カテゴリ:映画/100( 37 )

2012年の まとめ。②。


 続きました。

 それでは早速、ベスト5から。順位は無しです。


① 『ダークナイト』

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 いきなりそれか。いまどきか。
 と、おもわれるでしょうが、まあ、待ちたまえ。
 甘いバナナ味のガムでも噛んで、落ち着きたまえ。

 何故、『ダークナイト ライジング』公開と同時期に観てしまったのか、
 若干、悔やまれるところでございますが、観たからには挙げざるを得ない、傑作ですね。
 改めて云うのも恥ずかしいけども。

 しかし、「バットマン」とゆー作品は、
 正体隠して世を守るってベッタベタなヒーローモノなのに、
 どーして狂気に振り切れないと成立しないんだろ。
 原作コミックの「ダークナイト・リターンズ」も読んだけど、アレはバットマン自身が狂ってたし。
 そもそも狂い始めた世界が根底にあるしで。
 前シリーズの映画も、最後のほうは活劇モノに近くなって、詰まらなくなったしなー。

 次をやるとしたら、かなりハードルは上がっておるし、
 おそらくクロスオーバーを前提に作るとおもうけど、ダークでええ感じにしてほしいものでございます。


 補足。
 録画はしておいたのに、『ダークナイト』をいままで観ていなかったのは、
 『バットマン ビギンズ』がイマイチ過ぎたからでございます。


② 『プロメテウス』

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 未だ賛否が分かれておるし、
 続編があるぞ、狼がくるぞ、なんて噂もあるので、この時点での評価は危険な気もしますが、
 や、もーね、
 映画館で観て、めちゃくちゃ面白かったんだわ。体験として、素晴らしかった。

 真っ白な宇宙船と真っ黒い謎の遺跡の対比から、
 「エイリアン」シリーズからつながるもの、わけのわからん巨人やらやら、
 映像と情報が、
 ビャーーーッと、
 ビャーーーッと、雪崩れ込んでくる感じ。
 なかなか味わえなくなった、理屈のない圧倒感。これがよかったんだわぁ。
 正直、内容に関しては、何もわかってないけどね。
 そのへん、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とも共通してたんだけど、
 アレは単体の映画として不十分でしたね。足りてなかった。

 分からない=ダメ、じゃないんだよ、と。

 あ、ゴーリキーが吹き替えした予告も観たけど、うん、たぶん、最低だわ。


③ 『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』

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 この映画がドキュメントなのか、モキュメントなのか、よくわからんけども、
 「現代のアート」ってものを、かなり分かり易く、映画にしてくれている。
 アートをやる者、アートを撮る者、アートを買う者…、その違い、とかね。

 アーティストたちがいる光景が、
 個人的に、なんか懐かしくおもえたし、刺激にもなったので、印象に残った映画になりました。


④ 『アジョシ』

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 韓国産の映画は、敬遠しておりまして。
 ま、オモシロいのもあるよねー、ぐらい。
 好きなヒトは観ればええがな、ぐらい。
 んが、この『アジョシ』を観て、その認識はひっくり返った。
 これは観ておかないと、勿体無いと。

 韓国産の映画は、作品にエネルギーとゆーかパワーみたいなものが漲っており、
 近年では、そこに高いスキル、技術が加わり、さらにステップアップしよーとしております。まさに今。

 『哀しき獣』や『高地戦』も候補に挙がって、選ぶのに迷いましたよ。


⑤ 『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』

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 んーで、最後の一本が、『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』。
 まさかこれが残るとは自分でも意外でしたが、
 試しにもう一度見返してみたら、やはり良い。

 とにかくね、出てくる人物、みんな好きなんだわ。
 男も女も、悪いヤツも、みんなキュートで。
 これは選んでおくべきだろと。

 所謂、童貞エイガとも違い、青春ムービーとも、おバカ系とも、ちょっと違う。
 原題は『Scott Pilgrim vs. the World』となっておりまして。VS world。
 世界とゆーか社会とゆーか、
 価値観をぶつけ合い、
 勝ったり負けたり、傷ついたり学んだりしながら、ほんの少しだけ前に進み、成長する。
 その闘いのこと。
 映画では、それをホントにバトルシーンにして描いちゃうんだけどね。
 その軽やかさが、またいい感じなのだ。

 で。
 テレビゲームへのリスペクトで仕上がってる映画でもあるので、
 ゲーム好きな方には、特にオススメですよ。
 冒頭のユニバーサルのロゴから、ドット絵なんだから。



オマケで、次点。
『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』。

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 『ダークナイト』が、さすがにちょっと浮いてる感じがしないでもないので、
 最後の最後まで迷った一本を挙げておきます。

 これもある意味、認識を変えてくれた作品で、
 ドキュメントとしても映画としても、完成されている一本だとおもふ。
 正直、もう二度と作れない作品かもしれない。

 「自分でアイドルになったんだから、そんな苦労や苦悩は当たり前だろ」と、
 そんな意見も耳にしますが、
 貴様、何を口走っているのか理解してるのかと問い質したくもなるが、
 それはおいといて、
 この映画が映しているのはそんな「美談」ではなく、アイドルとゆー商業システムの存在について、なのだ。
 そもそも「アイドル」になりたくてなった人間など、
 山口百恵、松田聖子、おニャン子クラブの時代から含めて、誰一人存在してねえから。
 みんな「選ばれて」るんだってことだ。
 それを公に、しかも現時点でトップアイドルのAKBがやったってのがね、スゲーなと。
 スゲー映画だなと。

 はい。そんなところです。


 続いてしまいます。
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by y.k-ybf | 2013-01-22 09:36 | 映画/100 | Comments(0)

2012年の まとめ。①。


 さて、やっと2012年のまとめをやります。正確には、映画のまとめ。
 昨年は、我のことながら、よく映画を観たな、と。
 以前にこのブログにも書きましたが、
 「とにかく映画を百本観て、その感想を書く」とゆー、
 誰からも期待されない企画、映画百本組手、を、二年以上掛けてやっておりましたが、
 それが昨年の五月に終了。
 しかし、それから年末までの半年間だけで、120本以上の映画を観ておりました。
 あの二年は何だったのかと、我のことながら、心配になる本数です。

 ま、当然、理由もありまして。
 いちばん大きかったのは、
 デジタル化以降、我が家のビデオ機器がブルーレイのHDレコーダーとなり、
 さらにWOWOWのチャンネルが3つに増えたことで、
 新旧問わず映画を録画しまくっているから、でしょうな。

 2012年に観た本数は、171本。
 (『スーパー!』と『ヤバい経済学』の二本の記事は、ありません。)
 内、映画館で観たのは13本。さらにその内、特撮ヒーロー系が、5本。
 レンタルが嫌いなので、ほぼWOWOW頼り。地上波で観たのも、基本、除外しております。

 と、ゆーわけで、
 折角なので、2012年のベスト&ファニー映画でも選びたいとおもいまふ。
 順位は無しの、トップ5。
 ワーストではなく、ファニーとしたのは、
 新しいのも古いのも混ざっているのと、完全に個人の趣向を基準としているから。
 ダメだバカだと云いながら楽しめたし、
 いつの間にやら、その手の映画を見つけると、ゾクゾクするよーな快感を覚えてしまいました。
 我のことながら、ヤバいとおもいます。

 続きます。
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by y.k-ybf | 2013-01-22 09:10 | 映画/100 | Comments(0)

『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を、観た。

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 ミイラ取りならぬ、
 アート撮りがアーティストになる、そんな、とても興味深く、そして面白い映画であった。

 アートなるものは、、、と、何度も書いてみるが、
 こーやって説明することが、そもそもアートとは別のモノなんだな。
 例えば、
 ピカソの絵の奇抜さを説明するのに、
 結局、確かな実力と計算の基に云々ってなってしまうよーな、矛盾。
 ウォーホルをただのパクリだって言ってしまうのも、
 バンクシーをハンコ職人扱いするのも、それはそれで評価なんじゃないかな。
 だって、そー見えたんだから。ただ、それを共有する義務はないだけで。
 それを必要だと、美しいとおもふヒトも、確実にいるのだから。

 この映画の結末は、ある種のニンゲンには悪辣で衝撃的なものかもしれない。
 ラスト、複雑な反応を見せるアーティストらも、避けられない問題だと自覚があるのだろう。

 これが現代アートの正体、
 であるかもしれないが、
 同時にアーティストの武器でもあるのだしな。
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by y.k-ybf | 2012-10-11 10:12 | 映画/100 | Comments(0)

アメコミの映画を、観た、観た、観た。


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 もう絶賛しか聞かないってぐらい、
 絶賛されまくってる『ダークナイト』を、やっとこさ観ましたよ。

 ここまでハードルが上がりに上がった作品も珍しく、
 実際に観るまで、逆に不安にもなりましたが、
 これが、
 まー本当におもしろくて、参りましたよ。一ミリ以上は、確実におもしろい映画です。
 しかも、アメコミ・ヒーローモノだからねー…。

 ま、いまさら絶賛するのも間が抜けておりますので、ざっとにしておきますが、
 やはり秀逸なのは、悪役のジョーカー。
 かつて、ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーは、
 「コミックの狂気」とも云えるコミカルさを持ったキャラクターで、個人的にもかなり好きだったのですが、
 この、ヒース・レジャー版ジョーカーは、
 狂気が純化したよーな、ホントに関わりたくもない悪辣で、
 それでも憎めない、見事なキャラクターを完成させました。
 映画全体の力もありますけど。

 このジョーカーの、何が凄いかってーと、
 観ているうちに、
 翻弄されている警察やマフィアの方が、おかしいんじゃねーの? と、おもえてきて。
 バットマンに至っては、正気を見失ってるよーにさえ、おもえてくるところ。
 つまり、正と邪が反転しそーになるんですな。
 それは『ファイトクラブ』とちょっと似てるんだけど、
 ま、ちょっとだけど、
 あれは、何かを守るための破壊衝動だったとおもふ。
 でもジョーカーのは、衝動も目的もない、もっと原始的な破壊、なんじゃないかな。
 開放みたいな、な。

 あと印象に残ってるのは、
 バットマンに向かって、「オマエがいなくなれば、オレも消える」みたいなことを言うんだけど。
 ヒーローモノの真理とゆーか矛盾をついた、この映画らしい、深い言葉だな、と。

 そいや、ムリヤリ関連付けるつもりもないけど、
 結末が、『アイアンマン』と真逆なのが、またおもしろくてね。
 陽と陰のヒーロー。
 まさにダークナイトってことかー、と。
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by y.k-ybf | 2012-06-15 00:07 | 映画/100 | Comments(0)

『第9地区』 その8。


 期待は半々でしたが、かなり、楽しめた映画でした。
 アタマからラストまで、テンションが下がらずに観れました。

 ストーリーはシンプルで、
 難民として地球にやってきたエイリアンが邪魔になってきたので余所へ移ってもらう、話。
 まあ、そこでトラブルが起きて展開するわけなんだけど、
 そのシンプルな話をドキュメント風に構成して、緊迫感を徐々に重ねてゆく。
 情報密度も半端ではなく、SFなのにリアルさで圧倒される。

 この映画では、エイリアンは侵略者ではなく難民で、弱者である。
 南アフリカの荒廃した土地に、難民キャンプさながらボロ小屋に住んでいる。
 ゴミを漁り、ネコ缶を食べ、黒人らと争いを続ける彼らの姿は、
 斬新で、迫力もあり、リアルであった。
 と、
 なると、
 そこに政治、社会、人種問題的な何かを投影しがちであるが、
 まあ、それはそれとして。

 奇妙な寓話として楽しむだけでも価値はあるとおもいます。
 フェイクドキュメント、つーのかな?
 系統としては、ブレアウィッチやクローバーフィールドみたいな映画なんだけど、
 ありがちなオチ投げっぱなしはなく、
 うまくドラマに切り替えて、まとめておるのが好印象。でございます。

 後半、少し一本調子な気がしないでもないですが、
 SF的にも、ブレードランナー級の新しい存在に成りうる、のかな?
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by y.k-ybf | 2010-04-15 00:21 | 映画/100 | Comments(0)

その4。思想無き、サイケデリック。


 テレビ放送だが、やっと「崖の上のポニョ」を観ました。
 これ、
 さすがにオッサンが観たくなるよーな題材でもないし、
 ジブリで云えばトトロ系の作品かなと、高をくくるわけではないが、
 まあ、想定の範囲内だろーと。
 んが。
 まさかこんな映画だとは思わなんだ。驚愕であった。
 しかもこれが大ヒットを記録したとゆー事実。
 ホントに、これはいままで伝え聞いていた「ポニョ」なのかと。

 まず、写実でないことはすぐにわかる。
 人面魚とゆー言葉もでるので、
 それが奇怪なものとの認識はあるが、同時に存在を認めてもいる。
 これでこの作品は寓話的であり、絵本に近いものだと推測できる。
 まあ、この絵柄だし。

 次に、キャラクターの描写。
 これがあまり深くない。断続的でもある。
 あくまでキャラの魅力とはべつの、感傷や関連性の話だが。

 そしてストーリー。
 これもまたすぐにわかることだけど、物語がない。
 要してしまうと、人魚姫の、つまり古典である。
 それも、よりシンプルな方向へアレンジされているし、
 間延びさせないために構成が分断されている。積み木みたいに。

 総合的に云ってしまうと、やはりこれは絵本なのだ。

 しかし絵本と云えど、侮ってはいけない。
 子供向けとは限らないし、
 多くの絵本が、
 そこに示唆として道徳や教訓、テーマ、メッセージが盛り込まれているのが常である。
 例えば、
 人間になりたい魚、人間をやめてしまった男、
 母の存在、巨大化した月、魔法、などなど…。
 暗喩は掘ればいくらでもある。
 それこそあからさまに散りばめられている。
 しかし。
 やはりこれも断片的なのだ。
 深く、重くなりそーになると、ぱっと次の展開に移ってしまう。

 つまり。
 これはあくまで個人的な感想なのだが、意味があると見せ掛けての、二重の罠。
 じつはなんにもないんじゃないのかな、「ポニョ」わ。

 この何も無さが、衝撃でした。
 あの、宮崎駿が、何もないものを創る。
 「風の谷のナウシカ」で、
 清浄された世界で、人類は血を吹いて絶滅するだろうとか描いた人が、だ。

 物語がなく、テーマもなく、キャラもいない。
 だが、そこに意味がある。
 そんなアンチイズムで貫かれた作品の意味とは、「手書き」じゃないかな。

 しつこいけども、
 宮崎駿が、ただそーしたい、やりたいが為に、
 あらゆるものを削ぎ落とし、作品を創るってのは、前代未聞とゆーていいでしょう。
 実際はどーかしらんけど。

 邪魔なものを脱ぎ捨てて裸になった天才が、
 その才能と衝動で描いた「崖の上のポニョ」は、素晴らしい作品だとおもいます。
 それに、
 たぶんこれ、ジブリ版のイエローサブマリンとして捉えるべきだと、おもう。
 ストーリーだけじゃなくて、声も要らないし。



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by y.k-ybf | 2010-02-06 21:44 | 映画/100 | Comments(2)

『デーヴ』


 キムタクさんの月9のドラマを観ていたら、
 想い出したのがアメリカエイガの、『デーヴ』。

 大統領のそっくりさんが、
 影武者として働くうちに、なんやかんやで本物とすり替わって大統領になっちゃうとゆー、
 もはや伝統的なコメディ。

 こーいった毒もない、ファミリー向けのコメディは好きじゃないし、
 何より興味がないのでございますが、
 なぜか、この『デーヴ』だけは繰り返して観てしまうぐらい、
 お気に入りなのでございます。

 シガニー・ウィーヴァーがアニーを唄ったり、
 オリヴァー・ストーンが本人役で彼らしいコメントをしていたり、
 滑稽なシーンもあるわけですが、
 やはりキモとなるポイントは、
 フツーの感覚、で、ありましょう。

 これはキムタクさんのドラマとの共通点でもありますが、
 政治家さんと、政治の世界が、
 如何におかしな世界であり、おかしな住人であるか、
 ユーモアとして浮き彫りにしているわけで、ありますね。

 童話でゆーと、
 はだかの王様と、王子と乞食が合わさったみたいなものですね。




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by y.k-ybf | 2008-06-16 22:32 | 映画/100 | Comments(0)

『フォー・ザ・ボーイズ』 (009/100)


 ベッド・ミドラーの、
 アメリカの、軍隊慰問楽団の男女二人の歌手のおはなし。
 たぶん。

 おもしろいのは、
 時代の経過と共に、戦争も戦場も、
 社会も文化も音楽も、ニンゲン(関係)も変化してゆくトコロで、
 ちょっとした歴史物でございます。

 ほんとアメリカは戦争ばっかりやってるな、と。

 基本的にはゆったりとしたラブストーリーなんだけども、
 裏で提示してるのは、
 「じつはアメリカが必要としているのは、敵なんじゃね?」
 とゆー、テーマつーか回答で。
 映画でも、次第に傷を負って疲弊してゆくアメリカが描かれて、おります。

 で、このエイガ、
 ラストの同じシーンで、おもしろいぐらい、いつも泣けてしまうので、
 もー観るのを止めてしまいました。

 音楽が好きな人なら、楽しめるエイガでございます。



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by y.k-ybf | 2008-04-27 09:21 | 映画/100 | Comments(0)

『クローバーフィールド/HAKAISHA』


 ネタバレ注意!
 と、前置きがないといけないところでありますが、この映画には必要ありません。

 ネタそのものがないのだから。

(結局、ネタバレの内容になりますので、注意してください。)

 内容だって、一行で説明できる。
 怪獣から逃げる、映画。
 これ以上でも、以下でもない。
 撃退するわけでもないし、何かがわかることもない。
 ドラマチックなものがあった気もするが、なかったような気もする。
 しかし、
 コレがまたエラいおもしろかった。
 あっとゆーまに、時間を忘れて愉しめた。
 まあ、じっさい、上映時間90分もない映画なんだけど。

 とくに書くこともないので、もう一度、内容を説明いたしますと、
 怪獣がニューヨークに突然上陸して、ヒトビトが逃げまどう映画なんだけども。
 みなさん、すでに忘却の彼方だとおもわれますが、
 以前、ハリウッドで『ゴジラ』がリメイクされたことがありまして。
 まあ、
 忘れたままで何の問題もないつまらん代物なんだけども、
 この『クローバーフィールド』が、
 オリジナルの『ゴジラ』の影響下にあるのは、
 ちょっとかもしれんけど、否定できないとおもう。

 もっと上手くリメイクしたるわ。みたいな。
 ま、エンディングの曲が、東映の『ゴジラ』そのまんまなんだけどね。

 で、
 怪獣映画として何をやったのかとゆーと、全編ハンディカメラの映像なのです。
 家庭用ビデオカメラの。
 分かり易くゆーと、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』です。そのまんまです。
 しかしコレがまー臨場感とゆーか、迫力とゆーか。すごいものがあって。
 揺れる映像がダメな人にはお勧めできないけれど、
 興味がある方は、是非とも音響がしっかりした映画館で観ることをお勧めします。
 アトラクション映画なんて云われ方もしているけど、
 本当に、遊園地のアトラクションを観ているような感覚になります。
 そのあたりが『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』との違いですね。

 それと、
 このビデオカメラの映像、パニックの状況下が、
 暗喩として「9.11」を引きずっているとも、おもえます。
 単純に、あのテロさえもエンターテイメントにするのかと、複雑に感じたりもしますが。

 こんな愉しい映画を観てしまうと、
 どーして怪獣映画の本場である日本では作れないのかと、またグチの一つも出そうになりますが、
 素材として、続編なんていくらでもできるし、
 他のビデオカメラの映像なんて見せ方でもいけるとおもうので、
 またつくってほしいものでございます。


 幼虫みたいのは、余計だった気もしますが。
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by y.k-ybf | 2008-04-16 10:20 | 映画/100 | Comments(0)

『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』 (7/100)


 この間、テレビジョンで、押井守特集などをやっておりまして、
 最近の作品やら、『一発貫太くん』、『ゼンダマン』やらまで放送しておりました。
 そんななか、久方振りに『うる星やつら』を拝見いたしました。
 これが思いの外、風化の進み具合が激しく進行しておりまして、
 さすがの『うる星やつら』も時代の流れには勝てなかったか、と、
 想いを馳せたわけでございます。
 しかし、
 いまだ名作と称賛される劇場版の『ビューティフル・ドリーマー』は別格でございました。
 最早、語り尽くされ、まだまだ語り継がれるこの作品について、
 わたくしが何かを付け加えることなど、おこがましい次第でございますが、
 おもしろいもんは、おもしろいもんだなあ、と。

 「幻想の現実」と、「現実の幻想」を交錯させて、
 巧みに表現されるシニカルとパラドクスは、警鐘であり、予言でもありました。
 何もアニメやアキバの話だけではなく、
 常識、情報、道徳、習慣、認識、、、。
 いつのまにやらニンゲン様は、
 何かを信じて、何かを否定して、
 カテゴライズしながら耳をふさいでしまう、イキモノでございます。

 「責任とってね」のセリフは、
 今も昔も、こっちもあっちも、痛烈な言葉の棘でございます。


 あと、保健医のサクラさんが、ステキでございました。
 ある意味、コミック世界に影響を残したキャラクターなんですね。



うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
/ 東宝ビデオ
ISBN : B00006C1W0
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by y.k-ybf | 2007-10-08 10:13 | 映画/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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