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『エリジウム』、を、観た。


 『第9地区』の、ニール・ブロムカンプ監督の、新作SF映画。
 ってゆーことで、
 予告も含めてかなり期待しておったのですが、
 んー、ノリ切れなかったなぁ…。

 スペースコロニーに住む裕福な人々と、地球に住む貧しい人々。
 なんか病気になったマット・デイモンが、
 どんな病気でも忽ち治す不思議なカプセルで治療するため、違法上等でコロニーを目指す!

 うん、
 まず、この医療カプセルの万能感に、ノレなかった。
 何、そのオーバーテクノロジー気味の機械。
 しかも各家庭に一台あるとか、どんだけお前ら病弱なんだと。
 つかさ、
 それ一台を密輸でもして地球に持ってくれば、大金持ちじゃん。
 IDとか必要らしいけど、そーゆーのも結局プログラムじゃん。ラストの、アレとかさ。
 ま、その辺は分かり易いから挙げただけで、些細なところなんですが、
 要するに、
 ストーリーの説得力が足りなかった。
 エラいことになってるなぁ感や、ここでやらにゃあしゃーない感が、乏しかった。
 あと、貧富のヒエラルキーに社会問題的縮図を嵌め込もうとしてるのも、あんまり巧くいってなかったな。
 全体に云えるんだけど、
 『第9地区』で巧くやれてたことが、今作では悉く失敗してる気がするな。

 アレさ、
 コロニーへ行く理由は、普通に自分の娘を治療するために、で、よかったんじゃないかな。
 お金を貯めて、
 さあコロニーへ行くぞって時に、アクシデントが起きてー…、みたいな。

 個人的には、クルーガーがコロニーをぶっ壊すだけの話でもよかったんだけどね。
 つか、そっちのが観たかった。
 クルーガーが、よかったですよ。

 と、
 ほとんど褒めておりませんが、
 あのスペースコロニーがある光景ってゆーのは、素晴らしかったですよ。
 どこかレトロで、未来で。
 強化外骨格や武器、ガジェットなんかは、
 さすが分かってるなと、安心のデザインとクオリティで楽しめたのですが、
 そのアクションの撮り方は、、、どーだろ?
 カメラを振るな、寄るな、
 落ち着け!
 落ち着け! と、願うばかりでした。。。


 次はもっと、地味な役者さんで撮ってほしいなぁ。
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by y.k-ybf | 2013-09-29 21:48 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『トータル・リコール』、とか。五本。


トータル・リコール (ディレクターズ・カット)ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント



 と云えば、
 フィリップ・K・ディック原作の、
 ポール・バーホーベン監督による、筋肉ダルマ主演のSF映画として有名である。
 あ、筋肉ダルマってのは、シュワノルドのことな。

 バーホーベンのは名作ってゆーか迷作に近くて、
 お金と(当時の)最新SFXを駆使して、悪趣味で悪夢みたいな未来世界を描いております。
 二転三転するストーリーと併せて、かなりのインパクトがありました。
 そんな濃ゆい作品をリメイクするなんて難しいだろなーとおもっていたら、
 やっぱりアクを抜いたスマートなSFにしちゃいましたね。
 舞台も移民した火星ではなく、地球になっております。

 環境悪化により、
 居住可能な地域は(裕福な)イングランド周辺と、(貧乏な)オーストラリア周辺の二カ所だけで、
 この二つを、地球を貫通させたエレベーターで結び、階級支配のよーな状態にしている、と。
 だいたいそんな設定。
 大まかなストーリーは変わりないけど、
 かなりシンプルなアクションモノにアレンジされてて、ガックリな方もいるとおもいますが、
 SF映画としては、ぜんぜん悪くないですよ。
 単体としてなら、もっと評価もされたはず。
 ただ、
 先に変態(バーホーベン)が出てきちゃったから、その後にノーマルなのが来ても、インパクト薄いよね。
 って例えで、いいのかな?

 あ、それと、
 街並みがどことなく『ブレードランナー』っぽいのだが、
 リメイク権をリドリー・スコットに取られたから、『トータル・リコール』に変更したってわけじゃ、ないよ、な…。


ISOLA 多重人格少女 [DVD]

PI,ASM/角川書店



 第2回ミス東京ウォーカーグランプリ受賞の、黒澤優が出演しております。

 最早、懐かしい感もある多重人格モノなのですが、
 主人公は他人の心が読めるサトリ系で、
 ストーリーの根幹は、幽体離脱の実験中に震災で亡くなった女性とゆー、
 じつに欲張りなオカルト海鮮丼映画。
 味はバラバラだったけどね。

 『リング0 バースデイ』と同時上映だったそーで、
 ああ、
 そんな時期のホラーね。と、察していただけると助かります。

 エンドロールで氷室京介の「永遠 〜Eternity〜」が流れるのですが、
 フェードアウトが若干早くて、もやもやします。


ヒドゥン・フェイス [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



 タイトルから、ナゼカ、嫌な抵抗を感じるのだが、面白いサスペンスでしたよ。
 エロかったし。ええ。

 ぼーっと観てたら、ストーリーの時間が戻ってて、
 なんやこれとおもてたら、
 あれまあ、と。
 これも話せないパターンのストーリーだなあ…w

 恋人が失踪してヤケ酒してたら、酒場のチャンねーに声掛けられて、
 ずるずる付き合い始めて、男の家で一緒に暮らすよーになったら、なんかお化け出た。
 とゆー前半から、
 急激な展開を見せる。恐ろしい話や。

 誰が悪い、っつーと、うーんと考えてしまうのだが、
 酒場のチャンねーも、事情はよく分かってないから、男を庇ったともとれますね。ふむふむ。


ディヴァイド [DVD]

松竹



 NYが、何かに襲撃&爆撃されて壊滅状態。
 辛くもシェルターへ逃げ込んだ人々は、確かな状況も分からぬまま、解放される日を待ちわびるが…、
 突然、防護服と武装した連中がシェルターに現れて…、
 とゆー、お話。

 フツー、このパターンだと、
 外はどーなってるのか、脱出しなければ、ってなるんだけど、
 何故か、防護服の連中に入り口を溶接されて、閉じ込められちゃいます。
 え~、そっちの方向? とゆー、シチュエーション・スリラーでした。

 あっさりとネタバレしちゃうけど、
 何が起こったのか?
 防護服の連中は何者なのか? 閉じ込められた理由わ?
 結局、解りません。
 コイツらも追求しねーし。
 脱出するプロセスはスリルがあって良かったんだけど、理由を全部放棄しちゃったのは、ズルいなあ。
 つか、
 そこで驚かせないと、ダメだとおもうんだけどねw

 で、話は違うけど、
 冒頭で、街が攻撃される様をビルの窓から眺めるシーンが、
 『宇宙人王さんとの遭遇』のラストシーンとソックリだったので、続編? とおもい、
 検索してみたけど、やっぱりそんな関係はないよーだ。
 残念(ギター侍風に)。


ゴモラ [DVD]

紀伊國屋書店



 イタリアはナポリのマフィア事情をリアルに描き過ぎて、
 原作者が命を狙われるよーになった(その後、国外へ避難。)、そんな原作の映画化。
 そしたら出演者のなかにも、指名手配されてた本物のマフィアがいて、即逮捕、とか。
 なんとも凄まじい作品でございます。

 明確なストーリーとゆーよりも、
 いくつかのエピソードが同時進行的に絡むとゆー形になっておりまして、
 だいぶ戸惑いながらの鑑賞となりましたが、
 とにかくまあ、エグいほどのリアリティで、無常の世界を描いております。

 やっぱりねー、子供がマフィアのグループに入るしかないとか、観ていて心苦しくなりますね。
 これも、『トールマン』でゆーところの、サイクルなんだよなぁ…。
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by y.k-ybf | 2013-09-28 21:53 | 映画 | Comments(0)

『クロニクル』、を、観た。


 あらすじを説明しよーと試みましたが、
 そーゆーモノでもないなー、とゆーわけで省略。
 三人の少年が、超能力を覚醒させる映画だよ。

 大友克洋の例を挙げるまでもなく、どっかのマンガで読んだよーなストーリー。
 その既視感と云ったら半端なく、
 『パシフィック・リム』以上に、
 ああ、コレ、知ってるわ、と、想いながら観ていた。
 それを「ベタ」と取るか、「作品への愛情」と取るかは、もー個人差だとおもふ。
 わたくしは、
 こーゆーモノを撮るなら、これをやるしかないだろ、とゆー、愛情と真摯さを感じました。

 まるで時代の変遷の隙間に忘れられていたよーな、不思議な作品である。



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by y.k-ybf | 2013-09-28 21:06 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『トールマン』、とか。五本。


トールマン [DVD]

キングレコード



 寂れた町で、子供が連続して誘拐される事件が起きる。
 町の住人は、
 犯人に怒りを向けると共に、「トールマン」の仕業と恐れ始めるも、また新たな犠牲が…。

 とゆー、
 あらすじだけだとジェイソン、フレディ系の人さらいモノのサスペンス・ホラーかと、
 高をくくって観ておりましたら、完全に騙されました。
 物語が180度逆転する、とんでもない仕掛けがありまして。
 ネタバレになるから、ぜんぜん説明できないんだけどね。
 しかもラストに判明する、理由、問題は、身近で現実的なものとして、ずっしりと心に残る。


388 [DVD]

アルバトロス



 『キューブ』の監督さんが作った、また変化球なサスペンス。
 ほぼ全編隠しカメラで撮影されている。

 ストーリーは…、無いな。
 ネタバレになっちゃうけど、なぞなぞの、謎だけの映画みたいな。
 起承転結の、承で終わってる感じ。
 そーゆー意味では『キューブ』とかなり似ているが、
 こっちはシリーズ化前提で作られてる感がぷんぷんしてて、いけ好かない。
 そこさえ気にしなければ、よく出来たサスペンスだとおもいますよ。
 何カ所か、どこに付けたカメラだよ、と、疑問でしたが、
 映画の構成的に巧みだし、今だからこそのリアリティなんだろなー、と。

 オチは、逃げたけどな。

 『パラノーマル・アクティビティ』との類似点を挙げてるヒトがいるけど、
 物語としては『ソウ』の方向かもな。

 主人公の後ろに座ってた同僚が、不自然に映り込んでいたので、怪しいとおもいますよ。


遊星からの物体X ファーストコンタクト [DVD]

ポニーキャニオン



 このタイトル、捻りもなければ、オモシロくもない邦題。
 「ファースト・コンタクト」。
 また手抜き仕事しやがって。

 ジョン・カーペンターが、1982年に『遊星よりの物体X』をリメイクした、『遊星からの物体X』。
 その前日譚、つーか、まさに繋がるお話。
 『遊星からの物体X』を観ておくと、
 パズルがパチパチ組上がるみたいで、すげー気持ちいいとおもわれます。
 わたくしは、そこまで思い入れないけどね。

 グロテスクなSFホラーとして、とてもよく出来ているなと、おもいますよ。
 あくまで『遊星からの物体X』とセットだとゆーことを、お忘れなく。


ネイビーシールズ コレクターズ・エディション [DVD]

ポニーキャニオン



 とても分かり易く云ってしまうと、
 すんごい優秀な兵隊さんの部隊が実在しておりまして、
 その本物の兵隊さんが、本物の装備のまま、出演、製作されたとゆー、とてもそっち側の映画。
 さらに分かり易く例えると、「コール オブ デューティ」みたいなの。
 映画はちゃんとストーリーがあって、ドキュメンタリーではないけど、実話が元ネタになってるらしい。
 本物が本当のことをやっているので、
 迫力と説得力が違うし、演技も問題はないとおもふ。

 ミリタリー好きにはたまらない映画だろう、が、そこまでだとおもふ。
 棺桶にバッヂを並べるシーンや、ラストのあの一連のメッセージは感動的だけども、
 映画的な何か、とは、違っていたなぁ。


ウルトラヴァイオレット デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント



 絵はものすごく巧くて、スタイリッシュなんだけど、ぜんぜんオモシロくないマンガってのがありまして、
 ちょうどそんな感じ。
 ビジュアル、デザイン、アクションを、タダタダ楽しむ為のモノ。

 誰も悪くない。ミラもビッチも悪くない。
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by y.k-ybf | 2013-09-26 23:38 | 映画 | Comments(0)

『キングオブコント 2013』、を、観た、ので、記しておきます。


キングオブコント2013 [DVD]

よしもとアール・アンド・シー



 今年の『キングオブコント』は、爆発がなかったなぁ。
 かもめんたるの優勝に不満はないけど、全体的に物足りなかったなぁ。

 コレ、
 今回は本大会の前に、歴代の優勝ネタを流す枠を作ってたけど、
 これが要らなかったんじゃないかなぁ?
 審査する芸人さんは観てなかったかもしれんけど、
 テレビの視聴者は、最初に最高ランクのネタをたっぷり一時間見せられてからの、
 じゃ、大会始まるよ~って状態だから、そりゃハードルも上がるなぁ。

 ま、それが結果と関係ないと云えば、関係ないんだけどね。

 うしろシティ、8位だったけど、おもしろかった。
 天竺鼠は変化球ってゆーか、ずっと魔球ばっかり投げてて、点数も含めてあれでよかったとおもふ。
 さらば青春の光は、去年のネタだったらなぁ…、と。
 ま、それを言ったら、
 かもめんたるもうしろシティも、去年のネタだったらなぁ…、なんだけど。

 はい、
 そんな、ところです。

 かもめんたる、おめでとう!
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by y.k-ybf | 2013-09-26 23:14 | テレビ | Comments(0)

映画のまとめ 『悪の教典』、とか。三本。


悪の教典 Blu-ray エクセレント・エディション(特典Blu-ray付2枚組)

東宝



 血糊がね、水っぽいのが残念。
 撃たれたリアクションも、
 ん、どーだろ? と感じるところが多かった。
 なんか誤魔化されてる感じ。
 勿論、本物なんか見たことないんだけどね。説得力の話。
 CGの使い方も、全体的に巧いとはおもえなかった。
 三池組、苦手なのかな?
 あと、
 細かいところだと、ライフルの弾、何発持ち歩いてんだろ? とか、
 盗聴器の使い方、それで合ってるの? とか、
 いくつかありますが、
 やっぱりね、こんな映画を今の日本で作ったってのは、凄いよ。
 さすが三池監督やと。
 できとるやん、ジョーカー級の悪役。
 ニヤッとか、含み笑いのよーな、大袈裟な表情がないのが良い。
 標的を生き物として認識してない感じが。
 あの救いのないラストも、良いとおもふ。
 劇場で観ていたら、息を呑んであの文字を見詰めていただろう。
 見事な、サイコパスでした。

 銃に浮かぶ目玉とかはイマイチでしたが、
 音楽と共にハスミン(主人公)の過去を辿るシーンは、悪くなかったんじゃないかな。
 ヘタに説明されるよりわ。
 二時間でやるには、元々無理がある題材だしなー、とおもったら、
 『悪の教典-序章-』とゆー全部で二時間ぐらいあるドラマもあって、
 コレ、併せて前後編だわな。


アギーレ・神の怒り [DVD]

東北新社



 監督は、ヴェルナー・ヘルツォーク。ドイツの巨匠ですな。
 1972年の映画。

 あらすじをざっくり説明すると、
 1560年頃、スペインの探検隊が黄金の地エル・ドラドを探し求め、
 ジャングルを掻き分け、河を筏で渡り、途方に暮れる、とゆーお話。
 探検隊と云っても時代が時代なので、
 貴族、騎士、宣教師、奴隷みたいな組み合わせで、
 探索用の装備なんて無いに等しく、何故か大砲を一台持ってきてたりと、無謀極まりない。
 んで、先住民(食人族らしいです。)らの襲撃に合いながらも、
 途中、アギーレとゆー騎士が反逆を起こし、邪魔な貴族や隊のリーダーらを強引に排斥、
 俺は神だから、とか宣い、
 探検隊の指揮を執り、ぐんぐん奥地へと進行させてしまう。
 後半は、ほとんど筏の上だけの展開になるのだが、
 これは、神の名を語る、狂った王とハリボテの王国そのもの。ニンゲンの驕りと愚行だ。

 この映画、
 そのイメージから、すぐにコッポラの『地獄の黙示録』が思い浮かぶ。
 カーツ大佐が自身の王国へ、ボートを向けているよーな。
 でも『地獄の黙示録』は1979年公開で、こっちのが先なのね。
 へー。
 へーー。


ヴォイツェク [DVD]

紀伊國屋書店



 こちらもヴェルナー・ヘルツォーク監督の映画。
 古典の不条理劇が原作らしいのですが、クラウス・キンスキーの独壇場でした。

 以上です。
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by y.k-ybf | 2013-09-23 00:08 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ライトシップ』、とか。五本。


ライトシップ [VHS]

松竹



 灯台の役割をする、錨を下ろし動かない船、灯台船。
 そこへボートが難破した男が三人、救助された。
 しかし彼らは殺人まで重ねた銀行強盗で、船は占拠されてしまい…。
 とゆー、一風変わった密室サスペンス。

 この強盗、
 特にリーダー格の男は、他人を苛立たせるには、神掛かったキャラだった。
 ハットをかぶり、洒落たスーツを着た中年男性なのだが、
 家筋や教養をアピールするも、
 その言動からは人格の薄さ、品の無さが滲み出てるし、
 身勝手で短絡的な思考は、あまりに稚拙で、歪んだコンプレックスの塊が透けて見える。
 そのコンプレックスの源とは、十代の頃に自分を否定した父親である。
 彼はその現実を受け入れられず、
 自分は「特別な」人間だと思い込み、ヒトを騙し欺き、詐欺を繰り返してきた。
 自分は特別だと、誇示するよーに。

 灯台船の船長には、若い息子がいる。
 だがその関係は良好と云えず、素行不良で、警察に補導されていた。
 息子には、灯台船の仕事も、寡黙な父も理解できずにいた。
 仕事の都合上、
 船長は息子を船に連れてくる。
 偶然にも、三人の強盗を救助した同じ日に…。

 船長は、頑なに船を守ろうとする。身を挺し、錨を揚げることを拒む。
 その姿に、強盗のリーダーは父親の影を重ね、
 息子は、父の強い意志を、初めて目にする。

 何も目印のない海原、幾多の船を導く、灯台船の上で。


宇宙人王さんとの遭遇 [DVD]

アメイジングD.C.



 ふざけたタイトルなんだけど、
 中身はぐっとシニカルな、うーん、SF?

 かなり、どストレートな宇宙人が出てくるんだけど、名前が王さん。
 昔のね、スパイスが効いてた頃の『世にも奇妙な物語』とか好きなヒトには、オススメですね。

 お腹、キリキリするかも。


ザ・グレイ [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル



 雪山をサバイバルする系の映画かー、と、
 かなりの油断で観ていたら、
 飛行機は墜ちるわ、オオカミにガブリンチョされるわ、
 つか、追いかけてくるオオカミからサバイヴする話なんですね!
 もっとヒューマンドラマっぽい、ハートフル風で自分探し的なものかとおもてたよ!
 (極寒冷酷無常な話でした。)

 執拗に遭難者の命を狙ってくるオオカミの勤勉さは恐ろしいものでしたが、
 ここまで大活躍されると、
 本当に只のオオカミなのか? と、疑いたくなる。
 頭がパックリ割れて、トゲとか触手とか出てくんじゃね? と。 (出てきません。)
 特に、ボスのでっかくて黒いヤツは怪しい。
 きっと見えないところでは、
 二本足で立ち上がって、普通にニンゲンの言葉で話してるはずだ。
 気をつけろ。

 (なんだ、この感想?)


ノスフェラトゥ [DVD]

紀伊國屋書店



 これのオリジナルは、
 確かモノクロの無声映画だったとおもうのだが、そんな古い映画のリメイク。
 原作はあの「ドラキュラ」で、
 要は、吸血鬼の話なんだけど、一般的なイメージの貴族然としたドラキュラ伯爵とは違い、
 丸坊主で前歯が異常に突き出ているのが、ノスフェラトゥのドラキュラ。
 (ネズミの化身だから、らしいです。)
 この姿は、オリジナルに忠実です。

 リメイク版は、おそらく意図的に古臭い演出をしており、
 オーバーアクションなど、一部はギャグのよーにおもえましたが、時代再現などは素晴らしかったです。
 ネズミがワサワサくるのとか、インパクトありましたし。

 元々が疫病の暗喩なんだけど、
 今更ドラキュラでホラーなんか作れるかい! とゆー、監督の意気が伝わってくるよーでもありました。


極秘指令ドッグ×ドッグ [DVD]

Happinet(SB)(D)



 なんか、すっげーいい加減なスパイっつーか、工作員モノ。

 米国政府極秘のチーム、アルファとオメガ。
 この二つのチームが、
 あるアクシデントを皮切りに殺し合いを始めるっつー、内ゲバみたいなストーリー。

 ああ、これが本筋なんだと、途中で気付き、戸惑う。
 なんだこの、スパイ・トーナメントみたいな話わ、と。
 個性的なメンバーはみんなバカで変態で、
 ザック・ガリフィアナキスもいるんだけど、だいぶマトモにおもえる。
 ブラックとゆーかシニカルなのか?
 とにかく全員がバカで変態でサイコなので、
 笑えるんだけど、ちょっと軸が掴み難くてノレなかった。

 箸休みには丁度いいぐらいの、エイガでしたね。
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by y.k-ybf | 2013-09-19 22:03 | 映画 | Comments(0)

『レンタネコ』、を、観た。


レンタネコ[DVD]

バップ



 普段なら絶対に観ないタイプのモノだが、
 あんまりな酷評を耳にして以来、一度は観なくては、と、想い焦がれていた。
 正確には、録画の最中にちょっとだけ観たのだが、
 想像を超えた破壊力に、
 これはダメ、観たら魂を抜かれると、本能的直感で悟り、観ないで消した。

 敗北…。
 紛うことなき、敗北。 (※福本伸行の絵をご想像して下さい。)

 それからとゆーもの、生活は荒れに荒れ、
 呑む(三ツ矢サイダー)、打つ(TMN)、買う(DVD付の雑誌)の日々。
 朦朧として街をさ迷えば、
 アレとアレを組合せれば武器になるかも、と、
 視界にアイテム枠が浮かんで見える、デッドライジング病が再発。
 自暴自棄な時間を繰り返してきたが、
 このママではいけない、しっかり自分を取り戻さなくてわ。
 ゾンビに襲われた時、対応出来ずに死んでしまう! (※治ってません。)
 もう一度、
 もう一度、あの活き活きと釘バットを振り回していた自分を取り戻すため、
 ついに、『レンタネコ』を観る!





 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。

 ~、
 ~、

 ー、ー、~、

 ~、、、

 …、、
 ・ ・ ・ ・ 。。。





 終わりの、ネコのイラストがかわいかったです♪
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by y.k-ybf | 2013-09-19 21:10 | 映画 | Comments(0)

『R100』に備えて、「シネマ坊主」、を、読んだ気になる。


松本人志のシネマ坊主

松本 人志 / 日経BP出版センター



 『R100』に備えて、何の役に立つかわからんが、衝動的に「シネマ坊主」全三巻を購入。
 さすがに読破するのはしんどかったので、自分と接点がある作品のみに限定しましたよ。

 全部読まずに云うのもなんだが、
 率直な感想は、おもしろくなかった。笑えませんでした。
 しかし、
 これは映画批評の本なので、笑いは意図されたものではありません。
 では映画批評としてどーなのかとゆーと、詰まらなかった。楽しめなかったです。はい。

 とゆーかね、
 このヒトは、なんで映画なんか観るのだろう? と、疑問にさえおもうよーになりましたよ。
 自分が観たいモノ、望むモノだけを作品に要求して、それが満たされないと欠陥のレッテルを貼ってしまう。
 作品の「表現」や「方針」、「背景」などには興味がないみたい。
 自己完結型とゆーか、自閉的なのだなー。
 それが偏った個性として成立していれば、まだ救いもあるんだけど、
 この本の立ち位置は、
 基本、「オレの正しさに沿うモノ、反するモノ」なので、
 とても攻撃的で、しかも毒がないから、褒めるにしても叩くにしても、ポイントがよく分からないw
 ホントに、
 なんで映画なんか観るんだろ、このヒト。

 好き嫌いの趣向や、見えるだけで判断するのが悪いとはおもわないけど、ね。

 具体的な例でもあればと、メモも用意してたんだけど、
 かなり早い段階で、
 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でビョークが演じた役を「狂人」と断定しているのを読み、必要ないわとメモるのを止めました。
 はい、必要なかったです。
 それと、
 何かと云えばの『激突!』と比較するのも、どーかと。
 アレ、そんな万能な映画じゃないぞw
 つーか、そもそも基準が『激突!』って、、、。

 で、
 でもね、良いところもあるんですよ。
 『宇宙戦争』のアイデアで、
 エイリアンを倒すのはウイルス(バクテリアだっけ?)ではなく、車の排気ガスにすれば?
 ってのは、良い案だとおもふ。
 人間が汚した環境が決め手になったとゆー皮肉も効いてるし、
 トム・クルーズが車を修理してたのも伏線になるし。
 これは巧い。
 巧いけど、あの映画は原作に忠実なのがコンセプトにあるからなぁ…。

 自身の監督処女作、『大日本人』についても書いてありまして、
 満点の10点にしたいけど、もっと上を目指したいから9点にしたそーです。
 舞台挨拶もした公開初日、
 観客も緊張し過ぎていたよーで、反応も固く、良くなかったそーです。
 あいさつのボケも、受けなかったみたい。
 うん、
 そーだね、きっと緊張してて笑えなかったんだろーね。
 「映画の賞なんてもらうと飽きてしまうから、取らない方がいい」、なんて心配もしております。
 うん、
 そーだね、
 そーなんだね、賞なんか、要らないよね、そのほうが、いいよね。

 監督四作目の『R100』が、楽しみです。


 でもこれ、タイトルは『R-百』のほーが、いいんじゃないかな・・・。
 『R-億』、とか。


シネマ坊主2

松本 人志 / 日経BP出版センター




シネマ坊主3

松本人志 / 日経BP出版センター


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by y.k-ybf | 2013-09-18 23:53 | 本棚 | Comments(0)

『ガッチャマン』、を、観た。


映画「ガッチャマン」オフィシャルブック

角川マガジンズ



 散々、
 散々な評判を聞き、
 これは是非劇場で観なくてはと、地雷覚悟で挑んできましたよ、『ガッチャメーン』。
 うん、
 お陰様で、けっこう楽しめちゃいました。コメディ的な感覚で。
 あ、
 あと、「ガッチャマン」って言葉、劇中に出てきませんでしたね、おそらく。
 他のエピソードに取ってあるんでしょうな。

 さて。
 コスチュームを着た戦闘が、冒頭とラストの二回しかない、などと云った、
 ヒーロー映画にあるまじき噂を耳にし、
 まさかと、
 この平成も二十年が過ぎてる時代に、そんなわけあるかと信じられずにいましたが、ホントでした。事実でした。
 呆れるより逆に、よくこんなシナリオ採用したな、スゲェと、感心しました。
 また、「バトルシーンだけはイイ」と心の優しい皆さんは言っておられますが、
 それはあくまで、中身に対してだから。
 この子、このままだと0点になっちゃうから、の、評価だから。
 確かにイイけど、そこまで巧くも魅せてない。
 画面を止めて、名前がバーンって、カッコよくねえから。
 ソレ、
 戦隊ヒーローのオープニングだから。
 コスチュームも、よく見ると微妙だしなぁ。白なら白だけにするとか、工夫の余地はあったとおもうなぁ。
 んで、
 戦闘が終わると、急にホンワカ休憩モードになって、
 さっきまで命懸けで戦ってた奴らが、おつかれー、みたいな感じで談笑を始めたので、
 ああ、
 コレ、お金を掛けた戦隊ヒーローモノなんだと、悟る。
 だからあんなOPなんだと。
 移動シーンがちょいちょいスキップされるのも、
 何かと云えば、海が見える岸壁へ移動するのも、そんな理由かと。
 (一応、数が限られている重要人物なのだから、
  外で、ホットドッグ食べて寝転がったりしないほうがいいとおもうけど。)

 それと、みんなおしゃべりなのな。
 敵も味方も。
 想っていることや説明的なことを、ベラベラベラベラ喋る。
 長いよ。
 長いぜぇ・・・。
 ジョーとナオミが再会したシーンなんて、
 ずーっと話してるから、どんなシーンだったか忘れそうになったもの。
 走って向かってるはずのケンも、いつまで経っても着かねえし。
 つか、変身しろっての!

 そいやベルクカッツェの設定もヒドくてねぇ…。
 初代、二代目、三代目とか、なんじゃそりゃとおもったけど、
 「アナタが次のベルクカッツェよ」って云われたら、ホントにベルクカッツェに成りかけたりしてね。
 成りかけたり?
 どーゆー仕組み!?
 ま、
 その前に、ベルクカッツェを演じてる方が、アナタ誰ですか? って具合に、
 とても疑問に残るキャスティングなんだけどな。
 ベルクカッツェのキャラ改変はともかく、
 ここはもう少し名前と顔が知られてるヒトじゃないと、ダメなんじゃないのかな。一応、ラスボスだし。

 あとねー、おもしろかったのわねー、
 カークランド博士ってヒトが、ぜんぜんカークランドって顔してなかったのと、
 ゴッドフェニックスのコックピット、な。
 何アノ、ぎゅうぎゅうなコックピット、そしてあの座り位置。
 ブライガー?
 だいたいカラダがでかい奴を一番前に座らせたら、アカンだろ。見えないだろ。
 つーかさ、
 ゴッドフェニックスとか、ガッチャマンとか、モスコーンとかさ、
 どんだけ好き勝手に作らせてんだよ、ギャラクター。

 と、
 ゆーね、ツッコミ所がたくさんある、楽しい映画だよ!
 どちらかと云えば、
 同時上映の『劇場版 おはよう忍者隊ガッチャマン』のほうがおもしろかったけどな!!


 で、
 個人的に笑いのツボだったのは、
 (難民ぎっしりの)バスの中でのプロポーズと、「お前ら全員寝てろ」。
 偶然にも、
 どっちもジョーのシーンってことで、さすが綾野剛だと、感服いたしました。

 みんな、観よう!
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by y.k-ybf | 2013-09-13 20:46 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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