だっつってんだろ、と云われたらそれまでなんだけど、
 実は…、
 って部分を妙に期待してしまって、あまり楽しめなかった。
 とゆーのも、
 この先生ってヒトが怪しくて、
 何か裏があるんじゃねーか? とゆー疑惑が拭えず、ずっとノイズになって集中できない。
 しかもその疑惑はハズレてなかったし、
 じつは「実は…」もちゃんとあるんだけど、その理由がまたヒドい。
 そんな理由で生徒全員追い詰めたんか! と。

 コレね、
 この内容でやるならテンポ、悪過ぎ。先生がチート過ぎ。
 トライ&エラーで、もっと実例をバァーーーッと見せるべきだし、
 積極的にディスカッションさせるべきで、
 先生の悪巧みが全部ブレーキになっているとゆー、ホトホト気の毒な映画。
 (例えば『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のよーなノリでいいのに。
  どーすれば強力な敵を倒せる? みたいな。)

 ぶっちゃけ、『キサラギ』。
 先生「オレの妄想を砕いてみろよ」
 生徒「(知らんがな…) (早く帰りたい…)」
 みたいな。


世界の終り [DVD]

エイドリアン・グレニアー,ケリー・ビシェ,キッド・カディ,マッケンナ・グレイス,カロリン・ダヴァーナス/アメイジングD.C.

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 世界の、とゆーかアメリカの終わり。
 (情報が遮断される状況なので、よく判りません。)

 原因不明の全土ライフライン停止によってパニックとなるアメリカ。
 しかし、
 こんな事もあろーかと食料、飲料水、太陽発電に医薬品まで用意しておいたぜ!
 インテリのエコライフ大勝利なお家に、仲間たちが避難してきます。
 最初は旧友との再会に盛り上がりますが、
 そこは個性ばかりが強いインテリ共、過去の因縁も蒸し返して喧々囂々のトラブルが起きたり、
 (お約束の)無法者が現れたりと、
 パニック映画みたいな事態となります。(映画だけど。)

 コミューンが生まれ、拡大し、分裂、対立を経て、和解する。
 ワシントンの演説が披露されるのも含めて、「アメリカ」を象徴している気がしました。
 土地の所有権の話はモロだし、
 銃が象徴する呪いのよーな責任も、近年アメリカが抱えてる問題そのものだ。
 と、
 正解は兎も角、一々アイツは何で、コレはアレで、と考えながら当てはめてみるのも面白い。

 パニック映画として派手さはないが、
 妙なリアリティを感じさせてくれる映画でした。


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by y.k-ybf | 2016-11-28 21:10 | 映画 | Comments(0)

コメディ映画がごろっと、六本。


ギャラクシー★クエスト [DVD]

ティム・アレン,シガニー・ウィーバー/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 日本では00年に公開された、SFコメディ。
 「スタートレック」をモデルにした架空のSFドラマシリーズのキャストらが、
 本物の宇宙船スタッフだと勘違いされ、宇宙人の助っ人となるお話。

 いつものコトだが、こーやって雑な粗筋にすると、まったく面白さが伝わらないな!

 宇宙人の勘違いモノ(スペース勘違い)は、既に定番化しております。
 最近だと『ピクセル』も勘違いモノでした。
 データベースにしたら結構な量になるとおもふので、誰か作ってください。

 ストーリーは至ってシンプルで、「健全」。
 くだらないSFドラマだとおもっていたものが、絆となり、危機から救われる。
 「一部のマニア」にとっては、まさに願望のよーなストーリーで。
 とても楽しめました…し。
 何か夢中になれるとゆーコトは、
 それほど…害悪ではないのだから、あんまり気持ち悪るがらないでおくれ。女の子も男の子も。


 「シガニー・ウィーバー」とゆー女優が出ており、
 ああ似てる名前のヒトがいるんだなぁ、とおもって調べてみたら、
 本物のシガニー・ウィーバーでした。

 ちょっと何云ってるか判らないとおもふが、ホントに気付かなかったんだわ。。。


 クズみたいなアホが、友達の真意を探る為、「死んでみた」。
 当然ながら、コメディ。

 この「嘘の死」がストーリーのメインになるかとおもえば、結構台無しで。
 脇へ脇へと話は逸れてゆく。
 自分の葬式を遠くから眺めて、ショック、とか、やらないの。
 衝動的なバカだから。
 本当の友達とわ? がテーマなのだから、
 否定的なシーンが必要な気もするが、そこもロクに掘り下げないし。
 バカだから。

 とゆー、
 兎に角、主人公のバカっぷりが度を超してて、
 不愉快におもえてくるのは、成功なのか失敗なのか。
 正直、もうちょい焦点を絞ってほしかった。

 facebookとゆーか、リアルな友人関係の話、だからな…。


○『ゲットハード』

 ソフト、見付からず。

 ウィル・フェレル主演の、ハードなコメディ。

 白人の金持ち男が刑務所へ入ることとなり、
 身を守るため、黒人に刑務所でのサバイヴ術を学び始める、
 とゆー、
 ウィル・フェレルが大好きなカルチャーギャップコメディ。
 下ネタも全開で、
 要するに、いつものウィル・フェレル。
 パートナーもケヴィン・ハートとゆー安定感。

 ナイフを隠す件とか、まあ、くだらない。

 只、
 ストーリーの展開が緩慢とゆーか、フリが長い。
 (そこに気付くシーンは最高なのだが。)

 結局そーゆー話になるんか! と。



 彼氏とのSEXが食うより寝るより大好きなキャメロン・ディアスが、
 結婚、出産、子育てを経ての欲求不満を爆発させて、
 オリジナルのポルノムービーを撮影したら興奮すんじゃね? と、全体位フルコンプにチャレンジ!
 一晩掛けたポルノ撮影に満足すると、ムービーデータの削除を旦那に任せて、爆睡。
 次の朝、
 (性的な意味で)フルチャージしたキャメロンは、
 イキイキと日々の生活に戻るのだが、データの削除を旦那がうっかり忘れて…。

 と、
 ここぞとばかりに「性的な」とゆー言葉を使いまくってみましたが、
 要するに、
 間違えて友人知人に配ってしまった自作エロムービーを必死に回収する、お話。

 どーやってそんな間違いを?
 とゆーのは、観てのお楽しみ。
 クラウドとか同期とかって、
 わざと分かり難くしてるよーにしかおもえません。機械文明の叛乱です。

 当然コメディでありますが、
 エロネタ満載のわりにキレがないとゆーか、コレこそマミーポルノじゃないのかな?
 『メリーに首ったけ』でキャメロン・ディアスにトキメいた世代としては、
 なかなか複雑な気分を味わえた一作でありました。

 キャメロン、ステキですよ。性的な意味で。


名探偵登場 [DVD]

トルーマン・カポーティ,ピーター・フォーク,アレック・ギネス,デビッド・ニーブン/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 76年の、
 コメディ…とゆーか、探偵物のパロディ映画。

 謎の屋敷に招かれる、名探偵たち。
 密室での予告殺人が起きて…。

 と、粗筋を説明するのもバカバカしくなるよーなコメディで、
 新年隠し芸大会のドラマみたいな感じ。
 もーね、
 何もかも雑で、乱暴で、まったく理屈が判らず、笑うしかない。


 78年の『名探偵再登場』は続編ではなく、設定をハードボイルドに変えた別作品。
 「撃たれたことにも気付かない精密な早撃ち」の表現が、ヒドい。(※誉めてます。)

 どちらもピーター・フォークが主役級で出ております。

名探偵再登場 [DVD]

ピーター・フォーク,アン・マーグレット,アイリーン・ブレナン,シド・シーザー,ストッカード・チャニング/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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by y.k-ybf | 2016-11-28 20:44 | 映画 | Comments(0)

『死霊高校』へ推薦入学。ホラー映画、六作。


死霊高校 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

リース・ミシュラー,ファイファー・ブラウン,ライアン・シューズ,キャシディ・ギフォード/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 B級感しか感じない、このタイトル(邦題)だけど、
 中身は面白く、ちゃんと怖かった。
 後から「パラノーマル」や「インシディアス」のスタッフが製作したと知り、納得。
 よく出来てるわけだわ。

 事故により封印されていた演劇が復活する、ある高校の、ある一夜、
 密閉された劇場での、お話。

 POVホラーに最早目新しさはないが、
 学園カーストを下地にした、
 劇団部員を心底バカにしてる脳筋アメフト野郎のアホな行動力は、不快で愉快。
 ずっと撮影してるのな、アホだから。で、すべて納得&解決。

 比較に意味はないけど、
 「パラノーマル」はオカルトな方向へ深く潜り、
 「インシディアス」はエンタメ・ホラーへ舵を切ってる現在、新たなホラーシリーズの良い題材になるのではないかな。
 ラストは少々ぶん投げ過ぎな気もするが、続きは観たくなりました。

 暗闇は怖い。
 とゆー根元的な怖ろしさがミソで、効果的。


 スピンオフも入れると七作目でございます。
 その割に好意的な評判はあまり聞かず、人気があるのかどーかよく判らないシリーズですが、
 わたくしは好きだぜ、「パラ(略)」。
 正直、間隔が空いて観てるから忘れた部分も多々あるけどな!

 映画秘宝によれば、
 時系列で並べると、3→2→1→TOKYO NIGHT→4→呪いの印→5、の順になるよーで、
 まあ、ややこしい。
 しかも時系列通りに観ると確実に混乱するしね。

 さて、「5」。
 「おや、こんなトコロに(プロ仕様にカスタムされた)ビデオカメラと、
  ダンボール一杯のテープが、いつの間に」って、
 呑気か。
 呑気なのか。

 大量のビデオテープには過去作で撮影された名場面がバッチリ録画されており、
 登場人物にも観客にも大変親切な作りになっております。
 流石、歴史ある信頼と実績のカルト集団。抜け目がありません。

 また今回はお化け…じゃなくて悪魔もやる気満々で、
 あの手この手と、分かり易く大暴れ。
 「天使の置物をツリーに飾るよ。飾ったからね。
  コレが落ちたらビックリするし不吉におもうだろーけど、ツリーに飾るよ。いちばん上に」みたいなフリにも、
 ちゃんと応えてくれるナイスガイ(悪魔)。
 何より特製のカメラまであるので、
 映ってる!?
 見えてる!?
 と、フレッシュなビジュアルまで披露してくれます。

 もーね、
 ストーリー展開もかなりの山場を迎えて、
 POVっつーか、フツーのホラー映画なんじゃねーか?
 と思いながら観ておりました。

 さて次作は、
 遂に街中へ飛び出るんじゃないかと、期待しております。

 頑張れ、カルト集団!


劇場霊 プレミアム・エディション(2枚組) [DVD]

島崎遥香,足立梨花,高田里穂,町田啓太,小市慢太郎/Happinet(SB)(D)

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 ヒドい。
 冒頭からもうヒドくて、コレが二時間近く続くのか…と絶望的な気分になるも、
 所謂「劇中劇」だと判り、一安心。

 『劇場霊』とゆータイトルで、監督が中田秀夫ときたならば、
 ホラー好きは何かを期待するとゆーもの。
 主演の島崎遥香は、新たなホラー・クイーンとなるのか!

 結果は、すんげー期待ハズレ。
 ローティーン向けの「はじめてのホラァー」みたいな作品なので、期待を込めて観るべきではなかった。
 島崎遥香の、
 整形みたいなでっかい目玉がホラーと云えばホラーなんだけど、
 魅力的かと云えば魅力的、ではない。
 主演スターの輝きも、
 申し訳ないけど、脇の子らの方がイキイキと輝いて見えた。
 むしろ逆に「主演女優を夢見る田舎娘」的な役柄ならばバッチリなのだが、
 それはソレで、峯岸みなみの方が上手くハマりそーだけどな。

 とゆー、
 気がつけばネガティブな感想ばかりになってしまいましたが、
 こーゆータイプのホラーなんだと判れば、腹も立ちませんよ。

 小中学生の女子にオススメです。


ゾンビ・ガール [DVD]

アントン・イェルチン,アシュリー・グリーン,アレクサンドラ・ダダリオ/松竹

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 アントン・イェルチェンがこんな映画の主演に!?
 と、少し驚いたけど、
 監督がジョー・ダンテと知って更に驚いた。
 こーゆーの撮るんだねえ、ジョー・ダンテ。。。

 ホラー・コメディで、
 随所にマニアックなネタを仕込んだり、
 風刺ネタでチクリとやるあたりに手慣れたベテラン感はあるものの、シナリオの底の浅さがいちばんゾッとさせられた。

 ホラー系アイスクリーム屋とゆーニッチな店を開いてる新しい彼女は、
 『カリフォルニア・ダウン』のあの娘なので、男子は刮目すべし。


 あのお婆ちゃん霊能者を主人公とした、エピソード・ゼロ的なお話。
 おしまい。

 と、云いたくなるほど特徴もないシリーズ作で、
 好きなら観ておきな以外、付け加えるのが難しい。

 お婆ちゃんが「外」へでる理由と、
 二人と仲間になる理由が、もうちょい巧く結べたらよかったのだが。。。


 モノクロ時代の作品なので、ストーリーの骨格以外はほぼ別物でしょう。知らんけど。

 遺産で譲り受けた巨大な屋敷は、お化け屋敷でした。
 とゆーのが元々のストーリーですが、
 現代版へのアレンジがかなり大胆で、
 壁全面が透明な、
 生活感ゼロの、カラクリ仕掛けの屋敷に変貌しておりました。

 この仕掛けとゆーのは、ゴーストを封じておく為の機能的な意味があるので、
 気狂いビフォーアフターとゆーより、『ヘル・レイザー』のパズルボックス的な印象を受けます。
 またゴーストの面々も個性的な方ばかりで、インパクトが強烈。
 正直、ストーリーを見失いそーになる。

 01年公開作のわりに、
 80年代テイストのキャラと演出がイキイキしてるのも不思議な魅力で、
 なんかいろいろ惜しい一作だなと、おもいました。

 ホラーガジェット好きには、たまらないかも。


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by y.k-ybf | 2016-11-27 23:18 | 映画 | Comments(0)

大作は続く。続編映画。四本。


ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション ブルーレイ プレミアム・エディション(初回生産限定) [Blu-ray]

ジェニファー・ローレンス,ジョシュ・ハッチャーソン,リアム・ヘムズワース,ウディ・ハレルソン,ジュリアン・ムーア/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 本当に、申し訳ないけども、
 何が面白いのかまったく判らないストーリーに、なってない?
 面白い?
 いいの、コレで?
 何か救われたのか、この物語わ。

 主人公のジェニファー・ローレンスが、
 常に誰かの何かの傀儡だったとゆー点は、作品としてかなりユニークな特徴ではあるけども、
 カタルシスがあまりに足りなかったのではないか。エンタメ的に。
 「エンタメ」も含めた上での反発だよ、とゆーのなら、もちっと短くまとめてくださいな。
 こんなにだらだらとやる話じゃないよ。

 プライベートでもいろいろありましたが、
 ジェニファー・ローレンスの個性が次第に薄れてゆくのも気になりました。
 後半の、
 ある人物に弓を射るシーンも、
 そこでこそ、自分の言葉を発しないといけなかったんじゃないかなー。
 結末についてもイノセントの消滅による失望と孤独を暗示している、とか、
 強引に深読みでもしたくなるほど、じつにスッキリしない気持ちが残りました。

 つーか、
 またハンガー・ゲーム始めるよな、この世界。


モンスターズ/新種襲来 ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/特製ブックレット付) [Blu-ray]

ジョニー・ハリス,ソフィア・デブラ,サム・キーリー,カイル・ソーラー,ジョー・デンプシー/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 『モンスターズ/地球外生命体』の続編。
 監督は前作のギャレス・エドワードから、新人のトム・グリーンへバトンタッチ。
 続編と云ってもストーリー的な繋がりはなく、共通する世界設定内の別のお話。とゆー感じ。

 モンスターが各地へ繁殖する世界。
 海兵隊の新兵となった主人公は、海外派遣の任務につくのだが…。
 とゆーストーリーで、
 戦場へ向かう新兵の物語として、とてもよく出来ている。
 幼馴染みや悪友たちは貧困で街を出ることも叶わず、ギャングか入隊への道しか残されていなかった。
 初めて見る街の外の景色は、異国の砂漠。
 唐突に始まった戦闘は、容赦なく新兵たちを追い込んでゆく。
 その傍らには、
 既に地球に適応した巨大なモンスターが存在し、砂漠を駆け抜け、山を跨ぎ、人類に目もくれず圧倒する。
 この、
 「モンスターがいる世界」の描写がまた秀逸で、
 遂にこんな映像がムリなく作られる日が来たかと、感心させられた。

 が!!
 そんな魅力的な「新兵の物語」と「モンスターがいる世界」が、融合することはなかった。
 ストーリー上は交わっても、
 頑なに平行線を崩さず、ラストを迎えた。

 例えるなら、カレー焼きそばみたいなもんで。
 うん、
 カレーも焼きそばも美味しいけど、それは焼きそばにカレーをかけただけだよね?
 とゆー、
 食べるとガッカリする感じの、映画になってしまいました。

 難しいな。



 正直、前回の感想とあまり変化もなく、同じよーな感触を味わった。
 空洞の物語を観ているよーな気分。
 感情や行動全てに(仮)が付いてるよーな、不安定な脆さを拭えない。

 コイツら、何で殺し合ってんだっけ?
 とゆー基本的な疑問すら頭に浮かぶ。

 例えば最重要な、あのボックス。
 追う側も追われる側もよく判ってないってのは、
 キーアイテム(マクガフィン)としてあまりに弱いし、ストーリーとの絡みも甘く、ちょっと雑。
 巨大な謎の存在は伝わってくるけど、その片鱗が見えてくるまで、長い長い。
 シリーズ化を前提とした構成ならば、
 プラスに効果してない時点で失敗なんじゃないかな、コレ?

 と。
 散々なコトばかり並べてしまいましたが、
 つくづく、わたくしの趣向とは合わないんだろな、このジャンルと。
 若者がウジウジと悩み苦しみ、
 やがて救世主となり世界の中心に立つ姿を、皆、そんなに観たがってるのかな?

 クリス・パイン系の無精髭な優男は、もう見飽きたよ。


 あるんだよな?
 とゆー、雑で平凡な予想と期待。

 「何も考えてなかったんかい、ワレ!」と、
 大切な記憶が戻ったのか戻ってないのかハッキリしないままに走り出して仲間を危険な目にさらす主人公の、
 主人公補正がえげつない様を眺めるアクション映画。

 前作も巨大迷路がロクに活かされないのが不満でしたが、
 今作では舞台が砂漠となり、更にあんなアレが出てきたりと、
 なんか「ダイバージェント」みたい、、、と、不安な気持ちにさせられる。

 助かったとおもたら意外な仲間に裏切られて、とか、
 ストーリー展開も何故か深夜アニメっぽく、
 テンションの上がりドコロが見付からないまま、本編終了。

 コレが米産ラノベのクオリティか! と憤慨しつつ、
 次作はきっと、、、と、お願いしますよ。


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by y.k-ybf | 2016-11-27 22:44 | 映画 | Comments(0)

ノーベル賞制定記念 まんが・まつり! 五本。


【Amazon.co.jp・公式ショップ限定】百日紅~Miss HOKUSAI~ (特装限定版) (原 恵一 絵コンテ集付き) [Blu-ray]

杏,松重豊,濱田 岳,高良健吾,美保純/バンダイビジュアル

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 コミックを原作とする、原恵一監督のアニメーション。

 江戸末期、
 葛飾北歳の娘、お栄が主人公。
 江戸の日常とゆーか、風俗を細かく描写するドラマで。
 庶民の息遣いが感じられるよーな作品に仕上がっている。
 スズメの逃がし屋とか、面白い商売だ。

 貧富だけではなく、身分の違いが生活水準に大きな影響を与えているのだろーが、
 そこも踏まえて、江戸の人々の自由な振る舞いが羨ましくもおもえた。
 (快適かはさておき。)

 「絵」が如何に重要で生活に根付いたものなのか。
 豊かではない暮らしを、
 たった一枚の紙で変えられるコトを、日本人は知っているのだろう。

 日本人の漫画好きな本流を見たよーな気もしたよ。


劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス 豪華版[初回限定生産] [DVD]

ムーミン:高山みなみ,フローレン:かないみか/バップ

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 「ムーミン」と云えば、
 「日本のムーミンはケンカばっかりするのね」(原作者・談)でお馴染みの、
 東京ムービー版を見慣れて育ったわたくし。(そしたら、後期は虫プロが担当してたのね。)
 本作はフィンランドで作られた、トーべ・ヤンソン生誕100周年記念で製作されたアニメ映画。
 なので、
 だいぶ違う。だいぶ違う!
 二度云いました。
 とは云え、わたくしも記憶が定かではないので、
 何が違うとか、気になるコトもなかったのですが。

 ミィとミムラが初めてムーミン谷へ訪れるトコロから始まったのは、ちょっと意外。
 そこからやるんだ、と。
 基本、ムーミンのパパがいちばんの問題児で、
 ムーミンのママがその問題を延焼させる役割なのも、印象が違った。
 いちばんまともだったのは、ムーミンでした。

 ストーリーに関しては、まあ、さておき。
 絵柄が原作に…近‥‥‥くもないよーな気もするが、
 絵本みたいなアニメになっていて、お国柄の特徴を楽しめる映画でしたよ。


 何故かバカルディが声を当てており、コレも意外と悪くなかった。


アノマリサ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

デヴィッド・シューリス,ジェニファー・ジェイソン・リー,トム・ヌーナン/パラマウント

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 チャーリー・カウフマン監督による、ストップモーション・アニメ。
 一応、ストーリーの説明には「中年の危機」を表現とあるんだけど、
 中年に限らない話だとおもふけどな。
 ある種の精神疾患とまでは云わないけれど。

 他人の声が男女問わず全て同じ声に聞こえるよーになってしまった中年男性が、
 講演先で泊まったホテルで一人の女性と出会う。
 彼女だけは「声」を失っていなかった。。。

 とゆー粗筋が意外とキレイにまとまったのだが、
 簡単に云うと、一夜だけの不倫の話。
 なのだが、
 単純であるが故に難解で。
 正直、わたくしも理解できてるのか判らない。
 判らないのでスルーする。(※駄洒落です。)

 人類の英知インターネットで調べてみても、皆が判らないことだけはよく判った。
 某ブログに、
 「あの女性は男の幻想で、じつはセックスもしておらず、ダッチワイフを相手にしていただけ」
 とゆー独自な解釈を見付け、なるへそと感心しつつ、
 さすがに無理があるかなともおもふ。

 この映画には、日本製のカラクリ人形みたいなダッチワイフが登場する。
 まるで「クーロンズ・ゲート」にでも出てきそーなデザインの芸者ロボで、しかもボロボロ。
 童謡の「桃太郎」を唄いながら、アレをナニしてくれる、らしい。
 つかね、
 問題はこの男の、排他的な自意識のよーなもの、ではないのかな。
 いくら珍しいからって、子供へのお土産にダッチワイフはダメだろ?
 勝手な理由で別れた元カノを呼び出すとか、
 要するに、そーゆーヒトで。
 結局世界を均一化させているのは、他者を興味の外へ切り捨てる自意識なんじゃないのかな、と。

 さておき。
 ストップモーション・アニメとしては、
 とんでもなく緻密でリアルなコトを、
 (リアル過ぎて無意味なコトまで)やっているのは、
 「誰かの」ではなく、
 「誰もの」物語にしたかったんじゃないのかな。とおもたよ。
 何故に急に「ちびまる子」? とおもふでしょーが、
 DVD化されていない幻の傑作との噂を耳にしたので、丁度WOWOWの放送もあり、観たのですよ。

 傑作かどーかはさておき、
 確かに、見事な音楽映画でした。
 (「ミュージカル」ではなく、音楽パートが挿入されるスタイルなので「音楽映画」。)

 まず選曲が「ナイアガラ」方面で、渋くてズルい。
 そこに湯浅政明のドラッギーなアニメーションがノるのだから、まあ詰まらないわけがない。
 全曲全アニメ、力の入れようが半端なく、
 コレは当時リアルタイムで観たならば、忘れられない作品になっただろーなと、容易に想像できる。
 こーゆー偏った作品こそ、情操教育には不可欠なのだよ!

 ドラマパートもしっかり泣けるドラマを抑えてて、手堅い作りになっております。

 DVD以降ソフト化されていないとゆーのは、勿体ない。
 フジはしょーもない新作を作るお金があるのなら、
 まずこーゆー優れたアーカイブを管理すべきだとおもいますよ。


 フランス産のCGとストップモーション・アニメを併せた、
 「星の王子さま」の後日談を、現代の女の子の視点から描く。

 まず問題なのは、わたくしが原作の絵本を読んでおらず、特に思い入れもない点なのだが、
 作中、
 何があったのか程度は説明してくれたので、助かりました。
 この絵本を動かしたよーなストップモーション・アニメのパートがまた素晴らしくてね、
 これだけで一本の作品に仕上げてほしかったぐらいだ。

 CGで描かれる現代と「その後」は、
 悪くはないんだけど…、悪くはないんだけど、とゆー感じ。
 完璧な人生設計に窮屈な女の子の心情も判るけど、
 システマチックな大人側の世界も、それなりに魅力的だったりするんだよね。
 つか、
 この「大人側」の描写がほぼ描かれないのは不満が残る。
 そこをやらないのなら、後日談の意味はないんじゃないかな…。
 皆、大人になるのだから。

 と、イイコト風なコトも云えたので、許します。
 飛行機の件とか。


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by y.k-ybf | 2016-11-27 22:17 | 映画 | Comments(0)

邦画、四本。


天空の蜂 豪華版(3枚組) [Blu-ray]

江口洋介/松竹

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 東野圭吾による原作は95年に発表され、この映画は15年に公開されました。
 原子力問題に真っ向から切り込んだ、よーに、みえるテーマは悪くないとおもいます。
 よーに、とゆーのは、
 それって原子力関係なくね? ともおもえたからですが、
 いちばんのしくじりはそこではなくて、
 物語の舞台を震災前のままにして、
 震災後の今、映画にしたコト。
 やはりそこでも問題点が的外れで、だからそーゆーことじゃねーって!
 とゆーストレスが、作品を素直に楽しませてくれない。

 震災後の現実を越えずに、何の意味があるのか。
 コレ、
 スカイツリーに爆弾落としますよって云ってるぐらいの、次元が違う類の話なのだな。

 ストーリーは、面白い。
 キャストも悪くなかったし、仲間由紀恵が意外にも良い味を出していた。
 しかしアクションがイマイチで、CG合成が甘く、シナリオが悪い。
 舞台劇調の会話で、セリフの説明までわざわざ喋らせる。
 「何々だから、お前は助けたんだな!」とか、
 「何々だから、悲しいんだ」とか。
 江口洋介はホントに喋り難そーでしたよ。

 クオリティ含めて、
 今コレやるぅ? って感じを味わった映画でした。


SHINYA TSUKAMOTO Blu-ray SOLID COLLECTION 「HAZE ヘイズ/電柱小僧の冒険」 ニューHDマスター

松竹

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 88年PFFアワードでグランプリを穫った、塚本晋也監督の短編。

 背中から電柱が生えた小僧がタイムマシーンでスリップして世界を救う、とゆー、
 荒唐無稽しかないストーリーと設定でありますが、
 当時のインディペンデンスの底無しなバイタリティを感じられる作品でありました。

 このね、
 ムリヤリねじ込んでくるアナーキーなアート感みたいのが、とても懐かしい。


【Amazon.co.jp限定】龍三と七人の子分たち (オリジナルTシャツ・“ジジイが乗ってます"ステッカー付き) [DVD]

藤竜也,近藤正臣,中尾彬,品川徹,樋浦勉/バンダイビジュアル

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 観る前にイメージしていたのは、
 隠居したヤクザが義賊的に現代の悪を叩くとゆー、チョイ悪な世直しコメディだったのですが、
 ぜんぜん違いましたね。
 むしろ年老いてブレーキがぶっ壊れたヤクザが好き勝手に暴れまくるナンセンスコメディで、
 ここまでやるのかと脱帽致しました。

 エピソードは殆どビートたけしのネタそのもので、
 映画とゆー形にすることで笑えたり笑えなかったりしましたが、
 新作漫談を観ているよーで、楽しめましたよ。
 『アウトレイジ』がいいフリにもなってるしね。

 正直、映画館で観たら長く感じたかもしれませんが、
 だいぶ間を詰めてるそーなので、テンポは悪くない。
 ま、そのせいでカットが飛んでたり、ぎこちなさが残ったりもするんだけど。

 セスナ機のアレも、たけしっぽいなと、おもたよ。

 安田顕が、良い。
 敵側のボス役だけど、やはり喜劇ができる役者さんは巧い。



 雑誌「BOMB!」の投稿コーナーが原作とゆー、今となってはその経緯が謎でしかない。

 そもそも「BOMB!」とゆー雑誌は青年誌とエロ本の中間みたいな雑誌で、
 今でゆーと「BUBUKA」に近いのかな?
 わたくしも世代がちょっと違うので実感はないのだが、人気があったとゆーか注目されていたのだろう。
 時期的には洋画のエロコメが大量に作られた頃なので、
 その勢いに便乗して作ったれやーって感じだったのかも。

 と、
 そこまでは推測できるとしても、何故に菊池桃子がヒロインなのか。ヒロインをやらせたのか。
 当時はキワドイ仕事もしておったけど、
 肥溜をぶっかけ合う映画だからなぁ…。。。
 事務所の意向なのだろーか。

 さて、中身の方ですが。
 さすがに時代の変化もあって、そこまでエロさを感じない。
 むしろ荒々しいケンカ路線が残っており、乱闘シーンとか、かなり大掛かりにやっております。
 特撮ヒーローかってぐらいに。
 学生同士の喧嘩がUFOに仲裁されるとゆー展開は、逆に新鮮。

 山本陽一演じる主人公は、
 失恋と、友人との疎遠を同時に味わう、苦く切ない青春映画でもあります。
 中学生にビール呑ませたり、
 クロロホルムで美人教師にイタズラを企む話がオチだったりと、
 時代の大らかさも感じました。

 で。
 菊池桃子より山本陽一の方がカワイいよな、コレ。


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by y.k-ybf | 2016-11-27 11:40 | 映画 | Comments(0)

ボンクラな映画、四本。 ※「バイオハザード」にまったく罪はありません。


ジュラシック・ブリーダー [DVD]

ヤナ・メイション,ロレンツォ・ラマス,デクラン・ジョイス,アレクサンドラ・ハレム,アル・バーク/アメイジングD.C.

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 Z級の、ボンクラ映画。
 開始3分も経たずにダメな映画だと気付いたけども、
 ついついタンクトップの巨乳女性に誘われて、最後まで観てしまいました。策士の罠か。

 恐竜を開発、飼育している牧場がありまして。
 そこから恐竜が逃げて、さあ大変、とゆースペクタルなお話。

 死にかけ博士。
 スキー狂いの大学生。
 何故か血がベットリ付いてる食堂のスケベ店主。
 オカマの黒人ソウル歌手。
 屁ほど役に立たない謎の捜査官。。。等々。
 変人ばかりでまともなニンゲンが一人も出てこない!
 自分勝手に支離滅裂な言葉を吐いて、まるで会話が噛み合わない!
 継ぎ接ぎの悪さを隠す気もなく場面は変わり、脈略なく展開するストーリー。
 世の中、
 こんなモノを作ってお金を稼ぐヒトがいるんだなあと、エンタメの神秘に驚かされる。

 ラストは、
 巨乳女性は夢を叶えて歌手になりました。


グリード FROM THE DEEP [DVD]

シア・ジートン,ジャン・ズーリン,エリック・ワン,ディン・チュンチェン,シュー・ホアンシャン/アメイジングD.C.

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 14年公開の中国産映画で、原題は『食人虫』。
 モンスター(昆虫)パニック系の、(中国では初の)3D映画だそーです。知らんけど。

 白いダンゴムシみたいな虫が大繁殖して、
 『ワールド・ウォー・Z』のよーに波打ちながらヒトを襲い、食べるのです。
 その描写がかなりえげつなく、過激でグロくて気持ち悪い。
 しかし合成の剥き出し感はあらゆる場面で露呈しており、
 カットの切り返しがズレていたり、突然ヒトが現れたり、合成以前にそもそも作りが雑の極み。

 観飽きた「バイオハザード」のムービーでも眺めるよーな冷めた気分でラストまでたどり着くと、
 「食人虫が全滅した原因」を、まさかの文字で説明される。
 そ・れ・を・映画にしろ

 エンドロールが流れて、
 やっと終わった、解放されると喜びも束の間、映画のメイキングが流れ始めた。
 そしたらまさか(二度目)のコメント付き。
 「CGIを多用した初の3D作品で…」やら、
 「(合成前の)何もない現場で演技するのは大変で…」やら、
 「自信の大作で、楽しめる映画に…」やら、
 云わなくてもいい自画自賛&苦労話のオンパレード。
 そのクソみたいな出来の映画を観た後なのに!

 エンタメの常識が覆されるトリップ感、つーかトリップ感しかない映画でした。
 ここまでやられると、
 確かに、3Dでちょっと観たくなりました。
 あの「バイオハザード」は1ミリも関係無く、ヤバいウィルスがハザードして大変、とゆーお話。

 コレが、
 久しぶり…でもないが、クソ面白くなくて、0点
 マイナスな部分も楽しめない、0点の映画でした。

 本編が70分チョイしかないので、ほぼテレビ映画みたいなモノだとおもいますが、
 そんな短いくせに無駄なシーンがやたら多く、スッカスカなストーリー。
 ギュッと縮めれば30分で収まるとゆーか、元々30分の話を広げただけのよーな気もする。
 短いからとナメて観ておりましたが、
 あまりにツマラナく何度も寝落ちした結果、
 エンディングに辿り着くまで3日掛かるとゆー失態に、少し反省しております。

 以前にも触れたが、このレベルの作品を必要とするプロセスとは、
 如何様なものであろうか。

 気になる気になる。


ファンハウス [DVD]

ロバート・イングランド,スコッティ・トンプソン,クリント・ハワード/ポニーキャニオン

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 サイコパスな犯罪者たちが病院を抜け出して、自分らをモチーフにした「お化け屋敷」を完全占拠。
 真の恐怖体験が、ハロウィンに浮かれたバカ共を襲う!

 とゆー、
 なかなか中身のないビックリドッキリ映画で、後味スッキリ。
 何度も繰り返し云っておりますが、ホラーって作れないヒトには絶対に作れないジャンルなの。
 恐怖や痛みを理解してないと。
 それがバカでも判るとゆー意味では、貴重な題材とも云えますね。
 ロバート・イングランドが出演してるとか、ホンマどーでもええ。

 しかし本家より余程「スーサイド・スクワッド」っぽい設定なのは、狙いなのか偶然なのか。。。

 首謀者でラスボスっぽいっヤツが、
 記憶に残らないほどあっさり退場するとか。何がなにやら・・・。


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by y.k-ybf | 2016-11-27 11:17 | 映画 | Comments(0)

リーアム・ニーソンの映画、二本。


ラン・オールナイト ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

リーアム・ニーソン,ジョエル・キナマン,エド・ハリス,コモン,ビンセント・ドノフリオ/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 ジャウム・コレット=セラ監督の、アクション・ノワール、かな。
 リーアム・ニーソンとは『フライト・ゲーム』、『アンノウン』で組んでおります。
 確かに良作ばかりなので、馬が合うのでしょう。

 息子家族を守るため、マフィアからも警察からも追われ、夜のNYを駆けずり回る元殺し屋。
 追う側にも、追われる側にも、
 過去の清算とゆー裏テーマがあるよーに感じられました。
 残された負債、罪である、と。

 その事件が息子同士のトラブルから始まるとゆーのも、因果のよーでおもしろい。


誘拐の掟 [DVD]

リーアム・ニーソン,ダン・スティーヴンス,デヴィッド・ハーパー,ボイド・ホルブルック,ブライアン"アストロ"ブラッドリー/ポニーキャニオン

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 そしたら、原題は全然違くて、『A Walk Among the Tombstones』。
 「墓石の間をすり抜けて」、みたいな意味かな?
 原作はハードボイルドな探偵モノのシリーズのよーです。

 無免許の探偵が、
 街の「表にできない仕事」を請け負うとゆー設定もハードだが、描写もなかなかエグい。
 一方、黒人少年との交流はほっこりする部分で、巧いバランスになっている。
 推理とゆーより、誘拐犯との交渉がメインのストーリー。

 インパクトはあるけど個性は薄い事件に物足りなさを感じるが、
 リーアム・ニーソンの探偵キャラはハマり役でいいとおもふ。


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by y.k-ybf | 2016-11-27 10:51 | 映画 | Comments(0)

『pk』


PK BOLLYWOOD DVDS

ANUSHKA SHARMA AAMIR KHAN/BIG

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 噂は予々耳にしてきたが、
 考えてみたら、インド映画は初めて観るかもしれん。
 うっかり。

 本作は『きっと、うまくいく』の監督と主演による、コメディ。
 一応、SFなのかな?
 地球に訪れた異星人が宇宙船を呼ぶためのリモコンを盗まれてしまい、帰るために四苦八苦するお話。

 インド映画への偏見があって、
 突然歌って踊って歌って踊っての繰り返しなのか、と思っておりましたが、
 まあ、その通りなんだけど、
 もっと民族文化ゴリ押しでくるのか、と思えば、
 まあ、その通りなんだけど、
 しっかり現代劇にはなっているんだな、とゆー安堵感はあった。
 つかね、
 どっちが先か判らないけど、すっごい韓国映画と似ている。
 それがデフォルメ感なのか、作劇の問題なのかは、さておき。
 意外な共通点だったけど、おかげで飲み込み易かった。

 エロスの要素もしっかり含んでおりまして。
 主演男優のアーミル・カーンはムキムキの肉体を惜しみなく披露してくれますし。
 同じく女優のアヌシュカ・シャルマは、キュートであると同時に健康的なエロス満載で、
 インド映画ってこんなに胸チラするのか!
 と、友人にメールで知らせたくなるほど衝撃でした。

 とゆー辺りは前菜みたいなもんで、
 本当に感心させられたのは、ストーリー。
 宗教問題へかなり踏み込んでおり、
 全ての宗教を引きずりだして、
 「神様ってドコにいるのよ?」と、ド直球にやらかした。
 その徹底ぶりが痛快で、また否定してるわけでもないのが、素晴らしい。
 コレ、
 詳しくないわたくしでも、
 インドで作るには難しいだろなーと、容易に想像できる。
 (劇中、その現実的厳しさも、ちゃんと描写している。)
 宇宙人の主人公を、
 所謂「裸の王様」にすることで成立させているのが、巧い。
 恋愛パートも含めて、きっちり大人の寓話にしている。

 その反面、
 宇宙人の設定が蔑ろで、宇宙船の描写も雑。
 そのリアクションは特にしないんだ?
 とゆー割り切り方は、最早潔いレベルなので気にもならないが。


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by y.k-ybf | 2016-11-19 09:34 | 映画 | Comments(0)

『この世界の片隅に』


 幻想的なタッチだからこそ、リアルが鈍く、冷たく伝わってくる。
 泣き叫び頭を下げれば、耳障りの良い言葉で相手も応え、許されるのか。
 そんなものは「ドラマ」の話で、ヒトはなかなか謝れないし、許せない。
 義理の姉けいこが、すずにつらく当たるのも、憎しみをむけるのも、それが人間の姿だからだ。
 ひっそりと、独りで泣くことしかできない。
 悲しくて泣き叫ぶヒトも、戦争反対などと口にするヒトもいない。
 判っていても、そんなことをするヒトなどいなかったのだ。
 のほほんと暮らす、すずの世界は、
 劇中の言葉を借りるなら、変わらない世界。
 見知らぬ土地へ嫁に来ても、食料が足りなくても、砲弾の破片が降り注いでも揺るがない、のほほんと暮らす世界。
 それが如何に、あの時代に、大切だったのか。
 こーゆー言い回しは好ましくなく抵抗もあるけども、
 戦争だか何だかでめちゃくちゃにされながらも強かに生きてゆく人々の姿(主に、女性たち)が、胸をうつ。
 玉音放送が伝える、終戦。
 「やっと戦争が終わったぁ」と、安堵するかとおもえば、すずは怒りに震えていた。
 「まだ生きている者はいる。負けてない。負けてないのに、負けろと言うのか」
 町を壊され、生活を焼かれ、愛するものを奪われて、
 負けろと云われて流した涙は、哀しみではなく虚しさだと思った。
 抗い続けても呑み込まれてしまう、深い虚しさに触れたよーな気がした。

 最期のエピソードは、いつもなら蛇足のよーに感じたかもしれないけど、
 コレは、心が救われたよーな気がしましたよ。

 真っ暗な町に、再び電気が灯る。
 世界の片隅に。


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by y.k-ybf | 2016-11-18 11:09 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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