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映画のまとめ 『コラテラル』、とか。四本。


コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン



 トム・クルーズが珍しく完全な悪役を演じている、マイケル・マン監督の、サスペンス。
 エンドロールで気付いたんだけど、
 主演の黒人タクシードライバーって、ジェイミー・フォックスなのね。
 賢いけど強くもないってキャラは、
 観てて少しストレスになりますが、これが作品の軸となる重要なポジション。
 とゆーのも、
 やはりトム・クルーズの存在感、トムの圧ってゆーのかな、
 それがジリジリ迫ってくるから、悪役だってことをつい忘れて観てしまう。
 コレがスターか、スターのオーラかと。
 そーゆー意味でも、
 作品のバランス的には、上手くいってるかな、と。

 んだからトムの悪役も、悪くなかったですよ。悪い奴だけど。
 ターゲットが分からなくなっちまった!
 とか云ってる姿はマヌケだなあーとおもいましたが、
 プロフェッショナルで、無闇に凶暴じゃないのが、いいですね。
 ただ、イーサン・ハントとどこが違うのかと云われたら、ちょっと困りますけど。アイツもすぐヒト殺すしな。

 あとね、カメラの撮り方が特徴あって、
 距離を感じさせる俯瞰と、映画的なクローズアップを交えることで、緊張感を演出しておりました。
 冒頭のタクシーが夜の街を走るシーンも、たっぷり時間が掛けられていて、
 ただのドンパチアクションエイガじゃねーぞと、主張しておりましたね。
 結果的に、巧く作用してたとおもいます。

 んだけど最後がね、
 些細なことなんだけど、トムを電車から降ろしてあげてほしかった。
 それでトムの、ある言葉に抗ってみせてほしかったな。


知りすぎていた男 [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル



 ヒッチコックのエイガ、その1。
 ロイヤル・アルバート・ホールが、出ます。
 ドリス・デイが、「ケ・セラ・セラ」を大声で歌います。

 細かいところも気になりますが、
 そこを現代の感覚で直してしまうと、味気ないものになって、全体が崩れちゃうんだろーな。
 間延びしたりして。

 映画って難しいですね。以上。


テイキング・ライブス ディレクターズカット 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ



 アンジョリーナ・ジョリー! アンジー!!
 アンジーのパイ乙! 男の腰をロックするふくらはぎの筋肉! パイ乙!!
 はぁはぁ……。

 一風変わった、サイコサスペンス映画です。
 変わってると云えば、
 U2の曲が、二度、途中まで流される、とゆーヘンな使われ方をしておりまして、じつにモヤモヤしました。


オーケストラ! スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

Happinet(SB)(D)



 フランスの映画、なのだな。
 ロシア、ボリショイの元オーケストラ楽員らが、再起をかけてパリへと向かうとゆー、
 かなり端折って説明してしまいましたが、
 ロシアとゆー国のざっとした歴史ぐらいは知っておかないと、ちょっと入りにくいかも。
 ざっとで、いいんだけど。

 メンバーが出稼ぎ気分でパリに来たのや、かつての仲間のために演奏を、ってところが、
 もっと整理してくれたら分かり易く盛り上がれたのになー、と、おもいましたが、
 それもやっぱり些細なことで、
 チャイコフスキーの演奏や、エンディングも、素晴らしかったですよ。
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by y.k-ybf | 2013-05-27 23:31 | 映画 | Comments(0)

低予算の映画、とか、そーじゃないの、とか、観た。四本


アポロ18 [DVD]

角川書店



 アポロ18号を題材とした、モキュメンタリー・ホラー。
 これでほぼネタバレ終了なのだが、低予算で作られているとはおもえない出来映えでしたよ?

 当時のフィルム撮影感を出すため、
 画像処理等のエフェクトが全体に掛けられているので、自然と安っぽさも誤魔化せて、一石二鳥。
 宇宙空間って制限のおかげで、
 キャストもセットも少なくて済むし、余計な情報も省けるし、いいことづくしなんだけど、
 シナリオがちょっと残念でしたなぁ…。

 結局アポロの目的がよく分からんし。
 どーせなら、ソ連が残した記録の回収にしちゃえば良かったのにね。
 んで、仲間割れーとかさ、じつはソ連の宇宙飛行士が生きていたとかさ。そんなの。


夜明けのゾンビ [DVD]

松竹



 ゾンビモノは低予算映画の定番でございますが、
 これはまたなかなか予算が厳しそうで、ロケーションを森の中にしたのは、なかなかの策士。
 いくらでもシーンを使い回せるからな。

 迫り来るゾンビ対策が、落とし穴と鈴ってのも、なんか一周回ってアリにおもえました。
 とか云うと安っぽく感じるかもしれませんが、
 その辺は技術でしっかりカバーしておりまして、見劣りはないですね。

 情緒過ぎるのと、全体を章立てにしたことで、なんかゲームっぽくなったのは、惜しい。
 あと、長いな、うん。
 とても、オーソドックスなゾンビ映画でしたよ。


トランジット [DVD]

ポニーキャニオン



 キャンプへ行く途中、車の荷物に、勝手に盗んだ現金を隠されて、
 身に覚えがないまま、強盗団に追い掛け回される、災難サスペンス。

 これがまた、ほぼ一本の道、路上だけで撮影しておりまして、
 アイデア次第でなんとかなるもんだなーと、感心しましたよ。

 しかしこの強盗の4人、改めて考えてみると、アホ過ぎ。
 リーダー格の切れ者風な男でさえ、やることぜんぶ裏目にでて、ぜんぜん上手くやれてねーし。
 走ってる車煽ったって、荷物取り返せねーっつーの。


人狼村 史上最悪の田舎 [DVD]

松竹



 スペイン産の、今時、オオカミ男の映画。
 冒頭から妙にPOPなミュージックがいきなり流れ、
 大丈夫かなと不安になりましたが、あまり大丈夫ではなかった。

 絵面はヨーロッパ産らしく影があり、
 ホラーな雰囲気は十分なんだけど、
 コメディみたいな振る舞いが所々にありまして、
 これは笑って観るものなのかなぁ、
 ともおもいましたが、
 ヒトがバキャバキャ血ミドロに殺されるし、
 ムードだけはしっかりキープされているので、
 やっぱり怖がるものかなぁとおもうんだけど、
 オオカミ男がモロに着ぐるみでね、
 迫力はあるんだけど、
 ああ、着ぐるみだ、
 ゾル大佐が変身したやつだ、
 とか思い出しちゃって、
 どーしたもんかなーと、
 そしたら車はバンバン爆発させるし、
 主人公の指は容赦なく切り落とすし、
 それをバジルで炒めるし、
 なんだこれわって感じで終わりましたよ。
 八十年代風な感じで。

 うん、そーゆーホラー。
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by y.k-ybf | 2013-05-20 22:59 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『恐怖ノ黒電話』、とか。三本。


ジャックはしゃべれま1,000(せん) [DVD]

角川書店



 エディ・マーフィーは、とくに好みでもないのだが、
 あまりにふざけた邦題なので、どんなものかバカヤローと、観てみたよ。
 まず原題が『A Thousand Words』。
 千の言葉とゆー意味で、「1000」ってのはこっからきているのだな。

 ストーリーは、
 おしゃべりでお調子者のジャック(エディ)がおりまして、
 なんやかんやあって、
 突然、庭に木が生えまして、一言喋るたびに一枚葉っぱが落ちまして、
 ぜんぶの葉っぱが落ちると木も枯れるから、オマエも死ぬんじゃね? と、言われて、とても困る。
 とゆーお話。

 葉っぱの数もだいたい1000枚、つまりあと1000の言葉しか喋れない、とゆーことです。
 おわかりになっただろうか…。

 ま、映画の中でも、よくわかんねえって言っておりましたので、細けえことはいいんだよ!
 そんで、
 ポイントなのは、あのエディ・マーフィーが喋らなくなるってところかな。
 そのせいで途中からジェスチャーや顔芸が凄いことになっておりますが。
 で、
 まあ、結局ええお話に収まるんでしょ? と、おもわれるでしょうが、
 はい、その通り、ええ話に着地して、終わります。
 しかしそこはもーベテランのエディ・マーフィー、
 しっかり伏線は回収するし、父や母、妻との関係と絡めて、じつに巧く終わらせてくれます。
 ここは素直に感動しました。
 エディ・マーフィーの映画もいいもんだなと。

 ただ一つ、この映画とはぜんぜん関係のない、気になることがありまして。
 何かとゆーと、
 エディ・マーフィーが、ダウンタウンの松本人志とそっくりなの。
 肌の色や顔の大きさが違うので、混乱するほどではないんだけど、
 坊主頭、眉間の皺の寄り方、マッチョな体、そして顔芸…。
 元々笑いの種類で云えば対極にいる二人だとおもっていたので、
 この類似は意外なものだったし、その変化には複雑なものを感じて、
 なんか少し、侘びしい気持ちになりました…。


まあだだよ デジタル・リマスター版 [DVD]

角川映画



 黒澤明の遺作となった、1993年の映画。
 内田百間の晩年の姿を描いております。

 とりあえず、暴言から吐かせてもらいますと、
 最初の学校でのシーンと、摩阿陀会、それだけでもいいとおもふ、この映画。
 それだけでも分かるよ、と。
 先生、先生と慕う弟子たちと、くっだらない会話や冗談も、愉しくないとゆーか苦手とゆーか嫌い。
 すべてが演劇臭い、嘘が臭い。
 内田百間の実像とも、また違うよーだし。

 が、だ。
 この浮き彫りとなった不快感は、作品が生み出したものなのだろ。
 演出として植えられたものなのだろ。
 さすがにそれぐらいは理解できるのだが、まだまだ、そこまでだなー…。
 すみません、ホントに、すんません。
 わたくしには、まだまだでした。


恐怖ノ黒電話 [DVD]

松竹



 タイムパラドクス・サイコホラーとゆー、聞き慣れない珍味なジャンル。

 離婚調停中のDVな旦那から逃げるよーに引っ越してきた女性が、
 部屋に残されていた古い黒電話を見つける。
 ある日、その黒電話に、覚えのない女性から電話が掛かるよーになり、
 何度か会話を重ねるうちに、それが過去の同じ部屋から掛けられたものだと分かり…。

 つまり、過去と現在が黒電話で繋がった状態でサイコな事件が起きるわけなんだけど、
 なんせ相手が過去にいるので、
 ろくに抵抗もできず、ほぼ一方的にタイムパラドクスの影響ばかり受けてしまう。
 しかも、過去のまだ幼い自分まで人質に取られて…。

 どーすんだろ、コレ? と。
 ラストは、あ、そーきたかと。
 そんな結末で、とてもおもしろい映画でしたよ。
 『ルーパー』で使われていたネタも、こっちのほうが早かったかもね。

 画面が暗いってのが必要性もなく、ちょっと気になりましたが、よく工夫された映画でしたよ。
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by y.k-ybf | 2013-05-20 22:45 | 映画 | Comments(0)

『K2C』、『米米CLUB』/米米CLUB (036/100)*


K2C

米米CLUB / ソニーレコード



米米CLUB

米米CLUB / ソニーレコード



 36枚目は、
 『K2C』を追加して、『米米CLUB』との二枚で一つにしておきます。
 元々二枚組的な発想で発表されたものなので、このほーが収まりいいかな、と。

 『K2C』の説明をちょっとしておきますと、
 新曲と、新録された曲とのベストセレクションアルバム、です。
 おふざけなしの、キッチリ外向けに作られた、上品な、表ベスト。
 作り直された曲も、新曲も、まー見事に仕上がっておりまして。
 これを狙ってできるバンドの力、
 (主に悪い)企みを思い付いた時の才能は、トビ抜けたものがあるなと、感心いたします。

 んで、それに対する裏ベストが『米米CLUB』。
 下品で素敵な出来栄えの、ベストライブ盤、ですな。



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by y.k-ybf | 2013-05-17 10:46 | 音盤/100 | Comments(0)

ロジャー・コーマン、の、映画。プロデュース編。三本。


デス・レース2000年 HDニューマスター/轢殺エディション(Blu-ray Disc)

キングレコード



 チキチキマシーンみたいな車で、アメリカ横断デスレース。
 途中、轢き殺した人数でポイントが加算されます。
 中学生っつーか、小学生が考えそーな世紀末設定デス。

 まだ無名だった頃のシルベスター・スタローンが、
 ずっと何かに怒ってるバカみたいな、イヤ、バカなレーサー役で出ておりますが、主役ではありません。
 主役のヒトは、
 全身手術を受けたって設定の、その名もフランケンシュタイン。
 マントを靡かせ、マスクも被り、アタマからツマサキまで全身真っ黒な正体不明の謎の男。
 ミステリアスってゆーか変質者ってゆーか、
 ま、それはいいとして、体型が痩せてひょろ長くて、ジャイアント馬場みたい。
 (もしくは貧相なウォーズマン。)

 わあ、カッコ悪いなあ、こんなオトナになりたくないなあ、と祈りながら眺めておりますと、
 これが結構なラブロマンスになるんですな。チキチキな奴らが。

 最高にバカバカしい映画なので、ブルーレイに焼いて保存しましたよ。


バニシング IN TURBO [DVD]

クリエイティブアクザ



 監督は、ロン・ハワード。

 交際を父親に反対された娘さんがブチ切れて、
 かけおち同然にベガスで結婚式を挙げるため、ロールスロイスを爆走させる、
 追いかける、
 ヘリも追う、大クラッシュ!! とゆー映画。

 アタマを1ミリも使わせない爽快感だけの映画なので、
 つい間違えて、
 傑作! とか云ってしまいそーになる、そんな映画でした。

 ストーリーも展開も、まったく理解できなかったけどな。

 ところで、
 この原題は『Grand Theft Auto』ってゆーんだけど、あのゲームと関係あるのかな?


ロックンロール・ハイスクール HDニューマスター/爆破エディション [DVD]

キングレコード



 ラモーンズ!

 ラモーンズの曲は勿論、ロックナンバーがガンガン流れて、おっぱいが揺れて、学校が爆発する、
 ストーリーを忘れても問題ない、ステキな映画。

 ほとんど作りはアイドルムービーなんだけど、
 そのアイドルがラモーンズなんだから、羨ましい限りだ。

 ガバ・ガバ・ヘイ!
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by y.k-ybf | 2013-05-17 10:37 | 映画 | Comments(0)

ロジャー・コーマン、の、映画。監督編。四本。


侵入者 [DVD]

キングレコード



 かなり初期の作品で、1962年公開の、モノクロ。
 コーマンらしからぬシリアスな社会派ドラマで、人種差別問題を真っ向から描いている。

 んが、
 興行的には失敗したよーで、
 このことがきっかけに、
 客が呼べるオモシロさ重視のB級路線、真のテーマは隠し味的に忍ばせる、って方針に気付いたそーだ。

 南部の町、
 やっと黒人が白人と同じ学校へ通えるよーになった、
 そんなある日、一人の白人の男が訪れる。
 彼は町の有権者や黒人を快くおもっていない人々を扇動し、
 再び白人主導の、差別が横行した町へ戻そうとするのだが…。
 とゆー、
 かなり不穏なストーリーでございます。
 で、ここからは個人的感想になるのですが、
 この、町にやってくる白人の男。
 根っからの差別主義者ではなくて、
 人々の差別意識を利用して、
 己の支配欲を満たし、実質的な権力も手に入れよーとしたんじゃないのかな、と。
 政治家やその類のメタファーかなと、おもたのですよ。

 このもう一捻り入れてくるあたり、辛辣だなーと、コーマンの非凡さを感じたわけですが…、
 売れなかったせいもあって、以後、方針を変えるのだね。
 とゆー、
 幻の作品にするには、勿体ない映画でしたよ。


ワイルド・エンジェル [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン



 ピーター・フォンダ主演の、
 実在したアメリカの暴走族「ヘルズ・エンジェルズ」をモデルとした、ま、青春暴走映画になるのかなー。
 これが原型となって、『イージー・ライダー』になったみたいですよ。

 若者の暴力的衝動、それを生み出す抑圧した社会。
 しかし自由を求める暴走は、すでに正気を失っており…、
 みたいな、
 みたいなのを描こうとしてるんだけど、
 それっぽいあたりで止まっちゃうのが、狙いなのかなー。限界なのかなー。

 そいや、プライマル・スクリームの「ローデッド」にサンプリングされてるセリフは、
 この映画のものなんですね。びっくり。


白昼の幻想 [DVD]

キングレコード



 原題は『ザ・トリップ』。どストレートなタイトルだ。

 LSDをやって、トリップ&バッドトリップを経験する、だけの映画。
 ホントにそれだけなので、とくに感想もないんですが、
 トリップ映像としては秀逸とゆーか、他が全部フォロワーにおもえるぐらい、究極だろう。
 コレ、今の技術でリマスタリングして3Dにしたら、凄いだろーな。観てみたい。
 音楽も素晴らしかった。

 フリッパーズ・ギターが「グルーヴ・チューブ」でサンプリングした音は、これに入っておるのだな。


○『ガス! あるいは世界を救うために世界を滅ぼすことが必要になった』

 どーも見付からないとおもったら、ソフト化されていないのだな、コレ。
 タイトルが、カッコイイ。無駄に長いところが、無駄でいい。

 えーと、
 軍の化学兵器の毒ガスが世界中に漏れて、三十歳以上の大人が皆死んでしまった世界、だっけかな。
 要するに、
 若者だけの世紀末となり、約束の地へ向けて旅をするとゆー、ロードムービー。

 インタビューでコーマンは、
 『ワイルド・エンジェル』や『白昼の幻想』では若者のカルチャーを積極的に取り入れてきたが、
 『ガス!』を作る頃には興味も薄れ、シニカルになってしまったと答えておりました。
 んが、
 実際はシニカルなんて生易しいものじゃなく、かなり厳しく、批判してるなとおもいましたよ。
 愚者の国が生まれたと。
 そんな「若い」カルチャーについて、総論的なテーマにもなっている映画だとおもうのだが、
 悪ノリ&ヤリスギで、逆に退屈になったのは否めなく、作品として機能してないのが残念。
 ネタだけのカルト映画になってしまった。
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by y.k-ybf | 2013-05-17 10:25 | 映画 | Comments(0)

ロジャー・コーマン、の、映画。


コーマン帝国 [DVD]

キングレコード



 このタイトル、この名前。
 ロジャー・コーマン。コーマン。。コーマン。。。

 B級映画の帝王と呼ばれている、ロジャー・コーマン。
 その携わった作品を眺めてみると、
 あー確かに、
 一昔前、テレビの昼間や深夜の空いた時間を埋めるよーに、じゃんじゃか流されてたタイプの映画ばっかりだな、と。
 東京12チャンネルっぽいな、と。
 観たよーな、観てないのに観たことあるよーな、あの感じ。
 バイオレンスとヌード、バクハツで膨らませた風船映画。
 しかし、
 ロジャー・コーマンとゆー人物は、
 そー云ったものとはまったく無縁におもえる、知的で物静かな紳士で、それが何より意外で、驚きだった。
 こんな温厚そうな方が、
 ヒトを轢き殺してポイントアップとか、オンナは犯して殺せ! みたいな映画を作ってきたのかと。

 赤字を出さない製作姿勢や、
 テキストとサブテキストの話など、興味深いエピソードも多く、
 映画作りへの情熱のよーなものさえ感じられた。
 (B級と云えば、売れないのは当たり前。テキトーに作ってるのかなと、おもっておりました。)

 さらに、彼に学び、サポートされた人々の、錚々たる顔ぶれ。
 デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン、
 マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ、ロン・ハワード、ガス・ヴァン・サントなどなど。
 アメリカの映画史を築いてきた、とんでもないビッグネームが並んでおりますが、
 ロジャー・コーマンだけは、B級と云われる世界から脱け出すことができない。
 それは何故なのか…?

 とゆー、ドキュメンタリー映画、『コーマン帝国』でございます。
 映画好きな方には、とくにオススメでし。
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by y.k-ybf | 2013-05-14 22:20 | 映画 | Comments(0)

結婚残酷物語な映画、を、観た。三本。


幸せの行方... [DVD]

Happinet(SB)(D)



 ライアン・ゴズリング主演のサスペンス。
 仲の良かったカップルが、次第に関係を壊してゆく、
 まさに幸せだったカップルの行く末を追う、お話。

 望まない家業を継ぐことで、心が疲弊してゆく旦那さんをライアンが、
 それを支えよーとしながらも、旦那の横暴に堪える嫁さんをキルスティン・ダンストが、
 それぞれ見事に熱演しておりまして、
 あんなに仲睦まじい夫婦だったのにねぇ、と、近所の噂話を聞くが如く、観ておりました。
 二人が直ぐに別れを決断できなかったのも、
 ま、旦那さんが強硬な手段で縛り付けていたのもあるでしょーが、
 それも、愛し合っていた頃の記憶が残っていたから、ではなかろーかと。お互いに。

 ただー、映画として過程の描き方が足りてなく、説明不足な気がしましたよ。
 ま、コレ、実話がベースで、
 モデルとなった人物がまだ存命されているから描けないところもあるみたいだけど。
 あと、老けメイクがちょっと残念でした。
 いきなりそのメイクを見せられたら、テンション下がります。


ブルーバレンタイン [DVD]

バップ



 偶然、『幸せの行方』の後に観てしまったのだが、再びライアン・ゴズリングの夫婦崩壊モノ。
 こちらはだいぶ役柄が違いまして、ライアンは純愛系の旦那さんです。

 夫婦の仲が離れてゆく様を、
 二人が出会い、結ばれてゆく姿と交互に見せる作りで、
 なんて残酷な見せ方をするんだと、身震いしながら見守りましたよ。
 頼むから話を聞いてあげてー、
 ちゃんと話してあげてー、
 説明してあげてー、と、仮装大賞で審査員にアピールする欽ちゃんみたいな気持ちになったよ。

 会話って大切!

 しかしこれって、すんごいよくできた映画なんだけど、
 誰が、どんなときに観ればいいんだろ。
 カップル向け…じゃないよなぁ…。


レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで スペシャル・エディション [DVD]

角川エンタテインメント



 結婚残酷映画、三本目は、
 ディカプリオとケイト・ウィンスレットの『タイタニック』カップルをわざわざ揃えて作られた、
 ザ・犬も喰わない夫婦ゲンカ映画。

 コレって、共通点はほぼ無いんだけど、
 『タイタニック』のあの二人が生き残って結婚したら…、と、つい妄想したくなる。
 結婚したその時がピークだったカップルが、
 厳しい現実にメタメタにやられてゆくってのは、あり得たかもなー、と。
 そーゆー解釈ならば、『ブルーバレンタイン』とも通じてる気もするが、
 ま、なんとゆーか、
 勢いって醒めきった時が、恐ろしいですね。一気にマイナス面へ墜ちてゆくので。

 あ、あと、ディカプリオはいい役者さんだなと、おもいますよ。
 コメディとか、もっとやればいいのに。
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by y.k-ybf | 2013-05-13 22:58 | 映画 | Comments(0)

『服部』/ユニコーン (034/100)*


服部

UNICORN / ソニーレコード



 前回選んだ『ケダモノの嵐』から、3rdアルバムの『服部』に変更。

 今回は時間も掛けて、全体的に改めて聴き直しをしておるのだが、
 時間経過によって印象も評価も変わるものが出てきた。あくまで自分の中でだが。

 単純に、『ケダモノの嵐』よりも、『服部』がおもしろく聴こえるよーになったのだ。

 『服部』は「大迷惑」が収録されていることからもわかるよーに、バンドブームど真ん中のアルバムで、
 みんながイメージするユニコーンってバンドそのものである。
 そしてわたくしは、そんなマスイメージが好きになれず、このアルバムを評価できなかったのだな。
 ピークであっても、熟してはいないと。

 知らないヒトは知らないだろーけど(※ボケてます)、
 ユニコーンって1stの頃は女性メンバーを含めた五人編成で、2ndでは脱退して四人になり、
 そして3rdの『服部』で阿部義晴が正式メンバーとなり、
 再び五人編成に戻るとゆー、落ち着かない面もあるのです。
 この後、ミニアルバム連発したり、メンバー全員でシングル出したり、結局ドラムが脱退したりするし。
 そーいったモロモロの方向性が一旦定まったのが、この『服部』だったと云えるかもしれませんね。
 ま、
 そしたらそしたで、固まったイメージでまた苦労するんだけどね。


 「デーゲーム」。
 シングルで発表された坂上二郎とのデュエット。

 いまだに、高校野球中継を観ると、頭の中で自動的にこの曲が流れるのですよ。



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by y.k-ybf | 2013-05-10 21:56 | 音盤/100 | Comments(0)

映画のまとめ 『レッド・ステイト』、とか。四本。


配達されない三通の手紙 [DVD]

松竹ホームビデオ



 1979年の、『砂の器』などを監督された野村芳太郎の映画。脚本が、新藤兼人。

 けっこうお金も掛かってるし、ロケもちゃんとやってるサスペンスモノ、なのですが…。
 正直、今の感覚で観てしまうと、テレビの二時間サスペンスドラマを観てるよーな気分で、
 ま、その源流とおもえば、そやなーと納得も出来るのですが、作品の評価は難しくなってますね。

 なので、
 ストーリー云々よりも、こーゆー場合は、ロケで撮影された当時の街並みや車やらを観て、楽しむのです。


ミッドナイトFM [DVD]

キングレコード



 韓国産のサスペンス。
 人気DJの深夜ラジオ番組の最終回、
 番組が終わることに抗議する男が、DJの家に侵入し、子供を人質に番組をジャックする、とゆー。

 映画音楽あるあるがあったりして、ちょっと楽しいのだが、
 途中から『タクシードライバー』ばっかりになるのが、如何なものかと。
 すぐに身元バレちゃうじゃんってゆーか、テレビ電話にしてるから、犯人も顔バレしてるっての。
 『タクシードライバー』の捉え方も、なんか微妙に偏っている気もするし。
 警察にちゃんと説明すれば済む話のよーな気もしますが、
 それはそれとして、
 まあ、悪くはない、ぐらいかなあ。

 あ、嫌な奴の嫌な顔に関しては、主演女優さん含めて、みんな合格w


レッド・ステイト [DVD]

松竹



 出会い系サイトで知り合った女のもとへ、男三人でフラフラと会いに行ったら、
 待っていたのは中年のバアサンで、
 それでもヤリたいからノコノコ部屋にあがったら、
 一杯盛られて気が付けばカルト集団の教会でぐるぐる巻きのラッピング状態で、大ピンチ!

 と、
 あー、カルト集団のサスペンスモノかーとおもっていたら、ここから急激に物語が展開してゆきます。
 急に曲がりすぎデス。
 しかし伏線も、かなり分かりにくいけどちゃんとあるし、カメラワークも迫力あって、おもしろかったですよ。
 もうちょっと、エピローグがほしかったかな。


ハロー!?ゴースト [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



 自殺したいのになかなか死ねない男が、
 ある日、お化けが見えるよーになり、四人の霊に取り憑かれて…、
 とゆー韓国産コメディ。

 察しの良い方なら、これだけで結末まで想像できるでしょうが、
 うん、だいたいそれで正解。
 問題は大オチがどっちになるか、ですね。
 そんな大オチの手前まで、期待以上のものもなく、
 ハズレかなーとおもっておりましたら、意外と気の利いた結末が待っておりまして、楽しめました。

 マジンガーZのパチモンアニメ、『テコンV』もちょっとだけ観れます。
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by y.k-ybf | 2013-05-10 21:42 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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