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『さや侍』、を、観た。


さや侍 [DVD]

よしもとアール・アンド・シー



 続きまして、『さや侍』、を、観ました。

 『しんぼる』がお笑いを噛み砕いたものならば、
 『さや侍』は、エイガとして、分かり易く作られたものだと、おもいましたよ。

 主演が、これまでの松本さんではなく、野見隆明さんとゆーズブズブの素人さん。
 いや、素人の、イイ味のおっさんでありますね。
 他の番組で松本さんさんに使われていた経緯もあるのですが、面倒なので省略。
 とにかく、素人ではあるので、演技はできないし、コントもできない。
 そればかりか台本も与えられず、ろくな説明もされず、
 自分が主演のエイガを撮影していることすら知らされていなかったよーですよ。徹底してますね。
 そこまで素人を追い込んだ効果がどれほどあるのか、
 なんとも言えませんが、
 わたくしは正しかったとおもいますよ。
 少なくとも、松本さんが演じるよりは良かったのではないかと。
 その代わりってわけでもないが、
 まわりを固める演者に、プロの役者さんが多いので、
 前二作までにコビりついていたコント臭は、かなり解消されております。
 これが野見さん効果て云えば、そーなのかな。
 あと、
 狙ったのかどーか分からんけど、
 冒頭で、野見さんが刀で斬られたり、頭を撃たれたり、首を折られたりしながらも、
 薬草だけで治っちゃうってシーンがあるけど、
 これは、このエイガの線引き、ラインを表したもので、
 こーゆーデタラメさはアリな世界ですよって、説明を兼ねてのシーン、なのかな。たぶん。
 なので、
 中盤辺りの、アレやコレやが不条理に感じる必要もないのだな。ロデオマシーンとか。
 んで、すねー、
 ラスト、クドい長い、との意見も見かけましたが、
 わたくしもアノ内容を賞賛する気にはなれないのですが、ホロッと感動してしまいまして。
 でもコレって歌の力だよなぁ、ともおもいますが、
 そこまで到達できたってのは、エイガの強度、力があったからなのでしょう。
 そこは評価しなければなー。ホロッときたし。

 で、だ。
 んじゃオモシロいエイガなのかと問われたら、んー、困ったことに、オモシロくはないんだなぁ。
 「三十日間の内に、子供を笑わせなければ切腹」とゆー話で、
 一日一回、何かオモシロオカシイことを披露するわけなのだが、
 これが悉く、笑えなかった。
 ま、ストーリー的には、それで正しいんだけど。
 要するに、
 笑えないネタを延々見せられるエイガ、なんだよな、コレ。
 その構造に気が付くとゾッとしますが、
 ゆるいのは披露されるネタだけじゃなく、会話の組立やキャラ付けにも及んでおりまして、
 まぁ、脚本がダメなんだなあ。
 板尾さんらの会話は学芸会みたいなノリだし、
 結局、狂言回しにされてしまう三人の殺し屋たちの掛合も、ぜんぜん巧くない。
 なんでお笑いの専門家であるヒトのエイガで、こんなことになるのか。
 観客をバカにしてナメてるんだろなー。
 あとはね、
 エイガを作る配慮ってものが、そもそも松本さんには欠けてるんだわ。
 うん、それはハッキリしたな。

 と、ゆーわけで、『さや侍』。
 あんまりオモシロくないけど、感動はできる。そんなエイガでした。

 んで、ここまでくると、
 不思議なことに、『大日本人』は、よくできたエイガだったんじゃねーか? と、おもえてくるんだよね。
 『しんぼる』も、おもしろかったんじゃね? とか。
 フシギフシギ。


 そしたら野見さん、
 この映画で日本アカデミー新人賞、受賞してるのな。驚愕。
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by y.k-ybf | 2013-01-28 16:58 | 映画 | Comments(0)

『しんぼる』、を、観た。


しんぼる [DVD]

よしもとアール・アンド・シー



 特に理由もなく、
 今頃観ることとなった、松本人志の『しんぼる』。
 まず、断っておかなければならないのは、公開から三年ぐらい経っていることで。
 「お笑い」には少し厳しい状態だとゆーこと。それを言い訳ではなく、前提として。

 と、ゆーわけで、『しんぼる』。
 なかなかイライラさせられたエイガでありました。

 そもそも松本さんの作品は、
 エイガなのか? コントなのか? ってところから始めなくてはならない。
 何故なら、どっちつかずの作りになってるからで、
 松本さん本人も、明確な解答はしていなかったとおもふ。記憶の限りでわ。
 正直、観ていると、どーやって楽しめばいいのか、わからなくなる時がある。
 形はエイガのよーであり、作りはコントのよーでもある。
 しかし、やはりエイガのよーなコントは、コントでしかなく、
 コントのよーなエイガでも、エイガなのだ。その境界線は、案外、ハッキリとわかれている。
 では、
 そーだとしても、それでも戸惑わせるコレは何なのかと。
 コントエイガってゆー、新しい何かとして捉えれば、だいぶ気分もラクになるのだが、
 残念ながら、コレもエイガなんでしょうね。

 とゆーわけで、『しんぼる』。
 謎の白い部屋に閉じ込められた男が、
 ギャーギャー喚きながらチンポコのボタンを押して、脱出を試みる。だいたいそんな話。
 まずだ、
 部屋に閉じ込められた男を松本さんが演じているのだが、
 これがエキセントリックとゆーか、デフォルメとゆーか、コントのキャラにしか見えない。
 や、コントのキャラだ。
 しかも、かなり分かり易いベタなキャラ。
 一つアクションがあると、リアクションで、ギャー。
 また一つアクションで、ギャー。オナラを嗅ぐと、クサー。
 コロコロコミックのマンガみたいな、ストレート過ぎるし、単調でもある。
 繰り返しの笑いってのもあるけど、それを殺してしまっているのは、編集で。
 ネタを重ねるごとに間を詰めていけば、リズムになるし、単調さも緩和されるはずである。
 それと、
 壁から突き出したチンポコを押すと、何かが出る、のだが、
 その出るモノが、なんつーか、ぐっとこない。
 「モノ」としての表情とゆーか表現に乏しいのだ。
 また、散々押しました、遊びましたってシーンがあるんだけど、これも中途半端。
 やりました感が出てないし、
 だいたいモノが少なく、めちゃくちゃになってない画は、寂しい。
 この後にくる回想シーンの効果も弱くなるし。
 そんで、
 致命的なのは、松本さんの演技。
 率直に言ってしまうと、演技として成立してない。巧いとかヘタとか、そーゆーのではなくて。
 なので、
 この、ここを、プロの役者さんが演じていたならば、
 かなり違ったテイストの、或いはべつのおもしろさをもつ作品になれたんじゃないかなーと、おもふのですよ。
 部屋から脱出する流れは、おもしかったわけだし。

 とゆー、『しんぼる』、ですが、
 白い部屋の話と同時進行的に、メキシコの覆面プロレスラー、エスカルゴマンの話があります。
 ダイナマイト四国と対戦してたヤツですね。
 この二つの、まったくべつにおもえる話が、
 案の定、最終的には…、ってことになるんですが、うーん、要るかな、このオチ。
 おもしろいのかな、コレ。
 そんで、そっから続く、壮大な大オチがあるんだけど、
 切れ味のない、なまくらなネタでねぇ、、、うーん、どーなんだろ。
 まあ、このへんは好みが分かれるところ、かな。

 わたくしには、
 「しんぼる」ってタイトル、チンポコのボタン、壮大な大オチ。
 これら、なにかしらの意味を含んでますよ風、なのが、ちょっと鬱陶しく感じられました。

 とゆー『しんぼる』なんだけど、
 メキシコの話省いて短編にすれば、もっとオモシロくなったんじゃないかなあ。
 メキシコのパートって、他の監督さんに撮らせてるみたいだし。

 あとね、
 松本さんは、もっといっぱいエイガを撮るべきだよ。
 こんな一作や二作で巨匠気取りしてないで、じゃんじゃん撮りまくって経験値を上げるべきだ。
 映像作品としては、優れているとおもうしー。

 と、
 ここで、そいや『大日本人』の時、なんて書いたかなと読み直してみたら、似たよーなこと書いてますな。
 ぬけてる自分にがっくりです。


 と、ゆー『しんぼる』でした。
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by y.k-ybf | 2013-01-26 20:22 | 映画 | Comments(0)

2012年の まとめ。③。


 続いてます。

 今度は、ファニー映画トップ5。同じく順不同です。


① 『笑う警官』

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 ストーリーはね、ハードボイルドなのかなぁ、悪くは、、、
 ちょっと分かり難いけど、悪くは、、、
 うーん。。。
 まあ、ヘンな話かな。

 なんかね、お話の大事な部分が、ごっそり抜けてるよーな感じなんだよね。
 それを更にヘンな映画にしちゃった、みたいな。
 どれぐらいヘンなのか、逆にオススメしたい映画です。


② 『まだまだあぶない刑事』

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 ドラマはね、
 ちょうど世代なので、よく観ていたし、最初の映画も劇場で、それも立ち見で観たりしたんですよ。
 それぐらいの思い入れはあるんだけどね。
 うん、ストーリーは、ま、仕方ないとしても、
 あのサッカー場でのシーンは、どーにかならなかったんですかいのぅ。
 未だ強烈な印象があるので、選んでみました。

 「あぶない刑事」だから。で、納得と云えば納得なんだけどな。


③ 『座頭市 THE LAST』

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 やはり、香取くんの座頭市は、ない。ムリ。おかしい。
 ヘタとか合わないとか、そーゆーレベルじゃなくて、おかしい。ないわ。

 阪本監督だから、映画全体のクオリティは悪くないんだけど、
 兎に角この、主演の存在が全てをぶち壊すとゆー、なかなかの珍しいパターンですね。

 あと、
 「あ、市、殺すの忘れてたわ。とりあえず刺しちゃって」みたいなラストも、やっぱりダメだわ。


④ 『ザ・ビーチ』

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 まるで絵本を読み聞かされているよーな吹き替えが酷かったから。
 ってのがいちばんの理由なので、異論は認めますが、
 ストーリーも超ご都合主義で、ヒドくない?

 ディカプリオを徹底的にバカとして描く、バカエイガとしてはよく出来てんだけど。


⑤ 『殺人犯』

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 これはね、悪趣味も底が抜けるとバカになるってんで、入れてみました。
 熱演と云えば聞こえはいいし、奇抜なアイデアと云えばその通りなんだけど、限度はあるぞ、と。
 よくやった、ともおもうけど、
 やらなくてもよかった、ともおもふ。

 激怒するか、大爆笑するかの、エイガかな。



 ファニー候補は、けっこう簡単に決まりかけたんだけど、
 最後の一枠を競ったのは他にもあって、『1911』と『エアベンダー』。
 ちょっと差が開いて、『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』。

 『1911』は、わたくしに中国現代史の知識がまったくなかったせいで、
 どこをどー楽しんでいいのやら、まったく理解できませんでした。
 映画として、それはそれで問題なんだけど。
 『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』は、
 日本が舞台ってこともあり、ちょっとツッコミが厳しかったかな、ともおもったので、候補から外しました。

 入れるかどーかいちばん悩んだのは、『エアベンダー』。
 よく作られてるのに、いい印象が残らない。
 これはなんでおもしろくないんだろって、観てるこっちに考えさせる、不愉快さ?
 ヒドくないのに、ヒドい! とゆー、なんか不思議な退屈さをもったエイガ。
 その理由すらあやふやってのが、外した理由でもあるんだけど、
 ワーストで選ぶなら、コレかもなぁ。

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1911 Revolution-Collector's Edition [DVD]



パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT [DVD]

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 と、ゆーぐあいに、なりました。

 今年は、もっと映画館で観たいなと、おもいます。
 以上です。
 本当に、お疲れ様でした。

 とりあえず、謝っておきます。
 すみませんでした。
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by y.k-ybf | 2013-01-22 09:57 | 映画/100 | Comments(0)

2012年の まとめ。②。


 続きました。

 それでは早速、ベスト5から。順位は無しです。


① 『ダークナイト』

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 いきなりそれか。いまどきか。
 と、おもわれるでしょうが、まあ、待ちたまえ。
 甘いバナナ味のガムでも噛んで、落ち着きたまえ。

 何故、『ダークナイト ライジング』公開と同時期に観てしまったのか、
 若干、悔やまれるところでございますが、観たからには挙げざるを得ない、傑作ですね。
 改めて云うのも恥ずかしいけども。

 しかし、「バットマン」とゆー作品は、
 正体隠して世を守るってベッタベタなヒーローモノなのに、
 どーして狂気に振り切れないと成立しないんだろ。
 原作コミックの「ダークナイト・リターンズ」も読んだけど、アレはバットマン自身が狂ってたし。
 そもそも狂い始めた世界が根底にあるしで。
 前シリーズの映画も、最後のほうは活劇モノに近くなって、詰まらなくなったしなー。

 次をやるとしたら、かなりハードルは上がっておるし、
 おそらくクロスオーバーを前提に作るとおもうけど、ダークでええ感じにしてほしいものでございます。


 補足。
 録画はしておいたのに、『ダークナイト』をいままで観ていなかったのは、
 『バットマン ビギンズ』がイマイチ過ぎたからでございます。


② 『プロメテウス』

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 未だ賛否が分かれておるし、
 続編があるぞ、狼がくるぞ、なんて噂もあるので、この時点での評価は危険な気もしますが、
 や、もーね、
 映画館で観て、めちゃくちゃ面白かったんだわ。体験として、素晴らしかった。

 真っ白な宇宙船と真っ黒い謎の遺跡の対比から、
 「エイリアン」シリーズからつながるもの、わけのわからん巨人やらやら、
 映像と情報が、
 ビャーーーッと、
 ビャーーーッと、雪崩れ込んでくる感じ。
 なかなか味わえなくなった、理屈のない圧倒感。これがよかったんだわぁ。
 正直、内容に関しては、何もわかってないけどね。
 そのへん、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とも共通してたんだけど、
 アレは単体の映画として不十分でしたね。足りてなかった。

 分からない=ダメ、じゃないんだよ、と。

 あ、ゴーリキーが吹き替えした予告も観たけど、うん、たぶん、最低だわ。


③ 『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ [DVD]

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 この映画がドキュメントなのか、モキュメントなのか、よくわからんけども、
 「現代のアート」ってものを、かなり分かり易く、映画にしてくれている。
 アートをやる者、アートを撮る者、アートを買う者…、その違い、とかね。

 アーティストたちがいる光景が、
 個人的に、なんか懐かしくおもえたし、刺激にもなったので、印象に残った映画になりました。


④ 『アジョシ』

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 韓国産の映画は、敬遠しておりまして。
 ま、オモシロいのもあるよねー、ぐらい。
 好きなヒトは観ればええがな、ぐらい。
 んが、この『アジョシ』を観て、その認識はひっくり返った。
 これは観ておかないと、勿体無いと。

 韓国産の映画は、作品にエネルギーとゆーかパワーみたいなものが漲っており、
 近年では、そこに高いスキル、技術が加わり、さらにステップアップしよーとしております。まさに今。

 『哀しき獣』や『高地戦』も候補に挙がって、選ぶのに迷いましたよ。


⑤ 『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』

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 んーで、最後の一本が、『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』。
 まさかこれが残るとは自分でも意外でしたが、
 試しにもう一度見返してみたら、やはり良い。

 とにかくね、出てくる人物、みんな好きなんだわ。
 男も女も、悪いヤツも、みんなキュートで。
 これは選んでおくべきだろと。

 所謂、童貞エイガとも違い、青春ムービーとも、おバカ系とも、ちょっと違う。
 原題は『Scott Pilgrim vs. the World』となっておりまして。VS world。
 世界とゆーか社会とゆーか、
 価値観をぶつけ合い、
 勝ったり負けたり、傷ついたり学んだりしながら、ほんの少しだけ前に進み、成長する。
 その闘いのこと。
 映画では、それをホントにバトルシーンにして描いちゃうんだけどね。
 その軽やかさが、またいい感じなのだ。

 で。
 テレビゲームへのリスペクトで仕上がってる映画でもあるので、
 ゲーム好きな方には、特にオススメですよ。
 冒頭のユニバーサルのロゴから、ドット絵なんだから。



オマケで、次点。
『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』。

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東宝



 『ダークナイト』が、さすがにちょっと浮いてる感じがしないでもないので、
 最後の最後まで迷った一本を挙げておきます。

 これもある意味、認識を変えてくれた作品で、
 ドキュメントとしても映画としても、完成されている一本だとおもふ。
 正直、もう二度と作れない作品かもしれない。

 「自分でアイドルになったんだから、そんな苦労や苦悩は当たり前だろ」と、
 そんな意見も耳にしますが、
 貴様、何を口走っているのか理解してるのかと問い質したくもなるが、
 それはおいといて、
 この映画が映しているのはそんな「美談」ではなく、アイドルとゆー商業システムの存在について、なのだ。
 そもそも「アイドル」になりたくてなった人間など、
 山口百恵、松田聖子、おニャン子クラブの時代から含めて、誰一人存在してねえから。
 みんな「選ばれて」るんだってことだ。
 それを公に、しかも現時点でトップアイドルのAKBがやったってのがね、スゲーなと。
 スゲー映画だなと。

 はい。そんなところです。


 続いてしまいます。
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by y.k-ybf | 2013-01-22 09:36 | 映画/100 | Comments(0)

2012年の まとめ。①。


 さて、やっと2012年のまとめをやります。正確には、映画のまとめ。
 昨年は、我のことながら、よく映画を観たな、と。
 以前にこのブログにも書きましたが、
 「とにかく映画を百本観て、その感想を書く」とゆー、
 誰からも期待されない企画、映画百本組手、を、二年以上掛けてやっておりましたが、
 それが昨年の五月に終了。
 しかし、それから年末までの半年間だけで、120本以上の映画を観ておりました。
 あの二年は何だったのかと、我のことながら、心配になる本数です。

 ま、当然、理由もありまして。
 いちばん大きかったのは、
 デジタル化以降、我が家のビデオ機器がブルーレイのHDレコーダーとなり、
 さらにWOWOWのチャンネルが3つに増えたことで、
 新旧問わず映画を録画しまくっているから、でしょうな。

 2012年に観た本数は、171本。
 (『スーパー!』と『ヤバい経済学』の二本の記事は、ありません。)
 内、映画館で観たのは13本。さらにその内、特撮ヒーロー系が、5本。
 レンタルが嫌いなので、ほぼWOWOW頼り。地上波で観たのも、基本、除外しております。

 と、ゆーわけで、
 折角なので、2012年のベスト&ファニー映画でも選びたいとおもいまふ。
 順位は無しの、トップ5。
 ワーストではなく、ファニーとしたのは、
 新しいのも古いのも混ざっているのと、完全に個人の趣向を基準としているから。
 ダメだバカだと云いながら楽しめたし、
 いつの間にやら、その手の映画を見つけると、ゾクゾクするよーな快感を覚えてしまいました。
 我のことながら、ヤバいとおもいます。

 続きます。
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by y.k-ybf | 2013-01-22 09:10 | 映画/100 | Comments(0)

『LOOPER』、を、観た。


 ちょいと話題になっておる、『LOOPER』を観てきましたよ。

 タイムトラベルを扱ったSFモノで、
 粗筋をざっと説明すると、
 「未来から送られてくるニンゲンを始末する、ルーパーと呼ばれる男」のお話。です。ざっと。

 主役の、現在のジョー、ヤング・ジョーを演じるのが、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。
 最近、よく見かける役者さんですね。
 そして、もう一人の主役と云ってもいい、
 未来からやってきたジョー、オールド・ジョーを演じているのが、ブルース・ウィリス。
 えーと、有名な役者さんですな。
 まず、
 この二人が同一人物の現在と未来を演じるわけですが、似ていると云われれば、確かに似ている。
 ジョセフ・ゴードンの顔に、ちょっと違和感がありましたが、
 鼻や唇に特殊メイクをしてるんだってね。あと、耳がソックリ。
 演技のほうも、喋り方のアクセントを合わせているそーで。演者の努力、工夫があるわけなんですが。
 しかし、
 別人と云われたら、まあ、別人に見えるよね。共通点が少なすぎるよ。
 ヤング・ジョーが歳を重ねて、オールド・ジョーになるって経過のシーンもわざわざあるんだけど、
 だんだん禿げてゆくから、笑っちゃったよ。そこかよ、と。

 んで、この二人を中心にストーリーは進むわけですが、
 中盤から後半にかけて、映画の質ってゆーのかな? 大きな変化があります。
 タイムトラベルモノとなると、
 かならずパラドックスがどーのと、SF的要素が入り交じり、ややこしくなるもんですが、
 コレ、
 若干、反則っぽい気もしますが、
 巧くシフトチェンジすることで、ややこしさを解消しています。とゆーか、します。
 そのおかげで、ストーリーに入りやすくなるし、本来のテーマも明確になるのです。
 ただ、またべつの「SF」が始まっちゃうけども。

 この映画、
 未来の話とその先の未来の話を扱うSFなのに、未来感とSF感は抑えられておりまして。
 これがストーリーを無闇な複雑化にせず、未来をリアルにも感じさせてくれるのです。
 レトロフューチャーとも違う、こーいった表現は、おもしろいなとおもいました。

 テーマに関しては、ネタバレになるので省略。
 ・・・テーマがネタバレになるっても、なんかすごいなw

 あと良かったのは、銃器関係ですね。アクションも含めて。
 ルーパーってのは、ギャング組織の一番下っ端なんだけど、
 彼らが持たされている銃が、ラッパ銃と揶揄される骨董品みたいな銃で、他にはオートマチックとか。
 一方、
 ルーパーを監視して、こき使ってるボスや「ガットマン」と呼ばれる連中が持っているのは、
 リボルバーのバカでかい銃。象徴的ですね。
 この保安官或いはカウボーイを連想させる、時代錯誤な感覚は、
 『ブレードランナー』とかの影響なんだろな。
 いい感じであります。

 そんで。
 一つ、気になったのがありまして、
 ちょっとネタバレになるんだけど、ヤング・ジョーがハシゴから滑り落ちるってところ。
 アレ、どーやって助かったんだろ?

 映画だと、オールド・ジョーが助けるんだけど、
 それだと、中国へは行かないわけで、
 この時点でループは切れちゃうんじゃないかな・・・? (過去の自分)

 ってところが気になってたんだけど、ここが分岐点じゃないんだな、たぶん。(未来の自分)

 ポイントは、ヤング・ジョーがまだフランスへ行くつもりだってところで、
 このままずーーーっと進行して、
 映画のラスト、アレをしない、のが、ループの始まりで、やさぐれて、中国へ向かうと。禿げると。
 要するに、涼宮ハルヒの、「エンドレスエイト」パターンなわけだけど、
 んじゃ、
 気づいた切っ掛けはなんだろ、と、また疑問が湧くんだけどね。。。

 ループを閉じる際に、自分で未来の自分を始末させるのは、
 規律を厳しくできるのと、
 始末できなかった場合、両方を始末すればいいわけで、そしたら組織として損はないから、じゃないかな。
 サラが切り株をオノで割っているのは、
 農場で働く気がなかったので、重機等が扱えないから、とか、
 シドとの微妙な関係性を表しているから、とかおもったけど、意味深なところではありますね。
 家にシェルターとかトンネルがあるってのは、TK対策だとおもうけど、なんか事情もありそう。

 とか。
 気になる部分もありますが、
 まあ、複雑な設定、構造、変化する人物関係がありながら、
 驚くほどシンプルに作られた、SFの新しい秀作でしたよ。


 あ、あとね、
 関係ないんだけど、上映前の予告で、『ダイハード』の新作流すの、やめてくんないかなぁ・・・。
 ブルースが、余計にマクレーンにおもえちゃうんだよね、ソレで。
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by y.k-ybf | 2013-01-20 22:39 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ その四


※去年観て、感想だけ書いて、挙げ忘れておったのが、三本見付かったので、挙げておきます。


沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇 [DVD]

キングレコード



 家政婦は見た! テレビを!!

 衝撃的な結末は、『家族ゲーム』を連想するかな。しないかな。


かいじゅうたちのいるところ [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ



 原作の、超有名な絵本を読んでいないので、まったく判断ができませんでした。
 そーゆーのは、絵本らしさなのかな、この映画。

 かいじゅうたちが、ほんとうにかいじゅうらしくて、みているだけでたのしくなりました。
 おんがくもとてもよかったです。


トレインスポッティング [DVD]

角川映画



 ダニー・ボイルの『トレインスポッティング』も、今頃やっと観ましたよ。
 こんな映画だったんだねー。

 じつは、以前に途中からは観ておりまして、
 ラストのお金を奪って逃げるシーンは、
 負け続けてきた若者が、
 苦労して、非力ながらも知恵や運に頼りながら、悪党からお金を奪い返しての逆転ホームラン!
 みたいな展開かな? ええ話やん。
 ぐらいに想像してたんだけど、
 実際はドラッグ横流したお金で、しかも仲間裏切って持ち逃げしてるだけじゃねーかと。ダメじゃん。
 オチの付け方も『シャロウ・グレイブ』と似てるしなー。
 当時はかなり話題になった映画なんだけど、
 うーむ、サントラとビジュアルが良かったからなぁ…。
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by y.k-ybf | 2013-01-20 00:43 | 映画 | Comments(0)

『スネーク・アイズ』、を、観た。


スネーク・アイズ [DVD]

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント



 去年、最後に観た映画が、コレ。
 何故か、コレ。
 デ・パルマの『スネーク・アイズ』。

 長回しと画面分割を駆使した、デ・パルマらしいと云えばらしい? そんなサスペンス映画。
 長回しにすることで臨場感は演出されているんだけど、
 それ以上の何かがあるかとゆーと…、
 でも、フツーにカット割って撮ったら、フツーの映画になっちゃうよね。

 あ、あと、
 ニコラス・ケイジって、刑事役ばっかりやってるね。

 以上。
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by y.k-ybf | 2013-01-12 21:54 | 映画 | Comments(0)

『ワイルド7』、を、観た。


ワイルド7 Blu-ray & DVDセット プレミアム・エディション(初回限定生産)

ワーナー・ホーム・ビデオ



 惜しい。勿体無い。残念な映画だった。
 皮ジャンのスーツ、バイクアクション、銃撃などなど、良いところも少なくなかった。
 がーーー、
 それも終わる頃には、ツバを吐きつけて、死ね! と云いたくなる、自爆映画でしたわ。

 原作は未読なので、そのへんの比較はできないのだが、
 フカキョンが出てくる辺りから、急激に何かが失速してゆく。
 コレ、
 フカキョンが悪いわけではなく、まず、構成がよろしくない。
 前半はもっとワイルド7のワイルドな活躍、
 ワイルド7とは何か、を、じっくり見せておくべきで、
 そこにイレギュラーな存在として、
 フカキョンを投入したほうが、効果的な展開になったんじゃないかなー。
 正直、ワイルド7・メンバーのキャラ、誰も活かせてないしね。
 主役の飛葉ちゃんだけは、一応、掘り下げたふうだけど、あくまで、ふう止まり。
 フカキョンのキャラも、
 狙撃が得意とか、バイクに乗れるとか、その説得力がまずフカキョンにないし、描写も足りない。
 でさ、
 理不尽に殺された家族の恨みは決して消えない、とか云ってるヒトがさ、
 レストランでソムリエなんかするかね?
 ニコニコ笑って接客できるのかね?
 ま、些細なことかもしれんけど。

 そんで、ラスボス。これがまたヒドい、
 とゆーか、ねぇ…。
 警察組織の影で情報を掌握し、巨大な実権を我がものにしている。とかとかさ、
 そんな表に絶対出てきちゃいけないヒトなのに、
 そこらへんノコノコ歩いてるし、なんかいろいろ自分で喋ってバラしてるし。
 なんでこんな扱いが面倒な設定のラスボスにしたんだろ。
 もっとストレートに、凶悪なテロリストとかでもよかったのに。
 ってゆーかね、
 そもそもどんだけ治安が悪いんだ、この日本わ。

 ま、
 それも、設定世界として、問題ではない。
 情けなかったラスボスも、吉田鋼太郎が熱演されていたので、まあ、いいです。
 ソムリエで暗殺者とゆーフカキョンのキャラも、きっと事情があったのだろう。
 目的と計画性が希薄な犯罪者たちも、きっとノリを大切にする奴らだったのだろう。
 執拗に追いかけて取材しながら、
 結局、人質になるぐらいの役割しかなかった記者の二人も、よし。
 ワイルドに成りきれていないワイルド7も、もーいい、いい。
 だがな。
 エンドロールでの、キャストにカチンコを持たせる悪フザケ。
 アレだけは、不愉快極まりない、許せない。アホかと、バカかと、ナメてんのかと。

 アレな。
 まだメイキングとかなら、納得できる。
 NG集とかでも、シリアスな作品に付けるべきではないけど、許せる範囲だ。
 作中でのコミカルなシーン、本編には入れなかったけど、こんな一面もあるよ、とかさ、それも解る。
 んだからさー、
 どーして映画本編の最後に、役柄もストーリーも関係のない、
 出演者の素に近いおちゃらけ、悪フザケを見せなくてはならないのか。
 イヤ、観せられるのか!

 コレがな、
 特典映像や、メイキングの一部としてなら、問題はないよ。
 文句もない。
 でもさー、本編にくっ付けちゃってじゃん。コレ含めて一本じゃん。
 どーゆー感覚で、やれちゃうんだろか。
 わたくしには、まったく理解できませんでした。。。

 うん、そんなエイガ、なんだわ。
 早く、三池監督にリメイクしてほしいです。
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by y.k-ybf | 2013-01-08 11:50 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ その三


黄金の七人 HDニューマスター版 [DVD]

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続・黄金の七人/レインボー作戦 HDニューマスター版 [DVD]

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黄金の七人 1+6 エロチカ大作戦 [DVD]

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 1965年に公開された、イタリアエイガ。
 教授をリーダーとする七人組の強盗団が、銀行から金塊を盗み出す…、、、っつーか、ルパンだよ、ルパン。
 ルパン三世。赤ジャケの頃のね。
 アレを実写でやってる感じ。
 そしたら、ホントにこの映画がモデルにされて、ルパン三世のアニメを作ったよーですな。
 不二子ちゃんみたいな女性も出てくるし。

 『黄金の七人』と『続・黄金の七人 レインボー作戦』は、直接繋がりのあるシリーズ。
 んが、
 『黄金の七人 1+6 エロチカ大作戦』だけは、タイトルが共通してるだけの、まったく別の話。
 監督やら音楽は同じ方が担当してるけど、
 黄金も、七人も出てこないし、強盗もやらない、まったくのベツモノ。
 邦題で勝手に括られる、あのパターン。

 でもね、睾丸が3つある絶倫男がヤッてヤッてヤリまくるとゆー、オモシロエイガでしたよ。






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 がらっと作風が変わりまして、
 こちらは、あのマンガの実写化。
 森下悠里がでておったので、つい観てしまいました。二作とも。

 ・・・・以上です。
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by y.k-ybf | 2013-01-06 09:29 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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