カテゴリ:映画/100( 34 )

2014年、ベスト&ファニー映画。1。(新作)


 皆様、あけましておめでとうございます。
 誰が見ているのか存じ上げませんが、
 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
 (この辺の文章はテンプレで書いてるので、とくに心は込めておりません。)

 さて、
 親指の皹もだいぶ治りましたので、早速、2014年の映画のまとめ。
 ベスト&ファニーをつらつらと駄べりたいとおもいまふ。

 2014年に観た映画の本数は、367本。
 平均で1日一本以上観るとゆー、密かな目標はぎりぎり達成できました。
 短いのや、それもカウントする? みたいな微妙なモノも含まれておりますが、
 一々全部に感想をつけるとゆー苦行でもあったので、許されてやってもいいとおもっているぞ。なんなら。
 今回は、なんとなく順位も付けてトップテンにしてみました。
 新作(劇場で観たモノ)、
 旧作(家で観たモノ)、
 ファニー(ワースト&クズ映画)の三つ。
 三つもあるのかって、
 面倒くさいのはコッチのセリフだっ! と、
 誰に向けていいのかわからない苛立ちを抑えつつ、まとめてみましたよ。


 2014年に劇場で観た映画(主に新作)は、34本。
 総評は後にして、まず順位を。
 と云っても、
 形だけのトップテンであって、ベストテンだとおもって頂きたい。
 とくにトップの3作は、どれが一位でもってぐらい接戦でしたので。



⑩『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編

 前後編にわかれていたのを、まとめて10位に。
 全体的に残念な部分が少なくない作品ではあるが、
 チャンバラ・アクション映画の圧倒的なクオリティで、ねじ伏せられました。

 十本刀の件は、
 やらなくて正解だったかな、とおもふよーにはなりました。


⑨『紙の月

 もっと順位が上でもかまわんし、
 なんなら『ゴーン・ガール』にすらなれたテーマでもあった。

 やはり宮沢りえはヌードになるべきで、
 もっと醜さと滑稽さを出すべきだった、とは、作品の評価とはべつの個人的見解なのでスルーしてほしい。
 その方向ではない作品なのだから。
 カラーが違うのだ。

 不倫へ踏み切る展開が唐突だって感想をいくつか見掛けて、
 わたくしも同感ではあるが、
 あれは要するに、「パートナーは誰でもよかったから」だと解釈した。
 必要なのは、そこではなかったと。

 公開前の盛り上がりがあり、
 公開中の祭があり、
 そっから少し時間が経っての鑑賞でもあって、
 高く高く伸びたハードルを見上げて、やや不安が期待を上回っておりましたが、ギリギリクリア。
 楽しめた、けど、
 乗り切れなかったのも、事実。
 サントラの情報も、知らなかったほうが盛り上がれたかなぁ…。
 とゆーネガティブな印象がありつつ、それでもってわけですよ。

 あのフレッシュな導入部、アガるタイトル、
 ガジェットの素晴らしさ、キャラの魅力、そしてラストに流れるあの曲&あの曲ですよ!

 こんなにシリーズの続きが楽しみな作品も、久しぶりです。


 これはファウンド・フッテージでありながら、
 群像劇にすることでドラマ性を持たせるだけじゃなく、
 視点も増やして作品の幅も広げたとゆー巧みなアイデアが、高ポイントでした。
 映像と音響も劇場向きだったし。
 ラストの着地点も、印象に残ったな。


⑥『GODZILLA ゴジラ

 トップ3は確実かとおもっていたが、なんやかやとこの位置に落ち着いた。
 歴代のシリーズと比べても、かなり上位に入るほど評価はしておりますが、
 まーやはり、ニンゲンのパートがね。
 怪獣映画的にはスッゴい難しい課題で、本作も悪くはないけど、良くもないとゆー。
 変更された設定や敵怪獣とかは、納得してますよ。
 只、
 「ムートー」って名前はどーにかならんかったんかな。「ジャンジラ」とか。


⑤『アクト・オブ・キリング

 本来なら被害者側から悲劇の事実として語られるべきものを、加害者側の武勇伝として語られる禍々しさ。

 ドキュメンタリーとしても異質な、異様な存在感を放つ作品でした。


④『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

 マイナスな点を挙げるとするなら、
 「アベンジャーズ」とゆーシリーズの一端であり、単独作品として判断するのが難しいこと。
 ぐらいでね、
 ホントに良くできた、アクション・ヒーロー映画だとおもいますよ。

 ヒーローとゆー理想と、社会とゆー現実。
 そこに実在の「ウォーターゲート事件」とゆー政治をも絡めた上で、
 人命を守るとゆー普遍の理念をテーマに、卓越したアクションとゆー豊かな娯楽作品に仕上げている。
 しかも、
 優れたアート・ワークのヴィジュアルでも楽しめるし、
 ロバート・レッドフォードを重要な役柄にキャスティングすることで、映画史的なリンクまで含めてあるとゆー、
 非の打ち所が見当たらない映画を、4位にしましたよ。


 箱庭映画とゆーと、ファンタジックな理想に満ちた世界を連想するだろーが、
 ウェス・アンダーソン監督はその世界を完璧に閉じてから、
 物語を使い、全力でぶっ壊そーとする。
 こんなモノ、板を釘で打ち付けて絵の具で塗っただけのツクリモノだと。
 ニンゲンはこんな箱には収まらないぞ、と。
 そのジタバタと、ギッコンバッタンする様が、作品の魅力なのだとおもふ。
 幻想と狂気が、ぐるぐる反転しながら共存しているのが。

 普通はその箱庭がまず作れないし、「箱庭」と呼ぶ意欲も足りないんだけどね。

 じつは、ギリギリのギリまで本作が1位だったのですが。。。


②『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

 スタローンの男気っつーかさ、
 こんな映画を作れるなんて! っつー喜びが伝わってくるよーな映画なんだもの。めっちゃヒト殺してるのに。
 本作のポスターが一目瞭然、みんな楽しそーに笑ってる。敵も味方も。

 だけど、未だに同じよーなモノを作ってる、わけじゃない。
 コレは明らかに、今じゃないと作れないモノ、なんだよ。

 アクション・スターと呼ばれた彼らが、
 その若さと、全身全霊を注いで作り上げた、
 あの楽しかった時間は幻でも、間違いでもなかったと証明すると共に、
 その想いを観客にも伝えてくれたのが、
 この『エクスペンダブルズ』とゆーシリーズ、なんだとおもいますよ。


 そして2014年、新作の第1位わ、
①『ゴーン・ガール

 昨年、劇場で最後に観た映画が1位になりました。
 我がコトながら、びっくり。

 単純にすんごい面白い映画だったってのと、
 鑑賞後、アレは何だったのかとゆー考えが止まなかったのが、選んだ理由の一つ。
 感想は何度直してもまとまらず、
 アップした後も、カリカリと書き続けていたり、この映画に魅了されたかのよーな状態となった。
 未だ全貌は掴めずにいるし、
 もし掴んでしまったなら、自分の中の何かがべろんとひっくり返るよーな恐怖さえ感じる、
 そんな映画でありました。
 陳腐な言い回しなら、ミイラ取りがミイラになるよーな。

 この感覚は『ファイト・クラブ』とよく似ているし、延長線上にある作品だとおもいますよ。

 デヴィッド・フィンチャー恐るべし。


 以上、新作トップテンでした。

 14年も間違いなく、新作は豊作でしたよ。
 「仮面ライダー」の映画がちょっと残念だったぐらいで、ガッカリしたのは、殆ど無かったな。
 『ルパン三世』だって、
 リブートの『ロボコップ』だって、そんなに悪くなかったですよ。
 ええ。


 旧作トップテンへと続きます。


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by y.k-ybf | 2015-01-12 11:05 | 映画/100 | Comments(0)

アニメの映画のベスト10(仮)の、じゃない方。


 今回、アニ(略)10(仮)に選ばなかった作品について、
 言い訳っつーか未練があるので、少し補足を。
 ホントに、こーゆーの選ぶの苦手なんで。。。


○まず、
 「うる星やつら」の『ビューティフル・ドリーマー』を選ばなかったのは、
 このシリーズだと他の映画も面白かった覚えもあり、その確認もせず選ぶのが嫌だったので。
 そしたら、劇場版BOXなんて出るのだね。。。

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○ジブリ関係は、意図的に外しました。
 なんか作品の存在が大きくなり過ぎて、まあ、ええか、みたいな気分に。

 どれか選ぶとしたら、『紅の豚』ですね。

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○『機動警察パトレイバー 2 the Movie』は勿論好きだけど、好きになるまで時間が掛かった作品でもあります。
 大人の恋愛とか、犯行を止めてもらいたい感じとか、あまり理解出来んかった。
 あとはやっぱりOVAの存在で、ネタが被るってのがねぇ…。

 因みに、OVAの「二課の一番長い日」は計画を阻止する為に警察が奔走する話がメインで、
 それをスケールアップして二歩ぐらい進めたのが、劇場二作目。
 劇場一作目は、もっと理念的な話、かな。
 そいや「箱舟」の登頂部にプレートが残してあったのは、人命を尊重した判断へのプレゼント? なんだろね。

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○『新世紀エヴァンゲリオン』を選ばなかったのは、説明の必要もないとおもいますが、
 『クレヨンしんちゃん』の劇場作品を選ばなかったのは、
 ま、完全に年齢、世代の問題ですね。
 『ドラえもん』から一作選びたかったんだけど、これも確認作業が出来なかったので、今回は保留にした。
 これも選ぶとしたら、インパクト的に第一作目の『のび太の恐竜』になるかなぁ。

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 とか言い始めると、じつは『怪物くん』の映画も、すげー良かったんだよな。
 『忍者ハットリくん+パーマン』とかも面白かった気がするし。

 ああ、この辺は掘り返し甲斐があるな。。。


○影響を受けたとゆー点では、
 「ガンダム」以前に「あしたのジョー」の影響が、わたくしの人格形成に大きく及んでおるわけですが。幼稚園の頃に。
 しかしそれは映画とゆーより、
 作品そのものなので、今回はちょっと違うかな、と。
 そーそー、幼稚園に通いながら、「あしたのジョー」観てたんですよ。
 ねじりんぼう、恐い。
 『マジンガーZ対暗黒大将軍』や、『バンパイヤ・ハンターD』あたりですね。
 『マジンガーZ』は今年、観返したんだけど、意外と冷静に観てしまったので、外しましたとさ。

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 長々と、しょーもない話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
 以上です。

 おしまい。


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by y.k-ybf | 2014-11-25 11:15 | 映画/100 | Comments(0)

アニメの映画のベスト10(仮)


 個人的なアニメの映画のベスト10を、
 しばらく前から考えていたのだが、これがなかなか手強い。
 個人的なベストなのでたっぷり偏ればいいのだが、
 アレだコレだと思い浮かんだ作品が、今観ると意外にフツーだったり。
 コレを選んでアレを外していいものかと悩んだり。
 単純に、確認したくても観られなかったモノも多かったし。

 とゆー言い訳をしつつ、
 あくまで(仮)な、アニメの映画のベスト10(仮)。
 順位は無しで、古い順から並べてみます。

 ①『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(1978)
 ②『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』(1981)
 ③『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』(1982)
 ④『幻魔大戦』(1983)
 ⑤『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか?』(1984)
 ⑥『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987)
 ⑦『AKIRA』(1988)
 ⑧『機動警察パトレイバー the movie』(1989)
 ⑨『パプリカ』(2006)
 ⑩『シュガー・ラッシュ』(2013)

 以下、作品個別の余計な思い出話が続きます。。。


 ①『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(1978)

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 コレ、七十年代の映画になるんだな。
 確か、タイトルがコロコロ変わって、最初は副題無しの『ルパン三世』だった気がする。
 その後、「VSクローン」とか「VSマモー」になって、現在のに落ち着いたと。
 わたくしが子供の頃は、
 ホントにずっとテレビで「ルパン」が放送されておりまして。
 「ルパン(赤)」と「ルパン(赤)」の間に「ルパン(青)」が再放送されてたからね。
 (そのわりに「ルパン(ピンク)」の再放送は殆ど見掛けないんだけど。)

 そんな中、
 テレビ放送された劇場版の本作は、アダルト…っつーか洋風の映画みたいで、
 そのミステリアスな作りが、
 子供心に恐くて、妖しくて、面白かったのだ。
 原作イメージに近い劇画なんだな、この「ルパン」。その背伸びした感じも、よかったのかも。

 「ルパンは夢を見ない!?」
 っつーマモーのセリフも、哲学的でシビレますね。
 そう、ルパンは夢なんか見ないんだよ。彼が夢そのものだから。
 ってゆーのは、
 幻の「押井ルパン」への伏線のよーでもありますが。

 『カリオストロの城』を観たのは、
 「ナウシカ」とほぼ同時期ぐらいだったので、リアルタイムでもない。
 傑作だとおもふけど、
 あれは「宮崎ルパン」であって、わたくしがイメージする好きな「ルパン」ではないのだなー。


 そいや、ずっと疑問だったオープニングの仏像。
 あれは元々、ルパンが死んで、銭形が仏門に入ったって流れがあったのを、最終的にカットした名残みたいですね。
 今回調べて、初めて知りましたよ。


 テレビ版の鉄郎があまり好きではなかったので、断然、劇場版支持派。
 第一作目の劇場版も好きで、
 ハーロックがチンピラにミルク飲ませるシーンとか、もっ最高なんだけど。
 なんか思い入れとゆーか、ビデオで何回も観たのは、「さよなら」の方。
 戦闘シーンが多くて、展開が詰まってるからかなーとおもふが、
 あの「鉄郎が少年から大人に成長する」ってラストが好きだったのかも。
 父殺しの物語でもあるし。

 つか、好きなシーンだらけなんだけどね、この映画。
 冒頭の、
 弧を描いて着弾するビームからの、ゲリラ戦! とか。
 老兵たちが、
 「うちらの倅を送ってやろうや」と、命懸けで鉄郎を999へ乗せてやるシーンでの、
 焚き火を、熱くて苦そうなコーヒーで消すトコとか。
 ニクいし泣けるしで。
 キリがないのでここまでにしますが、
 思い出すたび、大きな影響を受けたんだなと、実感しますよ。

 あ、
 撃たれた鉄郎が助けられるシーンの、逆光! とか、最高ですなあ。

 エンディングの「SAYONARA」も、フツーに名曲ですね。


 ③『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』(1982)

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 当時、先行して「ズームイン朝」で流された新作映像。
 その、ガンキヤノンが二体(ナンバー付)現れた映像の衝撃と云ったら、、、
 例えも浮かばないほど強烈で、未だ脳裏に焼き付いております。

 本作については、以前こっちで取り上げてもいるし、
 どっかに「アムロ・レイの精神的成長描写が素晴らしい云々」ってなことを書いた気もするので、
 今回は完璧過ぎるオープニングについて、、、も、何度も話した気がするので簡単にまとめると。

 ホワイトベースが敵の部隊と遭遇、戦闘状態となる流れで、
 キャラの性格や関係性を短い会話だけで表現し、新しいメカと配置も説明しつつ、
 経験豊かな敵部隊の力量を示しながら、
 それを上回る熟練されたホワイトベース隊の実力を描き、
 更に、ニュータイプ能力に覚醒したアムロ・レイとガンダムの、鬼神の如き活躍も見せるとゆーね、
 あまりにスマートで完璧なオープニングから始まり、あの感動のエンディングで終わるわけなんだから。

 んで、何が他のロボットアニメと違うのかってゆーと、
 最後までホワイトベース隊は、軍の一部隊に過ぎないんだな。
 彼らの活躍が大きかったのは間違いないけど、彼らがストーリーや戦局の中心になることはなかった。
 ア・バオア・クーでの最終決戦の時、
 アムロはシャアすら無視して、本当の敵は独裁政治を行ったザビ家だと見抜く。
 一方のシャアは、個人的な憎しみからアムロだけを追い、二人は次第に戦場(本筋)から離れてゆく。
 しかもザビ家にトドメを刺すのはアムロじゃなくて、シャアだからね。
 今更強調する話でもないが、
 他の作品と比べてみると、改めて興味深くおもえる。
 最期、アムロはニュータイプの能力を、仲間を助ける為に使うしな。
 ちゃんと「次」の希望も描いてるんだな。

 ま、長大なシリーズになってしまって、その希望は希望のままなんだけど。。。


 ④『幻魔大戦』(1983)
 強大な敵が攻めてくる、
 超能力に目覚める、
 仲間を集める等々、少年マンガの王道が詰まった、劇画アニメなんだな。
 そこにプラスして、
 大友克洋のキャラデザイン、
 金田伊功の作画、
 キース・エマーソンの音楽と、
 当時はスタッフなんかまったく意識してなかったけど、こんだけ惹かれるモノが揃ってたんだな。
 (サイキック戦士・ベガのフィギュアは、今でも大切に飾ってあります。)

 ま、音楽の使い方は、今観ると、かなりしつこいけども。

 多彩な光を使った超能力の演出、空を飛ぶ浮遊感など、斬新な映像におもえたし、
 作品がちゃんと恐い、不気味ってのもよかったな。
 人類滅びかけてるし。
 そーそー、
 ノストラダムスの影響は根強くて、オカルトブームも残ってたからな。当時。
 「ハルマゲドン」って言葉のインパクトもあって。

 結局、幻魔って何?
 って感じだけど、そこは原作に忠実だったりしてね。

 好まれるわりに、作品の完成度はさて置かれる、珍しい作品ですな。


 ⑤『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか?』(1984)

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 最初に放送されたのは、日曜日の真っ昼間とゆーフシギな時間に始まったこのロボットアニメ。
 オープニングの、
 街を転がり回りながらガンポッドを乱射しつつ変形しまくるバルキリーの勇姿に、度肝を抜かれた。
 なんか新しいのきたでぇーーー!!
 と、友人の家で観ながら、えらい興奮したのを覚えている。
 (同時間枠で始まったアニメ版『レインボーマン』も、異なる意味で度肝を抜かれたが。)

 衝撃的だったのはメカだけではなく、
 美樹本晴彦によるキャラクターは、
 ホントにいるよーな実在感と、ホントにカワイイ(カッコイイ)とゆー説得力を兼ね備えており、
 アニメを特殊な存在に押し上げ、同時に、多くのアニメファンをダークサイドへ叩き落としました。
 (たぶん、ガンダム以降に生まれたリアル指向と、
  アイドルブームの余波が奇跡的にシンクロしたんじゃないかな? この『マクロス』とゆー作品で。)

 そんな新時代のアニメ『マクロス』でしたが、
 TVシリーズは、正直、面白かった、、、っけ?
 とゆーぐらい記憶になく、
 作画的にキツかったのは、再放送やビデオで観る度、痛感させられる出来映え。
 んなわけで、
 ほぼリベンジっつーか、再チャレンジみたいな感覚で作られたのが、本作の劇場版。
 画がキレイになったと、そんなレベルに収まらない緻密な作画と、
 板野一郎(リミッター解除態)無双乱舞なサーカスが全開で、
 も、オーパーツみたいなセルアニメになっております。
 そこに楽曲のクオリティがプラスされ、
 リン・ミンメイはバーチャルなアイドルとして、パーフェクトな存在へランクアップしたわけですよ。
 (飯島真理も「トップテン」とかに出演しておりました。
  当時、アニソンが歌番組に出るなんて一大事でしたよ。)

 んが、
 これがまた理想的な到達だったのか、残酷な呪いだったのか。
 現状からすると、判断は難しいですけどね。


 ⑥『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987)

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 アニメスタジオ「ガイナックス」の、記念すべき第一作目のアニメ。
 とゆーか、
 ガイナックスはこの作品の為、一時的に作られたスタジオで、公開・発表後はそのまま解散する予定だったみたいですね。
 そーならなかったのは、作品がコケて借金が残ったから云々って理由の真相は、ググる様にお任せするとして。

 『オネアミスの翼』の噂は、アニメ雑誌等で何度か目にしていた記憶がある。
 『マクロス』が「アニメファン世代」を集めて作られたアニメだとすると、
 この『オネアミス』は「アニメファン世代」が自主的に集結して作られたアニメ、ってことになるのかな。
 所謂インディペンデンスに近いモノで、
 そのクセ劇場用大作だわ、億単位で金を集めるわ、音楽は坂本龍一だわで、
 何から何まで規格外で画期的な作品でありました。コケたけど。

 しかし。
 作品に込められた熱意とゆーか、限度を無視する振り切れたパワーとゆーか。
 尋常じゃないエナジーに満ちた作品であるのは一目瞭然で。
 架空の異国の文化を、
 言語、宗教、社会、歴史等々まで作り込まれた世界観は、
 SFとゆージャンルにすら捕らわれない、希有で、異質な存在でありました。
 しかも。
 ストーリーは初の有人ロケット打上に挑戦する、若者たちの群像劇で。
 やる気もなく、その価値すら疑われた者たちの、once againな物語なのだよ!


 その後ガイナックスは、借金返済のタメ奮闘し、
 遂には『新世紀エヴァンゲリオン』って作品をモノにするわけですが。。。


 ⑦『AKIRA』(1988)

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 これほど説明が不要なアニメもないだろ、ってな作品なので、いろいろ省略。
 この作品が世界的に認められ、一般に浸透したおかげで、アニメファンもいろいろ楽になりましたね。いろいろ。
 なので。
 個人的な思い入れを越えて、影響とゆー面から選ばざるを得ない、一作であります。

 大友克洋のアニメだと、じつは『ロボット・カーニバル』ってビデオ作品が、
 自分的には濃い影響を受けた作品だったりするんだけどね。

 で。
 今回ベストを選んでて気付いたのは、
 『999』の監督りん・たろうが手掛けた『幻魔大戦』の、
 キャラデザを大友克洋が担当したことで、アニメーションの表現と魅力に気付き、
 「童夢」や「アキラ」に影響を与えたそーで。
 そこで一本繋がってたんだな、と。


 ⑧『機動警察パトレイバー the movie』(1989)

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 おそらく、「アニメ」としてハマった最初の作品が、この『機動警察パトレイバー』。
 高校の時である。
 それまでアニメはフツーに観ていたが、単独作品にハマるってことはなく、「アニメ」とゆー意識も薄かった。
 テレビで放送してるモノは、
 全部まとめて、テレビで観たヤツ、だったのだ。だいたいが。

 「パトレイバー」とゆーと、「メディアミックスのハシリ」とゆー枕が必ず付いてくるが、実際、どーだったろ?
 マンガ、小説、アニメ、ゲーム等と、メディア同時展開で動いてはいたけど、
 斬新だなぁとは、べつに感じなかったかな。
 今も昔も、人気のある作品なら、多メディア化するのは自然な流れだったから。
 只、
 この「同時に打つ」ってのがポイントなんだろね。
 成功だったかは、さて置いて。

 そんな、劇場版『パトレイバー』は、
 初期のOVAシリーズから連なる作品で、第5&6話の「二課の一番長い日」の後に位置付けされる、のかな?
 とゆーのも、
 じつは「二課の一番長い日」とゆーストーリーと、
 この劇場版の大まかな筋はよく似ており、更に云ってしまうと、次作の劇場版『2』は、もっとソックリ。

 「二課の一番長い日」とは、
 首都を標的とした、ある自衛官が起こすクーデターの話で。
 劇場版一作目では、自衛官をOS技術者に変更されているが、
 二作目ではもろに(PKO派遣された)自衛官で、どちらも標的そのものが、首都である。
 (この三つの作品の関係性はとても面白いので、機会があれば見比べてくださいな。)

 さてさて。いい加減に話を本作へ戻しますが、
 ま、なんつーか、エンターテイメント作品として、当時の集大成とも云えるほどの完成度だったんですよ。
 レイバーとゆーロボットが存在する社会があり、その犯罪を取り締まる警察組織があり。
 急速に発展する経済状況と、激変する生活、文明的な側面。
 個人では抗うこともできない、新開発とゆー時代の波。
 「バビロン」、「箱舟」、「エホバ」と云った、聖書から引用される言葉の謎。
 当時はまだ馴染みの薄かったOSと、
 それを使った計画的な犯罪は、首都を中心に関東全域にまで被害が想定された。
 しかもその首謀者は、
 たった一人の人間である、、、とゆーね、
 幾層にも問題を重ねて、辿り着くのは一個人ってのは、わたくしの大好物なパターンでして。
 しかもそれを、
 暴走する無数のレイバーと、パトレイバーとのロボットバトルで描いてるんだから、もっ完璧でしょ。
 他にも個人的にアガったのは、
 時代の移行と共に廃墟と化し、失われてゆく東京の風景。
 コレを精巧な美術で、もう一人の主人公「東京」の姿として、描いている。
 そんな、作品で、
 あ、川井憲次の音楽も最高でしたね。ベタで在ることを全力で振り切ってます。

 (「東京」は次作で文字通り「破壊」されますが、
  あれは郷愁とゆー呪いの破壊であって、本作とも重なる部分ですね。

  クリストファー・ノーランが「ダークナイト・シリーズ」でやった橋破壊シーンは、
  たぶんこのオマージュじゃないのかな?
  因みに本作のレイバー工場や「箱舟」のシーンは、
  ジェームズ・キャメロンに影響を与えて、『ターミネーター2』の雛型になったみたいですよ。確か。)


 ⑨『パプリカ』(2006)

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 時代はぐっと進んで、00年代。今敏監督作。原作が、筒井康隆。

 ここでも以前、取り上げておりますね。どっかに。
 なので、
 あまり付け加えることもないのですが、今敏って、「オレたちが観たい大友克洋」なんだよね。
 わたくしの感覚だと。
 ヒドい言い方かも知れないけど、『スチーム・ボーイ』じゃなくて、コッチだよコッチ、っつーね。

 (今敏と大友克洋は、『老人Z』、『ワールドアパートメントホラー』、『MEMORIES』などで関わっております。
  ここでまた繋がるのです。)

 今敏監督の作品は、どれも全部好きなんだけど、
 ストーリーと、映像、音楽の組合せで、『パプリカ』がいちばん好きだな。
 現実の自分と理想の自分ってテーマが、べっとり心に残りますよ。


 ⑩『シュガー・ラッシュ』(2013)

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 これは完全に、今だから選んだ一作。
 詳しくはコチラに書きましたが、「TVゲームが舞台」ってポイントが大きいです。世代として。

 あ、書き忘れてたけど、
 あのプラットフォームみたいな場所って、延長コードの中なのな。
 そこなんだ!? っつーw



 ベスト10(仮)は以上ですが、
 折角なので、
 ベスト(仮)に選ばなかった作品も、後からアップしたいとおもいまふ。言い訳として。

 つづく。


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by y.k-ybf | 2014-11-25 00:33 | 映画/100 | Comments(0)

2013年、ベスト&ファニー映画。2。


 ファニー映画とは、
 出来があまりにもアレで、
 その人間性や性癖まで疑いたくなる邪悪な何かが、
 二周ぐらいスパイラルして逆に可愛げを感じるよーになる、そんな映画たちのコト。

 要するにワーストなんだけど、可愛らしいとゆー点を、可愛がり精神を、忘れないよーに。

 ファニー映画は、トップ5と、オマケであと5作選びました。
 こちらは新作も含まれています。



 ではまず、五位から。
 ⑤『ガッチャマン

 2013年の新作。
 期待通りのダメ映画だったとゆー意味では、期待通りで、期待以上でした。

 間違えてシリアスに作っちゃった戦隊ヒーローモノとおもえば、少しは納得できるのだが、
 冷静に考えてみるほど、
 なんでこんなものが作られたのか、
 社会って何?
 大人って何? とおもえてくる。
 ので、
 ランクイン。

 初めてゴーリキーに同情できた作品でもある。彼女は悪くない。


 四位。
 ④『ヴァージニア

 丸々モリモリ太ったヴァル・キルマーが、すべてを台無しにしているだけではなく、
 あのコッポラが監督したとゆー衝撃で、ここまでランクアップした。
 他の新人監督が作ったってんならまだ納得できるのだが、
 巨匠と呼ばれるヒトが、手を抜いたとしても、作っちゃいけないレベルだよ、コレ。

 エル・ファニングを撮りたかったにしても、出番、多くないしなぁ。


 三位。
 ③『R100

 13年の新作。
 これもやはり、あの松本人志が…、とゆー。。。

 映画監督としてはさておき、
 「笑い」の部分で、
 詰まらない、笑えない、古いネタの使い回しと焼き直し、と、随分な汚点が付いた。
 はっきり云うが、これは深刻である。

 映像作品的には悪いとおもわないが、
 それを邪魔しているのが「笑い」だとゆーのが、古くからのファンには複雑なのだ。

 素直にコント作品にすれば、いいのにね。


 二位。
 ②『レンタネコ

 そのダメっぷりで、某所でも話題にもなった本作。
 噂に違わぬダメっぷりに、何度も挫折しそうになった。

 感想の方では、今更感もあるので細かい指摘は避けたが、
 改めて挙げると、
 ネコがメインなのに、あまり可愛らしく撮られていない。
 インサートされる映像がぶつ切りで、心霊ビデオみたい。
 レンタルネコとゆー商売が若干虐待してるよーにおもえる。つか、商売ですらない。
 四部構成のオムニバスで、
 ネタを重ねる、お笑いでゆー「天ドン」をかましてくるのだが、ぜんぜんおもしろくない。
 おもしろくない。
 四つ目の最後のエピソードでやっと話が進行し、イイトコロもあるのだが、すぐ終わる。
 無味のガムを二時間噛み続けたら、ふっと味が湧いて、すぐ消える感じ。
 苦行。
 そして、隣の悪態をついてくるお婆ちゃん役を、小林克也が演じてるってのが、もーね。
 そっちかい、と。
 月曜ドラマランドかい、と。

 ざっと挙げるだけで、こんだけある。
 しかも癒やしを題材にしてるのに、全体がダウナー系なんだな。
 どんよりしてるので、ホント、終わるとホッとする。


 そして、ファニー映画、一位。
 ①『BANDAGE バンデイジ

 個人的に、音楽を扱う作品には厳しくなってしまうのだが、
 これは輪をかけて、
 っつーか、論外っつーか、
 何をやりたいのかサッパリわからんかった。
 ティーン向けの恋愛少女漫画だよと云われたら、そりゃそーかもしれんけど、それでいいのか、と。
 ホントに音楽業界への悪意なら、赤西仁と北乃きいもいい迷惑だろうに。

 一位に選んだ理由は、やはりボリュームかな。
 いろ~んな意味での、ボリュームに圧倒されました。
 そのわりに底は浅く、何も残らない。
 小林武史が監督なのに、
 音楽関係が、とくにライブシーンがあの程度ってのも、問題だとおもふよ。
 ファンタジー映画だとしても、『CHECKERS IN TAN TAN たぬき』の方がまだマシだろう。



 以上が、ファニー映画トップ5。
 でしたが、
 ベスト編と合わせて、オマケの五本も選んでみました。

 ○『4:44 地球最期の日

 映さない系の、シチュエーション・スリラー。
 そのくせ文系を気取って何かを語り始める、嫌いなタイプの作品なので。


 ○『アパリション -悪霊-

 ホラーの作り方が、まるで分かってないので。


 ○『シャーク・ナイト

 本編はまだ我慢できても、
 最後の、主要キャストによるラップ悪ふざけが極寒だったので。


 ○『月光ノ仮面

 おもしろい…と、云いたいところなのだが、
 ここに仕組まれた不可解さを楽しめなかった。
 ちょっと「分かり難さ」に頼りすぎで、不快さばかり残ってしまった、ので。


 ○『TIME/タイム

 篠田麻里子の吹替がヒドいと話題なったが、そもそも作品のクオリティが低い。
 寿命の数値化って設定に無理があるのに、支配階級まで加えて、さらに混迷している。
 収拾がついてない。

 只のB級ですよ、コレ。篠田の吹替も、ヒドいけど。



 以上、
 ファニー映画トップ5&オマケ5でした。



 ここまで読んで頂いた方へ、ありがとうございました。
 本年もよろしくお願いします。
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by y.k-ybf | 2014-01-09 00:35 | 映画/100 | Comments(0)

2013年、ベスト&ファニー映画。1。


 2013年分の映画、やっとこさ、まとまりました。
 去年観た映画の本数は、329本。
 我ながら、よくぞここまで時間と暇を使い果たしたなと、おもふ。
 コレに加えて「GTA5」もかるく100時間オーバーしてるからな。 (中学生か。

 そんな329本から、
 新作を抜いたベスト10と、
 新作を含むファニー(ワースト)10を選出しました。

 今回はランキングでもかまわんだろ、とゆー気分なので、そんな感じで薄うすぼんやりと眺めてくださいな。
 選出基準は、完全に個人的な好みと気分です。
 なにぶん、製作された時代が違いすぎて、比べよーもないのですよ。



 でわ、ベストの十位から。
 ⑩『監督失格

 歪んだ愛情と性欲を抱えた、
 社会不適合者の姿を赤裸々に描いた、ドキュメンタリー。

 生き抜かなくてはならない、生まれたのだから。
 とゆー、
 どーしても外せなかった大切な一本。


 九位。
 ⑨『EVA<エヴァ>

 意外と伸びなかったのは、やはり展開の少なさ。
 ロリータな魅力と、控え目ながらごっついSFが仕込んであるのに、感動した。

 パッケージにでっかくネタバレが書いてあるので、レンタルするときは目を合わさないよーにしてください。


 八位。
 ⑧『ブロンソン

 イキイキとしてる狂人には、弱い。
 傍迷惑なニンゲンだけど、
 彼が許せないのは怠慢や堕落で、それは個人の矜持であり、正義ですらない。

 彼こそ最高の「悪役」になれるのになあ、と、いまでもおもっている。


 七位。
 ⑦『ぼくのエリ 200歳の少女

 極寒の地での、ヴァンパイヤ&団地モノ。
 この閉塞感は、邦画に近いとおもふ。

 「ボーイ・ミーツ・ガール」っつーか、「スタンド・バイ・ミー」な映画なんだな、じつわ。


 六位。
 ⑥『トライアングル

 これはもー、ヴィジュアル・ショック(BUCK-TICK現象)が強烈で、
 そこから見事なループ地獄を見せてくれたから。

 主人公以外は何やってんの?
 ともおもうのだが、そこは黙っておこう。


 五位。
 ⑤『テレフォン

 1977年の映画で、
 完璧な作品ってわけではないし、粗も目立つんだけど、
 んーと、
 ミステリアスな「人間爆弾」、
 CGではないアナログで豪快な爆破、
 チャールズ・ブロンソンのプロフェッショナルな振る舞いと、ダンディな魅力、
 そして粋なエンディングと、
 ここまで高得点を連発されたら、ベストに選ぶしかない。

 作品の、質の強さがありますね。


 四位。
 ④『キック・オーバー

 邦題がナメてるせいでかなり損してる、メル・ギブソン主演の痛快脱獄映画。

 今のタランティーノが撮らなくなった、かつてのタランティーノ映画、
 と云えば、
 魅力が伝わるだろーか。

 メル・ギブソンの非凡なオマージュ能力を堪能できます。


 三位。
 ③『桐島、部活やめるってよ

 この映画について話すのは、さすがに恥ずかしくもなってきたが。
 えーと、
 『エレファント』と似ている、ってほど、似ているわけでもないな。
 ヤンキーの不在ってのも、宏樹ら三人組がその役割だろーし、
 実際、学校ってこんな風だったとおもふよ。
 わたくしの高校は偏差値が低すぎて、あまり参考にはならないけども。

 兎も角、
 この「普通」を抉るよーに、血も滴るよーに描いたコトが、素晴らしく、
 観るたびに、嫌な記憶を思い起こされる感じが、憎らしいのだ。


 二位。
 ②『SRサイタマノラッパー  シリーズ

 三部作をシリーズで入れた。

 三作通して初めて観た時に三回泣けて、二度目観た時も三回泣けた。
 そしたらもー、
 自分にとって特別な何かだろーとおもい、選ばせてもらった。

 夢を追う恥ずかしさ、
 夢がある苦しさを、しっかりと描いている。
 相変わらずヒップホップには疎いのだが、そんなことは関係ないのだ。


 そして、一位!
 ①『ゾンビ革命-フアン・オブ・ザ・デッド

 理由は、おもしろかったから。



 以上、ベスト編でした。

 一応、ランキングになってるけど、トップの三作以下は、ほぼ同列ですよ。どれもおもしろかった。
 オマケで、候補外となったのは、

 ○『プレミアム・ラッシュ
 ○『裏切りのサーカス
 ○『キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男

 こちらもオススメ。


 んでは、
 ファニー(ワースト)編へと続きます。
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by y.k-ybf | 2014-01-09 00:08 | 映画/100 | Comments(0)

2013年、劇場で観た映画のベスト5。


 この、アホでも判るタイトルの通り、
 今年、劇場で観た新作映画の、ベスト5。…結局、説明するんだな。
 劇場で観たのなら旧作も一応、含めるし、
 トップ5にしなかったのは、順位付けが苦手DAKARA。
 ま、でも今年はトップ5でもいいかなと、おもっている。
 それぐらいすんなりと決まったので。

 今年、劇場で観たのは、25本。
 これは自分としては、多い方だなとおもっている。おもっているのでございます。



 では、五位。
 『パシフィック・リム』。

パシフィック・リム イェーガー プレミアムBOX 3D付き (4枚組)(10,000BOX限定生産) [Blu-ray]

ワーナー・ホーム・ビデオ



 これはね、
 この順位なのは、我ながら気持ち悪い理由がありまして。
 映画を観ながらずっと頭の中で、
 ここで「ゴジラ」の曲を流せばなぁ~、とか、
 ここはガメラかなぁ~、とか、
 ここは「ガンバスター」だなぁ~、とか、
 脳内「パシフィック・リム」を再生しながらだったので、まったく映画に集中できなかったから、なのだ!
 本当にどーかしている。

 ま、そーゆー楽しみ方も含めての、五位。



 四位。
 『クロニクル』。

クロニクル [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン



 1000円で安かった!
 さらに1000円出してもいいくらい、オモシロかった!

 ポイントは、メインとなる三人の少年の、普通さ、であろう。
 優等生な姿も、不良な振る舞いも、衝動的な感情の爆発も、
 誰もがどこかしら共感できるし、実際に目にしてきたモノではないだろーか。
 そんな三人のキャラを配置しての、
 超能力を手に入れる道程、興奮、そして苦痛を丁寧に描いている。

 POV、ファウンド・フッテージのスタイルが先行しがちだが、
 じつはこの監督さん、とても手堅いドラマ作りをする方なんじゃないかと、次回作も期待している。



 三位。
 『風立ちぬ』と、
 同率で『かぐや姫の物語』。


 『風立ちぬ』は、最初はもっと上位を想定していたのだが、
 時間が経って落ち着いたとゆーか、賢者タイムに入ったとゆーか。

 『かぐや姫の物語』は、逆にぐいぐい上がってきた。
 製作のドキュメンタリーを観たり、作品について考えたりすると、止まらなくなる。
 テレビアニメを観ながら育った世代として、コレは評価せざるを得ないだろ、と。

 感想にも書いたけど、
 どちらも監督の、タイプの異なるエゴ全開なのが、素晴らしいなとおもふ。
 そー感じているし、考えさせられる。
 そんなわけで、
 この位置にまとめたのではなく、偶然と必然で、この二作を並ばせてもらった。

 そいや、
 両作品とも予告編が秀逸なのと、本編とは若干異なるモノだったのも、共通してますな。
 予告編が名作ってのも、
 それはそれで、、、だとおもふよ。



 二位。
 『マン・オブ・スティール』。

マン・オブ・スティール ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ



 何故か、灰色なイメージの映画w
 評価がどーも芳しくないが、個人的にはツボだった。

 悩んでばかりの主人公、爽快感のない展開、そしてラストの禁じ手破り。
 元々原作に特別な思い入れはないし、
 クリストファー・リーヴ版ありきで観ているから、
 同じことをやられるよりも、
 違う角度から別の魅力を見せてくれる作品として楽しめたと、感想には書いた。
 それにシリーズも続くからねぇ。
 それこそ「ダークナイト三部作」の例もあるしな。



 一位。
 『ゼロ・グラビティ』。


 邦題『ゼロ・グラビティ(無重力)』だったものが、
 あの結末の後、
 原題『グラビティ(重力)』となる。

 そんなトコロにすら意味を感じられるよーな、明確なテーマが表現されている。シンプルに。
 しかも3Dのあの体感映像があるからこそ、
 そのテーマを深く感じられるとゆーのが、革新的である。

 スクリーンを見つめ過ぎて、コンタクトが剥がれそーになったけどなw



 以上が、トップ5。

 次点は、『アイアンマン3』かな?

アイアンマン3 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社





 今年もいい作品が多かったと、おもふよ。
 来年は、邦画をもっと観たいです。

 ワースト(ファニー)は、旧作とまとめてやりますよ。

 おしまい。
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by y.k-ybf | 2013-12-27 23:13 | 映画/100 | Comments(0)

2012年の まとめ。③。


 続いてます。

 今度は、ファニー映画トップ5。同じく順不同です。


① 『笑う警官』

笑う警官 [DVD]

TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)



 ストーリーはね、ハードボイルドなのかなぁ、悪くは、、、
 ちょっと分かり難いけど、悪くは、、、
 うーん。。。
 まあ、ヘンな話かな。

 なんかね、お話の大事な部分が、ごっそり抜けてるよーな感じなんだよね。
 それを更にヘンな映画にしちゃった、みたいな。
 どれぐらいヘンなのか、逆にオススメしたい映画です。


② 『まだまだあぶない刑事』

まだまだあぶない刑事 デラックス [DVD]

柴田恭兵 舘ひろし / バップ



 ドラマはね、
 ちょうど世代なので、よく観ていたし、最初の映画も劇場で、それも立ち見で観たりしたんですよ。
 それぐらいの思い入れはあるんだけどね。
 うん、ストーリーは、ま、仕方ないとしても、
 あのサッカー場でのシーンは、どーにかならなかったんですかいのぅ。
 未だ強烈な印象があるので、選んでみました。

 「あぶない刑事」だから。で、納得と云えば納得なんだけどな。


③ 『座頭市 THE LAST』

座頭市 THE LAST 豪華版(2枚組) [DVD]

東宝



 やはり、香取くんの座頭市は、ない。ムリ。おかしい。
 ヘタとか合わないとか、そーゆーレベルじゃなくて、おかしい。ないわ。

 阪本監督だから、映画全体のクオリティは悪くないんだけど、
 兎に角この、主演の存在が全てをぶち壊すとゆー、なかなかの珍しいパターンですね。

 あと、
 「あ、市、殺すの忘れてたわ。とりあえず刺しちゃって」みたいなラストも、やっぱりダメだわ。


④ 『ザ・ビーチ』

ザ・ビーチ (特別編) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン



 まるで絵本を読み聞かされているよーな吹き替えが酷かったから。
 ってのがいちばんの理由なので、異論は認めますが、
 ストーリーも超ご都合主義で、ヒドくない?

 ディカプリオを徹底的にバカとして描く、バカエイガとしてはよく出来てんだけど。


⑤ 『殺人犯』

殺人犯 [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント



 これはね、悪趣味も底が抜けるとバカになるってんで、入れてみました。
 熱演と云えば聞こえはいいし、奇抜なアイデアと云えばその通りなんだけど、限度はあるぞ、と。
 よくやった、ともおもうけど、
 やらなくてもよかった、ともおもふ。

 激怒するか、大爆笑するかの、エイガかな。



 ファニー候補は、けっこう簡単に決まりかけたんだけど、
 最後の一枠を競ったのは他にもあって、『1911』と『エアベンダー』。
 ちょっと差が開いて、『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』。

 『1911』は、わたくしに中国現代史の知識がまったくなかったせいで、
 どこをどー楽しんでいいのやら、まったく理解できませんでした。
 映画として、それはそれで問題なんだけど。
 『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』は、
 日本が舞台ってこともあり、ちょっとツッコミが厳しかったかな、ともおもったので、候補から外しました。

 入れるかどーかいちばん悩んだのは、『エアベンダー』。
 よく作られてるのに、いい印象が残らない。
 これはなんでおもしろくないんだろって、観てるこっちに考えさせる、不愉快さ?
 ヒドくないのに、ヒドい! とゆー、なんか不思議な退屈さをもったエイガ。
 その理由すらあやふやってのが、外した理由でもあるんだけど、
 ワーストで選ぶなら、コレかもなぁ。

エアベンダー ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



1911 Revolution-Collector's Edition [DVD]



パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT [DVD]

Happinet(SB)(D)




 と、ゆーぐあいに、なりました。

 今年は、もっと映画館で観たいなと、おもいます。
 以上です。
 本当に、お疲れ様でした。

 とりあえず、謝っておきます。
 すみませんでした。
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by y.k-ybf | 2013-01-22 09:57 | 映画/100 | Comments(0)

2012年の まとめ。②。


 続きました。

 それでは早速、ベスト5から。順位は無しです。


① 『ダークナイト』

ダークナイト トリロジー ブルーレイBOX(初回数量限定生産) [Blu-ray]

ワーナー・ホーム・ビデオ



 いきなりそれか。いまどきか。
 と、おもわれるでしょうが、まあ、待ちたまえ。
 甘いバナナ味のガムでも噛んで、落ち着きたまえ。

 何故、『ダークナイト ライジング』公開と同時期に観てしまったのか、
 若干、悔やまれるところでございますが、観たからには挙げざるを得ない、傑作ですね。
 改めて云うのも恥ずかしいけども。

 しかし、「バットマン」とゆー作品は、
 正体隠して世を守るってベッタベタなヒーローモノなのに、
 どーして狂気に振り切れないと成立しないんだろ。
 原作コミックの「ダークナイト・リターンズ」も読んだけど、アレはバットマン自身が狂ってたし。
 そもそも狂い始めた世界が根底にあるしで。
 前シリーズの映画も、最後のほうは活劇モノに近くなって、詰まらなくなったしなー。

 次をやるとしたら、かなりハードルは上がっておるし、
 おそらくクロスオーバーを前提に作るとおもうけど、ダークでええ感じにしてほしいものでございます。


 補足。
 録画はしておいたのに、『ダークナイト』をいままで観ていなかったのは、
 『バットマン ビギンズ』がイマイチ過ぎたからでございます。


② 『プロメテウス』

プロメテウス 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー (初回生産限定) [Blu-ray]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP)



 未だ賛否が分かれておるし、
 続編があるぞ、狼がくるぞ、なんて噂もあるので、この時点での評価は危険な気もしますが、
 や、もーね、
 映画館で観て、めちゃくちゃ面白かったんだわ。体験として、素晴らしかった。

 真っ白な宇宙船と真っ黒い謎の遺跡の対比から、
 「エイリアン」シリーズからつながるもの、わけのわからん巨人やらやら、
 映像と情報が、
 ビャーーーッと、
 ビャーーーッと、雪崩れ込んでくる感じ。
 なかなか味わえなくなった、理屈のない圧倒感。これがよかったんだわぁ。
 正直、内容に関しては、何もわかってないけどね。
 そのへん、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とも共通してたんだけど、
 アレは単体の映画として不十分でしたね。足りてなかった。

 分からない=ダメ、じゃないんだよ、と。

 あ、ゴーリキーが吹き替えした予告も観たけど、うん、たぶん、最低だわ。


③ 『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ [DVD]

角川書店



 この映画がドキュメントなのか、モキュメントなのか、よくわからんけども、
 「現代のアート」ってものを、かなり分かり易く、映画にしてくれている。
 アートをやる者、アートを撮る者、アートを買う者…、その違い、とかね。

 アーティストたちがいる光景が、
 個人的に、なんか懐かしくおもえたし、刺激にもなったので、印象に残った映画になりました。


④ 『アジョシ』

アジョシ スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

Happinet(SB)(D)



 韓国産の映画は、敬遠しておりまして。
 ま、オモシロいのもあるよねー、ぐらい。
 好きなヒトは観ればええがな、ぐらい。
 んが、この『アジョシ』を観て、その認識はひっくり返った。
 これは観ておかないと、勿体無いと。

 韓国産の映画は、作品にエネルギーとゆーかパワーみたいなものが漲っており、
 近年では、そこに高いスキル、技術が加わり、さらにステップアップしよーとしております。まさに今。

 『哀しき獣』や『高地戦』も候補に挙がって、選ぶのに迷いましたよ。


⑤ 『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』

スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団 The Ultimate Japan Version [Blu-ray]

ジェネオン・ユニバーサル



 んーで、最後の一本が、『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』。
 まさかこれが残るとは自分でも意外でしたが、
 試しにもう一度見返してみたら、やはり良い。

 とにかくね、出てくる人物、みんな好きなんだわ。
 男も女も、悪いヤツも、みんなキュートで。
 これは選んでおくべきだろと。

 所謂、童貞エイガとも違い、青春ムービーとも、おバカ系とも、ちょっと違う。
 原題は『Scott Pilgrim vs. the World』となっておりまして。VS world。
 世界とゆーか社会とゆーか、
 価値観をぶつけ合い、
 勝ったり負けたり、傷ついたり学んだりしながら、ほんの少しだけ前に進み、成長する。
 その闘いのこと。
 映画では、それをホントにバトルシーンにして描いちゃうんだけどね。
 その軽やかさが、またいい感じなのだ。

 で。
 テレビゲームへのリスペクトで仕上がってる映画でもあるので、
 ゲーム好きな方には、特にオススメですよ。
 冒頭のユニバーサルのロゴから、ドット絵なんだから。



オマケで、次点。
『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』。

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

東宝



 『ダークナイト』が、さすがにちょっと浮いてる感じがしないでもないので、
 最後の最後まで迷った一本を挙げておきます。

 これもある意味、認識を変えてくれた作品で、
 ドキュメントとしても映画としても、完成されている一本だとおもふ。
 正直、もう二度と作れない作品かもしれない。

 「自分でアイドルになったんだから、そんな苦労や苦悩は当たり前だろ」と、
 そんな意見も耳にしますが、
 貴様、何を口走っているのか理解してるのかと問い質したくもなるが、
 それはおいといて、
 この映画が映しているのはそんな「美談」ではなく、アイドルとゆー商業システムの存在について、なのだ。
 そもそも「アイドル」になりたくてなった人間など、
 山口百恵、松田聖子、おニャン子クラブの時代から含めて、誰一人存在してねえから。
 みんな「選ばれて」るんだってことだ。
 それを公に、しかも現時点でトップアイドルのAKBがやったってのがね、スゲーなと。
 スゲー映画だなと。

 はい。そんなところです。


 続いてしまいます。
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by y.k-ybf | 2013-01-22 09:36 | 映画/100 | Comments(0)

2012年の まとめ。①。


 さて、やっと2012年のまとめをやります。正確には、映画のまとめ。
 昨年は、我のことながら、よく映画を観たな、と。
 以前にこのブログにも書きましたが、
 「とにかく映画を百本観て、その感想を書く」とゆー、
 誰からも期待されない企画、映画百本組手、を、二年以上掛けてやっておりましたが、
 それが昨年の五月に終了。
 しかし、それから年末までの半年間だけで、120本以上の映画を観ておりました。
 あの二年は何だったのかと、我のことながら、心配になる本数です。

 ま、当然、理由もありまして。
 いちばん大きかったのは、
 デジタル化以降、我が家のビデオ機器がブルーレイのHDレコーダーとなり、
 さらにWOWOWのチャンネルが3つに増えたことで、
 新旧問わず映画を録画しまくっているから、でしょうな。

 2012年に観た本数は、171本。
 (『スーパー!』と『ヤバい経済学』の二本の記事は、ありません。)
 内、映画館で観たのは13本。さらにその内、特撮ヒーロー系が、5本。
 レンタルが嫌いなので、ほぼWOWOW頼り。地上波で観たのも、基本、除外しております。

 と、ゆーわけで、
 折角なので、2012年のベスト&ファニー映画でも選びたいとおもいまふ。
 順位は無しの、トップ5。
 ワーストではなく、ファニーとしたのは、
 新しいのも古いのも混ざっているのと、完全に個人の趣向を基準としているから。
 ダメだバカだと云いながら楽しめたし、
 いつの間にやら、その手の映画を見つけると、ゾクゾクするよーな快感を覚えてしまいました。
 我のことながら、ヤバいとおもいます。

 続きます。
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by y.k-ybf | 2013-01-22 09:10 | 映画/100 | Comments(0)

『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を、観た。

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ [DVD]

角川書店



 ミイラ取りならぬ、
 アート撮りがアーティストになる、そんな、とても興味深く、そして面白い映画であった。

 アートなるものは、、、と、何度も書いてみるが、
 こーやって説明することが、そもそもアートとは別のモノなんだな。
 例えば、
 ピカソの絵の奇抜さを説明するのに、
 結局、確かな実力と計算の基に云々ってなってしまうよーな、矛盾。
 ウォーホルをただのパクリだって言ってしまうのも、
 バンクシーをハンコ職人扱いするのも、それはそれで評価なんじゃないかな。
 だって、そー見えたんだから。ただ、それを共有する義務はないだけで。
 それを必要だと、美しいとおもふヒトも、確実にいるのだから。

 この映画の結末は、ある種のニンゲンには悪辣で衝撃的なものかもしれない。
 ラスト、複雑な反応を見せるアーティストらも、避けられない問題だと自覚があるのだろう。

 これが現代アートの正体、
 であるかもしれないが、
 同時にアーティストの武器でもあるのだしな。
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by y.k-ybf | 2012-10-11 10:12 | 映画/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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