<   2011年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧

その42。『SUPER 8』


 これ、八十年代のスピルバーグ映画を連想させるけど、
 そのシンプルな形には、奥深い複雑さが隠されているよーにおもえた。
 そもそも、
 なんでいまスピルバーグなんやと。

 映画制作とゆー夢があり、ボーイ・ミーツ・ガールな初恋もあり、
 母の不在、父との衝突、社会との対立、
 んで異星人との遭遇なんかもあって、
 少年少女の冒険と成長の物語、ではあるけれど。

 かつて、スピルバーグは己の孤独と喪失感を埋めるかのよーに、
 そーした映画を作り続けてきたわけで。
 それが現在に、こーして再生させられたとゆーのは、
 少なくとも、時代に求められたからではなかろーか、と。
 なんせ、あのエイブラムスが作ったのだから。

 妻を失った夫、母を失った息子。
 同じ痛みを負った二人は、
 同じ悲しみと苦しみをもつと、スピルバーグは描いていたが、
 今、こーして再生されると、違う意味にも見えてくる。
 いまや、大きく強い父性などはなく、
 誰もが等しく疲弊し、悩み、迷っているのだと。
 正しそーに振る舞っているのは、狂気だけではないのかと。

 シニカルがシリアスになるよーな現在、
 八十年代が世界規模でリバイバルされている根底には、
 そんなところも、あるんじゃねーかなー、と。おもいました。


 あ、音響がまた素晴らしい映画なので、映画館で観るのをオススメします。
[PR]
by y.k-ybf | 2011-06-30 14:57 | 映画 | Comments(0)

ガンダム・ジ・オリジン 完結


GUNDAM A (ガンダムエース) 2011年 08月号 [雑誌]

角川書店





 十年続いたガンダム・オリジンが、遂に完結した。
 ほんと、無事に終わって良かった。
 大円団である。

 最後のア・バオア・クー戦で、
 セイラさんがジオン兵を扇動し始めたときには、どーなることかとハラハラしましたが、
 キシリアのほうが一枚上手だった、ってことで、収束なんだろな。
 それにしても。
 キシリアを撤退まで追い込んだり、ドロスごと爆破させたりと、
 ダイクン兄妹大活躍。
 シャアはアニメと違って行方知れずになってるけど、
 最後の、ガンキヤノンを通り過ぎて行ったゲルググ、
 アレに乗ってそーな気もするし。

 んで、
 連載終了と同時にアニメ化が発表されたわけなのだが。
 正直、複雑だ。
 オリジンのアニメ化を望んでいた時期もあったけど、
 亡くなられた声優さんもおり、もはやオリジナルのキャストは望めないとなると、
 早急にアニメ化する意味もないよーにおもえた。
 覚えているだけだと、
 セイラ、ブライト、ドズル、マクベの声優さんが、すでにお亡くなりになっている。
 ブライトさんがいないのは、でかすぎるなあ…。

 まだ現役の声優さんも当然いらっしゃるが、
 なんせオリジナルの放送から三十年も過ぎているので、声も演技も変化してしまっているし。
 ならばと、
 オリジナルを大切に想うならばこそ、ここはいっそ、声優の全交代を望むわけなのだ。

 オリジンが魅力的なコンテンツなのは分かる。
 オリジナルの出来の悪さが、いまとなっては目につくのもよく分かる。
 新しい世代への、生まれ変わった原点を作りたいのも。
 しかしなー、と。
 まだ早いんじゃないかなーとも、おもう。
 もう少し、オリジナルの余韻に浸りたいってのは、おっさんのワガママなのかな。

 ま、これから決まることなので、
 実際、目にするのはだいぶ先になるとおもいますが、
 いろいろふまえて、
 それでも期待して見守ろとおもいます。

 とりあえず、安彦良和さん、長期連載、お疲れさまでした。
 ジ・オリジンと冠するに相応しい、傑作、オリジナルでありました。
[PR]
by y.k-ybf | 2011-06-30 14:39 | 本棚 | Comments(0)

ライブハウス・ビッグエッグへ。


 6月12日の、氷室の東京ドームへ行ってきました。

 暴威は中学の頃から好きでしたが、氷室のライブはこれが初めて。
 東京ドームへ行くのも久しぶりだ。
 なので、
 行き慣れてないので、一時前に着いてしまった。
 呆然とする。
 開場すら三時なのに。

 しかし、
 既にドームの前にはお客さんが集まっており、グッズ売り場には長い列ができている。
 早い。そして多いわ。
 ストーンズの時でも、これほどではなかった気がする。
 グッズも大半が売り切れておりました。
 昨日、どんだけ売ったんか、と。
 お客さんは、やはりと言っていいのか、三十代四十代が目立つ。
 まあ、暴威オンリーのライブなので、当然だろう。
 あと、男性が多いです。
 黒のタンクトップに革パン、グラサンとか、いらっしゃいます。

 さて、時間に余裕があったので、久しぶりの後楽園をぶらぶらしてみた。
 グッズ買ったり、昼飯食べたり。
 定番のバッタもんグッズ屋台も出始めたので、じっくりと冷やかす。
 使い道がよくわからないステッカーやキーホルダーばかりなのだが、
 バッタもんってのは、どーしてこー魅力的なのだろうか。
 さすがに買わなかったけども。

 そーこーしているうちに、開場の時間。
 これから開演まで、更に二時間待たなくてはならないのだが、
 場内をぶらついてるうちに時間を潰せた。
 いまは何軒も売店が営業しているのね、東京ドーム。
 野球関連のお店も開いていて、
 日ハムグッズがあるのはまだわかるのだが、何故に阪神グッズまで並んでいるのか。
 アレか? 挑発で焼き捨てる用か?

 そんなこんなで、ライブ、、、じゃなくて、
 ギグが始まる前に、皆で黙祷の後、やっと開演となった。
 まだ夕方なので、かなり明るい。

 それにしても、このバカ広いビッグエッグが、ギッチギチの満員だわ。
 ステージや照明は、事前の説明通りシンプルで、演出的なものも、ほとんどなかった。
 着替えとかもなく。
 MCでも言っておりましたが、ほんとに、チャリティーライブって大変なのだな。
 費用はいつもと同じよーに掛かるわけだし、多くの人たちが協力しないとできないし、
 アーティスト側に、明確な意思がなければ成立しないし。
 あと節電の問題もあるし。
 普段は気にしてもいないことだが、
 こーして大規模なものを目にして、
 尚且つ参加するとなると、考えさせられるものがありました。

 ライブのほうはとゆーと、
 氷室が暴威オンリーでやるわけだから、盛り上がらないわけもなく、
 皆さん、最初から最後まで、歌いまくりで凄まじいものでした。
 もう、歌、聴いてないのかってぐらいに。
 ステージもシンプルなのが、むしろ良かった。
 楽曲に集中できて。
 ボーカルも問題なく、サビとかちゃんと歌ってくれてたし、バンドも悪くなかった。
 オリジナルのメンバーでもないし、比べるのもへんな話なんだけどね。
 なので、不思議と、懐かしさみたいのもなかった。
 それぐらい氷室も、バンドも気合い入っていたのではないかな。

 で、こちらが余所から拾ってきたセットリスト。

01. DREAMIN'
02. RUNAWAY TRAIN
03. BLUE VACATION
04. ROUDE OF GRAY
05. ハイウェイに乗る前に
06. BABY ACTION
07. JUSTY
08. WELCOME TO THE TWILIGHT
09. BAD FEELING
10. "16"
11. LONGER THAN FOREVER
12. MEMORY
13. B・E・L・I・E・V・E
14. 季節が君だけを変える
15. B・BLUE
16. MARIONETTE
17. PLASTIC BOMB
18. DOWN TOWN SHUFFLE
19. BEAT SWEET
20. RENDEZ-VOUS
21. ONLY YOU
22. IMAGE DOWN

encore

1. ON MY BEAT
2. ホンキー・トンキー・クレイジー
3. NO. NEW YORK

 どーやら両日同じらしい。
 いきなり「DREAMIN'」で始まったのも意外でしたが、
 「"16"」をやったのは驚きました。
 シングルのB面の曲で、当時もあんまりやらなかったんじゃないのかな。
 個人的には、
 「LONGER THAN FOREVER」、「MEMORY」、
 「B・E・L・I・E・V・E」、「季節が君だけを変える」の4連発に、見事にもっていかれました。
 ロックバラードとして、ほんとに素晴らしい曲だなと思いましたよ。
 んで、
 ぐっときたのは、「B・BLUE」のサビ。
 壊れた翼で、もう一度飛ぶんだよ。
 つー、少年少女へ向けられた曲なんだけど、
 震災の後、聞くと、当時とはまた違った意味におもえて、
 涙が出そうになった。

 早く、復興が進みますように。

 んで、
 いつか、暴威もオリジナルメンバーで観たいなあと、
 おもいました。
[PR]
by y.k-ybf | 2011-06-22 09:00 | 記述 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧