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『なまなりさん』 『隣之怪 木守り』


 『新耳袋』が完結してしまい、早急な復活を望んでおりましたが、
 著者である二人、中山市朗、木原浩勝、それぞれの新しい本が、やっと刊行されました。

なまなりさん
中山市朗 / / メディアファクトリー
ISBN : 484011868X



『隣之怪 木守り』 木原浩勝



 当然、どちらも怪談本であり、
 どちらも『新耳袋』の影響下にあるのは、必然でありましょう。

 『隣之怪 木守り』は、短編集で、『新耳袋』に近い形式であり、
 内容も、収録が見送られたものが中心のようだ。
 しかし文体が談話調と言いますか、意図的に差別化されておりまして。
 話も一つ一つが、若干、長めになっております。
 不満はないのですが、『新耳袋』とはべつものと言ってよいでしょう。
 話の中身も、選考されなかったと言われれば、
 なんとなくだけど、納得できるところがあって、
 エピソードとして断片的すぎたり、逆に長かったり、濃ゆかったりと、
 すっと読める簡潔な文体の『新耳袋』には、合わなかったのかもしれません。
 あくまで推測だし、十分に、怖い本なんですが。

 一方、
 『なまなりさん』は、文体も内容も、まさに『新耳袋』の長編そのものでした。
 怖いとゆーか恐ろしく、なにより興味深い話でした。

 あ、
 信じるとか信じないとかは、まっっったく別の事なんで、
 省いて進めますので、気にしないでください。

 要、わ。
 呪いと祟りの話で、それが現代の日常で、徐々に進行してゆく、記録であります。
 あんまり詳しく書かないのは、正直、ちょっと怖いからで、
 なんだか、わたくしには、それほどのもののように、おもえました。
 本当に書籍化していいものだろうかと。
 繰り返しになるけども、真実とか真相はべつとして、
 あまりにも多くの人間が巻き込まれ、
 その人生に影響を及ぼしたこの「現象」の、「原因」は、
 ありふれたヒトの感情と欲求であります。
 ヒトであることをやめないのならば、逃げ場のない、輪っかの中にいるようなもので、
 そこに、恐ろしさを感じます。

 うまくまとめるのは難しいけれども、
 自分を、律しなければいけませんね。自由において。
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by y.k-ybf | 2007-06-30 15:37 | 本棚 | Comments(0)

食べ歩かず。


 噂の、キューリ・コーラを飲んだ。
 ペプシの、「ペプシアイスキューカンバー」とかゆー、
 ミドリイロのステキなジュース。
 後味が胡瓜なだけで、
 まー、普通と言えば普通なのだが、も一度飲みたいとゆーほどでもない。
 たぶん、
 いろいろ研究して、いろいろ作って、いろいろ飲んでるうちに、
 わけわからなくなって、
 「キューリ、サイコー!」とか、なっちゃったのかなぁ・・・。
 たぶん。


 最近のお気に入りは、「しょうゆマヨネーズ味の柿の種」
 一見、不安を覚える風味だが、
 これが辛さと合って、なかなか新鮮で美味しいのでございます。
 あと、わさび味の柿の種なども良かったですね。
 わさびが苦手な人には、キツイかもしれませんが。


 そんで、マクドナルドの「メガテリヤキ」も食べてみた。
 カロリー900超の、キラー・バーガー。
 そもそもソースでベトベトになるのでテリヤキバーガー自体苦手なのだが、
 これは意外とゆーか、がっかりとゆーか、
 ソースは少なかったので、助かりました。
 食べにくいのは、食べにくいけども。
 でも「メガマック」よりは、いいかも、しれませんね。
 アレは食べてる間に、飽きるから。
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by y.k-ybf | 2007-06-20 23:26 | 記述 | Comments(0)

『大日本人』を、観る。そのさん。


 ネットで批評をぐるぐると観て廻ってきましたが、
 見事、賛否に分かれておりまして。
 でも、意外と好意的な意見が多かった気がします。

 で、早速本題でございますが、
 北野武が同時期に『監督・ばんざい!』とゆー映画を作った偶然について。

 いきなり話の腰をへし折ってしまいますが、
 その、『監督・ばんざい!』を、まだ観ておりません。
 なので情報だけで言ってしまうけれども、要は「破壊」と「孤高」の映画で。

 くだらない映画ばかり売れやがって。
 オレがやったら、もっとすげえんじゃねえの?
 ええ、
 できませんでした。
 の、螺旋階段。

 深読みは意味がないと言いましたが、
 あえて『大日本人』を読み解くと、
 容易く「大佐藤(主人公)」=松本人志と、ゆー構図が浮かび上がる。

 特別な、自分。
 周囲の、不理解。
 敵は次々と現れ、それでも戦い続け、痛みと苦しみと孤独が積み重なってゆく。

 まあ、こーやって書いちゃうと、
 なんだかアレなんで、半分ぐらい読み飛ばす感じでよろしいのだが、
 そーいった偏ったところも含めた「孤高」は、
 『大日本人』と『監督・ばんざい!』に共通する、メタ的な点である。

 「破壊」はどちらかとゆーと、外側の、型や手法のことなんで、説明は省略しますが。
 これが同時に世に出たのは、ホントにおもしろいことだと、おもいますよ。
 ええ。
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by y.k-ybf | 2007-06-18 21:23 | 映画 | Comments(0)

ハレの演技と言いますが。


 やっぱりパズーもシータも、
 プロの声優さんの声だからこそ、だと、
 『ラピュタ』を観ながらおもうのだが、如何であろうか。

 何度観ても面白い。
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by y.k-ybf | 2007-06-15 22:32 | テレビ | Comments(0)

『大日本人』を、観る。そのに。


 『大日本人』を観てつくづくおもったのが、
 やはり松本人志には映画は作れないのだな、と、ゆー結論で。

 まず、驚いたのは、
 説明の少なさと、
 「設定」の取扱にみえる、マニア意識の希薄さ。
 おおまかな説明をすると、
 主人公でヒーロー的な役割の「大佐藤」と、
 戦うモンスターの「獣」がおるわけなんだけど、
 社会での実生活を描くだけで、
 つまり、どーなの? や、
 それから、どーしたの? やらの、描写がない。
 と、ゆーか、必要とされていない。

 「獣」は、どこから来て(現れて)、どこへゆくのか(逃げたり死んだり)。
 そのへんの説明が、まったくない。
 それは主人公ら「大日本人」についても一緒で。
 一番気になったのは、
 「獣」を撃退するには「大日本人」が適役なのに、
 周囲の不理解を、人気低下だけを原因にしているところ。
 ちと、無理があるな、と。
 それと、歴史的な役割も、世界的な状況説明もなく、
 釈然としない気分が残った。

 と、
 ゆーのが、『大日本人』が映画ではない理由だと、前に書いたんだけれども。
 つまりはですね。
 ここで最初の「マニア意識」に戻るんだけど、
 いわゆる、「裏設定」なものに、松本さんは興味がないんだな、と。
 そのへん、ザックリ切り落とせちゃうヒトなんだな、
 と、
 ゆーことが、言いたかったわけでございます。

 映画って、じつはここらがキモなんだなと、改めて気付いた次第でございます。
 知識と、情報が。


 次は、北野武との共通点などを。
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by y.k-ybf | 2007-06-08 22:53 | 映画 | Comments(0)

『大日本人』を、観る。そのいち。


 松本人志の『大日本人』を、観てきた。
 朝の一回目の上映で、お客さんは十人ぐらいでした。。。

 まず、
 言っておかなければならないのは、これは映画ではないとゆーこと。
 では、何なのか。
 コントなのかとゆーと、そーでもない。
 映画でも、コントでもない。
 この微妙な感じは、
 以前、ビデオで発表された『VISUALBUM』を初めて観たときの感触と、よく似ている。
 つまり、
 乱暴な言い方をしてしまうと、『VISUALBUM』の劇場公開版なのだ。
 コレわ。

 なので。
 おもしろいのは、当たり前のよーに、おもしろい。
 「よく分からない」と言った感想も聞かれるけれど、
 それはただ、楽しみ方を判っていないだけで、批評でも何でもない。
 分かり易く、作品として似ているものを挙げるならば、
 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が近いかもしれない。
 あれはストーリーとか、展開とか、説明とかを省く愉しみがあって、
 『大日本人』も基本的にはそんな作りになっている。
 だから不満があるとすれば、
 説明がもう少しほしかったし、結末も物足りなかった。
 しかし、それは映画としての不満であって、
 けっして、おもしろさを削ぐものではない。
 このへんが映画ではないとゆー理由であり、喜劇(コメディ)でもないわけだ。

 内容がまったく公表されなかった理由も、すぐに判った。
 中身なんて、ないからだ。
 わたくしは、ネタバレとか容赦ないニンゲンなので、
 ぜんぶ書いちゃってもいいんだけど、さすがにこれは書けない。
 と、ゆーか、
 例えばの話になるけど、
 コントの中身とオチを、発表前に説明するバカがいるだろうか?
 その行為に、どんな意味があるとゆーのか?
 て、
 ことなのだ。

 拾いあげ、深読みをするならば、いくらでもできる。
 優れた表現者は、
 意図的ではなくても、そーいった意味合いを自然と作品の中へ組み込んでしまうものだけど、
 この『大日本人』に関しては、
 と、
 ゆーか、松本人志に関しては、余計なことだとおもう。

 とにかく、アタマを空っぽにして、気楽に観るのが正解だとおもいやす。

 とりあえず、
 予告編とかで得た情報からは、見事に裏切られましたけども。
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by y.k-ybf | 2007-06-08 22:13 | 映画 | Comments(0)

乙女心とマクロの空と


 作曲家の羽田健太郎さんが、亡くなられた。

 羽田健太郎とゆーと、
 真っ先に『超時空要塞マクロス』が想い出されてしまうのが、
 ワレながら哀しいところでございますが、見事な作品であったのは間違いない。

 音楽を取り扱った映像作品はそれこそ数知れませんが、
 ほとんどの場合、楽曲のクオリティが「設定」を越えることはありません。
 あっても1、2曲であったり、
 それも作品とは密接ではなかったり。
 しかし『マクロス』の、リン・ミンメイだけは違っていた。
 それはもー、
 飯島真理が完璧なアイドル声で歌い、
 羽田健太郎が完璧なアイドル歌謡曲を作り上げておりました。
 ここまで劇中歌として、出来上がったものをいまだに知りません。

 (判らないヒトのために説明しますと、
  作中に、リン・ミンメイとゆーアイドルが登場しまして、
  その声と歌を飯島真理があてていたわけでございます。)

 じつは、たまたま最近、『マクロス』のべスト版を買っておりまして、
 久しぶりに聴いてみましたら、やはり捨て曲のない、見事な楽曲でございました。
 ほんとに、
 歌謡曲とはなんなのか。
 日本人の作曲家には、勉強してもらいたいほどでございます。
 とくに、つんくとか。


 ご冥福をお祈りします。





 リン・ミンメイが歌う「私の彼はパイロット」に、
 「キューンキューン♪」とゆー歌詞がありますが。
 これが間接的に、
 YMOの「君に、胸キュン。」につながるのは、
 ちょっとしたトリビアでございます。


マクロス ソング・コレクション 2002
アニメ主題歌 / / ビクターエンタテインメント
ISBN : B00006S2OC
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by y.k-ybf | 2007-06-06 23:25 | 記述 | Comments(0)

オリコン、2位。

TVアニメ「らき☆すた」OP主題歌 もってけ!セーラーふく
泉こなた(平野綾) / / ランティス




 「うんだかだーうんだかだーうにゃうにゃ
  はれってほれってひれんらー」     (歌詞抜粋)


 シングル週間ランキング、初登場で2位だそうです。

 1位 6.8万枚 V6 
 2位 6.6万枚 らきすた 
 3位 *.*万枚 桑田
 4位 4.0万枚 ゆず
 5位 2.3万枚 吉井和哉

 こんな感じ。

 ジャニーズと2000枚差ってゆーのは、
 いろいろ思案してしまいますが、かなりの好成績でしょう。
 が、
 案の定、各メディアにおいて黙殺されてしまうのは、
 歯痒いようではありますが、正常な反応だともおもいます。
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by y.k-ybf | 2007-06-01 23:01 | 音盤 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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