<   2013年 07月 ( 16 )   > この月の画像一覧

赤い墨汁の雨が降る! ジミー・ウォングの映画、三本。


 ジミー・ウォングとゆー、
 香港アクション映画界のスターであり、ドンであり、(ごにょごにょごにょ)な方がおりまして。
 ジャッキー・チェンのファンには、「ジャッキー・ジャック事件」のキーパーソンとして有名でしょう。


片腕必殺剣 [Blu-ray]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



続・片腕必殺剣 [Blu-ray]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



 そんな! ジミー・ウォングの『片腕必殺剣』。
 世代的にはブルース・リーの前ってことでいいのかな?
 この『片腕必殺剣』でブレイクしたのが67年。
 ブルース・リーが香港に戻り、本格的に活動を始めた『ドラゴン危機一発』が71年になりますね。
 この時、まだカンフーは主流ではなく、メインは剣術、剣客映画。
 ほとんど娯楽ヒーローモノみたいな扱いだな。片腕だけど。

 さて、ストーリーはね、
 まあ、悪い奴らを倒すんだよ! それが九‥‥八割だよ!!
 でも衝撃だったのは、主人公(ジミーさん)の腕が切り落とされるシーンで、
 まさかそんな理由で片腕になったのかと、おもわず声が出るほど驚いてしまった。
 もっとマシな理由など、いくらでも作れるだろーに…。

 で。
 『続・片腕必殺剣』は、ちゃんと続きの話で、
 車田正美のマンガみたいな展開が、愉快痛快でありました。
 「リンかけ!」の阿修羅編とか、あんなの。


 いい加減でキテレツな作品のよーにおもうかも知れませんが、
 確かにそこは否定もしませんが、
 なんだか、意外とちゃんとしてましたよ?
 悲しいぐらいに、音(SE含む)は無いけど。


吼えろ ! ドラゴン 起て ! ジャガー [Blu-ray]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



 そして、カンフー・ブームの火付け役となった(らしい)、『吼えろ ! ドラゴン 起て ! ジャガー』。
 ドラゴンもジャガーも出てこないけど(ネコは出ます)、
 こっからちょっとトンデモぶりが目立つよーになります。
 主人公が敵の賭場を放火! とか、
 心臓に刺さった短刀を抜いて投げ返す!とか。

 ジミーさんって、おそらくちゃんと武術も習ってないから、
 基本、動きがフツーで、カラダも出来てない。
 顔も地味とゆーか、素朴な顔でねぇ。でも黒社会のヒトなんだよな…。

 とゆーね、
 カンフー以前の香港アクション映画、まだノウハウも揃ってない頃のモノとして、楽しめました。

 キワモノが観たい方は、もう少し新しい作品のがいいかも。
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-31 23:33 | 映画 | Comments(0)

フジロック・フェスティバル'13


 おはようございます。
 今年も、フジロックへ行って来ましたよ。
 いつも通り、いつもの調子で、楽しんで帰ってきましたので、
 ざっくりと、レポートします。

 天候は、ほぼ一日中曇りで、
 昼の三時ぐらいに、
 THEATRE BROOKの佐藤タイジが「雨、あがるといいっすねえ」と云った瞬間、土砂降りになった程度で、
 小雨が降ったり止んだりの、比較的過ごしやすいものでした。
 それでもしっかり日焼けしたけども。


 ① THE GOLDEN WET FINGERS
 グリーンのトップが、
 チバユウスケ、中村達也、イマイアキノブのバンド、「THE GOLDEN WET FINGERS」。

 いつもフジロックでは、必ず最初にグリーン・ステージへ向かい、
 キヨシローの「田舎へ行こう」を聴き、オープニングを見るのを恒例としているので、
 今年も自然とグリーンへ向かったのだが、
 ステージではまだサウンドチェックをやっており、
 それにしてはちゃと音出してるなあとおもったら、THE GOLDEN WET FINGERSのメンバーでした。
 本人やん。

 そこでかるく一曲演奏もして、
 MCと交代、いつものオープニングあり、
 ちゃんと着替えたメンバーが戻って、本番のライブがスタートしました。
 お得お得。

 このメンツでカッコ悪いわけはないんだけど、
 ベースレスのバンドで、かっこよかったですよ。


 ② ヨ・ラ・テンゴ

 イスに座って、落ち着いて観る。
 いつもの通りの、ヨラでした。


 ③ Daughter

 レッド・マーキュリーに移動して、Daughter。
 盛り上がっておりましたね。


 グリーンに戻ってきたら、ウィルコ・ジョンソンが演奏しておりました。


 ④ 加藤登紀子&THEATRE BROOK

 どーゆー組み合わせかとおもいましたが、
 こんな機会でもなければ一生観ることもないので、観る。
 加藤登紀子は、『紅の豚』のとか、ジョン・レノンのカバーとか、歌いましたよ。


 相対性理論に備えて、早めにホワイト・ステージへ移動。
 隣のステージで演奏していたT字路sが、
 カッコイイ頃の和田アキ子みたいで、素晴らしかった。

 ホワイトでは、Toro y Moiが演奏しておりまして、
 分かり易いハウス・ミュージックっぽさが、良かったですよ。


 ⑤ 相対性理論

 ステージまで遠く、スクリーンもオフになっていたので、
 メンバーの顔とかよく確認できなかったのが残念でしたが、ライブは意外と迫力あってよかったですよ。
 力むと声が、変化して聞こえちゃうけどw

 ニューアルバムの曲が中心だったけど、
 最後にももクロの「Z女戦争」をやったのは、ビックリ&フィーバー。


 グリーンへ戻ると、
 Vampire Weekendが演奏しておりましたが、イスで仮眠。


 ⑥ The Cure

 グリーン、大トリのザ・キュアー。
 まさかキュアーを二度も、それもフジロックで観ることになろうとは、、、。
 今回は、
 キーボードのメンバーが増えておりまして、だいぶ曲色も変わっておりましたね。
 前回も今回も、どっちもよかったよ。

 セットリストは、こちら。

 全36曲。
 長い、長いよ!
 二時間半ぐらいやったのかな。
 おもしろかったからいいんだけど、
 いつまでも終わらなくて、ちょっと疲れた。



 んで、
 その後は、いつものよーにレッド前に移動、ザ・野宿。
 午前3時に目が覚めたら、石野卓球がDJやってました。
 へー。


 以上。
 写真は、ツイッターでアップしますので→、
 →気が向いたら、どーぞ。
 ほとんど、メシの写真だけど。
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-30 10:35 | 音盤 | Comments(0)

映画のまとめ 『ゴーストライター』、とか。四本。


ゴーストライター [DVD]

Happinet(SB)(D)



 ロマン・ポランスキー監督の、これまた見事なサスペンス。
 ストーリー自体はかなりシンプルで、
 とある政治家のゴーストライターを引き受けたことで、
 謎に巻き込まれてゆく、とゆーか、引き寄せられてゆく。
 この謎が一枚一枚剥がされ解かれる感覚が絶妙で、
 カーナビの件とか、ゾクゾクしましたよ。

 ポランスキーは元々、ヒッチコック的な撮り方をするヒトだとおもうのだが、
 今作はそのへん、かなり意識的に狙ったんじゃないかなー?
 新しいけど、古典の香りが漂う、まさに現代のヒッチコック映画だな、と。

 ダメだとわかっていながらも、
 ついつい謎に踏み込んじゃう主人公役に、ユアン・マクレガーを選んだのも、巧いなと。


エッセンシャル・キリング [DVD]

紀伊國屋書店



 逃げる男が、逃げ続ける映画。
 ほとんどセリフもなく、設定すらぼやっとしているので、解釈もいろいろできる。
 とゆーか、それが狙いだろう。
 殉教者、テロリスト、国家、自然、とかとか。

 わたくしは、男が最後に出会った、口が利けない女性の無償な献身が、
 どんな困難にも止まらなかった男の逃走を、止めることが出来たのかな。
 解放かな、などと、おもいましたよ。


インシディアス [DVD]

Happinet(SB)(D)



 呪われた家系のホラーか、とおもたら、
 お引越されまして、
 それでも霊現象が続くので、ポルターガイスト系になるのか、とおもたら、
 呼ばれて現れた霊能者チームが、珍奇な機器でお化けを探り始めて、
 まさかのゴーストバスター系か、とおもたら、
 幽体離脱系でした。
 おしまい系。


るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- OVA(追憶編+星霜編) / 劇場版(維新志士への鎮魂歌) DVD-BOX (7話, 300分) アニメ [DVD] [Import]



 実写映画版の『るろうに剣心』が放送される際に、
 アニメのビデオシリーズ(追憶編、星霜編)もまとめて放送されまして、
 これがなかなか良作で、その上、実写版のストーリー補完にも適切で、たいへん重宝しました。

 そんな流れで、
 テレビシリーズと合わせて製作された劇場版アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌』も放送されたのですが、
 うん、これだけ、なんかチガウ。タイトルも長い。
 や、
 しかし、コレこそがアニメ版「るろうに剣心」なんだよな、本当わ。

 薄っぺらくペカペカした色使い、崩し方を間違えたよーな線、
 デフォルメが効きすぎて全部笑顔になってる表情、尖りまくりのアゴとでっかい眼、などなど、
 90年代漲るアニメなのです。
 そんなビンテージモノとして、楽しむことができましたよ。

 L'Arc-en-Cielのテーマ曲がこれまたミスマッチで、愉快。
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-27 11:29 | 映画 | Comments(0)

『風立ちぬ』、を、観た。その3。


 今朝、
 オリエンタル・ラジオのラジオのほうが、『風立ちぬ』はリアル、だと言っていた。
 それに対して、
 高畑監督は、『風立ちぬ』はファンタジーだ、と言っていたという。

 わたくしの感想としては、本質的には『ポニョ』と変わらないんじゃないかと、おもっている。
 やりたいことと好きなことをやったとゆー点で。
 入り口は同じでも、出口はこれだけちがうんだと。


 『風立ちぬ』は、 
 リアルだとおもって観ると、ファンタジーが残るし、
 ファンタジーだとおもって観ると、リアルが残る。
 混乱しているヒトの多くは、
 そこで偏っていることに、気付いてないんじゃないかなあ。

 とゆーか、
 あれはリアルではないし、右でも左でもないよ。
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-26 09:42 | 映画 | Comments(0)

『風立ちぬ』、を、観た。その2。


※ネタバレとゆーか、内容にはあまり触れていないのだが、
  観る前に読むとノイズになる場合があるので、まだ観ていない方は読まないでください。



 『風立ちぬ』の作品について、
 どこから触れればいいのか迷うが、わかりやすいところで、キャラクター。

 キャラクターの全てが、生きている。
 自分の意志をもち、魅力をもち、
 苦しい時代だからこそ、凝縮した人生を生きようと、描かれている。

 主人公の堀越二郎などは、最早、完璧超人の部類なのだが、
 内に秘めた想い、悩みや憤り、哀しみや弱さを抱えている。
 それを表現しているのが、無言の表情であり、なんと、庵野秀明の声であった。
 正直、
 どっからどー聞いても庵野さんの声なんだけど、
 ヘタだなとか、棒読みだなと感じたときは、一度もなかった。
 巧いとゆーわけでもないが、
 このヒトの声は、この声なのだと、おもうことができた。
 むしろハキハキと発音されるプロの声では、このキャラクターは生まれなかっただろう。

 声優には、まったく問題を感じなかった。

 また、
 予告で大きく取り上げていたロマンスに関しては、じつは、本編の半分ぐらいだった。
 作品の中で、とても大きな意味をもつけど、悲哀がメインとゆーわけではない。
 あの予告では勘違いする方もいるんじゃないかな?


 ストーリー、テーマ、画とか、
 その辺は、わたくしなどが、なんやかんや言うまでもなく、
 いろんな確かな方が、詳しく解説してくれているので、どーぞ、そちらをご覧ください。


 あ、あと、
 いつも素晴らしいけど、今作での久石譲の音楽は、
 作品自体が寡黙なため、いつも以上に重要な役割を担い、雄弁に存在していた。

 荒井由実の「ひこうき雲」は、反則である。


 戦争を描いていない、現実の悲惨さがない、ともあるが、
 これは誤りで、
 ちゃんと描いていますよ。
 直接的ではなく、この作品に合ったやり方で。


 『風立ちぬ』とゆー映画は、
 感じることが大切な、そんな作品だと、おもいました。
 
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-23 20:50 | 映画 | Comments(0)

『風立ちぬ』、を、観た。その1。


※ネタバレとゆーか、内容には一切触れていないのだが、
  観る前に読むと鑑賞の邪魔になる可能性があるので、まだ観ていない方は読まないでください。



 まず、云っておかなければならないのが、
 予告が出来上がる前の、情報が断片的に伝わってきたときに、
 ぜんぜん面白そーじゃねえなと、ツイートしてしまったこと。
 これは、間違いであった。
 戦闘シーンを描かない、ゼロ戦設計士のロマンスと聞いて、
 豚も紅もでない『紅の豚』でもやるつもりなのかと、勝手に想像してしまったのだ。
 繰り返すが、それは間違いである。
 映画本編を観る前に判断してしまったことを、恥ずかしくおもう。申し訳なかった。

 『風立ちぬ』は、傑作であった。
 始まりから終わりまで感嘆の連続で、何度も声が出そうなぐらい、感動にふるえた。
 確かに、子供が楽しめるよーな、万人に受けるよーな、
 「おもしろい」映画ではないが、
 「良い」映画であり、云うならば、名画である。

 遂に、アニメ映画は、名画を作り上げたのだ。

 (その2に、続く)
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-23 20:29 | 映画 | Comments(0)

『サイレントヒル: リベレーション3D』、を、観た、はずである。


 「サイレントヒル」とゆーゲームを原作とした映画が、
 2006年に作られまして(『サイレントヒル』)、
 本作はその続編にあたる、らしい。
 らしいってゆーか、続編で間違いないんだけど、パラレルな違いが、ややあるらしい。
 ややってw
 (「サイレントヒル」の「3」が、今作のベースになっております)

 さて、早速、感想に入りたいところでありますが、
 わたくし、
 迂闊にも中盤辺りでマジ寝してしまいまして、ストーリーがよくわかっておりません。
 あとからパンフレットを読み、
 へ~、そーゆーことかと理解できた、体たらく。
 しかし、これには理由があるのです。
 もしもお時間があるようでしたら、少しの間だけ、お付き合いください。
 今作は3Dとタイトルに付くぐらい、3Dを意識した作りになっておりまして、
 かなりのびっくりドッキリ演出が盛り沢山なのです。
 血と錆で染まる、ダークな世界観は常に緊張状態にあり、
 またゲームと同様、深い霧と闇を交差するハンドライトの光は刺激も強く、
 そこには異形のモンスターたちが蠢いており、、、と、
 えー、
 分かり易く云うと、3Dに目が疲れちゃったのです。
 あー、しんどいわぁ、と、おもいながら、意識が薄れていった次第で、
 何も退屈だったとか、眠かったわけでもないのです。
 ただ、3Dにしては、
 ちょっと画面の密度が高く、それが連続してたのがなぁ…。

 とゆーわけなので、今回の感想は、パス。
 次にちゃんと観たときに、もう一度やりたいとおもいます。
 すみません。
 いろいろと、すみません。


 前作の映画は、こちら。

サイレントヒル スペシャル・プライス版 [DVD]

ポニーキャニオン




 今作の原作となってゲームは、こちら。

サイレントヒル3 (コナミ殿堂セレクション)

コナミ


[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-17 22:48 | 映画 | Comments(1)

映画のまとめ 『メランコリア』、とか。四本。


メランコリア [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル



 またおかしな映画だな、
 監督だれや?
 と調べたら、ラース・フォン・トリアー。
 またお前かーーー!

 と、
 個人的とゆーか、世界的に観客を困らせている監督さんですが、
 スッゴい能力でみんなが観たくないモノを作るから、逆にみんな観ちゃうんだなー、たぶん。

 ストーリーは二部構成になってて、
 前半のパートが結婚式、
 後半のパートが地球滅亡、とゆーね、テコ入れされた昭和のアニメみたいな展開。
 どーやら鬱病について描きたかったらしいんだけど、
 あまりにもどーでもよく感じられたので、そこはスルー。
 あの、橋が渡れないってのが、何か意味あるのかな?
 内面世界とか脳内完結とか。
 メランコリア(衝突する星の名前)に押し潰されるってーのは、正気の消失なのかな?
 その先を理解できなかったわ。

 なので、
 下世話なことだけ述べますが、
 あんな場所で、あんなダラダラした結婚式をやったら、ダメだ。
 アタマがおかしいヤツらばっかり参列してるし。
 これは計画した(であろう)姉の問題。
 メランコリアが落ちるってわかり、
 妻も子供も残して、自分だけさっさと自殺しちゃうのは、旦那の問題。
 二人とも体裁で隠してるだけだ。
 メランコリアに夢中の子供は、無邪気か邪気か。
 おそらく前者だろーけど、メランコリアが必要悪なことに気付いてるよーにも、おもえるな。

 と、
 観ていないヒトには何だか分からないでしょーが、
 書いてる本人も分からないんだから、こーなりまんがな。

 ただ映画自体はね、
 やたら長くて幻想的な美しいオープニングってのがありまして、
 じつはこれが映画本編のダイジェストにもなっているとゆー、
 ここで全部見せてくれちゃう親切設計なので、
 とりあえず、このオープニングだけでもよく覚えておけば、ダイジョブだ!

 あ、この監督さんにしては、比較的に見易い作品になってますよ。


ポエトリー アグネスの詩 [DVD]

紀伊國屋書店



 これは、映画のことをあまり知らない方がいいとおもうので、
 余計なことも、言わない。

 主人公のおばあちゃんは、詩が作れないと悩む。
 でもそれは、自分の感情、思考、言葉が表にでない、伝わらないとゆージレンマでもあって、
 詩って、それぐらい身近なものなんだよ。
 と、おもいますよ。


ヒア アフター ブルーレイ&DVDセット(2枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray]

ワーナー・ホーム・ビデオ



 困った。
 津波のシーンがあるからではなく、じつにささやかなお話なので、何を云えばいいのやら、困った。

 津波も霊能力(霊感とはちと違う)も、不幸な事故も、きっかけにすぎない。
 兄を亡くした双子の弟を救ったのは、彼個人の優しさだし、
 女性の滞在先を教えたのもお節介な恩返しだし、
 やっと出逢えた二人が分かり合える(か、どーか)も、それこそ彼ら自身の判断だしな。
 ってことを、
 この映画は描こうとしたんじゃないのかな、ささやかな出逢いを。
 そのために、どんだけ風呂敷を広げたんだっておもふけども。

 で、津波のシーンは、確かに迫力あったけども、
 3・11を経験した我々には、なんか別物に見えてしまいますね。


幸せへのキセキ 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー〔初回生産限定〕 [Blu-ray]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン



 邦題で損してる。
 原題の『We Bought a Zoo』のほうがインパクトあったでしょ?
 「ワタシは(ワタシたちは)動物園を買った。」で。

 妻を亡くしたジャーナリストが、
 二人の子供(兄と妹)を連れて、新居を探していたら、
 動物園付きの住居にたどり着いちゃったとゆー、ウソみたいな実話の話。

 所謂、家族再生系のストーリーで、
 あまり得意ではないジャンルなのだが、構成とキャストの素晴らしさに助けられました。
 子役の二人が、二人とも巧くて、いい味が出ててねー、
 存在感もあるし、これから売れるかなー、とかおもったり。

 ダコタ・ファニングの妹、エル・ファニングも、
 見事な、ザ・田舎娘で、良かったです。

 音楽のシガー・ロスも、またまたいい仕事をしております。

 際立った悪役が出てこず、なんかうまく行き過ぎじゃね?
 葛藤や衝突が少なくね?
 と、おもうかもしれないけど、
 動物園をやるってのがそもそもチャレンジなので、この抜けの良さがベストだとおもいますよ。

 あ、あと、少しはラザニア食べてあげても、いいとおもふ。
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-16 00:31 | 映画 | Comments(0)

『アメイジング・スパイダーマン』、と、『(500)日のサマー』。


アメイジング・スパイダーマンTM ブルーレイ&DVD セット [Blu-ray]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント



 サム・ライミが監督したシリーズ三部作から、
 だいたい五年、
 リブートされたスパイダーマンの新シリーズ。

 個人的には前シリーズの印象がまだ鮮明に残っているので、
 つーか、飽きかけてもいたので、
 もうリブートするのかってのが、わたくしの本音なのだが、さて、如何に。

 基本、語り直しってことなので、ストーリーも王道的な、まさに登場編とゆー感じ。
 その辺、前シリーズの『1』と共通点も多い。
 いちばん大きく変わったなとおもうのは、キャラクター性だとおもうんだけど、
 そりゃキャストが変われば違って見えるし、
 ストーリーもシリーズ有りきで作られているから、まだ判断できないしなぁ。
 (殺されたじーさんや、スパイダーマンのヒーロー像とかね)
 ピーター・パーカーは確実にチャラくなってるし、人間不器用なイメージも無くなってるけど。
 ヒロインは可愛くなってるし、告白もしっかりするし、
 正体もバラしてるし、細マッチョだし、
 現在的なヒーロー、とゆーか、ライトノベル化してる気も、しないでもないが。
 そこは、ちと不安である。

 んで、敵の「リザード」。
 詳しい方はご存知だとおもいますが、
 前シリーズの「3」には、既にリザードに変貌するはずだったコナーズ博士が出ておりまして、
 その流れで今回の敵役に決まったのかな、ともおもうのですが、ちょっと地味でしたね。
 ストーリーの邪魔にならないと云えば、丁度いいんだけど。
 (MJのフィアンセで軍人さんのヒトは、ワーウルフになる予定だったみたいですね。
  結局、「4」が製作中止になったので、全部無しになっちゃったけど)

 恋人へのアプローチや、あのクレーン車のシーンとか、いいところもありましたが、
 全体としては不満はないけど、インパクトも感じられなかった、とゆー、具合。
 どーしてもまだ前シリーズとの比較が必要になるのが、厳しいかな。

 えーと、
 他にはデスね、液体窒素は使ってほしくなかったな、ってのと、
 吹替がよくなかったです。

 以上。


(500)日のサマー [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン



 サマーとゆー女の子と出逢ってからの500日を描いた…、
 これ以上書くとネタバレになってしまうよーな、恋愛系の映画。

 べっとりさせず、
 音楽のリズムに合わせるよーに、その500日をポップに組み替えて見せてくれるので、
 この手のモノが苦手なわたくしでも、楽しく観ることができましたよ。
 が、しかし。
 マジメに付き合おうとする男と、本気の付き合いを拒む女とゆー、
 このアングルは、女性の視点から観ると、どー映るんだろ?
 結婚とか考えられないタイプってのは確かにいるし、
 この男が詰まらなく、退屈なニンゲンかもしれないが、
 うん、そーゆー意味では、女性のリアルな心理を描いているのかもな。

 「貴方の言っていたことは、本当だったわ」とか、
 他の男と自分だけ結婚しておいて語ったりしてな。うるせえ、バカ。

 個人的に、思い当たるトコもあるよな、ないよな、気もしまして、
 ムネをぐりぐり突かれるよーな気分にもなりましたが、
 アガったりサガったりした時って、こんな感じだよなーと、
 誰もが共感できる映画、かも。

 でも、このまま別れずに結婚してたら、『ブルーバレンタイン』みたいなことになるんだろなー…。


 あ、『アメイジング・スパイダーマン』と、同じ監督さんの映画です。
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-13 23:05 | 映画 | Comments(0)

『サニー 永遠の仲間たち 』、と、『過速スキャンダル 』。


サニー 永遠の仲間たち デラックス・エディション DVD

TCエンタテインメント



 基本、コメディ映画だとゆーことを忘れてはならず、
 それでも観るヒトによっては、好き嫌いでわかれてしまうだろう。
 わたくしも正直なところ、ラスト付近のある一カ所、そこのアレで感情のピークが下がってしまった。
 コメディとしてそこまで脱線してるわけでもないが、もちっと巧いやり方があっただろーなと。
 冗談混じりで、「わたしが死んだ後は…」なんてセリフを入れておくとか。
 こんな細かいけれど気になるところはいくつかあって、
 仲間を再び集めるあたりは、ちょっと雑な部分も目立った。風俗とか姑とかね。
 それに主人公の旦那や娘、「サニー」が解散する件、
 あ、それとシンナーの子とか、もう少しフォローとゆーか、足してもよかったんじゃないかな。
 と、
 そしたら韓国で公開されたバージョンってのが先にあって、カットされてるシーンも、けっこうあるみたいですね。
 指摘した部分も含まれているとか。いないとか。
 映像特典になってんのかな?

 と。
 気になるところをいくつか上げてみましたが、要するに、もっと観たかったってことなんだわ。
 足りない部分も見せておくれー、と。
 残念ながらわたくしには「サニー」のよーな輝かしい思い出などありませんが、懐かしさはよくわかる。
 あんな大人びた子いたなー、ヘンな子いたなー、とかね。
 決してファンタジックばかりなものにはせず、
 コメディとしての世界観も守り、多くのヒトが共感できる作品になっているとおもいますよ。


過速スキャンダル プレミアム・エディション [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル



 『サニー』の監督さんが、その前に作った映画で、
 こちらは親子スキャンダルコメディ、かな?
 女好きの人気DJのもとに、突然、ムスメとマゴがやってきてー、とゆー、ありがちな設定の。

 ストーリーはかなりめちゃくちゃで、よく理解できないところもしばしば。
 雑だなあとおもう反面、
 オープニングのスタイリッシュな演出は完璧だし、
 キャストや会話のおもしろさなんかは、見事だとおもいましたよ。
 ほんっの少しだけど、
 これを観ておくと、『サニー』の小ネタが楽しめます。

 つか、こっちのほうが好きなヒトも、いるだろーな。
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-08 20:28 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧