カテゴリ:映画( 763 )

『バイオハザード II アポカリプス』と、『カンフーハッスル』


 映画の『バイオハザード II アポカリプス』が、前作同様、思いの外おもしろかった。
 思いの外の、「思い」がどの程度だったかは、秘密だが。

 発売当時、
 「娼婦みたいな」と揶揄されたゲーム『バイオハザード3』の姿まんまで、
 ジルが出てきて、一笑。
 追跡者?
 ネメシス?
 これもまんま、着ぐるみみたいで、一笑できた。

 ゲームの設定、世界観をとてもうまく消化されている。
 良い映画ではないが、愉しい映画だった。


 他に、『カンフーハッスル』もやっと観た。
 盛り上がりがイマイチ低かったのと、
 終わりがあっさりしているところに不満は残るが、
 とても才気溢れた、素晴らしいエンターテイメント映画でありました。
 CGの使い方が絶妙なのは前作『少林サッカー』で実証済みであるが、
 伝統ある古典の演劇や演武、映画、コミック、カルチャーら、
 古今東西に渡って貪欲に吸収し、
 土壌とすると同時にかるいネタ回しにまで使い、
 オマージュを越えたオリジナルになっている。
 見事なものだと、つくづくおもう。
 チャウ・シンチーの懐の広さと、バランス感覚は。


 わたくしは『マトリックス』シリーズが大嫌いなのだが。
 まず、アクションがすべてウソだとゆーこと。
 映画にウソもへったくれもないのだが、
 カンフー映画やワイヤーアクションなどを参考にして、
 本場のヒトらの指導も受けてるらしいが、
 ブルース・リーやジャッキー・チェン、
 あるいはプロレスを観て育っておる人間には、迫力のない粗末なダンスにしか見えない。
 二つめの理由は、難解であること。
 難解な話を、難解なままに描いているのか。
 簡単な話を、難解にみせているのか。
 どちらでもええんだが、
 とにかく、何かを誤魔化そうと、煙に巻こうとしているようにおもえちゃうところ。
 解らないってほどではないけど、
 ストーリーの流れ的にはマイナス要素であって、
 それが三つ目の理由で、全体的に映画がダルい。
 これは演出と編集のレベルが低いからなのだろう。
 一つ一つはセンスによって悪くないシーンになっているけれど、映画としては下だ。
 世界観とかは評価に値するけども。

 で、
 何が言いたいのかとゆーと。
 そんな真逆の高みに、『カンフーハッスル』があんだよ。と。

 そんなところでございます。



バイオハザード II アポカリプス デラックス・コレクターズ・エディション
/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ISBN : B000BVVFOS



カンフーハッスル コレクターズ・エディション
/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ISBN : B0001M3XGK
[PR]
by y.k-ybf | 2006-06-22 11:04 | 映画 | Comments(0)

『スーパーサイズ・ミー』


 スーパーサイズ・ミー
/ レントラックジャパン
ISBN : B00067HDY8




 今更ですが、やっと観た。

 一ヶ月間、マクドナルドだけ食べ続けると、どーなるか。
 そんなアホらしい実験ドキュメンタリー。

 じつは映画を観る前に、
 某サイトで、
 この映画を元ネタに、日本で同じことをやっとる方の記事を読んでしまったわけで。
 かなり有名なサイトなので、
 検索すればすぐに見付かるとおもうので、良かったら探してみてください。
 なかなかおもしろく、興味深いことになってます。

 んで。
 それをふまえた上での感想なんですが。
 監督、主演及び被験者のモーガン・スーパーロックさんは、たんに食べ過ぎです。
 それは某サイトでも立証されておりますが、
 食べれば太るし、
 食べ過ぎれば気分も悪くなるし、体を壊すこともあるでしょう。
 それがどんなに美味しいものでも。どんなに体に良いものでも。
 月並みな感想で申し訳ないが。

 だって、無理矢理食べて、吐き出してるんだもの。

 だから実験とゆーか、チャレンジ物ですね。
 電波少年みたいなもんですわ。どっちが悪いとかゆー意味ではなくて。

 カンタンに比べられる人って、マイケル・ムーアぐらいしか知しらんのだけど。
 彼と比べると、
 スーパーロックさんには、シニカルもユーモアも欠けたラディカルだけしかありません。
 結局、でっかい会社とかにも接触できなかったから、
 過激でもないかも。
 んな、
 気がします。
 精々、スーパーサイズって、いるの? 
 お腹空いてたら二つ食えばいいんじゃね? ぐらいの問題提議で終わってます。
 もう一つか二つぐらい跳んで、
 何故食べるのか。食べ過ぎのか。
 そのへんまで行けたらおもしろかったんですが。
 でもこれはこれで。

 スーパーロックさんの、ベジタリアンな彼女がいい感じだったし。

 こんだけ体に悪いって言われるのに、
 鑑賞後はビックマックが食べたくなる不思議な映画でした。



 あとね。
 前からおもってたんだけど、マクドナルドってじつは、高いんだよ。
[PR]
by y.k-ybf | 2006-06-10 11:57 | 映画 | Comments(1)

『機動戦士ZガンダムⅢ-星の鼓動は愛-』


機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-
/ バンダイビジュアル
ISBN : B000ELGLD0



 Ⅰ、ⅡとやっておきながらⅢだけ飛ばすのも気持ちが悪いので、
 三部作の完結編、『機動戦士ZガンダムⅢ-星の鼓動は愛-』について。

 だいぶ時間が空いてしまいましたが、しっかり観てきましたよ。

 で、なのだが。
 なんでこんな時間が空いたかとゆーと、何を書けばいいのかまとまらなかったからで。
 おもしろかったんだけども、
 そーゆーことではなく、何か、が、足りないとゆーか、気付かなかったとゆーか。
 鑑賞後に雑誌等で読んだインタビューのほうが興味深かったし、
 的を射ておるので、そっちを参考にいたしました。

 まず、
 「全体的に三部作ではなく、二部作になってしまった。」とゆー、話し。
 つまり、ⅡとⅢが前後編の関係になってしまったことを指しておりまして、
 その通りやと、納得してしまいました。
 Ⅱが中途半端だったのは、すべてがⅢへの前フリだからであって、
 ただ、連作としての依存が強すぎて、独立作品としての魅力に問題が生じてしまったのだ。

 そんで、
 シャア・アズナブルとかつて呼ばれたクワトロ・バジーナ。

 彼は、醜態を曝しただけとか、ケーキを食べに来ただけだとか散々言われておりますが、
 テレビ版でのでっかい見せ場である『ダカールの演説』等をごっそりカットされとるわけで、致し方ないところ。
 周囲の状況に流されて、迷ってる暇もないぐらいの印象でしたが、
 この反動として『逆襲のシャア』へと繋がるのならば、確かに収まりは良いようにおもえる。

 しかしながらそーなると、
 やはり期待してしまうのは『ZZ』で。どーすんやろってところでございます。
 因みに『ZZ』は、『機動戦士Zガンダム』の続編にあたるテレビシリーズなのですが、
 ほとんど評価もされず、ゲーム化すら敬遠されることの多い、不遇の作品でございまして。
 宇宙世紀の次世代とゆーか、なかなか重要なテーマを扱っておるので、
 実際、作り直していただきたいものでございます。
 空白の期間も含めて。

 話を戻しますが、コレ。
 何も知らないヒトが、まあ、そんなヒトが観るともおもえませんが、
 観たとしても、理解するのは難しいのではないでしょうか。
 そもそも前作『機動戦士ガンダム』在っての、『機動戦士Zガンダム』であって、
 そこへ、「三つ巴の闘い」なんて説明もされますが、コレ、明らかに「四つ巴」なんです。
 説明すらめんどくさいぐらいに。
 更に、展開が宇宙に限定し、ズンズン進んでゆくので、
 完全にわたくしの理解力を越えておりました。
 もうちょいゆっくりと人物描写があっても良いかとおもいますが、
 そのあたりを犠牲にしたおかげで、全体の緊張感は保たれておりましたし、
 Ⅱを前編と考えるならば、これでよいのでしょう。
 たぶん。
 ラスト近くになると、主要な方々がバッタバッタと死んでゆくのですが、
 その印象は、不思議とテレビより強くなっておりました。
 全体としての死ではなく、個々の死として。
 そして話題にもなった誰も知らないラストは、結局、誰もが想像できるラストでしたが、
 精神世界な結果や結論に収めず、
 肉体的感覚、快感を忘れずにカミーユを「生還」させたのは、とても現在的であったとおもいます。

 「映画」として、
 『機動戦士ガンダム』を越えることはできなかったかもしれませんが、
 「映画版」とゆー存在位置としては、成功したのではないでしょうか。

 わたくしは、
 充分、楽しめました。
[PR]
by y.k-ybf | 2006-04-06 22:38 | 映画 | Comments(0)

『機動戦士ZガンダムⅡ-恋人たち-』

機動戦士ZガンダムII -恋人たち-
/ バンダイビジュアル
ISBN : B000ADD52M



 折角なので、ガンダムネタをもう一つ。

 『機動戦士ZガンダムⅡ-恋人たち-』

 (以下、少々濃い内容になりますので、
  詳しくない方は、、、以下、略。)

 フォウ・ムラサメとゆー、人気が高いとゆーか、
 作品の象徴的なキャラの声優が変わったとゆーので一悶着ございまして。

 鑑賞前から期待二割減となっておりましたが、
 個人的には新たに描かれたフォウはちょい丸顔で、
 はっきり言ってテレビ版とは別人に見えるので、
 別人なので、
 これはこれでいいかなと、おもいましたよ。
 で、
 内容云々ゆー前に、今回は新しい画と古い画の繋がりが、キツく感じられました。
 副題に「恋人たち」とあるように、、、この副題もどーかとゆー話はさておき、
 前作よりも人物関係にスポットが当たるわけで、
 さすがに誤魔化しきれなかった模様でございます。

 しつこいようですが、せめてフォウだけでも全カット描き直してほしかったです。
 別人が一作品の中で、同一人物を演じてるようで、、、。

 で、元々判りにくいとか、展開が多すぎるとか言われてるコレなんですが、
 二時間程度の映画に詰め込みすぎて完全に消化不良を起こしているし、
 かなり大幅なシーンのカットで、大事な部分まで削ってしまっている。
 つくづく厄介な作品で、新旧作画融合なんて厄介なことしてくれたなあとおもいます。よ。
 (でもカミーユとレコアさんの描写は、分かり易くなったのではないでしょうか。)

 Ζガンダムの扱いもなんかあっさりしておりましたが、ハマーン様の登場は見事にアレンジされておりました。
 次のⅢ、完結編はかなり変わるみたいでございますね。

 期待してもよろしいのでしょうか。
[PR]
by y.k-ybf | 2005-12-04 21:52 | 映画 | Comments(0)

『ヴィタール』

ヴィタール スタンダード・エディション
/ ハピネット・ピクチャーズ
ISBN : B0009IH0RE




 浅野忠信つながりで、もう一本。


 塚本晋也の純愛映画。

 驚いたのは、映像にストレスが少なかったこと。
 いつもの16ミリから35ミリに変えたそーですが、
 こんなのも撮れるんだとおもいつつ、
 はじめからこんなの撮ってるつもりだったのかなともおもいつつ、鑑賞いたしました。

 車の事故で「恋人」と「記憶」を同時に喪失してしまった男が、
 人体解剖を通じて「再生」してゆく。
 カリカリ、ガリガリ、
 バギ、ボギ、ガリッと、
 医学としての解剖シーンはどこか冷酷で迫力があったのだが、
 グロテスクな印象はなかった。
 それは「解剖」と、失ってしまった「モノ」への探求がシンクロしているからだ。
 彼の、分かり易くいってしまえばココロの闇みたいなモノは複雑で、
 恋人を忘れてしまっただけではなくて、
 愛していたことも、
 故意でなくてもあっても、結果的に殺してしまったことも忘れていた。
 記憶が断片的に甦っても、そこに「現実」と「夢」が混じり込んでゆく。
 ココロとは、何処にあるのか。
 記憶とは、何処にあるのか。
 彼は遺体を、
 それも献体となって現れた「恋人」の遺体を、
 一つ一つ、
 一枚一枚、一片一片まで解剖し、探しはじめる。
 結局は、
 まるで果てのない大地を掘り進めるような探索も、
 幻ともいえるモノであるかもしれないが、
 それまで止まっていたココロや記憶が、わずかながら脈を打つ。

 そして、
 抑えられていた哀しみが堰を切る、ラストは、ハッピーエンドであった。
 と、おもう。
[PR]
by y.k-ybf | 2005-11-12 11:43 | 映画 | Comments(0)

『茶の味』

茶の味 グッドテイスト・エディション
/ レントラックジャパン
ISBN : B0001X9D8Q



 似たような映画を続けてみてしまったので、オマケのつもりでアップします。

 似てるとゆーのは『下妻物語』のことで、
 もっと広げてみますと『リリイ・シュシュのすべて』とも通じるものがある。
 幼年期と青年期の間で撹拌される、ぼやけた欲求を描いた映画。

 しかしながらこの『茶の味』は説明が厄介な映画でして、
 先行していたイメージには、我修院達也の存在やCGの多用など、
 『下妻物語』と同じように外連味が溢れていたけど、使われ方は違っていた。
 (あくまで、地続きの非現実、扱い。)
 て、
 ゆーか、そーゆー映画でもなかった。
 そーゆーってのは、どーゆーのかとゆーと、
 サイケデリックとゆーか、
 トリップっぽいかとおもっていたら、青春ドラマで、
 甘酸っぱいかとおもったら、癒し系の雰囲気が充満して、と。

 総じて、コレ、癒し系になるんだろうけど、
 ほんのちょっとズれたら怖い映画に、
 またほんのちょっとズれたらただのコメディ映画になってしまう危うさがあって。
 中途半端とゆーほどでもないけど、
 2時間以上もコレが続くんで、なかなかのアレなんですよ。

 要するに、「日本の映画」を、狙って作ったような感じ。
 正直、好きにはなれませんでした。

 あ、
 パラパラスケッチのシーンは、とても良かったです。
 あと土屋アンナが、反則気味にかわいかったです。

 以上です。
[PR]
by y.k-ybf | 2005-11-12 10:32 | 映画 | Comments(0)

『下妻物語』


下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉
/ 東宝
ISBN : B0001M3XHO



 今さらこの映画を取り上げるのも恥ずかしいぐらいだが、
 今頃になって観たわけで、おもろかったので取りあげてみます。

 外連味のイメージが先行してて、手を出すのを躊躇しておりましたが、
 実際、
 監督さんの演出がたいへん素晴らしく、大味も小技もうまく配分されておりました。

 後半、なんかリズムは変わりましたが。

 深田恭子の演技も素晴らしかった。
 ココロが空っぽのところとか、
 イビツなんだけどスマートに演じてるところとか。

 ラストのキレるシーンは、ちょっとアレでしたが。


 桃子とイチゴの、
 だけじゃなくって、日本中の「桃子たち」と「イチゴたち」の物語。


 それにしましても、
 「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」とは、何ともイカす名前であろうか。
[PR]
by y.k-ybf | 2005-11-09 22:59 | 映画 | Comments(2)

『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』


 ふ、はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは

『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』
[PR]
by y.k-ybf | 2005-10-17 15:53 | 映画 | Comments(0)

『NO FUTURE A SEX PISTOLS FILM』 (2000)


ノーフューチャー デラックス版
/ ジェネオン エンタテインメント
ISBN : B00005L95T



 パンク・ムーブメントではなく、
 セックス・ピストルズというバンドのヒストリーを追った映画、ですね。

 バンド中心で、マルコムの扱いが、おもしろい。

 とにかく、
 ジョニー・ロットンの顔だ。
 声と、唄と、
 ダンスとファッションと、
 何よりも、顔だった。

 惹き付けられるというか、奪われるというか、
 追わずにはいられない魅力が、ジョニー・ロットンの顔にはあった。

 見開かれた目は、
 相手の脳ミソの血流まで見抜くかのように鋭く、
 その言動(歌詞)は、上辺ではなく、衝動を本質に隠している。

 ピストルズとは、ジョニー・ロットンである。
 そして、
 バンドを神格化したのは、してしまったのは、
 シド・ヴィシャスであった。

 シドは、真っ白く端正な顔つきはジョニーと似ていたが、
 伏し見がちに閉じた目は正反対で、自分以外のものすべてを拒んでいるようであった。
 彼が鵜呑みにできたのは、
 ムーブメントの喧噪そのもので、
 ジョニーが見抜いたエネルギー(衝動)の根源や、
 パンクの真意までは、及ばなかったのだろう。
 しかし、
 シドに訪れた死が、安易な騒動の象徴に祭り上げられるのも、
 それが所以なのかもしれない。

 複雑ではあるが。
[PR]
by y.k-ybf | 2005-09-28 21:53 | 映画 | Comments(0)

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』


 厄介な映画だ。

 エピソードⅠを観たとき、
 何をダラダラやっとるのかと退屈を持て余したものだが、
 エピソードⅢは展開のスピードも情報量も半端なものではなく(早くて、多い)、
 バランスがおかしいのー、と、しみじみおもいました。

 例えば、
 アナキンがどれほど妻のパドメを愛しているのか、や、
 母の死がどれほどトラウマになっているのか、やら、
 ジェダイの正論が如何に束縛となりプレッシャーとなっているのか、とか、
 シスの誘惑から逃れる難しさ、とか。
 とか。
 もうちっと丁寧に描いてくれれば、
 作品自体の説得力となったのに、なあ。と。

 一応、パンフレットのほうで、
 ジョージ・ルーカス様の御言葉として、
 あえて伏線を排し、唐突かつ早急に、選択と進展を配置したとあった。

 そーだとゆーのだから、そーなんだろう。

 しかしキャラクター作りというのは、
 ストーリー重視のエピソードだけではなくて、
 例えば、
 食生活であったり、会話の対応だったりと、
 ストーリーとは関係のない部分で肉付けされるものであり、
 『スター・ウォーズ』は、
 特にアナキンのシリーズは、そのへんザックリ省かれている。

 ・・・まあ、わたくしが、指摘することでもないのですが。

 粗筋を語るのが、
 辻褄を合わせるのが、もー、必死なのだ。
 余裕など微塵もない。

 エピソードⅢは、
 観てる途中で、
 これは映画なのか、あらましをなぞって説明されてるだけなのか、
 疑問に感じるほどであった。

 なのに、
 おもしろいのだから、質がわるい。

 鑑賞後、何とも言えない到達感があるし、
 エンド・ロールにはルーク編の音楽なんて流れるし。

 質がわるいというか、
 これが30年も愛され、求められる映画の強さなのであろう。

 シリーズは、全体的にもこれで完結といわれているが、
 続きはテレビドラマでとか、アニメシリーズでやるとか、
 アナキン以前のエピソード0を撮るだとか、
 あやふやな情報が錯綜しておりますが、
 誰もが想像しながら、
 誰も成し得なかった、創れなかった、壮大なスペースオペラ、『スター・ウォーズ』。
 せっかくなんでw、
 イベント気分で映画館へ行ってみるのも、たのしいとおもいます。



 余談ですが、
 ルーク編であるエピソードⅣ、Ⅴ、Ⅵを観ておく必要はありませんが、
 エピソードⅡだけは観ておかないと、かなり解りづらいです。
 さらに楽しむためには、
 アニメの『クローン大戦』を観ておくのがよいでしょう。

 『クローン大戦』は、作品としてはグタグダでアレなんですが、
 ⅡとⅢを繋ぐ一本分ぐらいに重要な内容なので、お勧めです。
 (ネタバレになりますが、
  Ⅱは、
  クローン大戦が始まるぞと言って終わり、
  Ⅲは、
  大戦が終わるぞと言って始まります。
  つまりクローン大戦自体、映画ではさわり程度しか描かれておらず、
  丸々、アニメでやってるわけです。)

 また、ルーク編も観たいという方には、
 すっごい技術で作り直したビデオの特別編よりも、
 そこへさらに手を加えたDVDの特別編のほうがよろしいとおもいます。

 ちゃんと、ヘイデン・クリステンセンも出ております。
[PR]
by y.k-ybf | 2005-07-14 23:35 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧